2007年11月17日

リーガ第13節レアルマドリードvムルシア戦にむけて。―中盤の布陣はどうなる?―

マルカに、「カシージャスの移籍はない。」という内容の記事がいくつか掲載されていた。

前回の日記で書いた、トッテナムの今後の報道にさっそくメディアの反応があったということだろう。
まぁ大半の人の予想通りだと思うけれども、前回書いたようにトッテナムとラモスの誘いに乗ることはないだろうし、
現場やファンの反応がそういうものなら、カルデロンがカシージャスを売れるはずもない。

さて、そういう記事にまじって、現地時間24日土曜日のリーガ第13節、ムルシア戦に向けての練習の記事が。
代表に15人も選手を取られているので、10人しかトップチームがいない状態という練習だが、重要なのはロッベンの状態が良くなってきているということ。
(ちなみに前節前半で交代したカンナバーロの怪我はたいしたことはなかったようで安心。)
ムルシア戦の招集リストに入るかは微妙だけれども、今後数試合のうちに少なくともベンチに戻ってくることは間違いないと思われる。

ということで、主に中盤で使える選手はディアラ、ガゴ、グティ、スナイデル、ロビーニョ、ロッベン、バルボア(イグアインも中盤で使われることもあるので含まれるか・・・)。
ロッベンがポジション的にロビーニョと被ることは明らかなので、使い方に迷うところ。
シュスターがこれからも4-4-2を基本路線としていくと仮定すると、中盤のイスは4つ。
これから誰を使っていくだろう?

現在のリーガでのチーム成績は、12試合終わって9勝2敗1分けの29得点12失点で、CLでは4試合終わって2勝2分けの8得点5失点。
成績だけみればスタートダッシュに成功したと言っていい。
しかし、前節のマジョルカ戦でも露呈したように、守備の不安定さは明白で、中盤での守備をおろそかにすると、ガタガタと崩れてしまう危険性は十分にある。
そうすると、これまで良く使ってきた、ディアラ・ガゴのドブレピボーテに、ロビーニョ・スナイデルの攻撃的中盤がバランス的にもいいのか・・・

問題はこの布陣で手詰まりになってきたとき(先日のCLオリンピアコス戦のような)で、そうなったときにどういう判断をするか。
無理をしないのであれば、単純にロビーニョとロッベンとか、スナイデルとグティという交代が一般的だと思うが、ポゼッション重視の攻撃サッカーを貫くならば、ガゴに替えてロッベンという選択肢はあり得ることだと思う。
このように、スタートにこれまで通りのメンバーで臨んで、閉塞感が出てくればロッベンやロビーニョを出して推進力を高めることが無難だろう。

では、今後グティとスナイデルの併用はあるのか?
リーガ開幕当初、この二人を同時起用していたが、メリットはこんな感じか。

1:パスの出どころを増やして相手のプレスの効果を減少させる。
2:1の結果により、ポゼッションを高め、相手を押し込む。
3:独力突破型ではないニステルやラウールには能力の高いパサーが必要。
(1はプレッシャー下でのプレーにむらが多いグティを助ける効果もおおいにあったと思う。単独でのグティは機能しないととことん機能しない。)

が、現在のところ、飛び道具として機能するのはロビーニョだけで、彼(復帰してくればロッベン、そしてバルボア)も含めると、中盤で守りを担当するのがディアラだけというアンバランスな状況になってしまう。
今の最終ラインの出来を考えるとちょっとできない選択ではないだろうか。

もし、グティとスナイデルの併用があるとすれば、ロビーニョとロッベンをベンチに座らせて我慢させておける場合だろう。
遅刻事件の対応でロビーニョを擁護したシュスターなら、うまくやるかもしれない。
しかしながら、ほとんど試合に出られていないロッベンも一緒におとなしくさせておけるのか、管理能力が問われることになりそうだ。

というわけで、現状では前節のようなディアラ・ガゴにロビーニョ・スナイデルという組み合わせの維持が妥当だと思うが、そこからロッベンやバルボアを投入しての攻撃的変化は使ってみていいチャレンジだと思う。
一方で、グティとスナイデルの併用は、常に使うよりも変化として使用した方がよさそう。

不安の残るマルセロを使い続けるなど、開幕当初のローテーション制とは距離を置きつつあるシュスターが今後どういう布陣で臨むか、また選手のケアをできるかが次のムルシア戦以降に示されていくだろう。

posted by hiro |03:14 | リーガ | コメント(8) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
リーガ第13節レアルマドリードvムルシア戦にむけて。―中盤の布陣はどうなる?―

案外ロベンを2トップの一角にってのもいいかもしれないすよ。サイドに流れるなら流れるでロビーニョとポジチェンジしてもらって。
ピボーテについてですがポイントはサイドバックとの兼ね合いですかね。マルセロをつかうならピボーテにグティは使いにくいし…

posted by ぶらんこ☆ | 2007-11-17 05:38

リーガ第13節レアルマドリードvムルシア戦にむけて。―中盤の布陣はどうなる?―

バルサ型4-3-3はどうですか?
ラウールかファンニステルロイのCFにロッベン、ロビーニョの両ウィンガー、グティ、スナイデルの攻撃的MF、ディアラかガゴのワンボランチ・・・結構魅力的だと思うのですが

posted by ヤスキソン | 2007-11-17 05:58

リーガ第13節レアルマドリードvムルシア戦にむけて。―中盤の布陣はどうなる?―

ラウールとニステルは一緒に使うから効果大なんじゃないかとおもいます

posted by へスキー | 2007-11-17 08:54

ぶらんこ☆さん

はじめまして。ぶらんこ☆さんが私のブログの初コメントです、ありがとうございます。

仰る通り、中盤より前でのロビーニョとロッベンの併用はありかもしれないですね。
ニステルとラウールの30歳オーバーのコンビにずっと出てもらうことはかなり負担になると思うので、サビオラなんかも使いつつ、オプションとしては効果的かもしれません。

ピボーテは実は選手層が厳しくて、守りを任せられるのがディアラ、ちょっと怖いけどガゴくらいですからね・・・
ましてマルセロを使い続けるとなると、おっしゃる通りここの選択で冒険したくないですしね(苦笑)

では、また遊びにいらしてください。

posted by hiro | 2007-11-17 12:57

ヤスキソンさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

4-3-3は攻撃面では魅力的ですねー。
実際、今でもロビーニョがトップのようにふるまうことも多くて、仰るような形とは違いますけど、3トップ気味になってることもよくあります。

問題は、上でぶらんこ☆さんも指摘されてくださってるんですけど、守備が怖いってことですね・・・
ワタシはマルセロの守備が全然信用できないので、ピボーテ一枚は怖くて見られないかもしれません(笑)

とはいえ、攻めあぐねているときの選択肢としては攻撃の駒を全部出すっていうのは、ひとつの手ではあるでしょうね。

では、ヤスキソンさんもよろしければまた覗いてくださいね。

posted by hiro | 2007-11-17 13:04

ヘスキーさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

この二人の相性も去年よりだいぶ良くなってきた感じですね。お互いを活かす術をわかってきたという感じです。
シュスターが彼らの疲労度を考えてどこまでローテーションしないで引っ張るかもポイントでしょうね。

では、またよろしければいらしてくださいね。

posted by hiro | 2007-11-17 13:07

リーガ第13節レアルマドリードvムルシア戦にむけて。―中盤の布陣はどうなる?―

今のマドリーは基本的に中盤の守りが薄いのでかなり守備的にはきついです。両サイドの最低どちらかにはスペースを埋めてくれる選手が必要です。ピボーテとCBの間の空間に簡単に基点を作られるのはたまりません。

ガゴはチャレンジが好感もてますがドリブル対応が下手なのでサイドの守備を担当させるのはきついです。いい例がセビージャ戦の先制場面で戦術的にはうまくいっているのにガゴとマルセロのところが簡単なパス&ゴーで食い破られました。

おそらく433は無理と思われます。ニステルやラウールではタイプ的に433の真ん中は難しいです。

posted by コルッカ | 2007-11-17 16:42

コルッカさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

>基本的に中盤の守りが薄い
仰る通り、守備が不安定なのが一番の問題なんですよね・・・
そうなると、多少未熟でもガゴを使ってディアラと組ませるドブレピボーテが無難だろうなと思います。

ヤスキソンさんのアイデアが魅力的と思えてしまうのは、セビージャみたいに守備をしっかりしてきたチームに対して手詰まりになることが多いからなんです。
ああいう時に独力で仕掛けられる選手がいればなぁと思ってしまうわけですよ・・・
それで、ロビーニョとロッベンが併用できればっていう発想になるわけですけど、
中盤で2人を使うと、どうしてもピボーテの一枚をグティかスナイデルに割り振らなきゃいけなくなるので、現実的ではないですね。

そこで、厳密には4-3-3じゃないけれど、攻撃時に今より推進力を持った人選は可能じゃないかなと思いました。
2トップの片方をロビーニョとかイグアインに任せれば、攻めるときは3トップ気味になりますし、いいんじゃないかなぁと思ったんです。
(ニステルとラウールは自分でなんとかできるタイプじゃないですからねぇ・・・)

ただまぁ今のシュスターは、ニステルとラウールの2トップをあんまりいじりたくないだろうなぁと思いますし、
実現の可能性は自分でも低いと思います(笑)
ただ、文中にも書きましたけど、途中からそういう形にすることは、ありうるんじゃないかなぁとは思います。

お答えが長くなってしまいました・・・ごめんなさい。
またよろしければ、のぞいてみてくださいね。

posted by hiro | 2007-11-17 19:21

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