2008年10月09日
ラウールインタビュー 前編
アスに掲載されたラウールのインタビュー。長いので前・後編に分けます。 ・ラウール、好調ですね。エスパニョール戦で2ゴール。それでも引退を望む人がいると感じますか? ラウール(以下R):長いシーズンを過ごしてきた僕にとって、これは古い議論だよ。自分のキャリア、プロ意識に自信を持って静かに受け入れるさ。生き残るのにいつも最高の努力が必要な世界最高のクラブで僕は14年、15シーズン過ごしてきた。そしてここにいることを楽しんでいるし、より良くなるように戦っているんだ。それは価値があることだと信じているし、これからもそうしていくつもりだ。 ・もう引退を考えたりしますか? R:いや、見てよ、僕はいつもその日その日を生きていて、明日起こることについて考えないようにしてるんだ。でも、僕の場合、契約は今シーズンとあと2シーズン残っている。僕の目標はその3年の契約を守ることで、2011年にこれまでの全てのことを評価をし、将来について考えるよ。しっかり準備して完璧なコンディションを保つことに、いつも全力を注いできた。それはチームを助けられるようにするためで、幸運にも自分とはほど遠いことについて考えないようにするためだ。あと2年と半分あるシーズン、フットボールは多くのことを与えてくれると思っているよ。 ・先日、あなたと同世代のホセバ・エチェベリアは、来シーズン、アスレティックでの15年の選手生活で唯一のユーロを諦めると発表しました。2011年から、あなたも同様のことをすることはありますか? R:それまでたくさんやることがあるし、問題と対面した時に決断について考えるのが良いと思うよ。それまでは良くない。僕の頭には一秒たりとも引退するかどうか浮かんでいないし、そのことについて考えたこともないよ。 ・シュスターは11人の選手に練習で直接ボーナスを出すと話しました。善意で話したにしても、そう断言したことで監督がより好かれるようになったことは確かなようです・・・ R:僕が信じるのは過去に裏付けられたものだ。僕には、フットボールをやめたら記憶されるだろうゴールや試合の数字があることは知ってるよ。でも2008年10月、今考えているのはプレーして、勝つためにトレーニングをすることだけ。だから、ボーナスはそれぞれの練習、それぞれの試合に勝つためにあるんだ。調子が悪いとしたら、それは僕のキャリアで不慣れなことに対面しているからだよ。僕が考えているのは、これまでの14シーズンやってきたようにプレーしてゴールを決めることだけさ。 ・実際、昨シーズンは23ゴールを決めて、今シーズンはもう4ゴール決めてますね。 R:大事なのは継続することと、チームの力になることなんだ。そうすることでだけスーパーカップで9人になってもバレンシアに勝つことができたし、デポルティーボに負けた後6連勝することができたんだよ。今のチームは逆境に対してどう行動すべきか分かっているし、逆流に対しての船の漕ぎ方も知っている。それが成功する人みんなの共通点なんだ。 ・この質問はぜひ答えてください。ヌマンシア戦とゼニト戦ではベンチからのスタートでしたね。ベンチにいることを引き受けますか? R:そのつもりは全然ないよ。このことで誤解したり、僕の発言の文脈から外れて受け取る人がいるかもしれないけど、僕のことを知っている人なら、僕がいつもプレーしたいと思っていることを知っている。控えでいることを受け入れるフットボーラーなんていないよ。でも、そうだね、監督は敬うべきだし、監督がベンチにいるように決めたなら問題なく受け入れて、例え数分でもチームを助けられるようにそのチャンスを待つよ。またベンチにいるように言われたらこれまでのように受け入れるけど、監督のオプションに入るようにもっと頑張ることはモチベーションになると思うよ。 ・ディ・サルボのアドバイスによるシュスターのローテーションは今のところ士気を高めていますか?シュスターはゼニト戦の前から控えだと話したのでしょうか? R:監督はどうするか話さなかったよ。先発で出る時も話さないしね。監督は試合に適した11人を選んで、試合状況によって僕は全然プレーしなかった。だから次の試合が待ち遠しいよ。チームは強いライバルに勝ったし、それが重要なんだ。チームのためにプレーするんだ。あの日はルートがいて、ファン・デル・ファールトがいて、ロッベンがいて、イグアインもいた。まだ10月で、3日ごとに試合がある。だからいつも90分プレーできるわけじゃないことは理解すべきだ。僕たち24人はしっかりローテーションできる。問題はないよ。 ・シュスターはあなたをいつも信頼しています。先発の11人を替えて、あなたがベンチに長くいることになるかもしれないことを夏に説明しなかったのですか? R:全然なかったよ。確かにシュスターとはよく話すけど、チーム内での自分のポジションについて話したことはないんだ。グループとしてのチームが日々をどう構成するか、疑問がある時はキャプテンとしてチーム内部のことを話すさ。でもフットボールのことは監督の専任事項だからね。そうじゃなきゃいけない。 ・CLを3回、インターコンチネンタルカップを2回にリーガを6回制してしまって、ハングリーさはなくなってしまいませんか? R:全然そんなことはないよ。デビューした17歳の時と同じ気持ちだ。逆にこの2年、フットボール選手としても人間としてもとてもいい雰囲気で団結したチームになって、そういう気持ちはさらに増した感じだよ。とても若く質が高い選手がいるから、ベテランの選手は彼らを助けてあげる。そういうバランスがあればチームの目標を達成できるようになるし、僕たちが持っている経験で若い選手をより良くしてあげることができると思う。 ・仰っている目標というのは? R:リーガの制覇だね、3連覇は20年達成されていないから。それにCLにも挑戦したい。苦労しながらもゼニトのような強いライバルに勝てることを示したから、サンクト・ペテルブルクでの勝利は自分たちがCLのカップへ向かう正しい道のりにいることを示したと言えると思う。苦労して勝ったから「僕たちは今年CLを取るんだと」自分たち自身に言い聞かせられたんだ。 ・14年前に戻りましょう。17歳の細い体でトップチームの扉を破り、生ける伝説のブトラゲーニョの隣に座りましたね。チームで将来あなたに代わりそうな唯一の選手はイグアインです。ピピータを後継者だと思いますか? R:リーガを2回制した時にキーになったゴールを決めているから、僕にとって世代交代は驚きじゃないんだ。まだキャリアは長くないのに記憶に残るゴールを決めた。今シーズンも良くなってきているし、進歩は目覚ましいね。このまま成長していけば、マドリーの将来にとってとても重要な選手になるだろう。そうなるかは彼自身にかかっている。ただ、ここにいる僕たちが到達できるレベルまで引き上げるのを助けられることも分かってるよ。 ・イグアインはマドリーの未来を担う存在ですが、あなたが31歳で年をとったと言って、32歳のファン・ニステルローイとどんなことが可能でしょうか? R:ルートは生まれながらのフォワードだよ。それに今年の夏からクラブに専念してくれるようになった。これまでと同じようにこれからもチームにいてくれる。いつも決定的な仕事で試合を決めてくれるから、それは僕たちにとって大事なことだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・ 今日はここまで。 ローテーションに関する話は、いかにもラウールらしい受け答えだと感じた。チームを第一に考えていることが受け答えから伝わってきた。さすがキャプテン。 後半はまた明日載せます。
posted by hiro |00:01 |
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ラウールインタビュー 前編
しかし、向こうの記者はバシバシ聞きますね(笑)
限界とか、世代交代とか言ってもやっぱりマドリディスタはラウル好きですよね。
まぁ、これからベンチ長く居るようになっても後半劣勢でグティとラウル同時投入なんてすればベルナベウはもうイッテマエムードになること間違いナシですからね。
posted by K | 2008-10-09 01:36
ラウールインタビュー 前編
たしかに、ベンチにいる時間が増えてくるかもしれませんが、
彼は、素晴らしいプロ精神を持った選手だと思いますので、
そんな状況の中でも、いかにチームのために、自分を活かすかを考え、
結果を残してくれると思います。
それにしても スペイン国内では、ラウルの後継者はイグアイン。
…みたいな考えでいるんですか?
私的には やはり、ラウルの7番を継ぐのは…
スペイン人であり、カンテラーノであって欲しいですね。
フベニールのサラビアだったり、さらに若いですけど、ベナベンテとか。。。
ちゃんと現れて欲しいなぁ~ “7の後継者”。
フロントや監督が、下から上げてくれるかが とても心配。
posted by 禿鷹部隊 第十一小隊 | 2008-10-09 10:34
Kさん
こんばんは。
象徴としてのラウールがきちんと世代交代されていくことは、チームとしてうまくいっていることの証ですからね。ベテランとしての役割をこれからも果たしてくれると思います。
ベンチからのスタートでも、キャプテンシーを発揮してくれる選手だと思いますから。
posted by hiro | 2008-10-10 00:12
禿鷹部隊 第十一小隊さん
こんばんは。
ラウールのチーム第一の姿勢は素晴らしいですね。今後もキャプテンとして支えてくれるでしょう。
7番をつけるかどうかはともかく、ラウールのピッチでの役割を受け継げるのはイグアインだろうというのは異論のないところだと思っています。
仰るように、カンテラにいい選手がいるとは聞いています(見られてはいません・・・)が、トップまで上がってこられるかは不確定ですし・・・今トップチームで活躍しているイグアインに頑張ってほしいなと思います。
もちろん、カンテラーノかつスペイン人の選手が7番をつけるというロマンは私にもありますよ!
posted by hiro | 2008-10-10 00:17


