レアルマドリードのある生活

リーガ・エスパニョーラ第22節 vオサスナ

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■4バックに 流れが変わったのは、57分に負傷したダニーロに代わりハメスが入ってから。 これをきっかけにナチョを右サイドバックとした4バックに戻り、慣れた形になった。ハメスも運動量があり、攻守に様々な場面で顔を出していた。 ここでもダニーロが下がって変わることになる、というのが彼の運のなさ。彼には気の毒だが、チームとしては慣れた形を取り戻して、前半より動きがスムーズになっていった。

勝ち越しは62分。ベンゼマがエリア内で勝負したところからこぼれたボールを後ろから入ってきたイスコが拾い、角度がないところからファーの隅に決めた。 イスコのフィニッシュは見事。欲を言えばベンゼマが何とか決めてほしかったが、ともあれ良いゴールで再びリードを得た。

守備を考える交代として72分にベンゼマを下げてルーカス・バスケス。ロナウドを前線に残してのサイドのケアとしては妥当な交代ではある。ただ、モラタの士気が気がかり。彼も必要なら守備で走れるので、こういう場面でも使ってあげてほしい。 ルーカス・バスケスの状態も良いとは言いがたく、CLを控えたタイミングなので、使い分けの観点からも、モラタを出してよかったのではないかと思っている。

その思いはあるにはあるが、ロスタイムにダメ押しの3点目をルーカス・バスケスが決めてしまうのだから、彼にも、この交代を選択したジダンにもつきがあると言う他ない。 1点差で、終盤はオサスナが攻める時間が続いていた。ナバスのセーブで凌ぐところもあり、試合の流れとしては不安な時間だった。カウンターもなかなか最後まで至らず、という状況の中で、最後の最後にいいところに走りこんで点を取った。 かなり後方からではあったが、そこからエリア付近に出て行く運動量が彼らしい。

3バックで自ら難しくした感もありながら、最後には勝ち点3を得た。オサスナとしてはチャンスはあったのに、といったような内容で、何ともしぶとい勝ち方。 これができていれば、リーガのタイトルは近づく。2試合未消化ながら、勝ち点差1で首位を守った。

■CLに向けて いまだ改善の余地は抱えつつも、最悪の状態は脱したように見える。 CLに向けては、試合の中で不安定な部分を減らしていく必要があり、それはリーガではなかなか見えてこない部分。ここぞという試合での集中力でプレーの質ががらりと変わるのがマドリーなので、本番でしっかりプレーしてくれることを祈るしかない。

楽観的に考えれば、そういうところの引き締め方はジダンの得意とするところだから、ひどい精神状態でプレーすることは滅多にないだろうとも思える。 身体的なコンディションとしては、カルバハル、ペペが復帰直後の試合となるものの、モドリッチ、カゼミロ、ハメスといったあたりは問題なくプレーできていたので、中盤より前はそれほど心配なさそう。 まずは失点をしないことを優先し、チームとしての規律を保ってプレーできれば、チャンスは作れるだろう。 難敵を相手に、これぞマドリーというところを見せてほしい。

リーガは変則日程が続く。第16節のアウェイのバレンシア戦は2月22日水曜日の開催が決定しているが、先日延期となった第21節セルタ戦は開催時期未定。 この状況では、2位以下との勝ち点差の計算はほとんど意味をなさない。一つ一つ勝っていくことをいつも以上に徹底したいところだ。その意味では、今節の勝ち方は、リーガの戦いとしては理想的なもの。

次節はベルナベウでのエスパニョール戦。CLを含む過密日程に突入する。まずは怪我がこれ以上発生しないことを祈りたい。



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リーガ・エスパニョーラ第22節
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stagechampさん

こんばんは。

負傷開けのカルバハルの温存という意味はあったかもしれませんが、ダニーロは起用のタイミングが悪いんですね。この試合も難しいスタジアムでのアウェイだったわけで、仰るとおりバスケスで切り抜けるのが無難だったようにも思います。

3バックは、恐らくあまり準備してのものではないでしょうし、今後もそれ以上のものになると思っていません。緊急的に使うにしても、不慣れすぎて不安が大きかったですね。

このところ、ハメスは得た機会でちゃんとしたプレーをしていますし、モラタは以前から結果を出しているので、もったいないですね。
ベンゼマの継続起用の意図は、仰るようなことしかないと思うのですが、それにしても状態が悪すぎます。ゴール云々の前に、組み立てに効果的に絡めていないので、そうであればモラタでいいと思いますよね。CLの良いところで起用されることに期待しておきます。

リーガ・エスパニョーラ第22節 vオサスナ

ダニーロの運の無さを可哀想にと思う一方で良さを出せてもいないのだから無理して使わなくても…とも感じました。この試合で言えば前節復活の兆しが見えたバスケスを起用すれば済んだだけの事であり、慣れない3バックでの負荷はマルセロやモドリッチといった怪我明けの選手にもジワっと応えたのではと心配です。モドリッチ自身あまり良さが出せていませんでしたから、素直にコバチッチを使ってあげた方が良かったのではとも感じました。
無敗の時期も試合内容としては安定していなかったのが事実ですから、レギュラーメンバーの起用にこだわるのも理解できますが、さすがにモラタやハメスの扱いに関しては疑問を感じます。動きの悪いベンゼマを試合に使い続ける事でなんとか調子を取り戻させようとする意図もわからなくもないですが、それならせめてコパではキッチリ使い分けてあげないと彼らが不満を溜めるのも当然かと。みんながみんなナチョやコバチッチのような出来た選手ばかりではないわけで…。

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