2009年01月06日
W-Cup第一戦を終えて…
昨夜行われたワールドカップ第一戦ですが、いつも通り激しくも面白い展開でした。 またナイトレースだったこともあってか、観客もこれまでに無い程の、とても大勢の人が詰め掛けてくれていました。 結果は 優勝は昨シーズン後半、ケガにより途中リタイアしていたミカエル・シュミット。 素晴らしい復活劇となりました。 決勝戦のスタート直後、勝負に出た驚異のダッシュで、不利なゲートからの飛び出しに成功! スタートがあまり良くないアンドレアス・マットのウィークポイントを上手く利用した仕掛けでした。 昨シーズンのケガを乗り越え、更に素晴らしい選手に成長したようです。 2位には予選タイムトライアルをトップ通過した地元選手で、アルペンのマリオ・マットの弟でもあるアンドレアス・マット。 地元選手が表彰台に上がって、観客も大盛り上がりでした! 3位はスウェーデンのトミー・エリアソン。 予選タイムトライアルの結果をしっかり活かし切り、久々の表彰台です! 女子は決勝戦でトップを滑っていた、女王オフェリー・ダビドのスキーが外れるアクシデントがあり、別のフランス人(名前忘れてしまいました…)が優勝しました。 見ていた感想として、スタート直後のコース設定の関係(スタートゲートから第一ターンまでの距離が非常に短い)で、スタートゲート位置で有利不利がはっきり出てしまうという結果となりました。 唯一4位に入ったアメリカのケイシー・パケットが、準々決勝、準決勝で起きた波乱を上手く活かして勝ち上がった以外は、予選タイムのトップ3がそのまま表彰台を独占した形となりました。 オーストリアは毎回、非常にテクニカルなコース設定にしてきます。 予選タイムトライアルの結果が決勝トーナメントをも左右するという、クロス的にはどうかと感じるセッティングが多いです。 まぁオーストリアはアルペン大国ですから、大回転ターンを繋いで滑りたい選手が多いと考えれば、コース設定からオーストリア選手が有利に進められるように設定するのは当然ですね〜。 そのうえで、スタート位置で有利不利が出るようにセッティングすれば、限りなくタイムトライアルだけの勝負に持ち込める、ということですからね。 まぁ自国の選手たちが滑りやすいコースに仕上げていくのは地元開催ならではの特典ですが、どこに行ってもコース攻略は戦略の要ですから、それを踏まえたうえでしっかりと滑走ラインを見定めていかなければなりません。 それにしても、日本チームにとっては厳しいスタートとなってしまいました。 次はフランスのレコンタミン。 スキークロスのワールドカップが始まって以来、毎年開催されている場所。 是非ともここで、足掛かりとなる結果に持ち込みたいと思います!! 最後に、いま日本チームで最も話題になっているのが競技ウェアの問題。 実はフランスとオーストリアが、とうとう…と言うべきなのか、限りなく黒に近いグレーゾーンのウェアを着てレースに出てきています。 また昨シーズンから競技ウェアのルールに、パンツとジャケットのたるみが、つまんだ時に3センチ以上のつまめる余裕を作らなければならない、というものがあります。 それを測る場所やルールに明記されているはずの基準が、何故か曖昧だったり…。 この問題は2年くらい前から他国との調整を経てきているはずなのですが、残念ながら、やったもん勝ち、みたいな様相を呈してきてしまっています…。 さて、どうなることやら…。
posted by hiroomi-takizawa |22:00 |
特にスキークロス |
コメント(2) |
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W-Cup第一戦を終えて…
レイクプラシッドの監督に際していろいろ参考になりました。 日本チームの健闘をかげながらお祈り申し上げます。
posted by 加藤精一 | 2009-01-06 23:04
W-Cup第一戦を終えて…
厳しいー…
でもこれからでしょう。
俺が言うのもなんだけど
戦略の変更が求められるんだろうなー。
予選突破できないと
「クロス」じゃなくなっちゃうもんな。
戦略を見直して
次いってみよう!
posted by N井 | 2009-01-07 23:14

昨夜行われたワールドカップ第一戦ですが、いつも通り激しくも面白い展開でした。
またナイトレースだったこともあってか、観客もこれまでに無い程の、とても大勢の人が詰め掛けてくれていました。
結果は
優勝は昨シーズン後半、ケガにより途中リタイアしていたミカエル・シュミット。
素晴らしい復活劇となりました。
決勝戦のスタート直後、勝負に出た驚異のダッシュで、不利なゲートからの飛び出しに成功!
スタートがあまり良くないアンドレアス・マットのウィークポイントを上手く利用した仕掛けでした。
昨シーズンのケガを乗り越え、更に素晴らしい選手に成長したようです。
2位には予選タイムトライアルをトップ通過した地元選手で、アルペンのマリオ・マットの弟でもあるアンドレアス・マット。
地元選手が表彰台に上がって、観客も大盛り上がりでした!
3位はスウェーデンのトミー・エリアソン。
予選タイムトライアルの結果をしっかり活かし切り、久々の表彰台です!
女子は決勝戦でトップを滑っていた、女王オフェリー・ダビドのスキーが外れるアクシデントがあり、別のフランス人(名前忘れてしまいました…)が優勝しました。
見ていた感想として、スタート直後のコース設定の関係(スタートゲートから第一ターンまでの距離が非常に短い)で、スタートゲート位置で有利不利がはっきり出てしまうという結果となりました。
唯一4位に入ったアメリカのケイシー・パケットが、準々決勝、準決勝で起きた波乱を上手く活かして勝ち上がった以外は、予選タイムのトップ3がそのまま表彰台を独占した形となりました。
オーストリアは毎回、非常にテクニカルなコース設定にしてきます。
予選タイムトライアルの結果が決勝トーナメントをも左右するという、クロス的にはどうかと感じるセッティングが多いです。
まぁオーストリアはアルペン大国ですから、大回転ターンを繋いで滑りたい選手が多いと考えれば、コース設定からオーストリア選手が有利に進められるように設定するのは当然ですね〜。
そのうえで、スタート位置で有利不利が出るようにセッティングすれば、限りなくタイムトライアルだけの勝負に持ち込める、ということですからね。
まぁ自国の選手たちが滑りやすいコースに仕上げていくのは地元開催ならではの特典ですが、どこに行ってもコース攻略は戦略の要ですから、それを踏まえたうえでしっかりと滑走ラインを見定めていかなければなりません。
それにしても、日本チームにとっては厳しいスタートとなってしまいました。
次はフランスのレコンタミン。
スキークロスのワールドカップが始まって以来、毎年開催されている場所。
是非ともここで、足掛かりとなる結果に持ち込みたいと思います!!
最後に、いま日本チームで最も話題になっているのが競技ウェアの問題。
実はフランスとオーストリアが、とうとう…と言うべきなのか、限りなく黒に近いグレーゾーンのウェアを着てレースに出てきています。
また昨シーズンから競技ウェアのルールに、パンツとジャケットのたるみが、つまんだ時に3センチ以上のつまめる余裕を作らなければならない、というものがあります。
それを測る場所やルールに明記されているはずの基準が、何故か曖昧だったり…。
この問題は2年くらい前から他国との調整を経てきているはずなのですが、残念ながら、やったもん勝ち、みたいな様相を呈してきてしまっています…。
さて、どうなることやら…。



