サムライブルーの風

【美砂ロッコの侍青の風】セレッソ大阪の天皇杯初制覇はしたものの不完全燃焼だった清武と柿谷

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セレッソ大阪が横浜Fマリノスを2-1でやぶって天皇杯を制し、 ルヴァン杯に続き、2017年シーズンの2冠を達成した。

今のセレッソは、杉本、清武、柿谷、山口蛍、山村、水沼といった ロンドン五輪世代の選手が中核となっていて、 その選手たちが、この決勝戦でも輝きを放った。

特に、この決勝戦で大活躍を見せたのが、 1得点1アシストの水沼宏太だった。

セレッソの1点目は、水沼の強烈なミドルシュートのこぼれ球を 同じくロンドン五輪世代の山村和也がつめてゴールした。 2点目は、山村のセンタリングをファーサイドに走り込んだ水沼が ヘディングで値千金の決勝ゴールを決めた。

水沼宏太は、 父親が日産や横浜マリノス、日本代表で活躍した水沼貢史だったこともあり、 なにかと話題で取り上げられることはあったものの、 ロンドン五輪では予備登録メンバーにとどまり、 ロンドン五輪本大会やブラジルW杯に出場した清武や ロンドン五輪には選出されなかったがブラジルW杯に出場した柿谷に比べ 同じ攻撃的な選手としては地味な存在だった。

しかし、在籍したどのチームでも、 父親ゆずりのテクニックもさることながら、 それ以上の運動量や闘志あふれるプレーでチームに貢献してきた。

今回の決勝戦でも、運動量や闘志あふれるプレーをいかんなく発揮し、 ボランチのソウザと並ぶぐらいの存在感を見せ、 延長戦を含めた120分間を戦い抜いてくれた。

その一方で、ちょっと物足りなかったのが、清武と柿谷だった。 二人とも、セレッソのエース番号である8を背負った選手であり、 海外移籍も経験し、ブラジルW杯のメンバーにも選ばれている、 まさにチームの大黒柱になるべき存在である。

そんな才能あふれる二人なのに、 この決勝戦では思ったような活躍は見せられなかった。 二人ともケガや脳震盪から復帰したばかりで本調子でないのは理解しているが、 調子の悪い時のテクニシャンプレイヤーによくある 試合から消えてしまうような時間が多かった。

二人の才能の大きさに期待しているからこそ、 あえて厳しいことを言わせてもらいたい。 二人とも、もっとできるだろう! もっと、見る者を魅了するようなプレーができるだろう!

柿谷は、DFラインの裏に飛び出して、 足元にピタッとボールを止める鳥もちトラップをもっと見せてほしかった。 天才的な1タッチプレーをもっと見せてほしかった。

清武には、DFラインを切り裂く針の孔を通すようなスルーパスを もっと見せてほしかった。

清武は、現在、ロシアW杯の代表メンバーの当落線上にいる。 そして、ハリル監督の求めるデュエルの強さは決して高くない。 でも、現在のハリルジャパンの中盤の先発候補の 長谷部、山口蛍、井手口の3人よりも、 ゲームをコントロールする力や、 決定的なチャンスを作り出す力は上回っていると思う。 (守備力と運動量は劣っていると言わざるを得ないが…)

なので、清武には、この天皇杯決勝で、 「オレを代表メンバーに選べ!」 という声が聞こえてきそうなようなプレーを見せてほしかった…。

どちらかと言えば、 セレッソを応援しながら埼玉スタジアムで観戦していたので、 セレッソが優勝して嬉しかったと言えば嬉しかったのだが、 期待していた柿谷と清武がほとんど輝けなかったので、 嬉しさも半分程度と言ったところだろうか…。

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