サムライブルーの風

【侍青の風】浦和レッズ、「完全ホーム」の埼玉スタジアムでアジアを制覇!

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埼玉スタジアムは満員だった。 そしてゴール裏だけではなくオレが座っていたバックスタンドからも 大きな声援がピッチに向けて送られていた。

このバックスタンドに座っている人の中にも この試合を観戦ではなく参戦しに来ている人が多くいる。

「完全アウェー」という言葉をよく聞くけれど、 「完全ホーム」という言葉はあまり聞かない気がする。 でも、この日の埼玉スタジアムは、 試合前のコレオグラフィ―を含め、 「完全ホーム」にかなり近い状態になっていた!

ただ、対戦相手のアルヒラル(サウジアラビア)は、やはり強かった…。 アルヒラルのホームで行われたファーストレグも、 よく1-1で切り抜けられたと思うほど 決定的なチャンスを何度も作られた。 明らかに、アルヒラルの方がチーム力は高いと感じた。

その印象は今回のセカンドレグでも変わらない展開だった。 圧倒的にボールをキープされたし、 ただキープされるだけでなく、両サイド深くまで侵入を許し、 アタッキングサードに次々とアルヒラルの選手がなだれこんできた。

アルヒラルの選手のボールキープは懐が深く、 とにかくボールをなかなか奪えなかった。 フィフティ・フィフティに思えるような競り合いでも、 アルヒラルの選手の方がどっしりと構えている感じで レッズの選手ははじかれる回数が多かった。 サッカーの上手さもあるが、 体格というか、フィジカルで圧倒的に上回られていた感じだった…。

レッズボールになっても、攻撃に多くの人数を使うことができず、 前線で孤立した選手がボールを奪われ、 また守備に追われるといった展開を繰り返していた…。

でも、なんとか、このセカンドレグを0-0でしのげれば、 アウェーゴールの1点分でレッズが勝利できる。 しのげ! しのげ! しのげ! しのげ! 守れ! 守れ! 守れ! 守れ! 個人的には、ずっとそう考えていた。

なので、後半43分のラファエル・シルバのゴールは、 思ってもみないプレゼントのように感じた。 これで通算2-1。 そして試合時間は、アディショナルタイムを残すのみ! 文句無しの優勝まで、あと少しとなった。

この試合終了直前の豪快なミドルシュートは、 ロシアW杯出場を決定づけた、 オーストラリア戦の井手口のミドルシュートに似ていた。 「これで決まった!」 という感覚も似ていた。

しかし、井手口のゴールは2-0と2点差をつけたゴールだったが、 ラファエル・シルバのゴールは2-1と1点勝ち越したゴールであり、 残り時間で1点でも返されれば 合計スコア2-2になり、延長戦に突入することになる。

スタジアムにいた観客の多くは 「これで決まった!」と思っていたのかもしれなかったが、 冷静に考えれば、まだまだ試合は決まってはいなかった。 あと少し、なんとか無失点で守りきれ! ここからの数分間は、本当に長く感じた…。

そして、アディショナルタイムが4分ほど過ぎたころ、 ようやく試合終了のホイッスルが鳴った。 浦和レッズがアジアチャンピオンになった瞬間だった。

はっきり言って、よく勝てたと思う。 2試合を通して、よく1失点でおさえることができたし、 数少ないチャンスの中で、よく2点をもぎ取ったと思う。 今までの浦和レッズには無かった勝負強さを見せてくれたと思う。

守り切れた要因の一つが、 日本代表のヨーロッパ遠征が、実はあったのではないだろうか。

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