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【侍青の風】3失点したことよりも2万席も空席があったことの方が悔しい…(ハイチ戦 3-3)

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得点者 倉田1 杉本1 香川1 代表通算得点 倉田2 杉本1 香川29

相手のハイチはFIFAランク48位の中堅国とは言え、 今年の3月以降、国際Aマッチを半年以上やっておらず、 日本にやってきて練習日は2日のみ。 試合中にパスミスを連発していて、 明らかに連携に難がある状態だった。

しかも、ハイチ側は、この試合を 国際Aマッチとカウントしていないようで、 当然、本気モードにはほど遠い状態だった。

そんな相手に3失点もしてしまったハリルジャパン…。 前半の早い段階で2点リードしたことで なんとなく、チーム全体が、ぬるい気持ちになってしまったようだ。

1失点目は、日本の左サイドからカットインされ、 長友がマークしているものの、厳しいプレスはかけず、 中央にショートパスを出させてしまって、 ゴール前に侵入した相手ボランチの選手に対し、 近くにいた小林祐希がマークしきれずゴールを奪われた…。

2失点目は、相手FKから日本の左サイドに侵入され、 乾がなんとなくマークにいったものの、 簡単にセンタリングをあげられてしまった。 ボールは中央に待ち構えていた何人もの相手選手の中の一人に合い、 ゴールを奪われてしまった。 このとき、ゴールを決めた選手のそばにいた日本の選手は酒井高徳だった。 もっと体を寄せる必要があったと思うが、 集中力が切れた状態だったのだろうか…。

3失点目は日本の右サイドからななめにカットインしてきた相手に対し、 センターバックの昌子が間合いを取ってマークしていたが、 その間合いが命取りになって 豪快なミドルシュートを叩きこまれてしまった…。

3失点とも、ふわっとした状態でいた日本の守備陣の隙をつかれてのものだった。 だから問題ないと言うわけではないが、 まあ、親善試合では、よくある失点だったなという印象である。

一方、日本の3得点も、 親善試合ならではと言った感じの得点だった。

試合序盤に奪った1点目と2点目は、 明らかにハイチの選手たちの集中力が欠けていた時間帯での得点だった。

ただ、1点目の長友のセンタリングと、 それに上手く合わせた倉田のヘディングは見事だった。

2点目も、チームとして素晴らしい連携からのゴールだった。 遠藤航→杉本→酒井高徳→乾→浅野→杉本→倉田→杉本 と6人の選手が1タッチか2タッチで鮮やかにボールをつなぎ、 まさにセクシーフットボールと言えるような攻撃だった。 相手の守備に激しさが無かったことを差し引いても、 なかなか見応えのあるゴールだった。

3点目は絶対に得点がほしい場面であり、 相手も守り切りたい場面で奪ったゴールという意味で、 奪った3点の中で最も価値のあるゴールと言えるだろう。 「原口」→「車屋」→酒井高徳→「香川」と、 交代出場した選手が3人もからんで決めたゴールということもあって、 とても有意義なゴールだった。

まあ、親善試合で、しかも相手がそれほどネームバリューの無いハイチで、 陸上競技場である日産スタジアムのスタンドにも若干の空席が目立ち、 さらに、日本側も、在庫一斉処分セールのような感じで 普段は控え選手であるメンバーを先発させて試合をすれば、 こういうぬるい雰囲気の試合になるのは、 ある程度、想定の範囲内ではあった。

むしろ0-0とか、1-1といったロースコアのゲームになるよりも、 守備は3失点を喫して、刺激を受けるとともに反省を促し、 攻撃は3得点を奪い、結果を出したことで、 予想以上の収穫を得たと言ってもよいと思う。

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【侍青の風】3失点したことよりも2万席も空席があったことの方が悔しい…(ハイチ戦 3-3)

サッカー人気の衰退は各所で顕在化して来てるので、危機感と同時に諦めも必要でしょう。
なるようにしかなりませんから。

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