サムライブルーの風

【侍青の風】U20のエース、堂安律の本領発揮!(イタリア戦2-2)

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得点 堂安2

前半10分までにイタリアに2点のリードを奪われ、 このままでは試合終了までに何失点するんだと思わされた。

思い起こすのは、2004年のアテネ五輪でのイタリア戦だ。 トゥーリオや阿部勇樹、曽ヶ端が守る山本昌邦ジャパンは ジラルディーノ擁するイタリアに 前半3分、前半8分とたて続けにゴールを奪われてしまった。

今回のU20イタリア戦も、 2004年のイタリア戦とまったく同じ序盤の試合展開だった。 前回のウルグアイ戦の2失点もそうだが、 相手が強度を高めて攻撃をしてきたときに、 日本の守備はいとも簡単に崩されてしまう…。

しかし、2004年のアテネ五輪でのイタリア戦は 3失点したものの、阿部勇樹の直接FKと高松大樹のゴールで、 2-3と意地を見せる試合になった。 今回のイタリア戦でも意地を見せてほしい。

そう思っていた前半22分に 左サイドハーフの遠藤のクロスを 右サイドハーフの堂安が懸命に足を伸ばして当ててコースをそらし、 反撃ののろしを上げるゴールを決めた。

そして後半5分、 ペナルティエリア内で4人に囲まれた堂安が、 まるでメッシを思わせるようなドリブルで その4人をかきわけボールをゴールに流し込んだ。

1点目のゴールが、 点で合わせたストライカー的なゴールだとしたら、 2点目のゴールは、 自慢のテクニックを駆使したアタッカー的なゴールだった。

10年ぶりに出場したU20ワールドカップで、 ジョーカー的な逸材として、 15歳の久保建英がマスコミの注目を集め、 その注目に応えるような好プレーを 南アフリカ戦とウルグアイ戦で見せたが、 大会前にFWの小川航基と並び、 日本代表のエースとして評価されていたMFの堂安律が 「このチームのエースはオレだ!」 と言わんばかりの見事な仕事をやってのけてくれた。

これで堂安律は、初戦の南アフリカ戦での1ゴールと合わせ、 合計3ゴールとなった。

(ウルグアイ戦で久保の強烈なシュートのこぼれだまを  ヘディングで合わせたシーンは、  相手DFとGKがブロックしている方に打ってしまい、  ゴールにならなかったが、  あのときのヘディングを、相手選手がいない方に打っていれば  合計4得点で、もっと存在感を発揮できていたのにな…。)

でも、堂安のイタリア戦での貴重な2ゴールによって、 なんとかグループリーグ3位通過で 決勝トーナメントに進出することができた!

そして、このイタリア戦は、スーパーサブの久保建英を 温存することができた。

もう一人のエース候補だったFWの小川航基がケガで戦列を離れた今、 個人的な注目は、堂安律と久保建英に集中している。 この大会が終わったとき、 堂安と久保の、世間の評価や知名度は一体どうなっているのだろうか。

今のところ、元バルセロナという経歴と、 15歳での2階級の飛び級出場という要素で 久保建英の方がマスコミの扱いが圧倒的に大きい。 もはや、サッカーファンだけでなく、 一般人にもある程度、名前が知られた存在に久保建英はなっている。 そして、その期待に、かなり応えるような活躍を 今大会の久保建英は見せてくれた。

一方で、堂安律も、現在18歳で、 名門ガンバ大阪の準レギュラーとして活躍し、 すでに今シーズン3点をあげ、 サッカーに詳しいファンの間では、 一押しの選手になっている。

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