サムライブルーの風

【侍青の風】「チームの熟成には時間がかかる」「試合勘の無い選手は使うな」なんて関係ない!(UAE戦 2-0)

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得点者 久保1 今野1 代表通算得点 久保1 今野3

代表チームの試合とは、 クラブチームでの試合の合間に合流して、 2~3日の練習ですぐ試合をして解散するため、 チームの熟成に時間がかかるものだ。

…と、これまではそう思ってきた。

しかし、その代表チームに対する考え方を 改めなければならないかもしれない。

そう思った理由が、 代表に合流して間もない選手が、 見事にチームにフィットし、 あっという間に結果を出したからだ。

例えば、右FWの久保。 まだ代表3試合目の選手であり、 1試合目のオマーン戦は途中出場、 2試合目のサウジ戦は前半で負傷交代、 90分、試合に出たことは1試合も無かったのに、 今回のUAE戦では、 右サイドバックの酒井宏樹とのコンビネーションで、 見事な先取点を叩きこんでくれた。

それに加えて、右サイドからの絶妙のクロスで、 今野の得点をアシストもした。 ハリル監督の抜擢に見事に結果を出して答えてくれた。

そして、インサイドハーフで出場した今野。 代表選出は2年ぶりで ザックジャパン時代にやっていたセンターバックでは無い インサイドハーフという もっとも周りの選手との連携がカギになるポジションで先発した。

それでも攻守に大活躍を見せ、 守備では相手のエースのオマルに自由にプレーさせず、 攻撃では価値ある2点目を奪ってくれた。

さらに、センターFWの大迫。 ハリルジャパンでは3試合目の出場だが、 正確で力強いポストプレーを何度も見せてくれて、 すでにハリルジャパンの攻撃の要と言ってもよい存在感だ。

3人とも、代表に合流して間もない選手なのだが、 3人とも、大活躍を見せてくれた。

チーム戦術を理解するのに時間がかかるとか、 周りとの意思の疎通を取る時間が取れないとか、 そういった、上手くいかないときに良く聞く もっともらしい理由なんて 関係ないと言わんばかりの活躍を見せてくれた。

特に大迫は、 前線へのハイボールを相手DFと競り合い、 ポストプレーで味方につなげるという、 それまでのハリルジャパンでは あまり見られなかった攻撃の形を加えてくれた。

テレビ朝日のスポーツニュースのインタビューで、 ゴン中山さんに 「ドイツのリーグに比べると、  アジアの選手の当たりは弱いので、  余裕を持ってボールをキープできる。」 とコメントしていたが、 それをまさに有言実行してくれた。

しかも、今回のUAE戦でハリル監督が採用した布陣は 普段の2ボランチである4-2-3-1ではなく、 山口蛍一人の1ボランチにした4-1-4-1(4-3-3)だった。

選手を変えて、布陣も変えて、 それでいて、特に混乱もなく試合ができていた、 と言うか、むしろ、とても機能していた。

それまで、培ってきた土台がしっかりしていたから 多少の変更にも対応できるのだろうけど、 それでもかなり驚いた。

2016年10月のオーストラリア戦でも 本田圭佑を急造でセンターFWにして機能させたこともあったので、 ハリル監督は、こういった突貫工事の采配が 実はかなりうまいのかもしれない。

ハリル監督は、2014年のブラジルW杯で、 アルジェリア代表を率いて、 何通りもの先発メンバーと布陣を駆使して、 ベスト16に進出したことを、改めて納得させられた。

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