サムライブルーの風

【侍青の風】前半は合格点、しかし後半は赤点のハリル采配(オーストラリア戦 1-1)

このエントリーをはてなブックマークに追加

得点者 原口1 代表通算得点 原口5

先発メンバーを確認すると、 左サイドバックには攻撃が得意の太田ではなく、 身長が180㎝以上でフィジカルが強い槙野が入っていた。

そして、1トップ下には、前回のイラク戦で大活躍した清武ではなく、 満を持してと言うべきなのか、 背番号10の香川真司が入っていた。

そして、右サイドには、いつもの本田ではなく、 DFラインの裏への飛び出しや、 センタリングに対してのヘディングからのゴールが売りの 川崎フロンターレの小林悠が入っていた。

そして、1トップの位置には本田がいた。 2010年の南アフリカW杯の 岡田ジャパンを彷彿とさせるような存在感だった。

そして、この本田の1トップというハリル監督の采配が 試合開始早々に機能した。

中盤で原口がボールをカットして長谷部につなぎ、 長谷部が1トップの本田に縦パスを入れ、 本田が鮮やかなスルーパスを 左サイドから中央に走り込んできた原口に通し、 GKと1対1になった原口が 冷静に3試合連続の元気玉を炸裂させた!

まさに、ハリル監督の目指す「縦に速いサッカー」が見られた。 本田の1トップ、おもしろい!

その後も、本田は、何度かボールを失うことはあったものの、 持ちまえのボールキープやパスのセンスにより、 これまでハリルジャパンで1トップを 務めていたことが多かった岡崎と、 同等か、それ以上の働きを 強豪オーストラリア相手に見せてくれた。

そして、守備の場面では、 4-4-2のフォーメーションを敷き、 GKの西川の前に、 酒井高徳、吉田麻也、森重、槙野の4バックと 小林悠、長谷部、山口蛍、原口の4人のMFで しっかりとしたブロックを作り、 その前にいる香川と本田が オーストラリアのパスコースを切りながら プレッシャーをかけていた。

これまでのアジアでの戦いや親善試合では、あまり見せなかった、 強者を相手にしたときの守備力重視の戦い方だった。

ただ、守備力重視の戦い方とは言え、 安定した守備でボールを奪った後は、 従来の日本の布陣である4-2-3-1に戻し、 前線の本田にボールを預け、 1トップ下の香川や、左右の小林悠、原口が 本田の落としたボールを受けたり、本田を追い越したりと、 ある程度の有機的な攻撃が行われていた。

見た目には決して華やかなサッカーのようには見えなかったが、 強豪オーストラリアに対し、 がっぷり四つを組むようなサッカーができていた。

と言った感じで、 前半のサッカーは、評価できるサッカーだった。

しかし、問題は後半である。 お互い、中盤が間延びするようになり、 しかも、オーストラリアがボールキープする時間が長くなり、 前線にいる本田は孤立し、 ボールが本田に渡っても、 ボールを失うことが多くなってしまった…。

本田のプレーが悪かったと言うつもりはない。 ただ単に、本田を活かしづらい試合展開になってしまった。

一方、香川は、どこにいるか分からなくなってしまうぐらい、 存在感が薄くなってしまい、 攻撃にも守備にも、影響力を与えられない存在になってしまった…。

でも、そういう時こそ、 監督の采配の見せどころだったはずだ。 しかし、ハリル監督は、なかなか動こうとしなかった。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
ハリルジャパン
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

【侍青の風】前半は合格点、しかし後半は赤点のハリル采配(オーストラリア戦 1-1)

いや、本田はあの展開なら簡単に代えられませんし清武出すのも厳しい。オーストラリアに勝ち点3を与えない事、こっちが勝てればなお良いでしたが
ハリルはオーストラリアの得点パターンはCK、FKくらいと判断するくらい警戒していました。実際PKのシーン以外では決定機は作られていません。
本田が変わった後の相手のセットプレーをご覧になりましたでしょうか?一本危ないシーンもありました。

背の高い選手に対して清武がマークに行っていました。こんな心臓に悪いセットプレー見たくありません。早めに本田を変えて出すとロングボールからのFK、CKの餌食になっていたのは終盤の展開から想像できます。
清武ではなく香川がいたのは守備を考えてでしょう(多分イラク戦から考えていたと思います)。小林を引き延ばしたのも競えるからが大きいと思います。
最後の丸山もセットプレーの守備と同時に守備的に行くぞというメッセージでしょう。サイドの消耗も激しいですから。不満はあるかもですが別に状況を考えたら赤点ではありませんし謎でもありません。この交代を意味不明と言う解説者やサッカーライターはそんな仕事するなと思います。いつも楽しく見ていますが今回のテレ朝解説には絶句しました。勝ち点3以上に勝ち点0になって相手に勝ち点3プレゼントしたらこの時点で日本のW杯がほぼ終わってしまう試合です。


セットプレーが心配だから浅野を一番前に置いて本田を残してトップ下にするのはどうだったのかとか考えましたが結果的にハリルは仕事をしました。オーストラリア相手にここまで何もさせなかった試合最近は見ていません。その遅い交代でもあの短い時間で3本ほど良い展開を作っていたので悲観する必要もない、逆に今解任論とか日本サッカーの足を引っ張りたいだけとしか思いません。次のサウジ戦が大一番なのに…
4年前の予選の時はもっとチャンスも少なかったですし決定機を作られていて何とか引き分けていました。

前半は合格点、後半も及第点のハリル采配(オーストラリア戦 1-1)

采配ってね、選手交代だけが仕事じゃないんだわ。PKは確かにアクシデントだったけれど、あの状況でオーストラリアの攻撃よりも、リスクを踏んで攻撃に出るなんてこと普通は考えないし、しない。

実際香川を外したら守備での脆さを露呈しかねないからそうしていただけであって、今日の試合で言うなら下手に外せば終盤に2点くらい取られていたっておかしくなかったと思う。采配ってそれくらい繊細なの。

所詮結果論でしか語れないし、そこまで知りたきゃハリルに聞くしかないんだから。
大迫はもっと結果を出さなきゃダメ。今のままじゃね。

「【侍青の風】前半は合格点、しかし後半は赤点のハリル采配(オーストラリア戦 1-1)」へのコメント

後半に疑問を感じた方は、多いことと思いますが、冷静に考えると結果的にはハリルホジッチは正解と言わざるを得ません。恐らく、清武は早い時点で入れたとしても決定的な仕事が出来たとは到底思えません。素人マスコミの過大評価を、そのまま信じるのは危険ですよ。動きの質にクオリティがありません。(セビージャで機会をもらえ無いのは、選択肢の多様性に欠けるからですね)実際に彼が、評価されたイラク戦のアシストは本田がらみでしたが、明らかなオフサイドでしたし。
首の懸かった指揮官としたら動きづらい展開だったと思いますよ。変えたいのはCMですが、玉が無い。

大迫を呼んでいたら、選択肢は増えたでしょうに。

そこが、一番の欠陥だったのでしょうね。

こんな記事も読みたい

サッカー日本代表 豪州戦 雑感【亀ののこのこ走り(主にサッカーについて)】

[日本代表] 2016-10-11 日本 vs オーストラリア - ホジッチ監督の交代策ってどうなの?【やなけんのサッカー観戦日記】

日本代表 アジア最終予選④ vs オーストラリア【Planet of BLUE ★ ガンバ大阪】

ブロガープロフィール

profile-iconhirohiko24

筆者の小学生時代の
林間学校や運動会、卒業式などのエピソードを元にして書いた
「あだ名はナカジ」というブログを
連載していますので、さくらももこ風のエッセイや、
スタジオジブリの「耳をすませば」が好きな人は
ぜひ遊びに来てください。

  • 昨日のページビュー:2051
  • 累計のページビュー:3531418

(11月19日現在)

関連サイト:「あだ名はナカジ」

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 観客数がたった14000人だったWBC中国戦…【侍ジャパンの風】
  2. 【侍青の風】サッカーの神様は、なぜこんなにも中村俊輔に厳しいのか…
  3. 【侍青の風】鹿島アントラーズVS日本代表、先発イレブンでガチンコ対決!
  4. レッズファンの怒りとナビスコカップの現状【サムライブルーの風】
  5. キリンカップのような雰囲気のアジア最終予選 (イラク戦 1-0)【サムライブルーの風】
  6. 【侍青の風】柳沢敦の才能と、最後まで彼が背負った十字架
  7. 【侍青の風】「新国立競技場」の建設費と維持費を、他のスタジアムと比べてみると
  8. ピッチとベンチの温度差を無くした岡崎のゴール (オマーン戦 2-1)【サムライブルーの風】
  9. 栗原の憂鬱と柿谷の輝き(中国戦 3-3)【サムライブルーの風】
  10. 浅田真央、ソチオリンピックへの道

月別アーカイブ

2017
11
10
09
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
06
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月19日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss