サムライブルーの風

浅田真央、ソチオリンピックへの道

このエントリーをはてなブックマークに追加

フィギアスケートのグランプリファイナルは
冬季オリンピックと
世界フィギアスケート選手権と並ぶ(それらに次ぐ?)
権威を持つその大会らしい。

そんな大会で、浅田真央が
見事に4年ぶり3回目の優勝を果たした。

思えば、自分がこのグランプリファイナルという大会に
初めて注目したのが2005年の大会のときだった。

今から7年前のその大会で
15歳の浅田真央が初優勝を飾った。

2ヵ月後に開催するトリノオリンピックに
年齢制限のために出場資格が得られない選手が
彗星のように現れ、
世界の強豪を上回る演技を見せて金メダルを獲得した。

あのときの浅田真央は
羽根のはえた妖精のように
誰もが苦しんでいたジャンプを
簡単に、鮮やかに、そして楽しそうに跳んでいた。

フィギアスケートど素人の自分にとって
あのころの浅田真央こそ
まさに無敵の選手のように感じられた。

あれから7年が経った。
15歳の真央ちゃんは、22歳の浅田選手になった。

大人になるにつれて増していった体重の影響からか、
失敗なんてするわけがないと思っていたジャンプは
いつの間にか、
何度も失敗する場面を見てしまうようなものになってしまった。

浅田真央がジャンプをする瞬間は
以前は、彼女にとって何よりも大好きな遊びに
チャレンジするような瞬間だったように見えていた。

でも、現在では、彼女にとってのジャンプを飛ぶ瞬間は
いつからか、
勝負をかけた緊張の瞬間になってしまったように
見えてしまうのだ。

3年前のバンクーバーオリンピックでは
女子の選手として初めて
一つの大会でショートとフリーを合わせて3回も
トリプルアクセルを成功させるなど、
浅田真央にとっては
ジャンプが大きな武器になっていることは知っている。

それでも、やはり現在の浅田真央にとって
ジャンプは7年前のような
楽しさと喜びに満ちたものでは
無くなってしまったように見えてしまう。

そんなふうに思ってしまうために、
実は7年前の方が
彼女はすごい選手だったように
なんとなく個人的には感じてしまうのだ…。

でも、ちょっと調べてみると
7年前のグランプリファイナルで獲得した点数は189.62で
今回の大会での点数は196.80だということが分かった。

7年前よりも高い点数を獲得して優勝しているのだ。

7年前のような羽根がはえているようなジャンプは
失ってしまったかもしれない。
でも、それを補ってあまりあるテクニックと表現力が
経験とともに彼女の中に積み上げられてきたのだ。

その結果として、
彼女は7年間かけて
グランプリファイナル優勝3回、
世界フィギア選手権優勝2回、
オリンピック銀メダル1回、
全日本選手権優勝5回という
偉大な記録を成し遂げてきた。

7年間もの間、その競技において
日本国内はもちろんのこと
世界でもトップクラスに居つづけるということは、
他の女子スポーツにおいてでは、
レスリングの吉田沙保里(世界大会13連覇)や
柔道の谷亮子(オリンピックで銀2回、金2回、銅1回)と
肩を並べるぐらいの、
ものすごいキャリアと言えるだろう。

まさに、女子スポーツ界屈指のヒロインである。

およそ1年後にせまった、ロシアのソチオリンピック。
そこで、前回のバンクーバーオリンピックで記録した
現在の自己ベストである205.50を
超える演技をみせて
ぜひ金メダルを取ってもらいたい。

その瞬間、日本中が興奮と感動に包まれるだろう。
そして、そんな国民からの祝福を受けて、
彼女には真のスーパースターになってほしい。

がんばれ、真央ちゃん!


※長文読んでいただき、ありがとうございます。
  筆者のインドや中国などの海外旅行記をまとめた
    「旅ブログ Run around the World」では、
  現在、エジプト旅行記の連載をしています。
  ピラミッドなどの遺跡に興味がある人は
  ぜひ、遊びにきてください。
    
  筆者の小学生時代のエピソードを元にして書いた
  「エッセイ小説ナカジ」も連載しています。

    その他にも、日本の歴史をおもしろおかしく解説した
  「ボケプリ 涙と笑いの日本の歴史」も
  「平安時代」編に突入しました。
  源氏と平氏の戦いの話に興味がある
  小学生や中学生の人がいたら、
  一度のぞいてみてください。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
その他のスポーツ
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

浅田真央、ソチオリンピックへの道

最初のコメントの方も間違いじゃありません
ポイントの計算では、世界選手権とオリンピックが同じ、GPFは下のカテゴリなので。
でも試合の意味としてはかわらない。

訂正、全く必要なし。

スポーツナビから来ました 様

貴方のコメントは、とても失礼ですよ。スポーツナビから来られたのですか。胡散臭いです。
GPファイナルは疑い無く権威ある(この言葉、あまり好きではないですが)大会です。世界中の一流フィギュア選手がGPで競い、勝ち残った者たちの大会です。優勝者は現時点の世界一位です。ユーロは欧州一位、四大陸は四大陸一位、ナショナルはその国一位を決める大会です。
オリンピック、世界選手権と並ぶ世界一位を決める大会です。歴史が浅いので、それに次ぐ。と書かれていたのは正しい。
喜んで書かれているのが面白くないのでしょう。何故かは想像できますが。

訂正させていただきますね。

のっけから…『>フィギアスケートのグランプリファイナルは >冬季オリンピックと >世界フィギアスケート選手権と並ぶ(それらに次ぐ?) >権威を持つその大会らしい。』GPF如きを、世界選手権やオリンピックと並べて語らないでくださいね。 GPシリーズにおっしゃっているような権威なんてありませんよ。 サッカーブログで畑違いの方とはいえ、PCでブログを書いておられるのなら掲載前に少々お調べになってはいかがでしょうか? らしい、とあるので何とでも言い逃れ出来そうですが… 世界選手権と並べてもいいのはナショナル大会やユーロ、四大陸でしょう。 四大陸は歴史も浅く、権威という意味ではGPシリーズと変わらないような感もありますが。 待ち望んでいた久しぶりの浅田真央選手の国際大会での優勝は大変喜ばしく、ファンはうれしさでいっぱいです。 オリンピックへ向けて新しく興味を持たれ、スポーツナビからやってくる方も大勢いるでしょう。 どうか誤解のないように、お願い致します。

こんな記事も読みたい

ソチの喝采、浅田真央【競技場の片隅から】

アレクシ・パンテュローSL初優勝 バルディゼールSL【アルペンスキー撮影記】

白金カップ クラシカル【クロスカントリースキー レンティング陽】

韓国よ、これが最後通牒だ【物書き屋のサッカーを笑うな】

【土井杏南 一気に駆け上がったロンドンへの舞台 ひと夏の経験がシンデレラを変える】 【Woman's SHAPE official blog】

【星 奈津美 嬉しさと悔しさが交錯する銅メダル 4年後の頂点へ挑戦者魂が燃え上がる】 【Woman's SHAPE official blog】

東京オリンピック招致と都知事選挙【日本のスポーツを元気に!!!】

【岩清水梓 追われる立場を痛感したロンドン五輪 銀メダルが伝えるなでしこの未来図】【Woman's SHAPE official blog】

ブロガープロフィール

profile-iconhirohiko24

筆者の小学生時代の
林間学校や運動会、卒業式などのエピソードを元にして書いた
「あだ名はナカジ」というブログを
連載していますので、さくらももこ風のエッセイや、
スタジオジブリの「耳をすませば」が好きな人は
ぜひ遊びに来てください。

  • 昨日のページビュー:2051
  • 累計のページビュー:3531418

(11月19日現在)

関連サイト:「あだ名はナカジ」

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 観客数がたった14000人だったWBC中国戦…【侍ジャパンの風】
  2. 【侍青の風】サッカーの神様は、なぜこんなにも中村俊輔に厳しいのか…
  3. 【侍青の風】鹿島アントラーズVS日本代表、先発イレブンでガチンコ対決!
  4. レッズファンの怒りとナビスコカップの現状【サムライブルーの風】
  5. キリンカップのような雰囲気のアジア最終予選 (イラク戦 1-0)【サムライブルーの風】
  6. 【侍青の風】柳沢敦の才能と、最後まで彼が背負った十字架
  7. 【侍青の風】「新国立競技場」の建設費と維持費を、他のスタジアムと比べてみると
  8. ピッチとベンチの温度差を無くした岡崎のゴール (オマーン戦 2-1)【サムライブルーの風】
  9. 栗原の憂鬱と柿谷の輝き(中国戦 3-3)【サムライブルーの風】
  10. 浅田真央、ソチオリンピックへの道

月別アーカイブ

2017
11
10
09
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
06
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月19日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss