2006年11月10日
9日、松坂大輔選手のポスティングシステムによる入札があったことが分かった。
入札希望球団はメジャー5球団。球団名は証されていないが、私の予想としては本命のヤンキース、メッツ、レッドソックス、ダイヤモンドバックス、レンジャースの5球団だろう。
当初は、30億円越えとも言われた入札額も15~16億円になったようだ。目測を過った西武ライオンズは来週月曜に臨時の取締役会を開き、ポスティングシステムによる入札を受諾するか決める模様。
しかし、昨日の会見の球団首脳陣の表情は印象的であった。メディアの加熱する報道を信じてしまったのか?はたまた、どこからか信頼できる情報があったのかは分からないが、松坂選手のポスティングシステムによる移籍発表のときの笑顔から一転、厳しい表情であった。
一部報道では、西武ライオンズは松坂選手の入札額を球団の赤字に補填しようとしていたらしい。当初の30億円から半額程度の額になったわけだから渋い顔もするだろう。
さて、ヤンキースが交渉権獲得濃厚と言われているが、移籍金が当初の半額程度になったため、松坂選手の年俸が予想よりも挙がる可能性が出てきた。さすが敏腕エージェント「ボラス」氏か。ある程度、この過程はみこしていただろう。気になる年俸は4年70億円とも言われているが、果たしてどうか?
今後、松坂選手以上の入札額でポスティングシステムによる移籍が行われることはないのではないかと思う。ポスティングシステムに自体にも今後も残っていく制度か分からない。
来週には、入札した球団が発表されるだろう。楽しみである。
ないとは思うが、ここまできて西武ライオンズが目測していた額と違うので移籍容認を取り下げることがあれば、大顰蹙を買うだろう。
ないとは思うが・・・
posted by hiro34 |15:30 |
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2006年11月08日
明日、いよいよ松坂大輔選手のポスティングシステムによる移籍先が決定する。
本命ヤンキースと言われ続け、総額120億円の費用が投入されると言われてるが、ヤンキースは果たして入札できたのか?
この記事については後日、しっかりとしたものにしたいと思っているが、メッツ・レッドソックスの動向がかなり怪しい。
ヤンキース入りが堅いと思われているが、とんでもないどんでん返しがあるかも…
posted by hiro34 |23:42 |
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2006年10月04日
さて、本日はナショナルリーグのプレーオフの展望を見てみよう。
ナショナルリーグは、
東地区1位 ニューヨーク・メッツ
中地区1位 セントルイス・カージナルス
西地区1位 サンディエゴ・パドレス
ワイルドカード ロサンゼルス・ドジャース
の4球団が出場する。
まずは、各球団の戦力を見ていこう!
東地区を制したメッツから。近年まれに見る大物選手の獲得を進めてきたメッツ。昨季はベルトラン,ペドロ・マルチネスなど大物選手を獲得してきたが、結果は3位。それでも、3年連続負け越し中であったチームを貯金するまでのチームに立て直した。今季も諦めずにデルガド,ワグナーを獲得。見事、14年連続地区優勝中のブレーブスに18ゲーム差をつける独走でプレーオフに進出した。(2位のフィリーズとは12ゲーム差)
打線は、1番レイエス(打率.300,出塁率.354,64盗塁)が足でかき回し、2番ロデューカ(打率.318,出塁率.355)がつなぎ、3番ベルトラン(打率.275,41本塁打,116打点),4番デルガド(打率.265,38本塁打,114打点),5番ライト(打率.311,26本塁打,116打点)と100打点トリオのクリンナップが続く。
投手陣は、グラビンとトラクセルが15勝,O・ヘルナンデスが11勝と以外に二桁勝利のピッチャーが少ない。中継ぎ陣はフェリシアーノとブラッドフォード,大ベテランのR・ヘルナンデスなど安定感はある。クローザーのワグナーには何も言うことはないだろう。
ナショナルリーグのリーグチャンピオン最有力候補ではあるが、不安材料もある。
打線では下位打線に厚みがないこと。グリーンは全盛期のような打棒はなく、フロイドは怪我が多く今季は納得のいく成績が残せなかった。シーズン途中に松井稼頭央がトレードにより放出されると、セカンドにベテランのバレンティンが入ったが、今季の打率.271がキャリアハイともともと打率は高くない。ベテラン勢が多いことがせめてもの救いか。また、チャンスに強いとはけして言えず、得点圏打率が30球団中18位と半分より下回っている。
また、フロイドのように怪我人が多いのもネック。ペドロ・マルチネスは今季絶望,ザンブラーノもDL入りしており,O・ヘルナンデスもプレーオフを前に故障したという情報もある。ベルトランも故障を押して出場している状況だ。
短期決戦であるので、シーズンの勢いそのままに戦うことが出来れば、ワールドシリーズ制覇も夢ではない。
次に、中地区を制したカージナルス。3年連続で地区優勝を果たすも、今季は18年ぶりに8連敗を喫し、またシーズン終盤にも7連敗するなど、今季最終戦で地区優勝が決まるという苦しい戦いであった。
打線はプーホルスが一人気を吐いている状態。一時は年間本塁打記録を上回る勢いで本塁打を量産したが、途中初のDL入りを経験。しかしながら、打率.331,49本塁打,137打点と見事な成績。もちろん、成績だけが素晴らしいのではなく、試合を決める一発を放つなどまさにチームを牽引してきた。また、若手のダンカン(打率.293,22本塁打,43打点)、ローレン(打率.296,22本塁打,96打点)、切り込み隊長のエクスタインも打つだけでなく守りでも魅せている。もちろん、田口もここ一番の場面で守備や走塁が光っている。
投手陣はエースのカーペンターが15勝、スパーン12勝、マーキースの14勝とメッツ同様二桁勝利の投手は3人だ。中継ぎ陣の踏ん張りがキーになりそうだ。
やはり、不安材料は打線も投手陣も核となる選手が少ないこと。原因としては、怪我人が多いことだ。センターのエドモンズ,左のエースであるマルダー,クローザーのイズリングハウゼンと主力選手が故障。マルダーとイズリングハウゼンに至ってはプレーオフには出場できないだろう。なんとも痛いところだ。
もちろん明るい要素もある。トレードによって、ウェバーやウィルソン,スピージオのベテラン勢の踏ん張り。さらには、オールスターに出場したことのあるベリヤードも獲得。打線に厚みが出た。
今年こそ、念願のワールドチャンピオンになるべくラルーサ監督の手腕が問われそうだ。
次に西地区を制したパドレス。昨季に続き、2年連続で西地区を制した。シーズン終盤までドジャースと熾烈な争いを繰り広げ、9月に入り逆転。同率でのシーズン終了ながらも、ドジャースとの対戦成績で上回り、見事に地区優勝を果たした。
打線では、30本塁打100打点をクリアした選手はいなく、シーズンの得点も30球団中26位とプレーオフ参加チームの中で一番低い。打線の核となるのは若手のゴンザレス(打率.304,24本塁打,82打点)だろう。ピアザ,キャメロン,ジャイルズなどベテラン勢も踏ん張っているが、全盛期のような成績は残せていない。49盗塁のロバーツと25盗塁のキャメロン、21盗塁の新人バーフィールドの足でかき回すことが出来れば、ベテラン勢が勝負強い打撃で返してくれるだろう。
打線に比べ、投手陣は協力。30球団中タイガースに次ぐ2位の防御率と失点数を誇り、被安打数では堂々の1位だ。12勝のウィリアムス、11勝のピービ,ヘンスリー,ヤングの4人が二桁勝利を挙げており、安定した中継ぎ陣が後に控えている。クローザーはいわずと知れたホフマン。今季はMLB通算セーブ記録を塗り替え、途中肩を痛めるも大事には至っていないようだ。絶大なる信頼と安定感を誇り、9回までリードを保てば、間違いなく勝てるだろう。
打線が心配なところもあるが、シーズン終盤に故障中のクレスコが復帰してきた。果たして、初のワールドシリーズ制覇なるか。
最後にワイルドカードのドジャース。一時は首位を走ったが、パドレスに追いつかれる形になり、対戦成績で上回るパドレスに地区優勝をさらわれた。しかしながら、2年ぶりのプレーオフで1988年以来のワールドシリーズ制覇を狙う。
打線は、打率が30球団中8位,得点が9位,得点圏打率が5位とナショナルリーグを独走したメッツを上回っている。無論、得点はメッツに次ぐ2位だが、打率・得点圏打率はナショナルリーグのプレーオフ進出球団の中で1位である。その打線の核となるのは、ドリュー(打率.283,20本塁打,100打点)とガルシアパーラ(打率.303,20本塁打,93打点)だろう。全体的に長打力は期待できないが、メジャー5位の得点圏打率を活かして、繋いで勝つ野球を目指す。また、盗塁数も多く、ファーカル(37盗塁)&ロフトン(32盗塁)の快足コンビが相手投手にプレッシャーを掛けられれば、ますます得点力がアップするだろう。
投手は防御率・失点数が30球団中8位とそれなりの成績を残している。16勝のロウとペニー、15勝のマダックスと安定感を見せるが、それに続く投手がいないのも現状。安定した中継ぎ陣がいるだけに、先発にもう1人欲しいところだ。今季はガニエに代わって斎藤がクローザーを勤め、見事な活躍を果たしている。
不安材料はこれといって見られないが、ペニーの故障の回復具合とプレーオフ経験の少ない若手が中心のリリーフ陣の精神的なところが気になるところである。
ただし、全体的に見ても高い打撃力と投手力をもっているドジャース。ダークホースになるのではないか。
以上である。
ナショナルリーグを制するチームはメッツを予想する方が多いと思うが、私はドジャースを押したい。戦力紹介でも挙げたが、打撃・投手ともに高い戦力を誇っている。レギュラーシーズンを7連勝で飾った勢いそのままに戦うことが出来れば、ひょっとすればひょっとするかもしれない。
ディビジョンシリーズはカージナルス対パドレス,メッツ対ドジャースで行われる。
ちなみに、ナショナルリーグの主要タイトルの獲得者は以下の通り。
打者
首位打者 サンチェス(パイレーツ) .344
本塁打王 ハワード(フィリーズ) 59本
打点王 ハワード(フィリーズ) 149打点
盗塁王 レイエス(メッツ) 64盗塁
投手
防御率 オズワルト(アストロズ) 2.98
勝利数 ペニー,ロウ(ドジャース),ザンブラノ(カブス),
ハラング(レッズ),ウェブ(ダイヤモンドバックス)
スモルツ(ブレーブス) 16勝
奪三振 ハラング(レッズ) 216奪三振
セーブ数 ホフマン(パドレス) 46セーブ
以上だ。サンチェスはパイレーツ選手として23年ぶりの首位打者。ハワードは球団新記録となる59本塁打を放ちオルティス同様、本塁打・打点の二冠王を達成。レイエスは2年連続の盗塁王。
投手では、オズワルト,ハラングがそれぞれ初のタイトルを獲得。また、最多勝利数は6人の選手が並ぶという結果になった。ちなみに、20勝投手が両リーグで達成されなかったのは、スト以外で20世紀以降初のこと。
明日は日本のプレーオフの展望を述べていく。
posted by hiro34 |23:43 |
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2006年10月03日
メジャーリーグのレギュラーシーズンも終わり、ディビジョンシリーズが近づいてきた。
日本でも、パ・リーグはレギュラーシーズン全日程が終了し、プレーオフが始まる。
今回は、日米のプレーオフの出場球団と展望をメジャーリーグのシーズンタイトルと合わせて3日間にわたり、お話していきたい。
まずは、MLBアメリカンリーグから。
3日から始まるディビジョンシリーズ。出場球団は、アメリカンリーグは、
東地区1位 ニューヨーク・ヤンキース
中地区1位 ミネソタ・ツインズ
西地区1位 オークランド・アスレチックス
ワイルドカード デトロイト・タイガース
の4球団である。
では、各チームの戦力を見てみよう!
まずは、東地区のヤンキース。今季は松井,シェフィールド,ムシーナなど多くの故障者を出し、7月まで東地区2位に甘んじていた。しかし、トレードによってアブレイユ,ライドル(共にフィリーズ),ウィルソン(パイレーツ)などを獲得し、また、カノ,カブレラ,王建民などの若手の成長により、レッドソックスに対して最終的には10ゲーム差をつけるなどの底力を見せ付けた。
やはり、最強のタレント集団。ジーターもシーズン終了まで首位打者を争い(打率.343)、ロドリゲスも調子はいまひとつながらも9年連続「35本塁打・100打点以上」を記録。さらには、ジオンビーも打率こそ低いが全盛期のような打棒が復活(37本塁打113打点)。ヤンキース1年目のデーモンもリードオフマンとして、しっかり活躍した(打率.285 出塁率.359 25盗塁)。そこに、松井の代役として十二分に働いたカブレラ,ジーター同様シーズン終盤まで首位打者を争ったセカンドのカノ(打率.342),そして、なんと言っても投手陣の柱となった王建民(防御率3.63 19勝6敗)や、17勝を挙げたジョンソン,15勝のムシーナ,12勝のライドルなど層々たるメンバーが揃っている。クローザーのリベラも帰ってきた。
誰しも、ヤンキースをワールドチャンピオン最有力候補として挙げるだろう。
次にツインズ。今季終盤まで中地区の優勝をタイガースと争い、最大10ゲームもあった差を見事ひっくり返しての優勝を手にした。
なんと言っても、投手3冠に輝いたサンタナ(防御率2.77 19勝6敗 245奪三振)と、捕手としてア・リーグ初となる首位打者に輝いたモウアーの2人の存在は欠かせないものになった。サンタナはシーズン序盤こそは調子がいまひとつだったが、オールスター明けには脅威の投球を連発!地区優勝の最大の貢献者になった。モウアーも一時は4割打者誕生かと思われる勢いで打ちまくり、結果として首位打者を獲得。打者として、また正捕手としてチームを見事に牽引した。
その他にも、新人ながら脅威の投球を見せ、12勝3敗,防御率2.16を記録したリリアーノ(残念ながらDL入り)や、チーム打点王のモルノー(130打点),キャリア初の30本塁打を記録しベテランとしてチームを引っ張り、相変わらずの外野守備で美技を披露するハンター,リリアーノに代わり、シーズン終盤に新人として活躍を見せたボンサー(9月の月間新人王),ネイサン&レイエスの中継ぎコンビに、12勝を挙げたベテランのラドキーなど、チーム力はヤンキースに引けを取らない。リーグ優勝決定戦まで、進めばヤンキースを倒す最有力候補として挙げられるだろう。
次に、西地区を制したアスレチックス。今季の躍進に大きく貢献したのは、移籍1年目ながら見事カムバックを果たした「ビック・ハート」ことトーマスの活躍だろう。39本塁打114打点と全盛期のような活躍を見せ、ベテランとしてチームを引っ張った。このトーマスの今季年俸が50万ドル(およそ5900万円。もちろん出来高も付くが。)という破格の年俸だけに、「マネー・ボール」で知られるビーンGMもさぞかし喜んだだろう。
「セイバー・メトリクス」と言う独特の考えを持つビーンGMのお気に入り選手達は揃って活躍を見せた。正捕手ケンドールは打率.295も出塁率が.367,外野手のコッツェーは打率.275も出塁率.332と高い出塁率を誇った。また、若手のスウィッシャーが出塁率.372の35本塁打と活躍を見せ、投手ではジト,ブラントンが16勝、ローアイザが12勝、若手のヘイレンが14勝と整っている。さらにはシーズン終盤になりハーデンが帰ってきた。ストリートも相変わらずの安定したクローザーぶりだ。
唯一、気になることがあるとすれば、主砲チャべスの低迷か。打率.290・35本塁打・100打点をクリアできる力を持っているので、今季の打率.241・22本塁打・72打点は物足りない。
同地区のマリナーズに対して見せた15連勝の勢いを取り戻せば、世界一も夢ではない。
ア・リーグ最後は、ワイルドカードのタイガース。シーズン序盤、春の珍事としてタイガースの好スタートを謳っていたが、今季は本物の強さを見せた。昨季、3Aで優勝した若手の台頭あり、見事にプレーオフへ進んだが、シーズン終盤は失速してしまいワイルドカードでプレーオフへ。
しかし、19年ぶりのプレーオフとあって選手達も必死だ。トーマス(26本塁打),オルドネス(24本塁打),モンロー(28本塁打)の外野トリオに加え、インジも(27本塁打)と打線は好調。
守備面では、ショートのギーエン,セカンドのポランコのキーストンコンビに、正捕手のロドリゲスのセンターラインは強力だ。
また、投手陣は新人王候補のバーランダーとベテランのロジャースが17勝,ボーダーマンが14勝,ロバートソンが13勝を挙げており、クローザーの大ベテランのジョーンズも健在だ。
ただ、気になるのは、やはり終盤の失速。ジム・リーランド監督の手腕が問われそうだ。
以上が、ア・リーグの出場球団だ。
やはり、全体的な戦力はヤンキースが有利と思われる。対抗馬としてはツインズだろう。
ディビジョンシリーズはヤンキース対タイガース。アスレチックス対ツインズのマッチメイク。互いの勝者が、リーグチャンピオンシップ,ワールドシリーズへと進んでいく。
ちなみに、アメリカンリーグの主要タイトルの獲得者は以下の通り。
打者
首位打者 モウアー(ツインズ) .347
本塁打王 オルティス(レッドソックス) 54本
打点王 オルティス(レッドソックス) 137打点
盗塁王 クロフォード(デビルレイズ) 58盗塁
投手
防御率 サンタナ(ツインズ) 2.77
勝利数 サンタナ(ツインズ),王建民(ヤンキース) 19勝
奪三振 サンタナ(ツインズ) 245奪三振
セーブ数 ロドリゲス(エンゼルス) 47セーブ
以上だ。モウアーはア・リーグとしては初の捕手の首位打者。オルティスは球団新記録となる54本塁打を放った。クロフォードは2年ぶり3回目の盗塁王。
投手では、サンタナが「投手3冠」を達成。これはMLB史上32回目。「K-ROD」ことロドリゲスは2年連続での受賞となった。
ちなみに日本人選手では、イチローが最多安打のタイトルを獲得。また、大塚晶則が32セーブで11位と健闘した。
明日はナショナルリーグのプレーオフの展望を述べていく。
posted by hiro34 |18:48 |
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2006年09月21日
MLBでは今季、107年ぶりに達成された記録がある。
「借金20からの勝率5割復帰」
と言う記録だ。1899年、ホーナス・ワグナーが所属していた「ルイビル・カーネルズ」と言うチームがこの離れ業をやってのけた。
そして、今季達成した当事者達が、「フロリダ・マーリンズ」である。
1993年、エクスパッションにより創設したチームであり、1997年と2003年にワイルドカードからリーグ優勝し、ワールド・シリーズを制覇するという離れ業を成し遂げているチームでもある。
しかし、経営難からトレードが絶えないチームでもある。
1997年のワールド・シリーズ制覇時には、主力であったボビー・ボニーヤや、ゲリー・シェフィールド(現ヤンキース),ロブ・ネンなどを軒並みに放出。
また、今季に至ってはミゲル・カブレラ,ドントレル・ウィリス以外に主力選手をほとんど放出するという「ファイヤーセール」を敢行し、カルロス・デルガド(現メッツ),ジョシュ・ベケット(現レッド・ソックス),マイク・ローウェル(現レッド・ソックス),ホアン・ピエール(現カブス)など放出した。そのため、今季の年俸の総額が1500万ドルという驚異的な安さになっている。
また、監督が新人であるジョー・ジラルディと言うことで、彼の現役時代のヤンキース黄金時代を築き上げた頭脳をかっていたファンも多かったが、今季のロースターがマイナーでの実績しか持たない選手が多く、シーズン前には誰もがこのような結果になるとは思っていなかっただろう。
5月の時点で11勝31敗と大きく負け越し「借金20」。誰しも今季を諦めていたはずだ。しかも、ジラルディ監督の解任騒動も持ち上がり、ますますムードが悪くなった。
しかし、若手チームの逆襲が始まっていくのである。今や、新人王候補に挙げられてる、ジョシュ・ジョンソン投手,スコット・オルセン投手,新人ノーヒッター男のアニバル・サンチェス投手,オールスターにも出場したダン・アグラ二塁手,ナ・リーグ3位の49盗塁を誇るヘンリー・ラミレス遊撃手など、新人勢が脅威の活躍を見せ、9月3日には見事「勝率5割」に復帰したのである。その後も勢いは止まらず、ワイルドカード争いにも食い込むようになった。
今季のこのような成績に、ラリー・バインフェストGMを評価する声もあるようだ。先ほど挙げたヘンリー・ラミレス,アニバル・サンチェスなどはデルガドやベケットと引き換えに獲得した選手であり、1500万ドルという驚異的なサラリーの安さを達成したという「年俸削減と同時に多数の若手有望株を獲得する」という手腕が発揮されたという点である。
今季のワイルド・カードからのプレー・オフへの進出は難しいかもしれないが、来季彼ら若手軍団が2年目のジンクスに陥ることなく、今季同様の活躍をすれば、プレー・オフ進出も夢ではないだろう。来季の活躍を楽しみにしている。
ジョー・ジラルディ:1989年にシカゴ・カブスでメジャーデビュー。
その後はコロラド・ロッキーズ、ヤンキースら4球団をわたり歩き、ヤンキースでは世界一を3度経験している。メジャー生活15年間の通算成績は、1277試合に出場して打率2割6分7厘、36本塁打、422打点。
ジョシュ・ジョンソン:今季の新人王候補。
開幕当初はリリーフだったが、5月に先発ローテーションに定着すると才能が開花。その後、防御率のタイトルを争うなどして一躍エースとして君臨し、6月の最優秀新人賞を獲得。しかし、9月に右肘を痛め今季絶望。
今季成績は防御率3.10 12勝7敗。
スコット・オルセン:ジョンソンと共に左のエースとして活躍。
技巧派左腕であるが、要所要所で三振を取れる投手でもある。
今季成績は防御率3.87 12勝8敗。
アニバル・サンチェス:マーリンズ投手陣の3・4番手を争っている。
9月6日に新人ながらバド・スミス以来5年ぶりのノーヒッターを達成。
今季成績は防御率2・90 8勝3敗。
ダン・アグラ:新人ながら開幕から正二塁手に抜擢される。
当初は目立った活躍をしていなかったが、次第に頭角を現し6月の最優秀新人賞を獲得。7月にはオールスターにも選ばれた。ルール5ドラフトによってマーリンズに移籍してきた。
今季成績は、打率.290 26本塁打 89打点 6盗塁。
ヘンリー・ラミレス:ラリー・バインフェストGMの申し子。
今季前に行われた、大型トレードによってマーリンズに移籍。開幕当初からショートに入り、今やマリーンズの不動のショート・ストップである。
今季成績は、打率.286 13本塁打 52打点 49盗塁。
※今季成績は9月20日現在。
posted by hiro34 |15:16 |
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2006年08月01日
本日8月1日は、アメリカ時間の7月31日。
MLB各球団にとって大事な日。
それは、「トレード締結期限日」だからである。
毎年、この時期になると大きな話題を提供してくれるMLB。今年も大きな動きはあった模様。
では、主な動きを見る前に、今年のトレード注目選手を挙げてみる。
1.ボビー・アブレイユ…今年最も注目されている外野手。昨年の球宴のHRダービーで優勝。
今季成績は打率.277 8本塁打 60打点 20盗塁。フィラデルフィア・フィリーズ在籍。
2.アルフォンソ・ソリアーノ…毎年この時期になると名前が挙がってくる選手。今季外野にコンバートされた。
今季成績は打率.289 32本塁打 66打点 27盗塁。ワシントン・ナショナルズ在籍。
3.ミゲル・テハダ…ソリアーノ同様、この時期には頻繁に名前が挙がる。チャンスに強い打撃は注目の的。
今季成績は打率.330 19本塁打 77打点 4盗塁。ボルティモア・オリオールズ在籍。
4.グレッグ・マダックス…今季低迷しているカブスは、ベテランと引き換えに来期のために若手を補強する模様。
今季成績は防御率4.69 9勝11敗。シカゴ・カブス在籍。
5.バリー・ジト…アスレチックス一筋7年のエースも、今季で契約終了。果たしてトレードされるのか?
今季成績は防御率3.61 11勝7敗。オークランド・アスレチックス在籍。
以上の選手は注目される選手だろう。
そして、今日。いくつかのトレードがまとまった!!
まず、注目選手の動向だが、アブレイユはコリー・ライドル投手とヤンキースにトレードされた。(7月30日)ライドルは今季8勝7敗,防御率4.74という成績も、通算では78勝69敗,防御率4.55と実績がある。今後は先日獲得したシドニー・ポンソン投手に代って先発5番手に入る模様。
これに対してフィリーズは2005年ドラフト1位のC.J・ヘンリー遊撃手を含むマイナー4選手を獲得した。来期以降を見据えた補強であった。
そして、マダックス。トレード期限終了数分前に契約がまとまったとあって、胸中は複雑そうである。獲得したのはドジャース。
交換相手はシーザー・イズタリス内野手。二塁・三塁・遊撃を守れる器用な選手でゴールドグラブ賞も獲得したこともあるが今季は怪我で出遅れてしまった。ドジャースは地区最下位ながらも首位と5ゲーム差と挽回のチャンスはありワイルドカード争いでも3位と検討中。ベテランの力を存分に発揮してもらいたいようだ。
その他の注目選手は残留した模様。
では、その他ではどうなのか?
カルロス・リー(ブルワーズ)やショーン・ケーシー(パイレーツ),クレイグ・ウィルソン(パイレーツ)などオールスター級の選手もトレードされたようだ。
カルロス・リーはレンジャースヘ。他にマイナー1選手を含みトレードされた。リーはここまで、打率.292 28本塁打 82打点と好調を維持してる。
ブルワーズは見返りとしてフランシス・コルデロ投手を獲得。今季は不調からシーズン途中から大塚にクローザーの座を明け渡し、セットアッパーとして7勝4敗6セーブ,防御率4.81の成績。しかし、過去2年で86セーブを挙げているので場合によってはクローザーに回ることもあるだろう。また、今季外野のレギュラーであったケビン・メンチ(打率.284 12本塁打 50打点)とマイナー2選手がブルワーズに移籍した。
また、レンジャースは今季終了後FAとなるリーに対して長期契約も視野に入れている模様だ。
ショーン・ケーシーはパイレーツからタイガースへ移籍することになった。今季ケーシーは腰痛のため1ヶ月あまり戦線離脱。復帰後は打率.293 3本塁打 29打点とまずまずの成績。このトレードに伴って開幕から一塁に入っていたシェルトンを降格。開幕こそ大爆発で沸かせたが、現在は打率.277 16本塁打 45打点と落ち着いてしまった。開幕から好調なタイガースは実績があるベテラン選手を獲得しプレーオフに望むようだ。
なお、タイガースからは見返りとしてマイナー1選手がパイレーツに移籍した模様。
クレイグ・ウィルソンはヤンキースへと移籍した。昨季怪我の影響から満足のいった成績を残せなかったウィルソンだが、今季はここまで打率.267 13本塁打 41打点と復調の兆し。2004年には29本塁打したことのある大砲がヤンキースに加わった。ヤンキースはウィルソンの打棒だけでなく、外野に加えて1塁・捕手もできる守備力にも目をつけていたようだ。
ヤンキースからはショーン・チャコンがパイレーツに移籍した。チャコンは、開幕当初はローテーションの一角として期待されていたが、不調。その後は、中継ぎをして登板していた。今季成績は防御率7.00 5勝3敗。
といった具合である。
他にも、元中日の大ベテラン、マット・ステアーズ外野兼1塁手がロイヤルズからレンジャースヘ。故障から復帰したキップ・ウェルズ投手もパイレーツからレンジャースヘ移籍。レンジャースは見返りとしてマイナー1選手ずつ各球団に放出。
デビルレイズのフリオ・ルーゴ遊撃手はドジャースに移籍。今季好調のルーゴの見返りとしてドジャースはマイナー2選手をデビルレイズに放出。
カージナルスはインディアンスからロン・ベリヤード二塁手を獲得。見返りとしてヘクター・ルナ内野手を放出。
などなど、挙げればきりが無いくらいのトレード数。
なぜ、メジャーがこれほどまでにトレードを行うのか?
次回は、トレードに見るメジャー球団の思惑を述べていきたい。
posted by hiro34 |19:17 |
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2006年06月10日
ショッキングなニュースが飛び込んできた。
NYメッツの松井稼頭央選手のロッキーズへのトレードが決定したのだ!
松井稼頭央選手の今季ここまでの成績は、38試合に出場し、打率.200 1本塁打、7打点と打撃不振が続いていた。
今季が3年契約の最終年。過去2年の成績に納得のいっていない松井稼頭央選手は、オフもアメリカで自主トレを行い、意欲的にトレーニングに励んできた。また、元西武ライオンズ2軍マネージャーで元同僚の熊沢とおる氏と個人契約を結び基本練習やバッティングの修正など今年にかける意気込みが伝わってきた。
そんな矢先、オープン戦で右ひざを痛めてしまいDL入り。復帰戦の4月21日の試合で日本人初のランニングホームランを放ち、3年連続シーズン初打席ホームランの偉業も達成した。しかし、その後打撃不振が続き、5月27日のマーリンズ戦を最後に先発をホセ・バレンティン選手(※1)に譲り、先発起用がなくなってしまった。
松井稼頭央選手は2003年オフに西武ライオンズから、年俸総額2000万ドル(約23億円)の3年契約でメッツに入団。当時の監督、ケン・モッカ監督が日米野球で来日した際、「今すぐアメリカに連れて帰りたい!!」というほど惚れ込んでおり、期待も高かった。
2004年の開幕戦で先頭打者ホームランを放ち、メジャーで最高な形でスタートを切ったが、その後は怪我などにより114試合の出場,打率.272 7本塁打 44打点 14盗塁と不本意な成績に終わった。昨季もわずか87試合の出場にとどまり、打率.255 3本塁打 24打点 6盗塁とまたしても不本意なものとなっていた。
今季ここまでの通算では、239試合に出場し、打率.256 11本塁打 75打点 22盗塁と日本での輝かしい実績を見てみても、この3年間が松井稼頭央選手にとってどれだけ苦しいものだったのかわかる。
今回このトレードを成立させるには、松井稼頭央選手が結んだエンゼルス・ドジャース・ヤンキース以外の他チームへの移籍拒否権をどうするのかが焦点であったようだが、松井稼頭央選手が自身の打撃不振が今回のトレードの原因であると認識し、移籍拒否権を破棄した模様だ。
また、松井稼頭央選手は通訳を介して、「結果がすべての世界だから、チームがしかるべき行動を取るのは当然。ウィリー(・ランドルフ監督)の期待に応えることができなかったことが残念だ」と語っている。(ニューズ・デイより抜粋)
大リーグのHPでは、ロッキーズのGMダン・オダウドのコメントを載せ、「彼に必要なのはリラックスしてゲームを楽しむということ。彼の野球に対する情熱があれば、レギュラー奪取も可能だ」と紹介している。
新天地では3Aコロラド・スプリングスからのスタートとなるが、GMの評価も高く、早々にメジャー復帰が待たれる。また、1995年にハワイのウインターリーグでチームメートだったトッド・ヘルトン(※2)もいることから、松井稼頭央選手にとってはリラックスしてプレーできる環境ではないか。
なお今回のトレードでは、ロッキーズからはイーライ・マレーロ(※3)がメッツに移籍する。
松井稼頭央:1975年10月13日生まれ。
1993年ドラフト位で西武ライオンズに入団。入団当初は投手だったが、入団後野手に転向。日本ではトリプル3(打率三割・30本・30盗塁)を達成するなど、その高いポテンシャルを存分に発揮してきた。日本での通算成績は、打率.309・1433安打・150本塁打・569打点・306盗塁。
2003年、FAによりNYメッツに移籍。しかし、移籍後の2年間は故障などに悩まされる。2006年6月9日にロッキーズにトレード。
※1:ホセ・バレンティン:1969年10月12日生まれ。
メジャー通算成績は、打率.242 1235安打 233本塁打 757打点。強打のスイッチヒッターながらも、内野であればどこでもこなす器用さもある。2005年、ドジャース在籍時に中村紀(現オリックス)とサードのポジションを争った。
※2:トッド・ヘルトン:1973年8月20日生まれ。
メジャー通算成績は、打率.334 1584安打 276本塁打 941打点。いわずと知れた、現役通算最高打率保持者。長い間チームを牽引してきたが、今季は開幕から不調。2003年から成績が下降気味。今季ここからの巻き返しが期待される。
※3:イーライ・マレーロ:1973年11月17日生まれ。
メジャー通算成績は、打率.244 458安打 64本塁打 258打点。キャッチャーからファースト、外野もこなすユーティリティプレーヤー。
posted by hiro34 |22:57 |
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2006年06月10日
先日、イチロー選手が日米通算2500安打を達成した。
日本での通算安打数が1278本(9年),アメリカで1222本(6年この日まで)での2500安打。メジャーのほうが試合数が多いとはいえ、6年目の今季日本での通算安打数を簡単に抜き去るだろう。
32歳での達成と言うことで、メジャーを見てみるとイチローより早く2500安打を達成したのは「球聖」タイ・カッブ選手しかいない。日本では、張本勲選手,野村克也選手,王貞治選手,門田博光選手,衣笠祥雄選手,福本豊選手の6人しか達成しておらず、そのほとんどが選手生活の終盤で達成している。
こうした意味でイチローの記録は素晴らしいものであることがよくわかる!!
また、通算での4000本安打も達成するのではないか?という期待感も出てくる。
仮に、今季も200安打を達成できたとして、残り約1400安打で「4000」と言う記録をクリアできるようになるので、毎年200安打を達成すれば遅くても7年,39歳のときには達成できてしまうのだ。その頃には、メジャー通算3000本と言ういわゆるメジャーでの殿堂入り資格である数字にも近づいている。もちろん達成するするためには、怪我もなく現状の能力を維持したままで現役生活を行っていく必要がある。
かなり難しいことかもしれないが、「イチローなら…」という期待感がでてくる。なんとも不思議なことだ。
ちなみに今季60試合、89本目のヒットが記念すべき2500安打目になった。60試合時での安打数は、2004年ジョージ・シスラーのメジャー年間安打記録を更新したときよりも多くヒットを打っていることになる。
しかし、イチローはまだまだ不満のようだ。
「僕は、日本で210安打を達成したときは60試合で100安打してたんですよ!」
と彼のコメント。
イチローの進化はまだまだ続いていく…
posted by hiro34 |15:13 |
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2006年06月09日
とても残念なニュースだ。西武ライオンズの松坂健太選手が「左足首骨折」の重傷を負ってしまった。全治2~3ヶ月かかる見通しで、今季の復帰は難しいとされている。
イースタン・リーグでの今季成績は西武ライオンズの2軍インボイスで「4番」を任されており、打率.223 3本塁打 12打点と多少苦しんではいたが、昨季の成績は打率.280 7本塁打 23打点 8盗塁と三拍子そろった大器の片鱗振りを見せていた。
今季の西武ライオンズの外野は、5番の和田選手以外はレギュラーとして固定はされておらず、開幕センターのキャプテン赤田選手も不振により、広島から移籍してきた福地と併用されたり、開幕から絶好調だったGG佐藤選手は現在不調のため2軍に降格している。さらには、高山・大島・栗山を含めた外野戦争が勃発している。
その戦争に、守備では1軍に認められておりレギュラー枠を競うために松坂選手も加わるのではないか?と思われていた。
そんな中、このような怪我に見舞われてしまい彼も相当残念であろう。私自身、知人の紹介で多少面識のある選手ではあるが、普段はとても明るい選手なので見舞いに行くにも彼の悲しい顔を見るのは忍びない気持ちになる。
怪我が完治してからも壮絶なリハビリが待ち受けているであろう。
しかし、彼は近い将来、間違いなく1軍でレギュラーを獲得することができる選手である。
苦しい戦いにはなるだろうが、きっと元気な姿を見せてくれるだろう!!
posted by hiro34 |23:00 |
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2006年06月07日
本日、メジャーリーグではドラフト会議が行われました。
ロイヤルズが全体の1位で独立リーグでプレーするルーク・ホーチェバー投手を指名した。テネシー大出身の同投手は昨年、ドジャースから指名されたが、入団しなかった。
ホチェバー投手は、196センチの長身右腕。速球、スライダー、カーブを駆使し、昨年は大学リーグで15勝を挙げ、今季は独立リーグでも活躍しており、チーム事情から即戦力として期待されているのではないか。
2番目のロッキーズは、スタンフォード大のグレゴリー・レイノルズ投手を指名。ことしの目玉とみられていたノースカロライナ大の左腕、アンドルー・ミラー投手は、6番目にタイガースから指名された。
上位10名のドラフト順は、
全体1位:ルーク・ホーチェバー投手-ロイヤルズ
2位:グレゴリー・レイノルズ投手-ロッキーズ
3位:エヴァン・Longoria三塁手-デビルレイズ
4位:ブラッド・リンカーン投手-パイレーツ
5位:ブランドン・モロー投手-マリナーズ
6位:アンドルー・ミラー投手-タイガース
7位:クレイトン・カーショウ投手-ドジャース
8位:ロバート・スタッブズ中堅手-レッズ
9位:ウィリアム・ラウエル三塁手-オリオールズ
10位:ティモシー・Lincecum投手-ジャイアンツ
と言う結果。
ちなみに、ドジャースはヤンキースで活躍したドン・マッティングリー打撃コーチの息子、プレストン・マッティングリー内野手(18)[エバンズビル・セントラル高]を全体の31番目で指名した。プレイトンは「父親より万能」と評されている。
また、大洋での選手生活のあるパイレーツの監督ジム・トレーシーの息子チャドはレンジャースに指名され、同じパイレーツのシェルビー打撃コーチの息子もホワイトソックスに指名された。
今回も2世選手が誕生したわけだが、今季のメジャーでは2世選手の活躍も目立つ。
その中でも、プリンス・フィルダー(ブルワーズ),ジョッシュ・バーフィールド(パドレス),トニー・アーマス(ナショナルズ)が若手の筆頭だろう。
阪神で活躍したセシル・フィルダーの息子プリンス・フィルダー(今季59試合目で、打率297 9本塁打 33打点)は、父親譲りの恰幅のよさで快打を連発している。
巨人で活躍したジェシー・バーフィールドの息子ジョッシュ・バーフィールド(今季55試合目で、打率260 3本塁打 15打点 8盗塁)は、豪快なバッティングであった父親とは対照的に、走攻守の三拍子のそろったプレイヤーだ。
トニー・アーマスjrは父親はメジャーで2度本塁打王にも輝いたことのあるトニー・アーマスsrの息子。若手ではあるが02年には12勝(12敗)したこともある投手だ。ここ3年は肩の故障などで悩んでいたが、今季は6勝3敗 防御率3.34と好調をキープしている。
バリー・ボンズもケン・グリフィーも2世選手。なぜ、メジャーでは2世選手がここまで多く誕生するのであろうか?
一つの要因として考えられるのは、メジャーと言う環境そのものが日本と違うからであろう。
メジャーでは自分の息子などを球場に招き色々な選手から指導を受けたりしている。カル・リプケンもテッド・ウィリアムスから指導を受けていた。
こうしたメジャーの自由なスタイルが2世選手を増やしたのだろう。日本のような変化の無いアマチュアイズムに縛られていては、今後も2世選手の誕生はそう望めないだろう。
ドラフトにかんして、詳しくは、「MLB.com(http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/index.jsp)」をご覧下さい。
posted by hiro34 |23:46 |
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