2006年08月01日

トレード期限。

 本日8月1日は、アメリカ時間の7月31日。

 MLB各球団にとって大事な日。

 それは、「トレード締結期限日」だからである。



 毎年、この時期になると大きな話題を提供してくれるMLB。今年も大きな動きはあった模様。

 では、主な動きを見る前に、今年のトレード注目選手を挙げてみる。

 1.ボビー・アブレイユ…今年最も注目されている外野手。昨年の球宴のHRダービーで優勝。
   今季成績は打率.277 8本塁打 60打点 20盗塁。フィラデルフィア・フィリーズ在籍。

 2.アルフォンソ・ソリアーノ…毎年この時期になると名前が挙がってくる選手。今季外野にコンバートされた。
   今季成績は打率.289 32本塁打 66打点 27盗塁。ワシントン・ナショナルズ在籍。

 3.ミゲル・テハダ…ソリアーノ同様、この時期には頻繁に名前が挙がる。チャンスに強い打撃は注目の的。
   今季成績は打率.330 19本塁打 77打点 4盗塁。ボルティモア・オリオールズ在籍。

 4.グレッグ・マダックス…今季低迷しているカブスは、ベテランと引き換えに来期のために若手を補強する模様。
   今季成績は防御率4.69 9勝11敗。シカゴ・カブス在籍。

 5.バリー・ジト…アスレチックス一筋7年のエースも、今季で契約終了。果たしてトレードされるのか?
   今季成績は防御率3.61 11勝7敗。オークランド・アスレチックス在籍。

 以上の選手は注目される選手だろう。



 そして、今日。いくつかのトレードがまとまった!!

 まず、注目選手の動向だが、アブレイユはコリー・ライドル投手とヤンキースにトレードされた。(7月30日)ライドルは今季8勝7敗,防御率4.74という成績も、通算では78勝69敗,防御率4.55と実績がある。今後は先日獲得したシドニー・ポンソン投手に代って先発5番手に入る模様。
 これに対してフィリーズは2005年ドラフト1位のC.J・ヘンリー遊撃手を含むマイナー4選手を獲得した。来期以降を見据えた補強であった。

 そして、マダックス。トレード期限終了数分前に契約がまとまったとあって、胸中は複雑そうである。獲得したのはドジャース。
 交換相手はシーザー・イズタリス内野手。二塁・三塁・遊撃を守れる器用な選手でゴールドグラブ賞も獲得したこともあるが今季は怪我で出遅れてしまった。ドジャースは地区最下位ながらも首位と5ゲーム差と挽回のチャンスはありワイルドカード争いでも3位と検討中。ベテランの力を存分に発揮してもらいたいようだ。

 その他の注目選手は残留した模様。

 では、その他ではどうなのか?

 カルロス・リー(ブルワーズ)やショーン・ケーシー(パイレーツ),クレイグ・ウィルソン(パイレーツ)などオールスター級の選手もトレードされたようだ。

 カルロス・リーはレンジャースヘ。他にマイナー1選手を含みトレードされた。リーはここまで、打率.292 28本塁打 82打点と好調を維持してる。
 ブルワーズは見返りとしてフランシス・コルデロ投手を獲得。今季は不調からシーズン途中から大塚にクローザーの座を明け渡し、セットアッパーとして7勝4敗6セーブ,防御率4.81の成績。しかし、過去2年で86セーブを挙げているので場合によってはクローザーに回ることもあるだろう。また、今季外野のレギュラーであったケビン・メンチ(打率.284 12本塁打 50打点)とマイナー2選手がブルワーズに移籍した。
 また、レンジャースは今季終了後FAとなるリーに対して長期契約も視野に入れている模様だ。

 ショーン・ケーシーはパイレーツからタイガースへ移籍することになった。今季ケーシーは腰痛のため1ヶ月あまり戦線離脱。復帰後は打率.293 3本塁打 29打点とまずまずの成績。このトレードに伴って開幕から一塁に入っていたシェルトンを降格。開幕こそ大爆発で沸かせたが、現在は打率.277 16本塁打 45打点と落ち着いてしまった。開幕から好調なタイガースは実績があるベテラン選手を獲得しプレーオフに望むようだ。
 なお、タイガースからは見返りとしてマイナー1選手がパイレーツに移籍した模様。

 クレイグ・ウィルソンはヤンキースへと移籍した。昨季怪我の影響から満足のいった成績を残せなかったウィルソンだが、今季はここまで打率.267 13本塁打 41打点と復調の兆し。2004年には29本塁打したことのある大砲がヤンキースに加わった。ヤンキースはウィルソンの打棒だけでなく、外野に加えて1塁・捕手もできる守備力にも目をつけていたようだ。
 ヤンキースからはショーン・チャコンがパイレーツに移籍した。チャコンは、開幕当初はローテーションの一角として期待されていたが、不調。その後は、中継ぎをして登板していた。今季成績は防御率7.00 5勝3敗。

 といった具合である。

 他にも、元中日の大ベテラン、マット・ステアーズ外野兼1塁手がロイヤルズからレンジャースヘ。故障から復帰したキップ・ウェルズ投手もパイレーツからレンジャースヘ移籍。レンジャースは見返りとしてマイナー1選手ずつ各球団に放出。
 デビルレイズのフリオ・ルーゴ遊撃手はドジャースに移籍。今季好調のルーゴの見返りとしてドジャースはマイナー2選手をデビルレイズに放出。
 カージナルスはインディアンスからロン・ベリヤード二塁手を獲得。見返りとしてヘクター・ルナ内野手を放出。
 
 などなど、挙げればきりが無いくらいのトレード数。

 なぜ、メジャーがこれほどまでにトレードを行うのか?

 次回は、トレードに見るメジャー球団の思惑を述べていきたい。

 

posted by hiro34 |19:17 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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