2007年03月27日
マイケル・ジョーダンの幻影は永久にあるのだろうか?
神といわれた男は若くしてアメリカバスケット界の神といわれるようになった。人々の尊敬と願望の眼差しを受け全世界の人の記憶に刻まれた。
そしてそのマイケル・ジョーダンの幻影に挑み続ける選手がいる。
コービー・ブライアントだ。名門レイカーズを背負って立つスコアリングマシンだ。
彼は若い時からマイケル・ジョーダンと比べられることが多かった。アンファニー・ハーダウェイとグラント・ヒルの二人が「ネクスト・ジョーダン」と呼ばれることがあったが、根本的なプレースタイルの違いがあった。その二人に比べ背格好も似ているコービーはいつの間にか、NBAファンからネクスト・ジョーダンとして期待されていた。
しかしコービーにはいつどんな時にも付いて回ることがあった。
シャキル・オニールの存在だ。
圧倒的なパワーと存在感は歴代のNBA選手でも群を抜いたものだった。三連覇を達成したレイカーズにおいてもコービーはセカンドチョイスでしかなくオニールの補佐という印象は拭えなかった。そしてコービー自身その役回りに決して納得が行くわけはなかった。
「僕を取るか、オニールを取るか」
レイカーズにとって何よりも難しい選択であった。圧倒的な支配力を備えた「モンスター」オニールと今だ成長し続ける「ネクスト・ジョーダン」コービー。二人のレジェンドの解散は同時にレイカーズ王朝の崩壊も示していた。レイカーズは後者を選択した。現在の怪物より、将来の神。この選択に間違いはなかった。少なくともみながそう決断するものだった。
しかし、神への道はそうたやすいものではなかった。キャプテンとしてチームの顔として背負うものが大きくなったコービーはこれから本当の戦いに挑むことになった。迎えた04-05シーズンレイカーズはプレーオフ出場を逃す。オニールの存在を如実に表す結果となってしまった。さらにはレイプ問題、そしてキングレブロンの出現によりコービーの存在は薄くなってしまった。
05-06シーズンコービーはその存在感を爆発させる。シーズン平均35点の爆発的な得点力と1試合81点というチェンバレンの100点に次ぐ歴代2位の記録も作る、さらにプレーオフでは優勝候補のサンズ相手に大善戦をし、コービーの存在感を改めて証明した。
ジョーダンが去る時そこにはコービーがいる。
98年オールスターではジョーダンが後継者として指名したといわれており、さらには03オールスターでもジョーダンを前に本気のプレーを見せ続けジョーダンの最後のオールスターをMVPという記録と共に自分のものにしてしまった。
そして今期から彼は「24」の背番号を背負うことになった。NBAでは稀な背番号の変更には
ジョーダンを越える、神を越える
本人が否定したところで、それは紛れもないコービーの気持ちだろう。
神への挑戦を声高らかに宣言したようなものだ。
「ジョーダンにもなったつもりか?」
以前ピペンにそう批判されたことがあった。
ジョーダンコピーといわれることもある。
それは誰よりもコービーがジョーダンを尊敬し憧れている証拠ではないだろうか?何よりもバスケットを愛する姿勢、負けん気の強さ、そして才能。ネクスト・ジョーダンと呼ばれ期待されていたコービーは神に近づくにつれバッシングの対象になっていた。
しかしそのバッシングはコービーには聞こえないだろう。
彼にとって何より正しいものがジョーダンであり、ジョーダンに近づくことこそがコービーの道なのだろう。
「神を越える」いわば神になるということは凡人では考えることの出来ないプレッシャーだ。
コービーは今期前半戦、その得点力が鳴りを潜めていた。
しかし3月16日のブレイザーズ戦65点、18日のウルブス戦50点、22日のグリズリーズ戦60点、23日ホーネッツ戦で50点と4試合連続50点を記録したのだ。何をしても止めることが出来ないということだ。これはチェンバレン以来の快挙であり、その爆発力はもはや神の域なのかもしれない・・・
コービーの得点能力はすでにジョーダンクラスかもしれない。得意のフェイダウェイ、ドライブ、3Pと完璧な攻撃能力だ。ただ彼はまだ真のチャンピオンにもなっていなく、存在で圧倒するオーラもない。
コービーとジョーダンの最も違うもの、
ジョーダンは唯一の目標であるチャンピオンを目指していた、
コービーは勿論優勝を狙うものの、何をしてもジョーダンが周りにいること、さらに彼がジョーダンに近づこうとしていることだ。
最強への野心が時々コービーに見えることがある。勝利よりジョーダンが勝ってしまったらコービーは夢へと遠のくだろう。
現在28歳、まだコービーは底を見せていない。
いつの日かジョーダンに追いつき、追い越し、神と言われ、ネクストコービーは?と騒がれることがあるのだろうか?
伝説を崩すということは全世界を敵に回すと言ってもよいことだ。
神が人になるときそれは新たな神が生まれるときだけだ。
そしてそれをコービーは目指している。
これからさらに厳しい道が待ち受けている。
周りの目
神の幻影
そして自分自身との戦い
僕にはわからないコービーの望むものがもたらされるのかは、
ただ1ついえることはもたらされるまでコービーは挑戦し続けるだろう。
コービーの挑戦が終わる時、新たな伝説が生まれる時かもしれない
posted by hiro |00:00 |
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2007年03月16日
テレビをつけるとそこにはある国のサッカーが放送されてた。
テレビ欄にはアルゼンチンリーグ第二戦・・・・とだけ書いてありどこのチームかまでの詳細は書いてなかった。
ただ黄色と青の縦縞のユニホームを見れば一目瞭然だった。
ボカ・ジュニアーズ
アルゼンチンを代表するクラブチームだ。
しかし相手の白井ユニホームは?
白いユニホームを来ているチームに一人だけ顔を知っている選手がいた。
悲壮感に漂う顔はこの前までヨーロッパサッカーの中心にいて、2006ドイツワールドカップでアルゼンチンの栄光の10番を背負っていた選手でもあった。
ファン・ロマン・リケルメ
彼の名を知らないサッカーファンはいないだろう。独特の間合いと空間で現在のスピーディなサッカー界では例外の古典的なパッサーであるリケルメ。まだ29歳で最高の時を迎える彼がアルゼンチンリーグでプレーしている・・・しかも白いユニホーム???
白いユニホームはボカだった。
よーく見るとパラシオ、パレルモ、バグダリア、カルドーソ、イバーラとさすがボカと思える面子が白いユニホームを着ている。。。では黄色と青の縦縞は?
キャプテンマークをつけている背番号5の縦縞の選手を僕は知っている。
キリだ!!!
キリ・ゴンザレスだった。昔のような左サイドを縦に縦にというプレーはなく、セントラルな位置からチームをコーディネートするプレーに変わっていた。
相手はロサリオ・セントラル。僕の数少ないアルゼンチンリーグの知識には入っていないチームだった。
アルゼンチンリーグを見るのはかなり新鮮なものだった。
ボカはパラシオ、リケルメ、パレルモというアルゼンチン最高のトライアングルにカルドーソやイバーラとサイド攻撃が出てくるものと思っていたが、この試合に関して言えばボカは僕の予想を裏切っていた。
まったくペースをつかめない。僕自身アルゼンチンリーグはあまり見ていないが、それでもらしくないと思うものだった。リケルメは独特の間合いとテンポで時々光るが、ビジャレアルで披露していた存在感も覇気もなかった。
なんとも言えないリケルメの泣き顔はより悲壮感漂っていた。
注目のパラシオに関してもスピードはすごいが、チームの歯車にかみ合っていなかった。
ただパラシオがアルゼンチンを代表するフォワードで、バルセロナが本格的に獲得に乗り出しただけの実力があるのは示した。後半に見せた同点ゴールはその証明だった。こぼれ球を拾ってシュートまでのスピードはすごかった。しかもそのシュートはアウトサイドにかけキーパーの位置も見計らい確実にゴールに決める所に決め込んだ。かなり難易度の高いプレーだった。
パラシオはヨーロッパの強豪に行っても活躍できる能力を見せていた。
ただチームは依然機能しなかった。
それにしても久しぶりに見たアルゼンチンリーグというのは面白いものだった。マリーシアの本場は意味もなく足を痛め、シュートを外せばダフッたと言わんばかりに足を引きずる。倒れこみもがいてる姿を見ると
「うわっ!アキレス腱やったか」と思うがリプレイだとそこまでひどくはない。次の瞬間にはケロっとしてる。アカデミー賞ものの演技力。
そしてヨーロッパほどのシステムや戦術の縛りがない分、間延びしてしまうが自由な攻撃の形は案外面白いものだった。
ヨーロッパサッカーに比べれば有名な選手などいないが、知らない選手たちがプレーをするがレベルの高いリーグは時々見ると面白い。
もし見る機会があれば観てみては???
ただリケルメにはもっと頑張ってもらいたかった。
posted by hiro |09:56 |
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2007年03月14日
神童
【意味】才知が極めて優れている子供。非凡な才能を持った子供。
スポーツの世界には神童と表現される若い選手が数多くいる。
それは地中海に面したイベリア半島のスペインにもいた。
フェルナンド・トーレス
スペインのアトレティコ・マドリードに属する若干22歳の選手だ。人々は彼のことを【エルニーニョ】と呼ぶ。
エルニーニョとはスペイン語でイエス・キリストの意味を持つらしい。
カトリック教徒が圧倒的に多いスペイン、メシア(救世主)それこそスペイン人が抱くフェルナンド・トーレスへの思いなのだろう。
ヨーロッパ随一のユース環境を揃えるスペインは若い世代で圧倒的な力を誇る。そんな優秀な軍団の中でもフェルナンド・トーレスだけは別格だった。
スペイン国内でのトーレスへの期待は彼がデビューを飾った17歳の時から始まっていた。二部でデビューをしたニュースは遠い日本にも伝わった。
当時まだ高校生だった僕は同年代のサッカープレイヤーの出現に驚いた。日本まで伝わる二部リーグに属する選手トーレス。
すでにその背中には重い十字架が背負わされていたのかもしれない。
18歳にしてスペイン一部リーグ、リーガ・ニョーラにデビューする。すでにデビューする頃には有名な選手となっており、世界が注目するデビューとなる。
スペインを背負って立つ神童はこれからプレッシャーとの戦いに突入することとなる。
テクニック、スピード、強さ。フォワードに必要とされるすべての能力を備えたトーレス。デビューしたての選手であったが結果を要求された。
アトレティコのスタメンであり、エースである。選ばれた11としてピッチに立つ以上若さは考慮されないのだ。ふがいない出来に終始すれば批判も浴びる、ただトーレスが不運だったのは若くして宿命付けられた得点という結果だった。孤立無援の状況の中トーレスは点を決める。しかし僕たちは毎試合彼のゴールが見たかった。1シーズン19ゴールを奪ったシーズンでさえまだトーレスに万人が満足はしなかった。
「トーレスはこんなもんじゃない」
そう思わせてしまうのがトーレスだった。
そのプレーは優雅に人を魅了し、時に爆発的に人を驚愕させる。
【神童はこんなもんじゃない】
2005年からは21歳にしてキャプテンも勤めることになる。すべてを背負うには若すぎる年だった。キャプテンになった以上チームの勝利に対する責任も生まれ、エースである以上得点という結果も求められる。
僕らは何か勘違いしていたのかもしれない。彼は神様ではなかった。サッカーのものすごく上手い21歳ということを忘れていたのかもしれない。
それはスペイン代表でも言えることかもしれない。2006のワールドカップで見せたその底知れぬ才能はスペインという国をも背負わした2試合でもノーゴールだと不調と言われ、相手を完全にねじ伏せたときにしか僕らは拍手をしなかった。
今期アトレティコでの得点は8、25試合出場してのこの成績では本人も納得いかないだろう。ただチームの成績はそこまで悪くない。
「アトレティコの優勝こそ僕の最大の夢」と語るように、アトレティコ・マドリードを心の底から愛している。アトレティコは現在6位でチャンピオンズリーグも狙える位置にいる。
今シーズンもアトレティコがチャンピオンズリーグ出場権を獲得できなければ移籍するのではないかと噂されるトーレス。そうなれば以前から狙っていると言われる、マンチェスター・ユナイテッドやACミラン、さらにはチェルシー、バルサ、レアルといった名門中の名門も手を上げるだろう。
そうなれば出さないと言っているアトレティコも、もう抑えることは出来ないだろう。世界最高の舞台チャンピオンズリーグで彼の姿を見れないのは世界中のサッカーファンにとっても損失だ。それを防ぐためにもトーレスもアトレティコも何としてでもチャンピオンズリーグ出場権獲得である4位の座を獲得しなくてはいけない。
トーレスにとってアトレティコでの栄光の日々こそが長年抱いていた夢でもある。トーレスも普通の22歳の青年が思う様に愛すべきチームの優勝が見たいのだ。僕はそんなトーレスが大好きだ。アトレティコで躍動する彼をずっと見ていたい。
僕らは忘れないようにしなくてはいけない、彼は神ではなくまだ22歳の若い青年だということを・・・
ただ彼がいつの日かアトレティコにリーガエスパニョーラ優勝の栄冠をもたらしたとき、彼は本当に【エルニーニョ】としてアトレティコの伝説となるだろう。
posted by hiro |03:24 |
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2007年03月12日
「ジョージ・ウェア」
アフリカを代表するサッカー選手だ。
現役当時パリ・サンジェルマンやACミランで活躍した。
95年アフリカ人で初の唯一の欧州最優秀選手の獲得、バロンドールを獲得した。
超人的な身体能力を駆使し数々の伝説的なゴールを決めてきた。
アフリカ人特有の柔らかな身のこなしと圧倒的な身体能力、そして得点感覚。
どのチームにとっても「リベリアの怪人」ジョージ・ウェアは危険な選手だった。
そして現在そのジョージ・ウェア以来の快挙、欧州で一番活躍した選手として最もバロンドールに近いのがティディエ・ドログバだ。バルセロナのサミュエル・エトーと共にアフリカサッカー界の顔と言ってもよい。もちろんエトーも候補の一人だが、今の活躍からすればドログバを押す。
ドログバ、エトーの二人に言えるのは、やはりアフリカ人特有のしなやかさと身体能力だ。常人では考えられない動きを見せる二人。
特に今シーズンのドログバは止めることが出来ない。
2004年、当時チェルシー史上最高額の約50億円での獲得は誰もが驚いた補強だった。
モウリーリョが
「いずれアンリのレベルになる」そう言って獲得したのだ。
しかし、フランスリーグアンのマルセイユではエースではあったものの、プレミア初挑戦で国際舞台もあまり踏んでいない選手のドログバに対して皆懐疑的な目を向けた。
それから2シーズンドログバは前評判を越える成績を残せないでいた。
アンリという壁は大きかった。
時折見せる、人間技とは思えないプレーを見せたかと思えば、一切いいとこなしで消えてしまう試合もあった。そしてウイングシステムを使うチェルシーにとってセンターフォワードであるドログバは結果を求められた。ドログバはランパード以下の得点数であった。得点能力の高いランパードではあるが、フォワードのドログバにとってこれほど屈辱的なことはなかっただろう。
二連覇したチームにおいて唯一センターフォワードだけが絶対的な存在のないポジションでもあった。
プレミアは二連覇したが、アブラモビッチとモウリーリョにとってそれは通過点でしかなく、あくまで欧州チャンピオンを制し、プレミアも制す。獲れるタイトルを根こそぎ獲るのがチェルシーの成功だった。
そしてチェルシーは大型補強を慣行する。
シェフチェンコ、バラック、アッシュリー・コールの三人の獲得。世界選抜があれば間違いなく選ばれる三人にブルーのユニホームを着さす。
チェルシーに純粋なフォワードは一人しか必要ない。右にはJ・コール、左にはロッベンがいてワイドなサイド攻撃こそチェルシーの形だった。ドログバに移籍の話も聞こえだしていた。
しかしドログバにとって幸運なことに、シェフチェンコと共に加入したバラックの存在が幸運の女神だった。
バラックの加入とコールの怪我はセンターの選手過多とサイドの人材不足を招いた。
さらにバラックとランパードを被らすことも機能しなかった。3センターからダイヤモンド型へと転換したチェルシーにとってフォワードの枠が二つに増えたのだ。シェフチェンコとドログバの2トップの完成だった。
サイドがワイドだった去年までのチェルシーにドログバは窮屈さを感じていたのかもしれない。より多くのスペースをもらい。シェフチェンコという最高の囮を手に入れたドログバは爆発した。
ボディバランス、フリーランニング、ポストプレー、パス、ドリブル、シュート。すべてのプレーをオールマイティに高次元でこなしていた。
特に今シーズン、ドログバにはシュートのすごさがある。貪欲にゴールを狙う姿は去年までなかった。シェフチェンコの加入で危機感が出てきたのかもしれない。
体勢を崩していてもぶれないシュート。元々可能であったはずのプレーを貪欲に狙うようになった。
スピード、パワー、テクニック。三大要素を備えるドログバはイマイチ調子の上がらないチェルシーにおいて唯一の救いだ。
まだプレミアもチャンピオンズリーグも優勝の可能性がある。これから先の戦いはよりハードになる。その時、個の力というのが必要になってくる。
チェルシーが目指すチャンピオンズリーグ、プレミアの制覇を達成すれば、
ウェア以来のバロンドールも見えてくる。
2007年は大きな国際大会もない。ドログバにとってはチャンスだ。
そのチャンスをものにするにはチェルシーを勝利に導かなければならない。
ただ今のドログバならやってくれそうな気がする。
バロンドール史上二人目のアフリカ人になれば、ドログバは歴史の証明になる。
posted by hiro |08:51 |
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2007年03月11日
横浜ダービー
満員の三ツ沢競技場
前半29分マルケスの怪我で乾貴士がJ初出場を飾る。
169センチ59キロの誰よりも華奢な体にその試合を観ていた人々の目が注がれた。
スーパールーキー
乾はJに加入する前から有名な選手だった。
「セクシー・フットボール」
誰がつけたかわからないが、その名がつけられていた。
野洲高校
高校サッカーに鮮烈な姿を焼き付けたチームだ。
魅惑的な攻撃サッカー、高校サッカーのそれまでのスタイルを変えたチームだ。右から左からサイドからドリブル突破を仕掛け、中央からは華麗なパス回しで翻弄し、最後はエース青木がゴールに流し込む。その攻撃的なスタイルに誰もが驚き、魅了された。
乾が高校2年生のときだった。
乾は左サイドアタッカーで縦へ中へそのドリブルを駆使し、相手を翻弄しつづけた。
選手権制覇
滋賀の県立高校が全国制覇というのにも驚いたが、それ以上に鮮烈な記憶は「魅惑のフットボール」だった。
乾は3年生になり、10番を背負い中盤の真ん中から今度はパスセンスを披露することとなった。すでに高校生の域を超えていた。
3年生の選手権は残念ながら連覇はならなかったが乾にはすぐに次の挑戦が始まっていた。
高校選手権からまだ3ヶ月、国立を目指していた高校生は今度は高校生の憧れJリーグの舞台に立っていた。
その細身に三ツ沢の観客は注視する。以前から言われていたフィジカルの不安なんかなかった。
そのドリブルは一瞬にして横浜FCの脅威となる。
ものすごく速いわけではない、強引に突破してくるわけでもない。流れる様なストライドからスピードが落ちなく、足から離れない。下手に飛び込めば抜かれるか、ファウルを取られるかどっちかだった。
初出場とは思えない冷静さも持っていた。すでにU-21でのプレーもあるからなのかマリノスの中心選手に見えた。
「3~4年後にはスペインでやりたい」
入団のときに語った乾、大物だ。
もう一つの武器であるスルーパスはもう少し連携が必要ではあるかもしえないが、すでにドリブルは一球品だ。
この試合オシムも見に来ていたようだが、少なくとも目に止まった選手の一人だろう。そのテクニックはやはりずば抜けているのだから。
チームは負けたが、乾のデビューは存在感たっぷりの出来だった。
マリノスでその攻撃力をもっと高めてもらいたい。マリノスのJ制覇も近づくだろう。そして少し気が早いが日本を代表する力はある。そのドリブルは日本の武器にもなるだろう。
これからも乾のプレーに注目したい。
posted by hiro |13:03 |
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2007年03月11日
チャンピオンズリーグベスト16
リヨンにとってローマとの一戦は満足のいくものではなかっただろう。
アウェーで0-0の引き分け、ホームで2ー0の敗戦。
ベスト8の壁を越える所か16で消えてしまったリヨン。
アウサイダーではなく優勝候補の一角になっていたリヨンは残念ながら、
ローマとの試合でリヨンらしさというのを見れなかった。
スタッド・ジェルランには悲しみだけが残された。
会長のオラスは国内5連覇を果たしたチームにかなりの自信があったろう。
「チャンピオンズリーグ制覇」
すでにこれ以外は失敗と見なすのではないか?
6連覇もほぼ確実にし、国内には敵なしの圧倒的な力は逆にリヨンにとってハンデとなる。
国内のチームにリヨンと張り合うことの出来るチームはいない。
チャンピオンズリーグに出場したリールにしろ、リーグアンで上位にいる、トゥールーズにしろランスにしろ、リヨンを脅かすことは出来ない。欧州を目指す上で必ず起こる強豪との息もつまる緊迫した試合を経験が出来ずぶっつけ本番で臨まなくてはいけないのだ。それでもリヨンはグループリーグでレアル・マドリードを完全粉砕する。
リヨンは強かった。
チームの中心ジュニーニョ・ペルナンブカーノの右足はサッカーの歴史に新たなシュート「無回転シュート」を生み出した。
リヨンはそのジュニーニョを中心として強さを手に入れた。
成熟と新陳代謝
クペ、クリス、ジュニーニョ、マルダ、ゴヴ、アビダルの基盤は残し、
エッシェンやディアッラのように海外の強豪に売り払った優秀な選手の代わりにトゥララン、チアゴ、シュルストレームなどの違う才能を持つ選手を獲得し新たな血の流れを作る。
確実に結果を残す加入選手。
そしてベンゼマやクレルクといったリヨンユースの成長もリヨンの強さだった。
しかしリヨンは欧州チャンピオンという目標を前に早々と姿を消してしまった。
オラスはことあるごとに言っていた
「世界有数のフォワードが必要」と
スタメンのフレッヂ、ベテランのヴィルトール、若手のベンゼマ、冬に加入したバロシュに完全なる信頼を置けないということだろう。まだ伸び白のあるフレッヂ、ベンゼマも将来そうなるかもしれないが、【今】は違う。最終的にローマの誇るセンターバックコンビ、キブとメクセスの前にフレッヂは何も出来なかった。
僕が思うに何よりローマに負けた理由は「慢心」ではなかっただろうか?
すでに優勝候補の一角と言われてたリヨンにとってベスト16は当然突破するものと感じていたのではないか?ローマという相手を格下と見ていたのではないだろうか?
ローマファンの人には悪いが、
ローマはマンチェスターユナイテッドやチェルシー、バルセロナではない。
そしてリヨンにとって他国の超エリートチーム以外は自分たちを脅かすことはない。
そんな気持ちがどこかにあってもおかしくはない。ベスト8以上いったことのないチームが優勝候補の一つ。すでに自分たちの中ではベスト4への可能性だけを信じていたかもしれない。
ローマ戦のリヨンには本来の機能性とバランスが欠如していた。そして試合中のリヨンイレブンから感じたのは
「こんなはずではない・・・」という思いだけ。
覇気は感じれなかった。ゴールの可能性はリヨンのがあったが、試合に賭ける力はローマが勝ってた気がする。
今シーズンリーグアンのタイトルもほぼ手中に収め6連覇という歴史的な結果がもたらされるだろう、さらにリーグアンでは来期以降もそれを継続できる力がある。
しかし一向に晴れない思いがあるはずだ。
欧州チャンピオンへの道。
リヨンにとって欧州の覇権を獲るまでは目標を達成したとは言えない。
来シーズンこそリヨンがチャンピオンズリーグの栄光を勝ち取るところを見ることが出来るだろうか?
posted by hiro |11:46 |
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2007年03月08日
10秒ぐらいだったろうか?
4タッチだった。
マカーイの得点は試合が始まって、バイエルンの4タッチ目だった。
完全にレアルは油断していた。
ロベルト・カルロスのトラップミスをサリハミジッチが拾いマカーイが流し込む。
カペッロのゲームプランが開始10秒で早くも崩れ去った。
ベッカムとレジェスの怪我はカペッロにエメルソン、ディアッラ、ガゴの三人を起用することを決心させただろう。
勿論カペッロの頭の中には守りきる試合として考えてただろう。
アウェーという状況と現在のレアルの状況を加味すればそれしか選択肢がなかったのかもしれない。
しかし10秒でのプラン変更は誰も予想してなかった。
アウェールールによりこのままでは敗退のレアル。当然攻撃に出なくてはいけなくなった。しかしそれ以前にレアルはカンナバーロ不在のディフェンスラインが不安定すぎた。
もはや伝統と言えなくもないディフェンスラインのもろさはカペッロが来ても直ることはなかったということか・・・最後の砦カシージャスにおんぶに抱っこの状態は変わらなかった。
前半にもバイエルンの自陣からのパスに反応したポドルスキー、マカーイをフリーにしゴールに迫られる場面があった。
まったく機能してないエメルソンに代え前半早々からグティを投入する。レアルの中盤で唯一ボールを落ち着かせキープの出来るグティが入ることでレアルの中盤は一旦冷静さを取り戻す。
グティが円滑油となりレアルは攻撃に流れを与えることが可能になった。
しかし決定打がなかった。
イグアインは下げっているバイエルン相手にスペースを消され、ラウルは中盤へと下がりグティと共にゲームを作ることに手を回さざるを得なかった。
ポゼッションをしているレアルだが最後にはバイエルンのディフェンスに弾かれ、カウンターを食らう恐怖を感じていたのだろう。
厚みのある攻撃は出来ず淡白な印象だった。
後半に入りイグアインに代えカッサーノを投入する。サイドに流れ仕掛けるのを得意とするカッサーノ。使うことはないと指揮官にキッパリ言われた元天才の投入はレアルを活性化することが出来るのだろうか?
ボールをキープするレアルではあったが、一向に解決策は見えないままだった。グティとガゴがボールを散らすが、それから先の展開がないのだ。
カッサーノに関しても試合感の欠如はいなめないイタリアで10年に一人の天才と言われた選手の面影は一切消え去っていた。
ボールを奪われてはバイエルンのカウンターを食らう。バイエルンの攻撃の枚数は少ないにも関らずバイエルンには必ずフリーの選手が出てきてしまう。
バイエルンの調子も良くなくバイエルンのフィニッシュの甘さに助けられることが多かった。
しかしそんなバイエルンでも停滞するレアルには決めるものだった。
後半20分コーナーキックからルッシオに追加点を決められてしまう。
レアルは2点を決めなくてはいけない状況になる。
後半30分ガゴに代えてロビーニョを投入する。
ただレアルからは一向に覇気を感じることはなかった。
守備でもフリーキックからサリハミジッチをフリーにする場面があった。レアルは全員サリハミジッチがシュートを打つのを見ていた。
ロビーニョもカッサーノも流れを掴むことは出来なかった。前半に見せたグティとラウルの存在感もバイエルンが消し去った。
レアルに打つすべはなかった。
後半38分PKから1点を返すが、レアルにもう1点返す力はなかった。
ベスト16での敗退
レアルにととってベスト16の敗退は再建という訳があったところで許される結果ではない。
バイエルンに敗れた今日、レアルは光を完全に失っていた。
カペッロの頭にも【解任】という文字がより鮮明に想像できることとなった。
自分が不要と言ったベッカムの欠場が影響し、鮮明になってしまったというのはあまりにも皮肉なことだった。
カペッロがもたらそうとした守備の安定はレアルに合うことはないのではないか?
簡単にディフェンスが強くなるということはない、ディフェンスというのは何より連携と経験が必要だから。ただ少なくともレアルはそれを待つことが出来ないチームでもある。
レアルの攻撃あるのみというスタイルも消し去ったカペッロ。
この試合でレアルが得たものは、
強豪相手にはレアルの攻撃は脅威にはならないこと、
そして守備には向かないチームだということだろう。
今後カペッロの去就が注目されるだろうが、カペッロ残留にしろ退任にしろ、レアルは多くの課題がまだ山積みだ。
そしてレアルにはきっと攻撃のマインドしか持ち合わせていないことも証明されたと思う。
posted by hiro |06:33 |
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2007年03月07日
アンフィールドには今日も独特の雰囲気があった。
「You'll never walk alone」をスタジアムの全員が立ち上がり歌っていた。
アウェーのバルセロナファンもが・・・それは今から勝負を争うチームのファンという感じはなかった。
しかし選手入場、そしてチャンピオンズリーグアンセムが聞こえてくると自然と人々は勝負の世界へと引き込まれていく。
不思議とこのアンセムは何か熱くなるものを感じさせる。
熱気を帯びたスタジアムはアンセムすらも聞こえなくなるくらいの歓声へと変わっていた。
アウェーカンプノウで2-1の勝利を挙げたリヴァプールは当然、前節のメンバーをそっくりそのまま使ってきた。唯一変わったとしたら12人目の選手アンフィールドのファンが加わったくらいだ。
一方2点以上決めての勝利が絶対条件のバルセロナは攻撃的に行かざるを得ない、ファン・ブロンクホルストの欠場も手伝ってか最近リーグで試されている3バックを選択する。イニエスタも先発で起用、エトーも先発させた。
試合開始から僕の期待を裏切る展開だった。
すでに【リード】の状態であるリヴァプールが前線から積極的なプレスで流れは完全にリヴァプールのものだった。
サイドバックを削ったバルサの戦略が裏目に出た。
左リーセ、右ジェラードは容易にサイドを支配した。リーセの強烈な左がバルセロナのゴールを襲う。対応に追われるテュラムはまったくリーセを抑えることが出来ない、イニエスタもディフェンスに追われることになる。一向に止まないリヴァプールの前線カイト、ベラミーの献身的なプレスはバルセロナを確実に後手に回させていた。苦し紛れのボールは中盤のシャビ・アロンソ、シソッコに拾われ、自慢のエトー、メッシ、ロナウジーニョはボールが来ても闇雲にドリブルを繰り返すことに終始する。
リーセのシュートがバーに嫌われ、シソッコのシュートもバーに嫌われる。バルセロナにもまだ運はあった。
怒涛のリヴァプールの攻撃を何とか跳ね返すことは出来たバルセロナも、ゴールのイメージを作ることも出来なかった。
ボールのポゼッションはバルセロナ、しかし試合は完全にリヴァプールペース。バルセロナはただ持たされてただけだった。真ん中から本来の左に移ったロナウジーニョも右のメッシも自分を追い抜く選手がいなくリヴァプールの包囲網に引っかかってしまう。ボールを持った瞬間縦は消され、素早くフォローに来るシソッコやシャビ・アロンソに横も消されてしまう。後ろに下げる選択肢しかない。
ベニテスの戦術は完璧だった。リヴァプールの選手の動きも完璧だった。
ライカールトはベニテスの前に屈服するしかなかった。
前半は0-0ではあったが、完全にホームリヴァプールの計画とおりだった。
後半に入ってもバルサは何の変更もかけなかった。攻めるしかないバルセロナはボールこそ支配するが、やはり後半もリヴァプールの主導権だった。
バルセロナはデコが少しずつ前を向いてボールを持ち出すと少しだけリズムが生まれだす。ただ相変わらずリヴァプールはゴールに近づけることはしない。ロナウジーニョがドリブル突破し、シュートがポストにはじき返されたのが精一杯だった。
バルセロナは本来の姿ではなかった、エトーに代えてジュリを投入する。
ジュリの投入がバルセロナの攻撃の形を変化させた。足元でもらいたがるロナウジーニョ、メッシとは反対にスペースに飛び込むのを得意とするジュリは右サイドを活性化する。この試合初めてバルセロナに奥行きが出てくる。
そしてテュラムに代えてグジョンセンも投入する
当然バルセロナは点を取るしかない。
後半30分グジョンセンが先制点を決める。
1-0
バルセロナが必要なのはあと1点
リヴァプールはこのまま行けば突破。
しかしベニテスは決してすべてを守備に傾けることはしなかった。ベラミーに代えてペナントを入れたが、よりセンターでプレーすることになったジェラ-ドとカイトがあくまでバルセロナ守備に圧力をかける。
捨て身のバルセロナの攻撃、カウンターを狙うリヴァプール。
この構図は度合いが違うにしろ、一戦目から継続されていた。
カイトと交換で入ったクラウチ、ジェラードがバルセロナのゴールを脅かす。
試合終了の笛がなった時バルセロナの選手が座り込むことはなかった。
1-0の勝利、この試合は勝ったがリヴァプールには完敗だった。
ベニテスはきっと負けることは予想はしてなかったものの、想定内ではあっただろ。
バルセロナの【夢】はリヴァプールの【現実】の前に打ち砕かれた。
ベニテスという指揮官は本当に有能な監督だった。
トーナメントでの強さはリヴァプールの武器だ、そして選手たちはベニテスを信頼している。
二年前のイスタンブールの奇跡を見せたリヴァプールと今のリヴァプールはかなり被る。
このままリヴァプールは頂点を目指し勝ち続けるのか?
それとも他のチームがリヴァプールを止めることが出来るのか?
チャンピオンズリーグ準々決勝も楽しみだ。
posted by hiro |06:52 |
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2007年03月07日
赤一色のスタンドは僕にいつも思わせる。
「やっぱレッズは違うな・・・」
埼玉スタジアムを赤く染める。その風景は決して友好的なものではない。
燃えるようで、熱狂的な「赤」
浦和美園駅をその日だけ異次元の空間に変えるパワー。
ある決まった日に浦和美園に降り立つとほのぼのとした美園駅の雰囲気はなくなる。
【異様】だ。
それは老若男女問わず赤を応援するためにここにいる理由だ。
「アジア最強へ」Jを制した浦和にとって次なる目標はこれしかない。
今期左サイドのアレックスが抜けた穴も、日本代表の相馬がいる。
さらにはジェフの阿部も獲得した。復帰二年目の小野に代表コンビの鈴木と長谷部。2トップにはポンテとワシントンのブラジルコンビ。あげていてはきりのない選手層。
レッズの目指すのはJを越えたアジアへと目が向けられているのは確かだ。
ただそのアジアを目指す上で欠かすことの出来ない二人の「田中」がいる。
一人は田中マルクス闘莉王。
浦和の誇る攻撃的ディフェンダーだ。昨年は7得点決めるフォワード顔負けの得点力と圧倒的な空中戦と一対一の強さで浦和の城壁となりMVPにも輝いた選手だ。
もう一人は田中達也。
高速ドリブルと裏への飛び出しに得点感覚、日本の期待のフォワードだ。
この二人の田中は対照的な二人でもある。
二人が並べば185の闘莉王と167の達也じゃ大人と子供が並んでいるように見える。剛の闘莉王に柔の達也。
ただ二人にも共通点がある。
レッズカラーのように燃え上がる赤い気持ちだ。
闘莉王は試合中声を大にして叫んでいる。
それはテレビで見ていてもわかるほどの激しさだ。
一方の達也は闘莉王みたいに声を大にして叫んでる姿は見ないものの。
試合中の顔からは「絶対に勝ってみせる、点を取ってやる」という表情を隠さない。
それにしても不思議なことにレッズのユニホームを着る人は誰もが熱い表情をしている。無論選手はそうだが、スタンドで応援する人たちの熱気もすごいものだ。
その年中暑いレッズスタンドも達也がピッチに立った時より大きな声援になる。
闘莉王は今やレッズのディフェンスに欠かすことの出来ない不動のセンターバックだが、達也はワシントン、ポンテ、永井と強力なライバルのとのポジション争いでスタメンを約束されてはいない。
真ん中で陣取る圧倒的なパワーを誇るワシントンにはパサーでもありシャドー的な動きも可能なポンテが重宝されている。
しかしレッズにとって達也の持つスピードあるドリブルとゴールに直線に向かう達也の姿勢は最後のピースのような気がする。
レッズは王者であり、守備を固められる可能性も高い。ワシントンにしてもポンテにしても独力で突破をするタイプではない。
達也にはある。
生まれ持ったスピードと突破が。
アジア・チャンピオンズリーグとJを両立するに置いて達也の持つ武器は浦和にとってなによりの価値になるだろう。
一方闘莉王にもJとアジアチャンピオンズリーグを戦うにあたり課題が見えてきた。
長所である攻撃力が、短所になりかねないことだ。
その得点数が証明するように闘莉王の攻撃参加はレッズにとって一つの攻撃オプションでもある。ただ彼はレッズの守備の要でもある。闘莉王が上がった穴をふさぐことは用意なことではにのだ。
それはブルズカップでも世界の強豪の前に崩れ去り、ゼロックススーパーカップでも見せた闘莉王の穴は大きいものだった。(この試合は闘莉王うんぬんではなかったが・・・)
オジェック新監督が闘莉王に
「もう少し攻撃を自重しろ」と言ったようだが、やはり闘莉王の上がった穴はいかんともしがたい。
闘莉王が諸刃の剣になりかねない。闘莉王は今後よりタイミングを見計らった攻撃が必要にかもしれない。ただ闘莉王の攻撃力を殺すことはオジェックは望んでないはずだ。そのタイミングさえ見計らえば、一つの攻撃の形としてオジェックも考えているはずだ。
「いやーサッカーなんか見てなかったんですがね・・・ただ浦和に住んでるとレッズの試合って嫌でも話題になるんですよ、私も時々見に行ようになりましたよ」とタクシーの運転手は言っていた。
僕はタクシーに乗りながらブラインド越しに赤い長蛇に目をやった。
赤い・・・
「本当レッズは人気あるんですよ、チケットもなかなか取れないし・・・」
きっと二人の田中は自分たちの力でアジアでも赤の強さを証明するだろう。
それが赤のチームでプレーする選手の宿命だろうから。
posted by dream-tofly@hotmail.co.jp |02:41 |
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2007年03月03日
僕はこれまで、このSPORTS CLASICOでヨーロッパのサッカーを中心にコメントを載せていたが、やっぱり基本はJリーグだ。
日本人だもん。
やっぱりJですよJ。
だから現在の状況はあまりうれしくないんですよね。
月曜日会社に行っても、サッカーの話は基本海外リーグ。
「俊介は?高原は?ロナウジ-ニョは?」
もちろん海外のサッカーは大好きで一日一試合はスカパーで見てるものの、
プレミアリーグのチームはわかってても、J1のチームがわからない人々。
日本代表は応援してても、大宮アルディージャって何のチーム?
もちろん世界のサッカーのがレベルが高い。
それは僕も感じる。
でも
何かおかしくない?
身近で一番見れるJを無視してるに近い状況。
メディアもチャンピオンズリーグを見ろと言わんばかりの放送。まあこれは視聴者が望んでるからかもしれないけど。
もう少しJに目を向けるべきでは?
僕の知り合いが言っていた。
「オシムになってから、Jを見てなくちゃわからない選手ばかりだよね」
当然だ・・・日本の代表なんだ。
日本のプロリーグから集めるのが当然じゃないか。
勿論海外組と言われるヨーロッパでプレーする選手がより高次元でやっているかもしれない。中村はチャンピオンズリーグという最高の舞台でマンチェスター・ユナイテッドやACミランとガチンコ勝負をしている。
ヨーロッパばかりに目が行き、国内のサッカーにはまったく目を向けないのは果たして本当に日本代表を応援してるということなのだろうか?
勿論人それぞれ見方というのはある。
でも日本が強くなるにはJが必要なのだ。
そしてJを活性化するには観る人に力も必要だ。
セリエAやプレミアリーグも世界最高のリーグと言われるまでに至ったのはそこに住んでいる人が成長させたと言ってもよい。
セリエやプレミアに至るまではかなり長い道のりではあるが、
いつの日かそうなることを願うことは日本のサッカー、日本代表にとってなによりの宝になる。
もう少しJに目を向けよう。
近場のスタジアムに足を運び、少しでもいいからサッカーの楽しみに触れよう。
きっと日本代表の試合も、海外のサッカーももっと面白くなるから。
基本はJリーグ!
これを合言葉にJリーグに目を向けるのもいいんではないか
posted by hiro |19:16 |
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2007年03月03日
『東京にカップを』
今シーズンのFC東京に僕は期待していた。
福西とワンチョペの加入は東京に優勝という文字を本気にさせた。
特に福西の加入は東京に新たな風を吹かせてくれるだろう。
Jリーグ第一戦FC東京VS広島サンフレッチェの試合。
味の素スタジアムに集まった東京のファンは、期待に胸を膨らませていたはずだ。
二年目の平山、去年チームの得点王ルーカスさらに代表の石川、今野、茂庭、土肥そしてオリンピック代表の伊野波、梶山とそこに福西、ワンチョペと。
優勝を狙う第一戦だった。
東京は攻撃的なスタイルを貫く代償を払わなくてはいけなかった。
攻撃的に振舞う東京の背後は広島にとって好都合だった。ウェズレイ、佐藤寿人の2トップは一瞬の隙を狙っていた。
さらに左の服部、右の駒野の動きも早かった。
すべてカウンターだった。
佐藤が2点ウェズレイが1点。前半せ3点の得点を挙げた広島。
東京のイレブンは
『なぜ??』
そんな顔をしていた。
攻撃に振舞うばかりにやはり守備への対応の遅さは目につくものだった。
前半終了と同時に味の素スタジアムには東京のファンからのブーイングだけがこだましていた。
期待していたスコアとは逆の展開にファンのフラストレーレションは溜まっていた。
後半東京は梶山に変えて馬場を投入するよりゴールに近いところで仕事をする馬場の投入は原監督の明確な意図だったように思える。
「点を取りに行け」
後半東京はルーカスの得点で1点返す。
しかしそのすぐ後、またもやカウンターから佐藤が抜け出し、ウェズレイが流し込み4点目。
東京はフリーキックからルーカスが2点目を返すものの、その後平山が決定機を決めきれない。
その後も東京は攻撃に出るものの、点は決まらず。
4-2で広島の勝利。
新生東京の船出は攻撃力は見えたものの、バランスの悪さと守備にいたるときの流れには修正が必要なものだった。
点の取り合いは面白い反面大味の試合になりかねない。
攻撃的なサッカーを目指す原監督。さらにはFC東京には攻撃的な部分だけなく守備やバランスも追求してもらいたい。
まだシーズンは始まったばかりだ。
修正を加えながら戦っていけば、攻撃力はあるのだ。
優勝戦線に顔を出すことも十分可能な力を持っている。
東京に優勝がもたらされたら。
Jがもっと魅力的なものになるのは間違いない。
posted by hiro |14:48 |
サッカー |
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