2007年03月11日
乾貴士衝撃のデビュー
横浜ダービー 満員の三ツ沢競技場 前半29分マルケスの怪我で乾貴士がJ初出場を飾る。 169センチ59キロの誰よりも華奢な体にその試合を観ていた人々の目が注がれた。 スーパールーキー 乾はJに加入する前から有名な選手だった。 「セクシー・フットボール」 誰がつけたかわからないが、その名がつけられていた。 野洲高校 高校サッカーに鮮烈な姿を焼き付けたチームだ。 魅惑的な攻撃サッカー、高校サッカーのそれまでのスタイルを変えたチームだ。右から左からサイドからドリブル突破を仕掛け、中央からは華麗なパス回しで翻弄し、最後はエース青木がゴールに流し込む。その攻撃的なスタイルに誰もが驚き、魅了された。 乾が高校2年生のときだった。 乾は左サイドアタッカーで縦へ中へそのドリブルを駆使し、相手を翻弄しつづけた。 選手権制覇 滋賀の県立高校が全国制覇というのにも驚いたが、それ以上に鮮烈な記憶は「魅惑のフットボール」だった。 乾は3年生になり、10番を背負い中盤の真ん中から今度はパスセンスを披露することとなった。すでに高校生の域を超えていた。 3年生の選手権は残念ながら連覇はならなかったが乾にはすぐに次の挑戦が始まっていた。 高校選手権からまだ3ヶ月、国立を目指していた高校生は今度は高校生の憧れJリーグの舞台に立っていた。 その細身に三ツ沢の観客は注視する。以前から言われていたフィジカルの不安なんかなかった。 そのドリブルは一瞬にして横浜FCの脅威となる。 ものすごく速いわけではない、強引に突破してくるわけでもない。流れる様なストライドからスピードが落ちなく、足から離れない。下手に飛び込めば抜かれるか、ファウルを取られるかどっちかだった。 初出場とは思えない冷静さも持っていた。すでにU-21でのプレーもあるからなのかマリノスの中心選手に見えた。 「3~4年後にはスペインでやりたい」 入団のときに語った乾、大物だ。 もう一つの武器であるスルーパスはもう少し連携が必要ではあるかもしえないが、すでにドリブルは一球品だ。 この試合オシムも見に来ていたようだが、少なくとも目に止まった選手の一人だろう。そのテクニックはやはりずば抜けているのだから。 チームは負けたが、乾のデビューは存在感たっぷりの出来だった。 マリノスでその攻撃力をもっと高めてもらいたい。マリノスのJ制覇も近づくだろう。そして少し気が早いが日本を代表する力はある。そのドリブルは日本の武器にもなるだろう。 これからも乾のプレーに注目したい。
posted by hiro |13:03 |
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