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センバツ出場校選出の疑問を解く

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今日、この春に88回目を迎えるセンバツの出場校が発表された。 毎年様々のドラマを生んできた、この発表だが、今年もサプライズが起き、日本全国が歓喜と落胆に包み込まれた そんな中今年は、選考理由に対して例年より疑問が残るケースがいくつかあり、その選考理由に対して物議が交わされるケースが例年より多い印象を受けた。 そんな今日の出場校発表で物議の対象となった3地区から、選出の真相を探っていこう。

まずは関東・東京の6枠目の争いだ。 当初から花咲徳栄か二松学者のどちらかという議論が多く交わされ、注目が集まっていた地区である。 花咲徳栄は高橋、二松学舎は大江という両チーム共に全国クラスの左腕を擁しており、どちらを選出するか甲を付けがたい状況であった。 さらに神宮大会で関東、東京の代表校がそれぞれ初戦敗退していた事から、さらに選考を難しくしていた。 結果として花咲徳栄が選出される事になったのだが、ここで物議を大きく交わす要因となったが選考理由である。 両者を比較したところ、花咲徳栄はエース高橋、主将の岡崎を中心に攻守に安定感があるとの事。 一方の二松学舎に対しては、エースの大江を評価しつつ、「大江に頼り過ぎる面がある」との事から2年連続で準優勝に終わってしまったと指摘。 結果としてバランスの取れた花咲徳栄を選出と説明した。 この選考理由は確かに多くの人の首を傾げる結果になったと言える。 そもそも2チームを比較する際は戦力はもちろん、敗戦時の試合内容、エラー数などから判断されるのが一般的だ。 高野連側としては花咲徳栄の方が戦力が高いと判断したように思えるが、ならば素直に「花咲徳栄の方が戦力が高いと見た」と説明すれば、このように物議が交わされる事は無かったのではないか。 この説明が多くの波紋を呼ぶ事となってしまった。 さらに二松学舎は秋季大会2回戦で早稲田実、3回戦で日大三と当たるなど、大会序盤から強豪校との対戦が続いた為、大江を大会序盤からフル稼働せざるを得ない状況であった事も忘れてはいけない。 近年1つの選考理由で好投手がいるからという理由で最後の枠に滑り込むチームがあったケースも多かっただけに今回に関東・東京の6枠目を巡る選考理由は多くの人が納得いかないのが本音だろう。 仮に早稲田実が二松学舎のような状況だったら、果たして「清宮に頼り過ぎている」となるのだろうか。

2つ目は近畿の6枠目の争いだ。 5枠目までは当初からある程度予想が比較的容易だったが、6枠目に関しては同じベスト8の市和歌山か報徳学園のどちらかというのが焦点であった。 市和歌山は秋季大会で明石商相手にコールド負け、一方の報徳学園は同大会で準優勝に輝いた滋賀学園相手に引き分け再試合寸前の延長14回に渡る激闘の末に敗れてしまっていた。 筆者自身この両チームが敗れた試合を現地で観戦していたのだが、特に報徳学園と滋賀学園の試合は延長14回ながら両チーム無失策かつテンポの良い試合で非常に見応えがあった。 対する市和歌山は明石商との試合はコールドとなったが、6回までは1点差の僅差の痺れる展開で、7回の攻撃時に市和歌山の監督はエースに代打を出すという勝負を掛けたが、それが裏目となってその裏に登板した2番手が打ちこまれ一挙6失点を喫し、コールド負けとなってしまった。 結果として市和歌山が選出される事となったが、これに対して、「なぜ延長14回を戦ったチームでなくコールド負けしたチームが選出されるのか」などといった声が多く挙がった。 確かに筆者自身も市和歌山もコールド負けとはいえ力は十分あると感じたが、やはり報徳学園のインパクトには及ばないというのが本音だ。 このような結果になった要因として挙げられるのが、地域性の問題だ。 市和歌山を選出すれば近畿地区すべての府、県で出場校が生まれることになる。 さらに兵庫県に関しては、既に長田の21世紀枠の出場が決まっており、明石商と加えて、報徳学園が選出されると兵庫県から3チームの出場となり、地域性という面でアンバランスになってしまう。 確かに地域性というのはセンバツの出場校を巡って切っても切り離せないものだが、今回に至っては東北、北信越のそれぞれ出場枠2枠の地区において決勝に進んだ同県の2チームがそれぞれ選出された。 理由として、それぞれの2位校がベスト4のチームを戦力で地域性を上回るといった理由で選出されている事から、この近畿6枠目の選出は多くの人の首を傾げる形になってしまた。

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高校野球
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