2008年05月31日

フラミニのお別れ会にて ~遅れてきたロシツキ~

 これより以前については、前回の記事をご覧下さい。尚、以下は前回同様発言内容にいかなる信憑性もありません。

  フラミニ:「おせーよ」
  ロシツキ:「つうか、頭から呼べって話よ」
  セスク :「まあまあ」
  フレブ :「どうなの、足の具合いは?」
  ロシツキ:「手術する。それでユーロはパス。来季こそは、フル稼働したいね」
  フレブ :「昨季の敗因はアンタの離脱にあったもんね」
  セスク :「間違いないね。エドアルドと2人は痛いよ」
  ロシツキ:「まあ確かに、おれがいたらリバプール戦で負けることはなかっただろうね」
  フラミニ:「おおぉ」
  フレブ :「おれはあの時のカイトの腕の感触を、まだ忘れちゃいないよ」
  ロシツキ:「ところで、マシューは来季UEFA杯で頑張るらしいな」
  フレブ :「ガットゥーゾがキャラかぶってウザいとか言ってたぞ、さっき」
  ロシツキ:「ほほぉ」
  フラミニ:「相変らず厳しいねぇ、お2人さん」
  セスク :「トーマスからもアレックスに一言いってやってよ。残ったほうがいいって」
  ロシツキ:「サッカーの質でいえば、おれたち3人がいたら最高だよ」
  フレブ :「それは分かってるよ」
  ロシツキ:「おれがいえるのは、それくらいだよ」
  フラミニ:「3人って、傷つくなぁ」
  セスク :「まあまあ、寂しいんだってトーマスも」
  ロシツキ:「アレックスが残るとして、来季の補強ポイントはGKだよな」
  セスク :「さっきもそれ、話題になったのよ。誰がいいと思う」
  ロシツキ:「ペトルっしょ」
  セスク :「やっぱりチェフね。いまから電話で勧誘ってのはどう?」
  ロシツキ:「おまえこそチェルシーに来いって言われるな、多分」
  フレブ :「前のほうは、セオも成長してきてるしロビンも帰ってくるだろうし。エドアルドも戻ってくるしな」
  ロシツキ:「エドアルドは、もっとチームにフィットするような気がするな」
  セスク :「うまいもんね、彼。トーマスはナスリって選手知ってるの?」
  ロシツキ:「ほとんど知らんが、アレックスのほうが絶対うまいね」
  フラミニ:「ジダン2世って、言われてるみたいやけど」
  ロシツキ:「プレミアはさ、とにかく慣れるのに時間がかかるんだよな」
  フレブ :「全くその通り。アーセナルはよそ者多いけど、大概そうだよな」
  セスク :「監督もなぜかGKにはこだわりを感じないよね」
  フレブ :「でも、イェンスはいいGKだったよな」
  フラミニ:「おれが左SBやってたときは結構怒鳴られたで」
  ロシツキ:「え、ミランでも左SBやるのか?」
  フラミニ:「せーへんって」
  ロシツキ:「しかし、イェンスは惜しいな」
  セスク :「だね」
  フラミニ:「お、ちょっと、キャプテンからメールだわ。こわぁ~」

  • 共通ジャンル:

posted by highbury |17:56 | Arsenal | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月31日

フラミニのお別れ会にて ~中盤3人衆の集い~

 フラミニが移籍する前にセスクとフレブの3人で、チェルシー地区でお別れ会が催されたとか催されなかったとか。以下、時系列や発言内容等々は適当です。

  フラミニ:「正直、迷ったんやけどね」
  セスク :「でも、まあいいんじゃない」
  フレブ :「おれもいいと思う。お金のためって揶揄されても、何億も違えば普通考えるわ」
  フラミニ:「やろ。でも、いま悩みがあんねん」
  セスク :「なに?」
  フラミニ:「おれって、ガットゥーゾとキャラかぶってない?」
  セスク :「・・・」
  フレブ :「おれの場合、誰とかぶってる?」
  セスク :「難しいな。強いていえば、東欧版のフィーゴみたいなとこあるよね」
  フラミニ:「おお。インテル」
  フレブ :「おれはアーセナルに残りたいんだけど」
  セスク :「でも、インテルってアレックスのイメージと違うくない?」
  フラミニ:「最近、バルサって噂も聞くで。まあ、アーセナルからバルサは鬼門やけどね」
  セスク :「そそ」
  フレブ :「まあ、いろいろ考えると残るのがいいのかなと思うけどさ」
  セスク :「残っちゃえば」
  フレブ :「おまえはどうすんの?」
  セスク :「おれは残るよ」
  フラミニ:「監督から気に入られてるしな。おれはそうでもなかったもん」
  フレブ :「ところで、ナスリっていい選手なの?」
  フラミニ:「ジダン2世とかって言われてる時点で、ちょっとやばくない」
  セスク :「それ、本人が言ってるわけじゃないし。監督が選んだ選手なら大丈夫でしょ」
  フラミニ:「おお、信頼関係あるねぇ」
  フレブ :「でもさ、おれアーセナルの補強ポイントはGKだと思うよ」
  セスク :「おれもそう思う。アルムニアをどうこう言うわけじゃないけどね」
  フラミニ:「ミランの補強ポイントはGKプラスFWとDFやけどね」
  フレブ :「ブッフォンとかきてくれないかな」
  フラミニ:「無理やろ。絶対ないと思うわ」
  セスク :「トーマスに頼んで、チェフに移籍してもらうとか」
  フラミニ:「その可能性もブッフォンと同じくらい低いで」
  フレブ :「そうそう、トーマス呼ぼうか。ちょっと電話してくるわ」

  • 共通ジャンル:

posted by highbury |12:25 | Arsenal | コメント(7) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月28日

ブラッターと不愉快な自国選手枠 ~後編~



 前編より

 私は、FIFAが推し進めている自国選手6人枠の導入について、FIFAの意図の所在を「W杯の価値を維持させる」ところではないかと考える。前編では、W杯とCLを比較し、両者の差が生じている要因を3点挙げて述べた。

 3点を共通していえることは、CLを戦うクラブチームの方が質の高いチームを作れるということだ。そして、国際化と商業化がこれだけ進んだヨーロッパサッカーにとって、代表チームがクラブチームよりも上回るということは考えられない(メンタル面を除けば)。

 したがって、私がW杯のレベルや質ではなく「価値」としたのは意味のないことではない。後述するが、自国選手枠とW杯の質向上が手を結ぶことは想像できない。FIFAにとって最も恐れている事態はW杯への関心が低下することである。つまり、CL>W杯という図式が視聴者に定着してしまうことである。

 図式が定着してしまえば、FIFA傘下であるUEFAの権力がFIFAをサッカーの質とともに上回ってしまいかねない。「W杯の価値」イコール「FIFAの価値」とまではいわないものの、W杯はFIFAの象徴といえる。

 だから、FIFAは自国選手枠をいまの段階から導入することによって、サッカー界における国籍を顕在化させ、自国選手たちが一同に揃う代表チームこそ最高のチームであり、その代表チームが揃うW杯こそ最高の大会であるという、いわゆる昔のW杯を復活させようとしているのである。

FIFAとしても、おそらく代表チームとクラブチームの上下関係を反転できるものとは考えていないだろう。また、そうではないと願いたいが、自国選手枠の導入した場合に代表チームは強くなるのか?

 この問題には、まず自国選手枠の導入によりリーグ戦とりわけ3大リーグといわれるプレミア・リーガ・セリエの質が急激に低下し、ひいてはCLさらにはサッカー自体の質も低下するであろうことを勘定に入れなければならない。であれば、当然、代表チームがクラブチームと比較して相対的に強いあるいはマシなチームが組めても、絶対的に強いチームができるわけではない。

 低下してしまう理由は、前編の③(放送技術の先進と放送手段の多様化)で述べた循環が正の循環ではなく負の循環として機能し、質の低下→ファンの関心の低下→商業的衰退→選手育成の悪化を招いてしまうからだ。これは、サッカー界全体にとって不幸な事態である。

 ところで、これまで主にCLを比較対象としてきたが、日本のようなアジアのサッカー発展途上国にとってW杯の価値は、自国選手枠どうこう関係なくそれなりに維持されるだろう。理由を一言でいってしまえば、CLが存在しないからである。

 私はサッカー先進国リーグにおける自国選手枠には反対だが、W杯がアジア・ヨーロッパ・南米に差こそあれある種のお祭りとしてサッカー界に貢献していると私は思っている。普段、別々のチームで戦っている各国の選手が集まり、4年に1度しか開催されない大会で代表のユニフォームを着ている姿は悪くない。だから私は、FIFAとW杯にはCLとは異なる価値の創出と維持に努めてほしいと願う。


  • 共通ジャンル:

posted by highbury |12:15 | others | コメント(12) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月25日

ブラッターと不愉快な自国選手枠 ~前編~


 「国際サッカー連盟(FIFA)はチューリヒで開いた理事会で、各クラブの先発メンバーに6人以上の自国選手の起用を義務付けていく方針を満場一致で固めた。」

 この問題が、外国人選手を大量に連れてこられるお金のあるクラブだけが結果を残すのはクラブ間の競争力を低下させる恐れがあるとか、年端のいかない選手をお金にモノをいわせて連れてくるのは人道的あるいは教育的観点から危険であるとか、外国人選手が増加すると自国選手の育成の妨げになるからとか、そんな理由から決議されたと解釈するのは間違いだろう。

では、FIFAの意図はどこにあるのだろうか。

 私の推測は、W杯の価値を維持させるため、という点に集約される。

 近年のヨーロッパ・サッカーに親しんでいる人とっては、W杯よりもCLのほうがレベルの高いことは共通認識といってよい。この差には数多の要因がからまりあっていると思われるが、その中から以下の3点を挙げてみたい。

 ① 同じチームでこなす練習量また試合量の、圧倒的な違い
 ② ボスマン判決後、選手移籍の活発化(=外国人比率の増加)
 ③ 放送技術の先進と放送手段の多様化

 ①については、量の差が質の差に繋がるであろうことは想像に難くない。リーグシーズン中の試合は国際親善試合であればミッドウィーク、ユーロ予選等であればリーグを中断させ週末に開催されるが、厳しいリーグ戦のなか試合前の数日練習をこなしただけで連携や戦術をクラブチームと同様に高めるのはほぼ不可能であろう。したがって、リーグ日程が過密になればなるほど、フィジカルコンディションに優れているギリシャのようなチームがユーロで優勝するのは、理由がないことではない。

 ②については、いい選手をお金のあるクラブが大量に集めると強いチームができる、という話だ。そこに国籍(ユーロ圏であれば)という縛りがないため、自国選手ではもの足りないポジションにいい選手を連れてくればいいのだ。これを代表チームでやるわけにはいかない。それをある意味やってしまい成功したのが、1998年のフランス代表か。計画的ではなかったのだろうが、移籍ではなく帰化という仕組みにより代表チームが強化されたのである。しかし、これを計画的にやると代表チームのあり方や考え方そのものに影を落としかねない。

 ③については、放送技術が先進しその手段が多様化すれば、世界中に視聴者を増やすことができるため、CLについての関心が高まる。関心が高まれば、お金が集まる。お金が集まればクラブは潤い優秀な選手を連れてこられる。優秀な選手が集まればCLの質は高まり、視聴者の関心はさらに高まる。その視聴者を満足させようと放送技術は先進しその手段は多様化する。すると・・・以下ループ。という少々短絡的だが1つの構造を描く要素となる。

 ③はW杯でもほぼ同じことが言えるのではないかと思われるかもしれないが、移籍が存在しない点と参加主体がクラブではなく各国サッカー連盟である2点において異なる。この2点は関連している。お金を稼いだからといってサッカー連盟は自国のチームを移籍により強くすることはできないのだ。代表チームの強化は、とりわけ日本のような発展途上国にとっては時間のかかるものである。


 つづきは後編にて


 

  • 共通ジャンル:

posted by highbury |19:57 | others | コメント(5) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月13日

キーガン発言



 先日、ニューキャッスル監督のキーガンが「プレミアは4強が突出しすぎている」という主旨の発言をした。彼は、4強が強すぎてこのままではプレミアリーグがつまらないものになる(上位の独占。たしかに今期のポイント数は上位3チームがずば抜けている。)、ニューキャッスルの現有戦力では戦えないという点を主張していた。

 彼の発言の本意は、「だからもっと補強してくれ」、ではなく、「だからもっと4強を弱体化する必要がある」と受け取れる。そうすればプレミアリーグはもっと盛り上がると考えているのだろうか。

 ある英国紙はこの発言に対して、他の主要リーグのここ数年間の優勝チームを列挙し、他国も現状は同じようなものだという見解を示していた。たしかにスコットランドをはじめ、近年のフランスリーグアンはリヨンが独占しているし、スペインもバレンシアが優勝したシーズンを除けばほぼ2強が独占している。

 私の考えは、お金があるところに更にお金が集まり、強いチームが更に強くなるのはある程度許容すべきものであり、クラブはそれぞれの現状に応じた目標設定をすべきだということ。前者に関しては、資本主義国家のリーグである以上、いたしかたないことである。

 しかし、チェルシーについては莫大な資本で急速な発展を遂げたが、アーセナルはベンゲル監督就任以来徐々にその地位を固めてきたわけであるし、リバプールはオーナー陣がいまもグラグラしている。マンチェスターについても、現監督が変わってしまった場合、その地位をどれだけ安定させられるのかは未知数である。差こそあれ、ピッチ内外で毎シーズン薄氷を踏む思いをしているのは4強いずれもであると思う。

 プレミアリーグの長所の1つとして、とはいってもアーセナルとマンチェスターくらいだが、1人の監督に長くその仕事を任せることが挙げられる。もちろん、2チームとも数年間安定した結果を残している。エバートンもモイーズ監督を信頼し続けた結果、今シーズンも5位でフィニッシュした。

 ということで、キーガンに言いたいのは、「まずは5年くらいやってみてよ」ということである。それから彼の発言について吟味しても遅くはないだろう。

 2回連続で話題としたキーガンだが、彼について他意はない。次回の話題にしたい国内選手枠の問題もあり、プレミアリーグだけでなく主要な国のリーグが運営サイドの介入で大きく変動しそうな気配があったからだ。


 また、私事都合により随分と更新が遅れてしまいました。存在していたとしてもほんの僅かであろう楽しみにしてくれていた方に謝意を述べたい。


  • 共通ジャンル:

posted by highbury |21:05 | others | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加