2007年04月12日

ペプシと王子と横パスについて思ふこと


 ペプシのCMに出ている沢尻エリカ。「ペプシ」という発音がなんともいえずよい。ネイティブのそれというより欧州訛りに近い発音に日本語テイストが加味されているからだろうか。あのCMを見たらペプシが飲みたくなる。そう思ってから2週間以上経つが、まだ一滴もペプシを口にしていない。

 ローマの王子と呼ばれるトッティ。トラップの瞬間がなんともいえずよい。
シュートやドリブルももちろんトップクラスだが、幾多のタックルやプッシングを受けているだけに彼がトラップする瞬間は最高の技術と緊張感、そして威厳を感じさせてくれる。緊張感があるのは反則を受けるかどうかの危険があるからだけでなく、トラップではなくそれがパスになる可能性を十分に秘めているからだ。その姿は王子というよりコロッセオに佇む戦士の姿の様だ。たとえ7対1で負けたとしてもそれはそれでいいではないか。ローマでの対マンU戦は本当にいいゲームだった。

 今はインテルに在籍しているビエラ。インテルのゲームはCL以外観ないので、最近めっきり目にする機会を失ってしまっているが、元気にしているのだろうか。ユベントスに移籍してしまったと思ったら、今シーズンはインテルにいた。来シーズンあたりはポーツマスなんてのは勘弁願いたいところ。そんな彼だが、タックルは深くドリブルは姿勢よく、そして横パスは芝を刈るように鋭く鮮やかだった。


 ところで、プロ野球が開幕している。

 ひょんなきっかけもふとした偶然もなく、ただなんとなく今シーズンは巨人を応援しようと思っていた。しかし、巨人がチャンスを逸すると思わず安堵してしまうことが続いてしまい、ならばと応援しようとすればするほど安堵感は反比例するように大きくなってしまった。もはや巨人生理的無理身体になってしまっているのであろう。いやはや幼少時代の体験は根深いものである。縦縞の帽子はもう失くしてしまっているのに。


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posted by highbury |22:10 | Arsenal | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年04月05日

アーセナルには青田が多い?


 正規雇用を控えるだけ控えていた企業が団塊世代の引退を機に、ようやく新卒採用の数を増加させているそうだが、控えていたツケというのはどこかに回ってくるはずである。例えばそれが派遣社員・ニート・フリーターというような形で主として若い人間に押し付けられているのは気のせいではないだろう。

 ごく大雑把にいえば、企業における世代バランスが崩れたのは、戦後中年世代が少なく若い世代が多かったころに成功した年功序列制度を、当時の若い世代つまり団塊世代がピラミッドのてっぺんにきたところでも維持しようとしたからである。維持しようとすれば人件費の節減はリストラ、それが不可能であれば昇給の停止あるいは新規採用の停止という具合になる。いまやほとんど逆ピラミッド型の年齢別人員構成になっている企業は少なくないはずだ。

 もっとも現在はそれだけで済んでいるとみたほうがいい。団塊世代が老年になったとき誰が面倒をみるのかという問題が残されているからである。年金制度はいま働いている世代がいまは働けなくなった世代の面倒をみるという考え方でつくられている。だとすれば、面倒をみてもらいたい人間が増加しているのに、まともに働いている世代が少なくなれば負担の増加は避けられない事態になるからである。

 そんなツケを回されるなんてたまったものではない。もちろん、いまの若い人間に問題がないわけではないだろう。しかし、ニートも派遣社員もフリーターも歳をとった人間は蔑視するような向きがあるが、そういった問題の温床は彼ら自身がつくりあげていたのだし、彼ら自身の問題でもあることを認識すべきである。

 昔は新規採用の決定時期は随分とのんびりしていたらしいが、現在は本当に早い。特に金融機関は4回生になる前に内定が決まるところが多い。テレビ局などはそれより早いという話も聞く。そうやって有望な若者を早期に獲得することを「青田買い」もしくは「青田刈り」といったりするが、アーセナルにも「青田買い」されてきた選手が多く、その中からスタメンで活躍している選手が何人かいる。

 というわけで、ようやくアーセナルのところまできた。

 例えば、以下のような布陣を組んだとしよう。

     ファン・ペルシ アデバイヨール
 
 ワルコット デニウソン セスク ディアビ

 クリシ   センデロス ジュル エブエ

         アルムニア

 平均年齢は20歳そこそことなる。上記の例は特別としても、それでも若い選手が多いことには変わりはない。そして、そんな布陣でもそこそこ戦えてしまえるのもまた驚きではあるが、そこそこではアーセナルとして戦ってもらっては困るのだ。それにユースからあがってきた生え抜きの選手が上にはいないが、ホイトくらいというのも寂しいところだ。
 一方、現在のベスト布陣は例えばこんな感じではないか。

     アンリ ファン・ペルシ
 
 ロシツキ セスク ジウベウト フレブ

 クリシ  ギャラス コロ  エブエ

        レーマン

 今シーズンに関しては、果たしてこのメンバーで何試合戦えたのかというくらい怪我人が多かったことが災いしている。常に2番目の布陣で戦えたなら、とはガナーズであれば誰しも思うことであろう。それにこうしてみると、実は年齢層のバランスは悪くないようにみえる。そして国別バランスも実にバラエティに富んでいる。ただ、ユース出身がいないのと関連して英国人もいない。ベンゲルが言うとおり選手の国籍はどこだって構わないのだが、ユース出身の生え抜きというのはやはりスタメンで1人くらい居ててほしいものだ。

 先日のリバプール戦では、中盤の選手はとりわけ若かった。それが悪いとは言わないし、もっと成長してほしいと思うけれど、何人かの選手が起用できなくなると18歳19歳の選手を中心にして戦わないといけないのは、さすがにちょっとツライところがあると感じた。

 サッカーにおける経験の重要性というのは単純に数値化できるものではないから、年齢層のバランスが11人の選手構成にどれくらい影響するのかを断定することはできないけれど、経験値が全く価値のないものでないことはいえるのではないだろうか。

 ところで、2、3年前の布陣が、
 
     アンリ ベルカンプ
 
 ピレス ビエラ ジウベウト リュングベリ

 コール キャンベル コロ  ローレン

        レーマン

 であったことを思うと、随分と変わったものである。

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posted by highbury |10:45 | Arsenal | コメント(2) | トラックバック(0)
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