2008年08月12日

北京オリンピック敗退を受けて

暑い日と熱い戦いが続きますがいかがでしょうか?
さて、サッカー五輪代表。2連敗で敗退が決まってしまいました。。。残念です。

今回の代表は、代表決定時の感想にも書きましたが、良く言えば柔軟というか、いわゆる労働者タイプの選手を多く選び、技術力とか爆発力とかいった感じの選手は外れたという印象でした。それだけに、そういった選手だけを集めてどういうサッカーができるのか、ということに不安と期待を持っていました。反町監督も賭けに出たなぁと思いました。

結果、2連敗で敗退。敗退自体は、グループリーグの他国を見ればリーグ突破が難しいことは一目瞭然ですので、ある程度致し方ないことだと思っていますが、想像よりもこのチームの可能性を見ることが出来ず、残念に思っています。個人的には、もっと自分のポジションを崩して、ゴール前にも人が何人も入ってきて、、、というイメージをしていました。

正直、反町監督の采配には疑問が残りました。その1つは最終的なプランであり、もう1つはメンバー選考に疑問があります。

最終的なプランですが、、「反町監督はどうすれば日本が他国を上回るか、に対するイメージを持っていたのか?」というところに尽きます。明確な解は難しくても、ある程度具体的なものを持っていたのでしょうか。連携とか継続といったキーワードだけでは策としては荒すぎます。今までも疑問に思うことはありましたが、イメージがあるのかもと思うこともありました。結果的にはやっぱりなかった、ということなのでしょうか。。。

反町監督のアメリカ戦後に「出し手と受け手、2人だけの関係になってしまい、リズムが作れなかった」というコメントをしていましたが、労働者タイプの選手を多く呼べばこうなることは想像できたはずではないでしょうか。これを約束事を増やして対応するのか、それともリズムを変えられる選手で対応するのか、、、結果は中途半端な対応ではなかったでしょうか。少なくとも連携を最重要項目としてやってきた上で本番で言うコメントではないと思います。

もう1つの疑問のメンバー選考ですが、個人的にはもっと違う戦い方を想定しているのだろうと思っていたので、代表決定時にはそれほど反対するわけでもなかったのですが、今回のような戦い方をするのであればもっとメンバー選考のやり方もあったのではないかと思ってしまいます。4-5-1の右MFに今まで左で使っていた本田選手を使うのであれば、俊輔選手(OA)が右サイドから組み立てるというほうが適していたのではないでしょうか。

メンバー選考という点では、スタメンも多少疑問でした。競合相手に守備的でいくのか、それでもポゼッション重視で攻めていくのか、難しい判断ですが、結果は中途半端になっていたのではないでしょうか。

森本選手のワントップ、サイドアタック的な右:水野選手、左:本田選手から、基点的な左:香川選手、右:本田選手へのシフト、谷口選手のトップ下、センターバックのメンバーなど、連携重視のわりに本大会で初チャレンジである内容も多かったと思います

監督以外の問題点としては、やはり精神的な問題があると思います。グループリーグの他国を見れば、明らかに最も重要な初戦で、セットプレーの約束事によって決定的な場面を作り出せたにも拘らず外す。これは技術的な問題という側面もあるのかもしれませんが、集中力と気力によるところも大きいと思います。少なくとも外して笑っている場合ではないですよね。これでは監督も困ってしまいます(監督がうまくモチベート出来ているかという問題もあるとは思いますが)。

個人的には、反町監督はオシム監督に近い考えを元にチームを作ったという印象が強いです。ただ、オシム監督は労働者のチームにわずかなエクストラキッカーを加えてチームをまとめようとしていたのに対し、反町監督は労働者のサッカーから先のビジョンが不明確だったという印象です。やはり、ある程度の個人能力は必要と思いました。

あと、芝なんかを理由にするケースもありますが、そんなことを言っていては、理想的な大会でしか勝てないわけですので、そういった環境的なことも想定して対応していく必要があると思います。

ユーロのスペインのようなチームを目指し、至らないところは運動量や継続性でカバーして、、、というところでしたが、効果的な連動、その継続というところには至っていないのだと思います。

日本らしい、連携と個人技のバランス、ここを見出してほしいと願います。オランダ戦がんばってください!!

posted by hibiware |00:36 | サッカー談義 | コメント(0) |
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2008年08月08日

北京オリンピック vsアメリカ

いよいよオリンピックが始まります。
先駆けてサッカーは始まりました。

大きな期待をして見た初戦ですが、負けてしまいました。。。残念です。

負けはしましたが、全体としては悪くはない試合ではなかったかと思います。ただ、悪くはないというだけで、勝てるという感じがする試合でもなかったと思いました。アメリカの選手、状態を見れば比較的勝てる可能性は高かったにも関わらず、平凡な試合になり、結果負けたという感じがしました。

良かったと思ったのは、内田選手、谷口選手、西川選手でしょうか。特に内田選手はほとんどのチャンスに関わり、別格とまでは言いませんが、かなり目立ったプレーをしていたのではないでしょうか。

一方で、日本のウリであるはずの中盤は期待した感じではありませんでした。香川選手、本田選手が攻撃に貢献した時間はそれほど多くないと思いましたし、梶山選手もそれほど効果的ではなかったと思います。

また、ワントップに森本選手というのは最初からの疑問でした。確かに日本はワントップに当てていくというよりは、常に底から組み上げていくスタイルなので、それほどフィジカルの強いワントップが必要ではないのでしょうが、森本選手は、豊田選手、李選手と比べても、ワントップ向きの選手ではないと思います。なかなか森本選手に納まることもなかったですし、ここは選択肢が減ったのではないかと思います。

失点シーンは、香川選手と本田選手がなんとなくスペースを埋めていて、その間に入られていたと思います。攻撃で人とボールが動くコンセプトが注目されていますが、そういった運動量、スピードはディフェンスでも意識するべきことで、特に大きな大会の初戦はより高い意識が必要ではないでしょうか。

まあ、失点はともかく、今日のアメリカに1点も取れないのでは厳しいと思います。人もボールも動くというのは、単にボールを速くまわすということではなく、ボールをまわしてギャップをつくり攻める、それで出来たリスクも運動量とスピードでカバーする、ということだと思っています。ですので、もっと中盤の選手が谷口選手のように出てくる必要があると思いました。

それでも最初のチャンスを決めていれば、そんなに良くなくてもとにかく勝ったと言えたのですが。。。セットプレーが得意なわけですから、それを決め切る!というのも重要ですよね。

あと2戦、強豪ですががんばってください!!



posted by hibiware |00:35 | サッカー観戦記 | コメント(2) |
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