2008年05月05日
今年の阪神野球を見て感じた二つのこと。
その1
「サヨナラ勝ちは弱い勝ち方」
こんな言葉が球界にあるかどうかは知らない。
でも、阪神の勝ち越し記録が止まった1日のヤクルト戦。
そして昨日の今日。
勝った方が結果オーライで気が緩むのか、負けた方が雪辱に燃えるのか、
サヨナラで勝ったホーム側にはずみがつくどころか、逆に翌日には完敗している。
阪神が巨人にサヨナラ勝ちしたときはクルーンを、
中日が阪神にしたときは藤川を打ったことがクローズアップされているが、
その2試合とも本来なら8回裏に勝ち越していなければならなかった。
さすがに監督にはそれがわかっているから、昨日、落合監督は浮かない顔をし、
岡田監督はフォードを2軍に落とした。
サヨナラは後攻であるホームの利の賜物なのだが、
逆にいえば、ホームというアドバンテージがありながら、
サヨナラという“辛勝”しかできないのは実力において劣勢である、ということの裏返しなのかもしれない。
03年日本シリーズで連続サヨナラ勝ちで勢いにのったかに見えた阪神があと1勝で相手のホームにいった途端、完敗したのはそういうことだったのだろう、といまとなれば思える。
その2
「ホームランで勝つのは弱い勝ち方」
いま中日がセリーグ本塁打数のトップらしい。
TVでは解説者が7番を中村が打つ中日打線は凄いという評言を吐いているが大いに疑問だ。
それって昨年、他ならぬ中日があしらった巨人野球、巨人打線への評価と同じじゃないのか。
福留がいなくなったことと相まって、今年は中日の野球の質が変わってしまったように感じる。
打線は怖いが、野球は怖くない。そんな感じだ。
そういう危険性を落合監督も感じたからこそ、中村に犠打を命じたのだろう。、
でもそれは阪神が関本にさせるように、当然の策としてとれる作戦ではない。
パリーグではホームラン大会を連日開いている西武が首位を快走中だ。
以前ならこんなチームと本塁打最少にして勝率最強の阪神が戦えばどういう結果が出るか、日本シリーズまで待たねばならなかった。でもいまは交流戦というものがある。
どちらが野球の正道なのか、あと二十日後(5月25日)の両者の対決がいまから楽しみである。
posted by heta |22:35 |
不都合な真実 |
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