2009年09月06日

バカの一念岩をも通すか?【オランダvs日本:2009・9・5】

久々の日本代表戦。
海外サッカーに触れる機会の少ない自分としても、vsオランダ戦は純粋に興味がわく。ようはミーハーなわけでして。


Home オランダ 4-5-1

GK   1フォルム→フェルトハイゼン(後半0分)
DF 2ファンデルビール 3ロースフェンス 4マタイセン 5ファンブロンクフォルスト
DH 6メンデス→デゼーヴ(後半20分) 8デヨング
OH 7ファンペルシ 10スナイデル→ファンデルファールト(後半25分) 11ロッペン→エリア(後半0分)
FW  9カイト→フンテラール(後半20分)

Away 日本 4-5-1

FW 11玉田→本田(後半0分)
OH  9岡崎 14憲剛→興梠(後半25分) 10中村
DH 7遠藤  17長谷部
DF 15長友 22中澤 4闘利王 6内田
GK 23川島

 前半、オランダの中央はユルユル。前線もカイトはプレスに行くもののその後は全く続かない。
 なんでDHの位置からは結構捌けるし、中央で結構ボールは持てる。中村が下がれば長谷部がそのスペースに出てくるし、遠藤の下の位置での繋ぎ、憲剛の高い位置でのキープ力や守備。確かにオランダは緩かったかもしれないが、この3人の動きが前半の殊勲賞。攻撃的なダブルボランチを支えたのは、トップ下憲剛の守備面での貢献もあった。
 オランダはサイドからの単発的な攻撃で、動きは分断。中央のスナイデルは攻撃に絡めず。日本も、両SBも上がり多彩に攻撃を繋げるも、PA内の決定的なシーンまではなかなか持っていけない。
前半は0-0。日本が始終優勢に進める。

 後半、話題の本田が玉田に交代。岡崎1TOPで本田左SHへ。しかし本田はボールに触れる機会が少ない。あまり動きがないですな。ボールもあまりキープできない。なんかいまいち。周囲とあわないのかね?
 オランダもこのままではヤバイと思ったか、中央や高めの位置でも厳しく来るようになってくる。守備面でもだいぶ頑張ってた内田だったが右サイドが持たなくなり始める。
 後半24分右CKから繋いだボールをPA内でファンペルシが技ありのトラップから早いシュート。コレを決められ1-0。
 日本は憲剛を下げて興梠投入。興梠1TOPで岡崎左SH、本田がTop下に。これがどうにもしっくりこない。岡崎、憲剛で相手の中央下がり目からのボールの出所をふさげてたのに、相手DHの位置で随分ボールを出されるようになってしまう。デゼーヴから前にボールが入るわけで。
 そうなると厳しいのが日本のダブルボランチとCB。戦術的に前に出る意識が強いDH。しかも前でキープや守備が出来ずに簡単にバイタルに入れられるとなると、とたんに厳しい。しかも後半半ば過ぎ。前半から散々走ってるため、足も止まりガチ。あやや、ヤバゲな感じ。
 後半27分、デゼーヴからのパスをフンテラールがスルーPA前で受けたスナイデルが中澤をかわして打ったシュートが綺麗に決まって2-0。
 もう押さえが利かない日本。さっぱり動けない。最後は中央から右サイドに送られたボール。全く押さえられず、ファーサイドへクロス。中に入ってきたフンテラールにマークを外されて決められて3-0でジエンド。

 いやーファンペルシの上手いトラップ&シュート・スナイデルの前をふさがれてのミドルを綺麗に決めるとか、ありゃなんともならんですなー。でも、前半はそこまで持ち込ませるシーンもなかっただけに、非常に残念な後半。いや動けなくなるのは必然か。
 
 このままやり方突き詰めるとかいっても、いつもどおり見られる後半のパターン。相手がオランダとはいえ、もっとやり様がありそうななものだが。ボコボコにやられるほど、酷い面子がそろてるわけでもあるまい。
 とりあえず、交代枠は全部使って色々試して欲しかった。

 方向性がぶれずに、信念を突き通すことは確かに美徳であるかもしれない。

 バカの一念岩をも通すってこともあるしね。これはほめ言葉よ。

 ただ、調子の上がらなかったオランダを突き通すなかった信念を更なる高みまで純化させることに意義はあるのか?

 今となっては、その可能性にかけるしかあるまいて。

posted by hemrock |03:18 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年09月02日

守備だけでは勝てないですなぁ。【J1第24節:山形vs広島:2009・8・29】

 
 山形4-4-2
GK         1清水
DF 20小林  22園田 4小原 13石川
MF      14宮本 17佐藤(健)
MF 11北村            7宮沢
FW     6宮崎  15長谷川 
SUB GK 30植草 DF 2木村 26山田 MF 28太田 29廣瀬 FW 9古橋 10財前 

 自分の希望をこめた先発予想は
GK         1清水
DF 2木村  22園田 4小原 20小林
MF      14宮本 17佐藤(健)
MF 11北村            35赤星
FW     9古橋  15長谷川 
でSUBに石川・宮崎・財前
石川は守備面では粘りをだいぶ見せてくれるが、最近、攻撃面での調子がいまいち。だったら、さらには対面がミキッチだということもあり、上下運動に強く、厳しくマークにいける小林を左に。さらに木村を右SBに入れれば、北村やサトケンもそんなに守備のみに引っ張られることもないし、SHは下がらずにすむかななぁなどと思ったり。さすがに、木村はまだフルタイム出場は無理なんだろうな。
 しかし、宮崎のFW先発は読めなかった。でも、確かにゴール前のスペースで変化をつけるプレーや、スピードはFWとしてもいい感じ。あとは・・・なじぇに赤星がいない。
川崎戦でまずいプレーでもあったか?確かにボールを持ちすぎるところがあるものの。うううーーーん、ハセ・フル・タカのそろい踏みを見たかった。
 
 
 Away広島 3-6-1

FW      11佐藤(寿)
OH    25高柳 10柏木
WB 17服部        14ミキッチ
DH    6青山 35中島
DF  5槙野  2ストヤノフ 24森脇
GK      34中林
SUB GK 1下田 DF 19盛田 MF 22横竹 16リ・ハンジェ 33楽山 15高萩 FW 9李忠成

柏木・青山・中島の中央は相当カタイ。前回は柏木・高萩2シャドウの動きに完敗。特に柏木がオカシイ。なんであんなにうごけんだよ。青山の潰しからの攻撃参加、リカバリーは類を見ない(青山大好きだ、くう・・なんで北京落選したんだろ)。中島も最終ラインへのカバーはしっかりこなしながらも、前に出るタイミングを誤らない。このOHとDHがあって攻撃的3DFが生きるのかなと。
あとはなんと言っても佐藤寿人。下がってボールを捌けば2シャドウがスペースに入り、視界から消した当人はDFラインを強かに狙ってくる。・・・・隣の芝ばかり青く見えるなぁ。

さて、前半。
 広島の1トップ2シャドウに対する小林監督の対応は、なんと北村をDFラインまで下げての対応。つまりは5バック。広島の両WBの対応でSBのみならずCBも引っ張られれば、中央にスペースが開く。かといって寿人への対応と、柏木・高柳の飛び込みを捉えるのに中に絞れば、サイドの深い位置からはクロスのあげ放題。だったら一枚下げちゃえってか。確かに北村は下手すりゃ右SBでもいけてしまいそうなくらいの守備と運動量はありますな。 これが功を成して相手の左サイドからの攻撃はシャットアウト。DFの枚数が足りてるんで中央のスペースをあまり気にせず、ボールホルダーに対しては厳しくチェックにいけていた。園田のデフェンス時の競り合いの強さは頼もしい。
 石川もミキッチの対応に追われているが、あっさり抜かれることはなかった。しかも、宮沢・サトケン・宮本もマークは厳しく行くしねってことで、攻めあぐねる広島。
 山形も、広島からボールを奪って攻撃に切り替える。ここでのキーマンがサトケン。確かに守備にかける枚数が多いんだからボールも奪えて当然なのかもしれないけど、やっぱりこの方のボール奪取は見ていて気持ちいい。で宮崎がサトケンからのボールを受けると、右サイドから上がってきた北村へ繋いだりと、両サイド裏のスペースを突く。しかし最終的には中央のところでしっかりと防がれる。しかも悪いことに、パスの精度に欠いたり、サイドで上手く連携できずに逆にボールを奪われたりだとかで、唯でさえ守備に枚数裂いているのに、そこから前に出にくい状態に。
 広島は、最終ラインでの守備枚数のバランスにも気を使ってるようで、CBの攻撃参加は数多く見られるものの、J2時代に見たネジの吹っ飛んだ(1CBとかなっちゃうような)攻撃ではなかった。
CBの一人が上がれば、中島が下がってアンカーに青山ってなところで落ち着くし。そこに守備でも柏木が絡んでくる。
 結局は両軍ともに決定的なチャンスがあるでもなく前半は0-0で終了。これは、山形のプラン通りと試合を見てるときは思ったものの、広島はさらに上手をいっていた。

 後半。
 プラン通りだったとはいえ、結構攻守に走らされてしまった山形。どうしても運動量で劣る左サイド側を破られ始める。さらには一段と攻撃に人数を掛ける広島。特にDHが前線に顔を出し始めると、さすがにこらえ切れなくなってくる。左サイドから基点を作られ、数々のピンチを招くも、シミケンの好セーブや、クロスバーにも助けられた。何とか状況を打開したい山形。ボールの落ち着き何処となれない宮沢に代わり、古橋を投入。古橋をFWにあげ宮崎を左サイドに下げる。しかしながら、広島の波状攻撃に耐え切れず、後半17分、中島から楔のボールを受けた柏木がDFラインの裏に送る。これをCBが弾いてこぼれたところに飛び出した高柳がシュート。左に飛んだ清水の指が触れることなく、ゴール。0-1。
 なんとか、反撃したい山形。切っ掛けを作ったのは、相手のバイタルエリアでいい動きを繰り返していた宮崎。これがファールを誘い、PA左よりからのFKを得る。ボールに寄るのは石川と古橋。
古橋が蹴ったボールは壁を巻く綺麗な弧を描きゴール左下隅に鋭く落ちて突き刺さる。狂喜乱舞の同点FK!!!1-1。
 これで再び攻勢をかける広島。なんとか凌いで、攻撃に転じたい山形ではあったが、手痛いミスが出る。自陣からビルドアップしようと、デフェンスラインでパス交換。前に出た右SB小林が前方のパスコースがないのでCBの小原までボールを戻したところに、柏木が猛然とプレス。前半から横パスを狙っていた柏木。これであわてた小原がトラップミスしたボールを奪い、園田のマークを出し抜いて飛び出した寿人にボールを送る。これをきっちりと決められて1-2。
 山形は北村から廣瀬に交代し攻撃にシフトするも、広島はミキッチを盛田に代える安全策。後半ロスタイム突入前に宮本に代えて木村を投入し、園田をFWに上げるパワープレイ。しかしながら、ほとんどクロスをあげるまでにも至らず、しっかりと試合を〆られて1-2で終了。

 試合終盤、ばたつく山形と、落ち着いた広島。
 守備的に行った山形の弊害も無きにしも非ずだが、広島のパス回しに全くなす統べがなしってほどでもなかった。相手も人間、ミスもあるし、攻め疲れでパスミスっぽいところを狙って奪いにいけてたところもあるわけで。それだけに、奪ってからの繋ぎの部分。ここで動きが繋がらないのが厳しい。動きたいけど、動けない。繋ぐ意識はあるんだけど、体が、周囲がついていけないのよね。しかし、小林の横パスはトラウマになりそうだなぁ。神戸のときもやられてたしなー。もちろん、園田や小原の位置取りの問題も有るんだろうけども。
 
 さて、中断期間をはさんで次節はAway浦和戦。山形戦しか見てないので、連敗中の状況はよくわからん。前対戦は、DFライン、特にSBのところがものすごく緩かったのが印象に残っている。
でも結局は負けちゃったんですけどね。
次節は長谷川が累積警告でお休みだし、山形も厳しいなぁ。

posted by hemrock |01:37 | J1 | コメント(5) | トラックバック(0)
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