2008年12月12日
「小林監督正式契約」の一報を待ちわびる中、2008/12/11の山形新聞朝刊 第一面に乗ったこの記事。
モンテディオ山形改称構想
無料チケットのバラ撒きをやめ、ユニフォームスポンサー料の見直しも行う等、「ナアナア」な経営体質の改善を図ってきた海保理事長からすれば、「J1に昇格すれば、Awayで観戦するサポーターも増えて収入は倍増」という甲府の例を上げる楽観的な風潮に相当な危機感を持ってるんだろう。
改称の是非はともかくとして、そのぐらいのシビアな見通しをもって、将来を試算できるTOPでよかったと思うよ。自分はかえって安心したけど。
この記事も誰かから聞きかじったことを基にしてる感じなんで、じっくりと理事長の構想を聞いてみたい。
オフィシャルからは、この件についてこのようなリリースも出てますな。
一部新聞で「18日の理事会で『月山山形』という新名称が決定」などという、光速の先走り記事がでてたので、リリースしたっぽいね。
どういう経緯であれ、モンテディオ山形で十数年慣れ親しみ支えてきてくれた人たちの思いもある。改称したから、地元に根差せるわけでもない。費用の問題、応援の問題等々。
ただね、広告代理店任せのネーミングを基に、投票で「選ばせる」と言う取ってつけたような「民主主義」よりもだ、経営者として「こうありたい」という意思を持ってることはいいことだと考えております。おそらく、批判も反発も想定した上で、構想を上げるということは、並々ならぬクラブに対する思いがなければできない。改称が成就したとて批判は残るし、その上で結果が付いてこなければ散々に叩かれることは目に見えてるわけだしな。例えば、記事にもあるとおり、改称するにしても来シーズンは間に合わないので翌々期から。降格と同時に改称なんて憂き目となれば、大ブーイング必須。
身の保身を考えるなら、そんな構想ぶちあげないでしょ。昇格の成功に浸って、動かない方が容易。
ちなみに私、なるべく各Jクラブの愛称を使わないようにしとります。前回のエントリーで初めて「モンテディオ」って単語を使ったのでないかなって言うくらい、「ラテン系造語」には違和感があるわけ。とは言っても、「モンテディオ」は良い方だとは思ってますがね。
・・・・好みから言うと「漢字名称」ってのはイイと思う。妻は「わざわざ変えるなんてバッカじゃねーの」と吐き捨たが。
※【「モンテディオ山形」の由来】(山形新聞2008/12/11朝刊より)
イタリア語で山を意味する「MONTE」と、神を意味する「DIO」という単語を組み合わせた造語。山形を代表する霊山・出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)にちなみ「神の山」を表す。チームの前身NEC山形が地域密着のクラブチーム化を進めるに当たり1996年2月、5つの候補から県民投票で選んだ。ほかの候補は「オラクロス山形」「ヴァーテクス山形」「アルテリア山形」「山形セレノール」。モンテディオ山形は総投票数1570票のうち最多の490票だった。
posted by hemrock |22:50 |
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2008年12月07日
今期最終戦。気温三度の寒空の中、降りしきる雨。
恒例のコール合戦も今回で見納め?いや、再見できるように願って止まない。
できることなら、その場がJ2でなき事を。
水戸から「戻ってくるな」の厳しくも暖かい見送りの言葉。ありがとう水戸。
Home山形 4-4-2
GK 清水
DF 宮本 レオナルド 園田 石川
DH 渡辺 佐藤
SH 北村 宮沢
FW 長谷川 財前
SUB GK遠藤 DF小原 MF 宮崎 本橋 FW豊田
石井は前節愛媛戦の怪我で全治4週間。馬場はウイルス性皮膚炎?豊田が控えに周り、財前先発。
戦力外通告の本橋が控えに。
Away水戸 4-4-2
FW 1西野 9荒田
SH 18赤星 8菊岡
DH 16パク 7村松
DF 30中村 32大和田 3平松 17金澤
GK 1本間
得点ランキング5位17得点の荒田が注目を集める。それ以上にキーになっているのが、浦和からレンタル移籍中の赤星。
赤星がいてこその荒田・・・・じゃないかなと。
○守備面での対応力。
前半開始。山形決定的なシーン。右クロスに長谷川のヘッドがGKが弾く。
しかしながら、水戸の左サイド赤星の中に入ってのプレーに、SB中村が絡み、荒田の裏を取る動きがシンクロする動きに手を焼く。
センターラインでボールが収まらない山形。最終ラインでのDFの対応で事なきを得るものの、押し込まれる展開。
13分過ぎ、左サイド赤星がセンターライン上方から中に入りDFの裏へスルー荒田がPA内左からゴール右隅を狙いシュートも、辛うじて清水が反応しボールに触れて枠をそらす。
が、左寄りに攻撃が展開される水戸。逆サイドからの飛び込み、もしくは、左サイドに寄ったところでのサイドチェンジがない。DHパク・村松の厳しさや、パクの組み立てのパスのよさはわかるが、基本的にゴール前の最後の仕掛けはFWの裏狙いが主。20分あたりからは、DFラインはFWの裏を狙う動きには慣れてしまう。
さらには、赤星をサイドに追い込み、パスの出所を封じていた。荒田が下がってボールを受けにくるもCBが前に出て潰す。前に出てできたスベースは、スライドしてカバー。
水戸のストロングポイントへの対応が安定し、DFラインを上げ中盤の目が詰まってくる山形。長谷川へのボールの収まりは悪いものの、ミスしたボールも取り戻せる。
さらには、長谷川が悪い代わりに財前の動きがよく、ボールが収まる。びたっと収まるトラップ、そこからのキープ、パスへの判断。長い時間は無理ではあるが、機動性あふれるアイデアと技術を見せてくれるプレー。やはりすごい。左に流れる財前から攻撃が繋がり始める。
20分過ぎ、自陣左サイドに追い込んで佐藤がボールを奪うと、ハーフライン上の長谷川→宮沢へ。左サイドを宮沢が持ち上がり、二アサイドから財前がPA内へ入りDFをひきつけ、PA正面に長谷川が走る。宮沢から中央の長谷川へボールが通りダイレクトシュートもヒットせず。そのボールを、右サイドハーフライン下から一気にPA内右まで走りこんできた北村へ送る。北村GKの動きをよく見ており、冷静に股下を通してシュートイン!先制!!
直後、左SB中村からのクロスに西野のヘッドがあったもののの、動き出しをよく見ており、オフサイドを取る。
効果的にサイドを使えず、裏狙いばかりでは、DF陣の対応に余裕を与える水戸。1-0で前半終了。
○SH本橋
後半開始。山形、宮沢に代え本橋。そのまま左SHに投入。押し上げる山形に対し、DH-DFが下がる水戸。FWとの距離が開く。その間でどっちつかずの中盤。間がスカスカになる。その隙間を本橋が存分に利用。サイドから中に入ってボールを受けて、散らしたあとに、ゴール前へ。
今までDH起用がほとんどだった本橋。本来のポジションは左SH。タメをつくり、捌いた後の前への動きも効果的。高い位置で使われた方が生きるのか。スピードがもっとあれば思うものの、まだまだ十分やれそうな。
中央からは渡辺が積極的に前線に絡む。後手に回る水戸。しかし、追加点のチャンスにはなるものの、フィニッシュまで持っていけない山形。
後半10分 財前→豊田
水戸は右SHの菊岡に代えて朴。
朴の動きが水戸を生き返らせる。なかなか動きのなかった右サイド。朴の投入で活性化。体を張って左サイドの守備を止め、前への推進力も見せれば、そのおかげで金澤が右SBの位置から一気にゴール前まで切れ込んでくる。
さらに、西野に代えて満生が投入されると、前線での変化が増えチャンスシーンも増える水戸。
後半25分、北村に変えて宮崎。中央のスペースは本橋やDHに空けて、右サイドでの縦の動きに終始。
カウンターシーンも石川が体を張ってとめたり、裏に抜けたボールの対処も、レオ-園田が破綻なく行う。
ラスト、大和田を上げてのパワープレーや、セットプレーではGK本間を上げての攻撃も弾き、 0-1で終了。
○追加点がなかったものの。
守備からリズムをつくり、試合の主導権を握っていった山形。したたかな戦いぶりだったろうと思う。フィニッシュまで持ち込むところで、精度を欠いた面は気になるものの、前半のゲーム中に、徐々に対応していける姿は頼もしかったかな。でも、J1じゃそんな余裕もなさそうな。匠に馬場の技術があればなぁ。
○みなさん、お疲れ様でした。
さて、これで今シーズンの全日程が終了。第一クールから上位に食い込み、昇格争いの緊張感をほぼフルシーズン楽しませて貰えた事、チーム関係各位殿に感謝申し上げたい。本当にありがとう。来シーズンも、ヒリヒリとした残留争いを存分に楽しませてもらうことにしよう!!!
試合終了後、今期戦力外となった、最古参FW根本・高卒二年目FW高橋・MF本橋・GK内藤。それぞれにコールが送られ、胴上げで送り出された。各々、新天地でがんばってもらいたい。根本は、今シーズンも怪我さえなけりゃな・・・。SHとしても、いいプレーしてたのに。
天上界では、千葉が奇跡の大逆転でJ1残留。東京Vが自動降格で磐田が入れ替え戦へ。
J2では仙台が草津に勝利し3位。C大阪は愛媛に勝利したものの、仙台の勝利により4位。
さて、入れ替え戦が楽しみだな。
posted by hemrock |03:43 |
J2 |
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2008年12月01日
山形県天童市。
降り続く雨が雪と変わる中、野外会場に設置されたパナソニック製の103インチモニターには、右サイドからPA内へとドリブルで切り込んでいく財前の姿が映し出されていた。
湧き上がる歓声。財前が持ち込んだボールを、走り込んだ匠がシュート。PA内右にはじかれたボールの先には豊田が居た。
逆転のゴール。
ロスタイム3分の出来事である。
前半から、山形は相手の2Top大木のプレス、昨シーズン山形に在籍した横山のDFのギャップをつく動きに苦労する。
DHの馬場と健太郎のバランスも良くなく、DFの前のスペースを存分に使われる上に、DFの呼吸もあわず動きがかぶってしまい、横山をとらえきれない。
前半10分。横山をPA正面で倒してしまいFKを与えると、遠いところから青野が勢いのあるキック。直接決めて先制点を奪われる。
しかし、直後にカウンターから右サイド寄りに開いた豊田へ。豊田がPA中央の長谷川に送ると、DFに囲まれながら反転して長谷川らしいキープ力を生かした技ありのシュート。これが決まって、再びふりだしへ。
せっかく、早い時間で追いついたものの、なかなか守備面で改善されない山形。30分過ぎに左サイドに追い詰めて体を入れたレオナルドがファールを取られて与えたFK。またも青野が蹴ったボールはそのままゴールに転がり込み追加点。
石井が怪我でピッチを去り、前半で守備的カードを切らざる負えない状況。園田が入りそのままCBの位置へはいり、徐々にDFは安定を取り戻すものの、中盤はチグハグ。
後半に入り、いやな展開は続く。大木―横山のプレスからビルドアップに手を焼き、中盤でセカンドボールを拾われ、中央にパスを通され対応を絞れない悪状況。
馬場に代えて匠を投入。ここ最近、デフェンスもオフェンスでも前に出る意識が強すぎることもあるが今回は吉と出た。さらには最後のカードで、北村を財前と代える。
対する愛媛は後半40分、最後のカードで山形DF陣の手を焼かせてきたFW横山に変えてDFの星野を投入。
「これは、いけるかもしれない。」この交代は山形にとっては最大のチャンスだった。
引く展開になる愛媛に対して、押しこむ形を作る山形が後半44分に得たPA前やや左よりのFK。石川の左足から放たれたボールはゴールに吸い込まれる。
同点。
副審の手に掲げられた電光掲示板に浮かび上がるのは3。
ロスタイムは3分。
周囲には、涙を浮かべながらも喜びを分かち合う人々。とって付けたような県政トップの言葉にも、沸き立つ。
会場を後に歩き始める。
スポーツ県民歌の合唱を耳にしながら、会場を後にした。
結局、仙台はAwayで鳥栖に1-4であったそうだ。
勝たずとも昇格は転がり込んだかもしれない。
しかし、勝利で昇格に花をそえられるのは、幸せであることよ。
posted by hemrock |02:01 |
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