2008年07月30日

そんなに悲観的な内容とも思えず。【キリンチャレンジカップ:北京五輪代表vsアルゼンチン代表】

 大豪雨の中、後半38分に中断という、残念な結果となってしまったvsアルゼンチン戦。

 もう、細切れの時間しかないんで、文章的に可笑しい所は御勘弁。

 Home 日本 4-5-1

GK         西川
DF   内田 森重 水本 安田
DH       梶山  本田拓
OH・SH 本田圭 谷口   香川
FW         豊田

 我らが豊田のワントップで谷口TOP下。中盤を厚くして、恐らく守備面重視の構成なのかな。ただSBに内田と安田。同時期用に若干の不安有り。森重CB起用。アルゼンチンFWに高さがないための起用か。でも森重がんばれ。

Away アルゼンチン 4-3-3 or 4-4-2

FW ディマリア ラベッシ アグエロ
OH        リケルメ
DH     マスケラーノ ガゴ
DF モンソン ガライ バレハ サパレタ
GK       ウスタリ

 本当にでてきたよ、リケルメ。しかもDHにマスケラーノ&ガゴ。実はリケルメのプレーを1ゲーム通して見たことがない私。ラベッシ&アグエロについても同様。リケルメがボールを持ったとき、どんな動きを見せるのか、非常に楽しみ。


 開始早々リケルメのFK。ポスト直撃。こりゃFKやばすぎるわ。
 その後も下ったアグエロからリケルメ、リケルメに渡ると、FW3人は一気に前に。リケルメが左サイドのスペースに飛び出したディマリアへ。ディマリアがPAの左から低いボールを入れると、ラベッシ、アグエロが突っ込んでくる。うはぁ、なるほど、これは怖いわ。

 しかし、アルゼンチンは本調子ではなさそう。意外に、日本に選択肢を迫るような動きが少なかったアルゼンチン。見た限りでは、リケルメが持っても、PA付近の崩しに加わるのがFW3人。ソンだけでも十分すぎるほどのタレントなんだろうけど・・・リケルメのFKやCKが一番怖かった。そりゃ、本番前の調整試合な訳で。しかし、だからこそ「調整」と取る相手に、打つ手無しで終わるわけには行かない日本。
  低めのラインで終盤、中盤でブロック。前線からリトリートで、ブロックの網で低めの位置で引っ掛けることが出来ていたように思う。CB森重もラベッシの裏への抜け出しをほぼシャットアウト。すごいぞ森重。水本とのコンビも破綻しない。二人とも、カットしてから、自ら前に運ぶこともできていた。森重のパスや、水本の前があいたとみるや持ち上がる動き。本田拓の守備もよかったと。CB-DHの守備ブロックは、アルゼンチンが本調子でないとはいえ、希望が持てると感じる。
 ・・・・梶山、こいつすごいですわ。しかし、常にこんなプレーを見せてもらえないものかねぇ。低い位置からボールを奪って、攻撃に繋げる動き。今回は動きに出しにキレもあり、居る位置もよかった。なにせ、あのパスの出しどころのよさ。周りと合わないシーンもあったものの、納まれば確実にチャンスにつながる意図の見えるパスに思えた。動きも止まることもなく、常に「次のプレー位置」を突いた動きがあったように思える。・・・・・・本当に、波がありすぎだわさ。でも、起用し続ける気持ちがわかった様な気がする。

 攻撃面でも、本田圭は当たりの強さを遺憾なく発揮。右サイドの高い位置でも潰されずにプレー。積極的に攻守に動く。梶山と共に、ボールの出し手として、よさが見えたかな。ただ、相変わらず守備面では、強いんだけど、ラフっぽい所が怖い。

 梶山、本田圭の動きで右サイドの内田も存分に攻撃面での良さを見せる。が、攻撃面での問題はワントップだわな。やはり、ライン取りが低い上にワントップでは、FWは孤立する。そこでワンタッチプレーで早いプレーをしようとしても、無理な話。距離がありすぎるわけでして。みんな、豊田を責めないで欲しいなぁと。アレで何とかできるんなら、アデバヨールかよと。アデバヨールだってサイドに流れてキープ方が多かった気が(自信なし)。ど真ん中でそんなにゴリゴリキープできるものかと。FWの面子の中では、ワントップとして一番適正がありそうだけど、本当は2TOPで見てみたい。ロングボールの競り合いには勝てる上に、スペースに流せる。近くで拾えるFWがいればなぁ。でも、あの相手DFを足で引っ掛けたのは感心できんな・・。何とかトラップミスを取り替えそうとする気持ちの現われだったんだろうけども。

 結局前半は0-0で折り返し。

後半に入り、アグエロの左サイド突破からディマリアがシュートも安田が戻ってブロック。日本も、谷口がポジションを上げ、豊田と上手く絡み始めると、チャンスが作れる。その分、守備面ではリスクが生じるわけか。あえて前半は、それを避けていたということなのか。そこに香川も出てくるので、攻撃につながりが出てくる。

 ロングボールを豊田が競り合い、谷口が拾い香川につなぎ、香川のシュート。さらには、香川のドリブルから、プレスで足から離れたボールを、本田圭が飛び出してシュートもクロスバー。香川は、やっぱり上手い。特に、谷口からのボールをシュートに行ったシーンなんかが、実にいいねぇ。

 が、先制はアルゼンチン。FKからのコボレだまを早いパスで前に繋いで、ここでもアグエロがディマリアへ。ディマリア、華麗な切り返しで安田をかわして技ありのシュート。0-1。アグエロはシッカリ絡むねぇ。リケルメがマークされても、ガゴがいるし、下ってアグエロかぁ。底にはマスケラーノと。試合が進めば進むほど、ジワジワと利く。

 追いつくべく、後半途中からガクッと動きの落ちた本田圭から岡崎へ、安田に代えて長友を投するも、いまいち。失点前に森本を投入してはいるものの、押し込まれ続け、日本陣内で良い様にポゼッションされる状態。そのまま状況は打開されないまま、雷雨により中止。後半、追いつかなければならない中で、押し込まれた状況を、どう打開するかが見ものだっただけに残念。打開できずにそのまんまってこともありえるだろうし、さらに失点って可能性も大きかったかもしれないけども。

 気になるのは、日本の右サイドの裏かな。内田の攻撃面での良さを遺憾なく発揮して欲しいとは思う。そこは、無くしてしまっては、攻め手の選択肢が減るってことで考えを改めた。だけど、逆サイドは安田ってのはどうだろう?どっちかの起用にした方が良い様な気がする。DHやCBが右の守備に引っ張られても、堪えられる左SBとか。バランスが取れるて守備も見込めるとなると、やっぱり長友かなぁ。

 このまんまじゃ、勝てないとか、予選突破は無理だとかいう意見もあるようだけど、私は、結構いけるんじゃないかとおもうんですけどねぇ。いや、アルゼンチンが本調子でなかったってのは割り引かなきゃならないんだろうけども、悲観すべき内容ではないのではないかと感じる次第。確かに、先制されてからのプレーはナニでしたが、結構頼もしい面子だと思いますぜ。

posted by hemrock |17:17 | 【北京五輪代表】 | コメント(9) | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月28日

北京五輪代表よ「黄金伝説」となれ!!

7/24 夕刻

・・・・え?今からですか?・・・皆さん、今日は木曜日ですし、明日とかどうでしょう?次の日休みの方がよいでしょうし・・・・え?土曜日朝早くから用事があるから、今日のほうがいい?
お前はダメなのかって?!いえいえ滅相もない・・・・。じゃぁブワァーといきましょうか、ブワァーと!!

 ・・・モシモシ、ゴメン、キョウゴハンイラナイヤ・・・ホント、ゴメンッテ、ノミカイダナンテ、トツゼンキマッタンダ、ジュンビムダニシテ、ゴメン。ア・・アト、コンナトキニスマナイケド、ビデオ、オネガイ、イヤ、ホント、タノムッテ。オマエモ、コドモモ、ダイジダッテ・・・。



7/25 0:10

 うえぇ・・飲みすぎた。午前様になっちゃったよ。でも、何とか結果の解らない内に試合見てしまいたいし、さらっと見るかな。

 ・・・・・

 ・・・・・

 ・・・・あぁ・・・黄金伝説・・・黄金伝説になっとるよ・・・ハニー。




 見事に裏番組録画により、五輪代表オーストラリア戦みられんかったですよ。まず、明日29日のアルゼンチン戦がメインディッシュなんで、そんなに痛くないもんねーーー・・・・くそう。

 あらためて、五輪最終メンバーを見てみると・・・

GK 18 山本 海人 1985.07.10 188cm/78kg 清水エスパルス 

 GK 1 西川 周作 1986.06.18 183cm/79kg 大分トリニータ 

 DF 4 水本 裕貴 1985.09.12 183cm/72kg 京都サンガFC 

 DF 5 長友 佑都 1986.09.12 170cm/65kg FC東京 

 DF 6 森重 真人 1987.05.21 179cm/72kg 大分トリニータ 

 DF 13 安田 理大 1987.12.20 173cm/65kg ガンバ大阪 

 DF 7 内田 篤人 1988.03.27 176cm/62kg 鹿島アントラーズ 

 DF 3 吉田 麻也 1988.08.24 186cm/78kg 名古屋グランパス 

 MF 16 本田 拓也 1985.04.17 177cm/70kg 清水エスパルス 

 MF 12 谷口 博之 1985.06.27 182cm/73kg 川崎フロンターレ 

 MF 10 梶山 陽平 1985.09.24 180cm/77kg FC東京 

 MF 2 細貝 萌 1986.06.10 177cm/64kg 浦和レッズ 

 MF 8 本田 圭佑 1986.06.13 182cm/74kg VVVヘンロ(オランダ) 

 MF 14 香川 真司 1989.03.17 172cm/63kg セレッソ大阪 

 FW 9 豊田 陽平 1985.04.11 185cm/79kg モンテディオ山形 

 FW 17 李 忠成 1985.12.19 182cm/74kg 柏レイソル 

 FW 11 岡崎 慎司 1986.04.16 173cm/70kg 清水エスパルス 

 FW 15 森本 貴幸 1988.05.07 180cm/73kg カターニャ(イタリア )

  (JFA・HPより拝借)

 やはり、どの国も同じ条件とはいえ、18名枠に収めるってのは過酷ですな。あ、OA枠については、よく解らんのでスルー。どっちかっていうと、使わなくてもいいんじゃない派。明確なポリシーはないです。

GKの二人は順当・・ですよね?!西川、頑張れ。

DFでは、吉田、森重の両DFの選出は、正直嬉しい。特に、吉田。あの高いボールへの対応や、攻撃への意図が見えるパス!!しかも、あの落ち着きっぷりようといったら。・・・・でも、オージー戦では、ミスっちゃったようで。私は期待してるぞ!!
 森重も4バックの両SBや、3バックでの攻撃的な?CBの役割など、見ていて大変面白い。選ばれてよかった。

 ただ・・・青山(直)が落選。予選突破の原動力になったのは疑いようもないだけに・・。セットプレーや、守備面では圧倒的な強さは見せたが、組み立て面へでの課題があったってことかな。
 
 あとは森重と同じような使われ方をしていた、伊野波。森重とかぶっちゃってるんで、いたしかたないかなぁ。

MFでは、青山(敏)・梅崎・水野・上田が落選。ここに、香川・谷口・細貝と。・・・・青山(敏)ダメだったかーーー!これが一番残念だった。トゥーロンではかなりいい動きしてたんだけど。CH・右SHとしては梶山と被っちゃうし、DHとしては細貝と丸被り。ただ細貝はSBもいけるから、細貝という選択なんだろうね。自分は青山が見たかったなぁ。
 梅崎は香川と似たような使われようなんだろうけど、香川が選ばれたか。U-20のコロに、香川のPA内でのプレーに痺れた自分としては、J2リーグでヤラレタ記憶がある自分としては、大変嬉しいのではありますが。TOP下としては、梅崎よりも谷口だし、サイドとしては香川。ただ、あの「ガツガツ感」が魅力の梅崎が見られないのは、寂しい気もする。
 水野に関しては・・・・・しょうがないかな、落選は。
 本田圭・拓・梶山は様々な批判は有るけど、使われる理由もわかるような気がする。本田圭や梶山は、もっと動きがあれば言うこと無いんだけどな。

 で、FW。はい、山形者としましては、お約束の・・・「豊田きたーーー!!!」。
 異論はあるかもしれないけど、カメルーン戦のようなワントップの使われ方をするなら、豊田が最適だと思うんだな。デカイからターゲットという見方もあるんだけど(確かに競り合いの強さは凄い)、一旦ボールを受けて、ワンタッチでの捌いてからのボールの出す先や、捌いてからの動き出しの速さや狙いどころのよさが魅力なのよ。復帰後のリーグ戦では、まだそのよさが発揮されてないけど。
 で、もっともキーとなるのは、この人、「岡崎」ではなかろうかと。トゥーロンのオランダ戦で見せたあの動き!!そして怪我・・・あれは泣いた。なぜに怪我かと。本当に間に合ってよかった!!!この人が前線に入ると、連動性が一段と良くなる。岡崎の評価は此方の「weedのラテン系思考の躁鬱系」にてご覧ください!
 李ナシでは考えられないし、勿論、ゴールハンター森本の動きも面白そうだ。

 左に香川、FWに岡崎・豊田の2TOPってのが見てみたいな・・・。

FW   岡崎 豊田
SH 香川      梶山
DH    本拓 谷口
DF 長友 水本 吉田 森重
GK      西川

ってのはどうでしょ。梶山をDHに下げて本圭入れるとか?でも、高い位置に居る梶山、好きなんだよなー。梶山をDHに下げて谷口のSHてどうなんだろか。うーん、やっぱり、青山敏がみたかったなぁ。

豊田がクサビを受けに下がれば、そのスペースを岡崎や、香川が使うとか。もしくは、梶山が下って受け始めたら、谷口が空いたところに飛び出すとか。森重も切り込んでくるし。岡崎が下り目で捌いて、香川、豊田が突っ込むってのもいいなぁ。もちろん、谷口も狙えるか。左サイドに開いた岡崎がキープしている後ろから長友が上がったり、内側から香川が上がったり。この前線・中盤だったら、お互いの開けたスペースを利用したり、自分の動きを利用させたりするの、嵌りそう。まぁ、そんなに上手くはいかないか。

しっかし、アルゼンチン戦、たのしみですねーーー!

北京五輪代表が「黄金伝説」を作り上げることを祈っておりますよ!!
って、まだ本番前ですがな。

「メダル獲ったどーー!!」ってのは厳しいかなぁ?

で、J2山形の話は、後日。いつになることやら。

posted by hemrock |16:27 | 【北京五輪代表】 | コメント(7) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月07日

忘れないうちに、EURO2008ファイナル【ドイツvsスペイン】

  ペプシのおまけで、C3POをゲットすることができずに、悔しがっている者です。

  ほんと、今更すぎるほど、今更。

 先週、広島戦観戦した日の翌早朝、EURO2008決勝 ドイツvsスペインを見た訳でして。せっかくなんで、なんか残しとこうかなと。


ドイツ 4-5-1

GK                 1レーマン
DF 3フリードリヒ 17メルデザッカー 21メツェルダー 16ラーム
DH          15ヒッツルスベルガー 8フリンクス
OH 7シュバインシュタイガー 13バラック    20ポドルスキー
FW                  11クローゼ 

スペイン 4―5-1

FW             9トーレス
OH 6イニエスタ 10セスク 8シャビ 21シルバ
DH             19セナ
DF 11カプテビラ 4マルチェナ 5プジョル 15ラモス
GK            1カシージャス

○色気むんむんのドイツ
  仕掛ける気満々のドイツ。自軍で固める気はないらしい。DFは高めに設定。FWからのプレスに、二列目が壁見たいな感じでスペインをブロック。スペインは、なかなか、この高い位置でのブロックの中を通せない様子。いいぞ、フリングス。
 パスを通そうと、終盤でのパス回し中、ラモスのプジョルへのパスがショート。クローゼがかっさらってPA内に侵入も枠外。
 ドイツ、CBも組み立てに参加するので、非常によくパスがつながる。前が詰まれば、後ろに戻し、メツェルダーからのパスも通るし。攻撃は主に左サイド。ポドルスキ・ラームに加えバラックもサイドに流れて人数を掛ける。
 相対するはラモス。時には上がるシーンもあるものの、徐盤は押し込まれぎみ。
 ただ、なんとなくまだ身についていないようなドイツ。メルデサッカーのパスをイニエスタがカット。これを裏の広いスペースに飛び出すトーレスに通すが、何とか止めるメルデザッカー。なんだか、あやしい。しかし、裏のスペースのトーレスにボールを通されても、縦のスピードではなんとか追いつけるCB。メツェルダーもトーレスをよく抑えていた。このあたりは、スペインの単調さに助けられている。

○やはりお色気ではスペインに一日の長ありか。
 あやしいシーンはあるものの、ペースはドイツ。対するスペインは、自軍内でのポジショニングがよいのか、決定的に崩されるようなこともない。逆に、隙ができれば、ラモスが前線に絡みチャンスを作る。こういう上りがあると、ドイツも対応に苦慮。
 序盤はポドルスキ&ラームに押し込まれていたスペイン右サイド。そういえばシルバの動きはどうだったのか記憶にない。バラック他の選手が絡まなくなったのか、徐々に余裕が出てきたラモス。上がった後の裏は狙われるものの、ポドルスキ単発では、対応はできそうなんだな。
 見た感じでは、ボールを支配していたかに見えたドイツ。しかし、前からの守備のやりように慣れていないってのがあるのかな。前半30分。セナからのボールをCBとDHの間でシャビが受けDFラインの裏へ絶妙のスルーパス。これが右サイドからラームを振り切り裏のスペースに飛び出したトーレスに見事に通り、飛び出したレーマンを浮だまでかわしてそのままゴールへ。スーパーゴールだ!!スペイン先制。セナがあの間のスペースにいたシャビを見逃さなかったのがすごかったのか、あそこのスペースをケアできなかったのが悪かったのか。このシャビをつぶせず、DHとCBが開いてしまったのはたまたまなのか。ただたんに、DHが前に寄せにいたあとのスペースケアのやりかたが出来上がってないのかも。
 しかし、こういう高い位置での崩しや、相手に与える選択肢の多さが、スペインの強さだなぁ。一発のパスを狙える中盤が高い位置に4人もいるし。しかもそこにセナやラモスの絡みもあるし。裏にスペースができれば、トーレス。そこが決まんなくても、二列目からもとびだしもあるしなぁ。
 こうなると、焦るのはドイツ。余裕が出るのはスペイン。攻め急ぐドイツを尻目に、ボールを回す。相手がボールを保持しても、ポジショニングのうまさで、徐々に高い位置でボールをカット→攻撃につなげる。左のイニエスタがPA内に切り込んで、逆サイドからシルバが飛び込む。キャーかっこいい!!

○攻め手を失うドイツ
 後半に入り、左SBラームに代えて、ヤンセン。あの失点シーンが気になるのかな監督。確かに、トーレスにやられちゃったけど、ラームだけの責任ではなかろうて。せっかく左サイドでラモスを押し込めていたのに。
 さらにはヒッツルスベルガーに代えてクラニ―投入。
 確かに、守備の点ではヤンセンの方がいかも。中央でのカットからカウンターを仕掛けたり。ただ、攻撃面ではいまいち。周りと絡めてないし。ラモスが余裕で上がってこられる。
 ただ、右サイドのシュバインシュタイガーが大奮闘。クラニーも裏を狙ったりクロスに合わせたりするが、全般的に合わない。ギクシャクドイツ。
 対するスペイン。スペインはセスク→アロンソに交代。下がり目に位置したところ守備でのポジショニングが攻撃に直結している感じ。ボールサイドにガツガツいくて感じではない。いる位置がいいのか、パスカットがさえる。そこからトントンとパスがつながり、労せずにアタッキングサードへ。
  さらにもめごとでイエローゲットのシルバを下げてカルソラ。
 両Sも高い位置でボールをさばけてしまっているスペイン。これはドイツますます不利。
押し込む展開のスペイン。トーレスに替えてグイサ。スペースがない状態なら、グイサの方がうまいかも。ドイツはクローゼに代えてゴメス。
 結局は相手のペースにはまってしまったドイツ。まったく攻め手に可能性が見えないドイツ。頼みの綱は、高さを生かしたパワープレー。しかしながら、単発攻撃で読まれやすく、全くスペインのマークはずらせず。かえって、ボールを持たされた上、プレスかけられカットされてあしらわれる感じ。
 あまり危なげなくこのままクローズでスペイン優勝。

○ドイツってこの方向性でいくのかな?

 ちょっと思ったこと。ドイツって今後、DFも組み立てに加わってのパスサッカーというか、中盤で繋いでいくサッカーを目指していくのだろうか。いや、見てる分にはその方が面白いんだけども。
 ただ、ガタイがでかくて、スピードもあって、機敏で、スタミナもあって、技術もあって、しかも戦術もしっかりしてるなんてことがあっては、不公平きわまりないなぁ。
 短所・長所を活かすところが面白いのに。
 つまりは、あんまり、上手くいかなそうな気がするんですけど。その目論見。とはいうものの、面子の選びようかなぁ。うーん、わかんねぇっす。

 あとねぇ・・・こちらのweedさんのサイトで、オシム監督時代のコロンビア戦の動画を見たとですよ。いまさら未練がましいとか、今の代表を応援しなくてどうするだとか言われるかもしれないけど、EURO見たあと、あんなの見ちゃうとねぇ・・・。特に後半。所詮、親善試合だし、点入ってねーとか言われても、これ見て、ワクワクしないやつはおるまいて。
 ある意味、見ない方が、幸せかもしれない。

posted by hemrock |23:44 | EURO2008 | コメント(11) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年07月05日

勝ったずーー!!(by長谷川) 【山形vs広島J2第23節 2008.6.29】

山形vs広島 【J2第23節 2008.6.29】

遅ればせながら。現地で勝利の歓喜に浸ることができた幸せ者です。

さて、Away2連戦、甲府に0-1、湘南に1-1で引き分け、かろうじて連敗を避けた山形。

そして迎えた、広島戦ですよ。前回のブログでも書いたとおり、ここにどういう戦いを見せるかってのは非常に重要なことでして。

さて、山形は大雨。雨の割には観客は結構集まっていた。発表では5,000人近くだったようで。


Home山形 4-4-2

GK         1清水
DF 2木村 3レオナルド 23石井 13石川
DH      19秋葉 14宮本
SH 16北村           7宮沢
FW      10財前 15長谷川

 控え FW豊田 MF宮崎・山田・渡辺 GK遠藤

 右SBスタメンに木村。従って宮本がDHにて先発。先発でのDH起用は今季初かな?C大阪時代はDHが本職の宮本。右木村が入ったら、DHの宮本を見てみたかったので楽しみ。
ただ、佐藤健太郎が怪我ってのは気になる情報。北村を右SH・財前をFWというか下がり目に。こりゃ、ひく気無しだわ。

 で・・・・なんと豊田が控えに復帰!!!!DH渡辺も復帰してるし。新人の山田君もこの重要な一戦に控え。うん、こういうのは大事かも。

Away広島 3-6-1

FW      11佐藤(寿)
OH    15高萩 7森崎浩
SH 17服部        16李
DH    8森崎和 6青山
DF  5槙野  2ストヤノフ 3結城
GK      31佐藤(昭)

 いやぁ、改めて見ると錚々たるメンバーですわね。注目の青山。


○やっぱり上手い広島。でも、変わらない山形。

 開始早々、右サイドから北村が切り込みシュート。CKとなり、宮沢からファーサイドへ。レオナルド、フリーで飛び込むものの枠外。

 山形、恐れずにラインを上げ、前に人数をかけている。前回とは明らかに立ち上がりから違う。ここまで勝ちを積み上げてきたやり方で、挑めている。

 対する広島。DHの森崎和。ここから縦にボールが入ってくる。前から行けば、下がってボールを供給。左サイド寄りの攻撃。しかも、サイドにボールが収まれば、槙野のオーバーラップ。これが圧巻。

 FWの寿人も下がって楔を受けたりで、守備は混乱。マークがズレル。で、PA左前の森崎浩にボールが入った所を石井が倒してFK。
 
 これをストヤノフが直接決めて0-1。左利き森崎浩と右のストヤンどっちが蹴るかで迷わされたか、左に体が流れていた清水。巻き気味でゴール右隅に決まったストやんのFKには届かなかった。

 あっさりと先制点を取られてしまったものの、山形は粘り強く、前線からのプレスを続ける。最終ラインが高く、何度も裏を狙われたパスを通されるが、レオナルドの素晴らしいマーク。DF陣の補完関係がうまくいっている。

 左サイドに槙野が絡んでくる攻撃には手を焼く。そこから石川サイドの裏を狙われることもあったが、おもに左からの攻撃が多いようだ。これは助かる。

 ラインがコンパクトなおかげか、相手の攻撃を潰したあとのボールはマイボールにできるシーンが多く、攻撃につなげるが、連携が合わなかったりでなかなかシュートまで持ち込めない。

 しかし諦めない中盤での守備から。宮本が粘って青山からボールを奪い、下がってきた長谷川に。長谷川は左サイドの石川へ振ると、前線へ。石川そのまま左サイドを駆け上がり、早めのクロスをニアに。石川へ振った後、ゴールのニアへ詰めていた長谷川が頭で合わせて同点ゴール。ロスタイム無しという中で、45分丁度に決めたゴール。

前半早い時間に、FKからやけに「あっさり」と先制点を許してしまったが、そこからズルズルと悪い展開にならず、自ら流れを引き寄せるような戦いぶり。前半終了間際に同点に持ち込んだのは大きい。

○劇的な逆転劇

 後半、財前に替え宮崎が入り右SHの位置に。北村がFWへ。

 広島のクリアミスのボールを、右サイドの高い位置に出てきた秋葉が拾い、PA内に折り返すものの、北村シュートできず。

 後半になっても、レオナルドを中心とした守備陣がよい。寿人を抑え切ってる。前からのプレスもかなり効いてきており、広島はロングボールの蹴り込みが目立ち始める。これだと、攻撃がワンパターンで、そうそうマークがずれることもない。

 これは、広島も相当苦しいな。っと思っていたら、さすがは広島だ。中盤のプレスを避けるためにロングボール一辺倒にならず、あえてラインを上げ、ストヤノフが高めの位置で捌き、二列目三列目からの飛び出しを含めて、圧力をかけてくる。実際、その方が対応に苦慮していた。ただ、前半とは違い、サイドをうまく使えていないように見えた。とはいうものの、槙野、青山の攻撃参加はやはり驚異。

 押し込まれている展開の中、広島は高萩に代えて柏木。山形は北村に代えて、待ってましたの豊田投入。

 豊田は、前から思いっきり突っ込んでいけるようで、怪我に対する戸惑いみたいなものは感じられない。よし、いける。

 豊田が入ったからと言っても、下がり目からのロングボールを豊田をターゲットに入れるという回帰現象が懸念されていたが、その兆候は見られなかった。

 その後、宮沢に代えてこちらも手術から復帰した渡辺匠を投入。守備面では目覚ましい動きがあるものの、ビルドアップになかなか貢献できない面があると思われていた渡辺。
 しかしながら、試合に出られない間でも、チームとしてのやりかたの浸透度はすすんでいたようで、攻守の切り替えの面で、ワンプレーでイメージを変えてくれた。

 後半40分過ぎ。中盤でボールを奪った渡辺。左サイドの裏に空いたスペースを見逃さず、左サイド深い位置にボールを持ちあがると、後ろを駆け上がってきた石川にパス。石川、PA内へ低くて速いクロスをニアに送ると、そこに豊田が飛び込む。おしくもボールは右に流れてしまうが、DFを引きつける結果となった豊田の動き。右にはフリーで長谷川が!!!これを角度のないところから、実に鮮やかに、鮮やかに逆転ゴールを決める!!2-1!!!

 信じられん!!!広島に先制されながらも逆転できるなんて!

 しかし、このままでは終わらない広島。精彩を欠いているように見えた李に代えて平繁を入れ、怒涛の反撃開始。槙野の左サイドから飛び出してのヘディングシュートはきれいな弧を描いてゴール右に吸い込まれた・・・・。やられたと思ったら、オフサイドの判定。これは助かったわ。DFライン際の動きは見えてなかったので何とも言えないけど。

 とにかく、耐えきっての逆転勝利!!しかも相手は広島!!!広島相手に、真っ向勝負で勝てたのは非常にでかい。

○ちょっと思ったこと

 ・長谷川、このキープ力は尋常じゃない。楔の受け方もうまく、体の使い方がたくみで、後ろから上がってきた選手やサイドに的確にボールを捌く。サイドに流れて、高い位置でのキープは、本当にすげえよ。しかも、シュート意識も高くなっており、シュート数に比例して得点シーンも増えた。前半も右サイドから、後ろを上がる木村をおとりに、自分から仕掛けたり。周囲に合わせるっていうよりも、周囲を利用するって感じになってきてる長谷川。こりゃ、まだまだ面白いプレーを見せてくれそうだわ。

・豊田復帰おめでとう!!思い切ってプレーできるようで安心した。ますますFWの争いも激化。五輪で不在中となれば、北村・根本・坂井もいるし、うかうかしてられんぞ~。
しかし、広島戦という最高の舞台で復帰とは。コバ監督も粋なことをする。
匠も復帰していいプレー見せてくれたし。

・で、北村。気になったSHとしての前半のプレー。確かにオープニングシュートはあった。守備意識も高く、貢献度も高い。ただ、右サイドのスペースにボールが出たシーンで、それを奪いに行かず、相手に持たせてディレイを選択。なんで?いろんな要素はあるんだろうけど、疑問な選択。後半FWに上がってのプレーはいいんだけど。

・今戦は、レオナルドがすごかった。長谷川の2ゴールがあったから勝てたのだけど、MVP級の活躍。石井とのコンビもばっちりだ。これで小原もいるんだから、なんと頼もしいことだ。

・宮本のボランチ。秋葉との連係面で、合わないところがちらほらとあったものの、それは初回なんで、いたしかたない。粘り強い守備から攻撃につなげたり、秋葉が攻撃的にいく分、後ろのスペースをケアしたり。前目に出ても、十分攻撃の起点にもなる。今回は、後ろの危なっかしいスペースは、「すっ」と動いてケアしていた。やはり、慣れてるんだなぁと。いや、こりゃ、いい選手引っ張ってきたぞ。右サイドでもドリブル突破とかもあるし。体は小さくて、右SBでデカイやつからやられてしまうシーンもあるけど、あのスタミナはすごいし、攻撃面でのセンスはあると思ってる。

・宮崎もサイドライン際でのプレーは一見の価値あり。サイドに流れたボールにはぎりぎりでも追いつくスピード。PA内のスペースに飛び込んでのプレーや、周りを活かす動きもある。佐々木にはあまり見られなかった動きだなと。

・広島は、槙野が怖かった。あのオーバーラップから左サイドで数的優位を作り出して、チャンスができていたような。あれで混乱が生じるのよね。
 注目の青山。確かに失点に絡んでしまったシーンはあったものの、それ以上に山形の攻撃を潰してくれたし、そこから両サイドにボールを散らす。自らも飛び出してくるし、裏を狙ったスルーなんかも狙えるし。確かに、パスセンスは森崎和の方が数段上だろうけど、この人が五輪に取られたら、広島は痛すぎだろうなと。うちが豊田を取られるのとはわけが違うかも。ある意味、最終選考に漏れたのはクラブとしてはラッキーだよなぁ。
 しかし、右サイドが弱いなぁ・・・石川の守備で十分対応し切れちゃった。石川も結構ボールもててたしなぁ。駒野がいたらと思うと、身の毛がよだつ。左から右サイドへ振られて、駒野の仕掛けがあったり、逆に右からのサイドチェンジがあったり。妄想は止まりませんな。

・次節はAwayで岐阜と対戦。ホーム開幕戦で2-5と大敗した相手。あれで相当観客動員数は落ちただろうなぁ。片山、片桐、好きにさせてはいけない。いやぁ・・・いやな思い出だ。ここで負けてしまっては、広島戦の勝利がフイになってしまう。というよりも、いやな思い出を振り払ってしまうような試合を見せてほしいなと。

posted by hemrock |02:01 | J2 | コメント(4) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加