2008年02月22日
お待ちかねの、J2山形の話。お待ちかね・・・ってことにしておいて下さい。
長崎雲仙市での1次キャンプを終え、現在、静岡御殿場にて2次キャンプ中。21日は、J1北信越の勇・アルビレックス新潟とのテストマッチでありました。もちろん、試合は見てません!見たいぞ、チクショウ。
新潟といえば、監督は鈴木淳氏。J2山形で監督のキャリアをスタートさせ、新潟のレジェンド反町氏のあとを見事に継いで、躍進させた監督ですね。山形の監督時代は、私は格段サッカーを見てなかったんで、解りません。新潟に行ってからは・・・・どうだったのでしょう?実際、試合を見ていないので、どんな感じか解らないですが、昨期の結果を見るに、非常に優秀な監督なのではないのでしょうか。はい、見てもいないのに、語るのは危険ですね。
今期は、坂本騒動などもあり、監督としては選手のやりくりに悩み何処の多い所でしょうね。U-20組の、「HIP‐HOPえなりくん」FW河原と、書くのに赤面してしまう「アストロボーイ」田中の若手。日本代表FW、矢野。浦和に引っこ抜かれたエジミウソン。テクニシャンのマルシオ・リシャルディス。そういえば、三田光は湘南に行ったんでした。田中、河原はレギュラー定着とまでは行ってないのかな。まぁ、兎に角好チームのイメージですね。地方クラブとしては、目標とすべき偉大なクラブです。
さて、トレーニングマッチなんですが、オフィシャルにても、スターティングメンバー・試合内容は公表されず。リーグ開幕間近につき、情報統制してるのだそうです。山形サポーターの方々のブログを巡回してみても、詳しい内容は解らず。これは、致し方あるまいて。
結果は 「山形1-0新潟」。テストマッチとはいえ、嬉しいものであります。
オフィシャルを見ると・・・
得点者:前半37分 モンテディオ山形 9.リチェーリ
得点者:『モンテディオ山形 9.リチェーリ!』
得点者:『モンテディオ山形 9.'リチェーリ '!!』
FC東京の皆さん、ありがとう。まぁ、どんな形の得点かは、わからんですけど。ファンの間では、豊田・石川と共に、借りパクは決定路線です。
以前、コメント欄でTinoさんが指摘されたとおり、今の所「シュートの下手さはガチ」(ろうぃさん)だそうです。しかし、周りを見る目、圧倒的なスピード、運動量の多さ、守備もサボらぬ貢献度もガチだそうですよ。
一次キャンプでのテストマッチでも、バックパスをカットし、GKかわしてシュートなど決めてます。詳しくはこちら『山形悲観論.com』。
しかし、ここまでのテストマッチで僅かに失点1。デフェンスにおける細かい指導がプレーごとに行われているようです。すごいぞコバさん。
2TOPで、「左リチェーリ右豊田、一枚下がって右北村」って感じの4-4-2っぽいけど、「一枚下がって右北村」って所がみそです。右SHにFWの選手を起用してる例が多いのです。別パターンとしては「左坂井に右長谷川、一枚下がって右根本」。
これね、リチェーリってボール運ぶ時は「左」の運び方なんだけど、シュートは「右」の方が得意なんだそうですよ。何処で見たんだっけかな、Jsゴールの円氏のキャンプレポだったかな?PKは右で蹴るそうです。本人曰く、右のほうが強いシュートが打てるそうな。ってことは、切れ込んでのシュートが強烈そう。だとですね、やはり、以前モーリーさんが言ってたWING特性ってのも捨てがたい!しかも、この並び。
攻撃時には、3TOP気味にリチェが左に流れ、真ん中豊田がマークを引き付けたり。右から運動量が多くスピードの有る北村・根本がかき回し、スペースを作った所へ、飛び込んでズドンとか。リチェーリによっていけば、豊田や北村のマークが開くし、後列からの攻め上がりも、相当効果的になるかと。こんなのも面白そうだなぁ。
とにかく、リチェーリには楽しませてもらえそうです。シュート精度については、「数打ゃ当る!!!」。FWの位置での先発起用が濃厚であり、シュートチャンスはFC東京時代とは比べ物にならないくらい増えるでしょう。実践のみ鍛えられるのがシュート技術でないのかなと。おそらく、リチェーリの成長を垣間見る1年となることでしょう。
あと、23日には横浜FMとのトレーニングマッチ。この内容も非常に気になります。これもやはり、HP公開はしないんだろうな。あまり、知られすぎてもね。でも、知りたい。いや、それはまずい。見に行くのが一番なんだろうけども・・・。ダァ。
やはり、新シーズンは楽しみだナァ。
でも、本当の楽しみは 、シーズン終了後に、自分の今の期待感と、突きつけられた現実の差がどうなっているか、だったりして。
実際、そうとういい感じでいけそうだと信じ込んでます。はい。
いけるぞ、跳ね豚戦士達!!
posted by HemRock |18:15 |
J2 |
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2008年02月21日
これを実家に届けて、急いで帰らねば。
別に急ぐ必要は無いのである。もう既に、試合は終了している筈なのだから。
今晩の日本vs中国戦。仕事で遅くなるのは織り込み済み。出社前にしっかりと予約録画設定もしてある。妻への『口止め』も万全だ。なぜ、口止めか?リアルタイムで見られない者が、結果を知った上で録画の試合を見ることに、何の情熱があるというのだ。そういうことだ。
ただし、用件を言い渡された。帰宅途中に、俺の実家に届け物をすること。妻の母親が買ってきた旅行土産を、俺の実家に届けろというのだ。何も今晩でなくとも、という言葉を飲み込む。今晩の快適なビデヲ観戦を望むなら、僅かなりと謂えども、妻に不満を残すわけにはいかない。弱気なことと、自分自身を嘲笑いたくもなるが、これが俺のリスクヘッジなのだと、自分に言い聞かせた。
仕事場で、19時以降からIEへのポインタ移動の禁止を自らに課す。一時の禁為は、後の快楽を際立たせるスパイス。辛くは無い。むしろ、楽しんですらいた。
となれば、逸る気持ちも理解できよう。
実家に到着し、玄関を開ける。あらかじめ、妻が連絡を入れていたのだろう、珍しく親父が玄関に出てきた。
親父は、団塊の世代。仕事一筋であった人間である。ご他聞に漏れず、家族とのコミュニケーション能力に大変な不自由がある。特に、母親と。退職後の惨状を想像するに、難くは無いだろう。親父の会話の相手は、一匹の犬と、時折訪れる一歳半の俺の次女のみである。困ったことに、息子である俺は、その惨状に同情する気持など持ち合わせてはいないのだ。
「おおおーーーー!来たか!!日本勝ったぞ!!!1-0だ。たいしたもんだ!!!!」
親父は、サッカーにまるで興味は無かったはずだ。『野球は巨人』な人である。
正月に俺の実家で飲んだ時、妻が母親に俺のサッカー熱のことを話し、其のネタで大いに話が盛り上がっているところを見ていたのだろう。自らの妻と会話の切掛けもなく、たまに来る息子との共通の話題を持ちたいという、涙ぐましい努力であることは確かだ。
しかし、それは、裏目であった。
「あぁあ・・・やっぱり言っちゃったのね、この人は。」母親が、遅れて出てきて言った。
「こないだの韓国との試合や、今日の中国との試合を見てたもんだから、もしやと思って、あんたが来ても結果は言わない方がいいからねって忠告したんだけどね、『五月蝿い』って逆に一括されちゃったし。人の意見を聞きゃしないんだから。」
懇々と親父に文句を言う俺。冷ややかに親父を見る母親。
自分の実家に予防線を張っていなかった落ち度を棚に挙げて、文句を言う俺。俺との会話を盛り上げようと、よかれとやった親父に文句を言う俺。半世紀近く、家族の為に働き詰めだった親父に、サッカーのことで文句を言う俺。俺は、確実に親不孝者である。
『因果応報』。
やけに萎れた親父の後ろに、30年後の自分の姿が見えたような気がして泣けてきた、夜。
posted by HemRock |12:58 |
サッカーについて思うこと |
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2008年02月20日
好事、魔多し。
長崎県・雲仙市における一次キャンプも僅かに怪我人はあったものの、ほぼ無事に終え、内容も『ほぼプラン通り』と監督も納得の上々すぎる出来。佐々木・臼井の抜けた痛手も、ある程度癒えたように思われた矢先。
『はえぬき』胸枠撤退へ。
J2山形の胸ロゴとして、一部に絶大な人気を誇った『はえぬき』。数あるJチームの中でも、渋さトップクラスの胸ロゴ。
胸ロゴ『はえぬき』については、以前のエントリー『胸ロゴを考える』で説明していますが、山形のお米のこと。JAグループ山形さんが、胸枠を買ってくれてたわけですな。二年後には、新ブランド米『山形97号(仮称)』が発売されるとのことで、恐らく、胸ロゴも二年後には、新ブランド米『山形97号(仮称)』になるものと、『山形九十七号虎(旧字体)』やら『山形九十七式』やら勝手に考えておったわけです。
J2参入以来続いた『はえぬき』(JAグループ山形)のユニスポンサー撤退(看板等は続けるそうで)。なんとも、寂しい限りだと思ったものの・・・
ユニ背中のスポンサーである『平田牧場』さんが胸ロゴに進出するとのこと(モンテディオ山形08シーズンユニフォームスポンサーについて)!!知る人ゾ知る『平牧三元豚』でございますよ!!!ただ、背中のスポンサーが未定なんです。ただ、胸枠が開かないだけでも不幸中の幸い。先ずは、平田牧場さんに感謝せねばね。ぜひ、左の山形オフィシャルHPから『平田牧場HP』へ。ラーメンの鬼、佐野も絶賛、三元豚。
『はえぬき』→『平田牧場』へ。確かに、ロゴ的には漢字でもあり、悪くは無いのだが、『はえぬき』ほどの衝撃は無いかなぁ・・・・などど思っていたら、其れは私の認識違いであったのです!!!
『ブーマ』と呼ばれているらしいのですよ。よーく見てください。新ユニの胸ロゴ『平田牧場』の直ぐ右脇に赤と白の2匹の『跳ね豚』を(オフィシャルHP左上にもあり)!!!!!ユニフォームサプライの『プーマ』のマークの直ぐ右下に同じポーズの『跳ね豚』2匹!!!!!!これぞ『ブーマ』!!!『プーマ』と『ブーマ』の対比は、瞬間殺傷能力は少ないものの、バイオ兵器のごとくジワジワと効いてきそうですな!!!まさに玄人好みの、技ありの一品に仕上がっております!!!いや、山形ファン歴の浅い私は、知らなかった。山形サポーター『ろぅい』さんのブログ『山形悲観論.com』を見て初めて知りましたわ。
『はえぬき』撤退の理由は様々らしいけど、『山形悲観論.com』で出てるような一面もあるだろうし、そうそう悲観するもんでもないのかなと納得した次第。
と、いうことで、『跳ね豚ブーマ』を今後ともよろしく!!!J2熊本の『武者がえし』のインパクトに対抗できる力が『プーマ』&『ブーマ』のコラボには有る!其々の力では、『武者がえし』の『個の力』には劣る物の、『プーマ』&『ブーマ』の数的優位による相乗効果で、十分勝負はできるのだっ!!!
・・・・・・・・・・・・・背中のロゴも、早めに決まると良いですな。
で、前エントリーで、散々楽しみだと浮かれまくっていた『東アジア選手権:日本vs北朝鮮』。見てません!!!ははは。ビデヲ取ってるけど、今日はもう中国戦だしなぁ。会社の空き時間に、録画見るわけにもいかんしねぇ。
posted by HemRock |15:50 |
J2 |
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2008年02月17日
デュワデュワ
やけに陽気なのは、ビールの所為?いえいえ、本日の代表戦、東アジア選手権が楽しみなのです。
いやね、Jの日程とか、スケジュールとかもわかるんです。もちろん、怪我も心配。開催意義に疑問があるのもモットッモ!!
でもね、でもね、やっぱり、盛り上がっちゃうんだな。親類縁者の中で、私一人だけ盛り上がってる事実が、またピリリと効いてます。
日本代表が、怪我されても困るのはわかります。でも、国際の、しかも、望むも望まざるもの鉄板勝負を見ることは、不謹慎ですが、楽しみなのです。いや、不謹慎だな。
vs北朝鮮との初戦。相手には本名古屋のアン・ヨンハッ!仙台の要中の要:リャン・ヨンギ!!川崎のチョン・テセ!!!私、ミーハーですから、ときめきます。
フィジカルお化けと評判のチョン・テセは、地上波オンリーのワーキングプアーなミーのアウト・オブ・サイトだったわけですよ。恐らく、そんな英語はないだろけど。
やはり、チョン・テセは見たいよなぁ。J2屈指のセンターハーフ:リャン・ヨンギ。車上で七夕やっちゃったクラブだけど、この試合で魅せてくれるだろう。アン・ヨンハッは・・・名前しか知らんです。私の知識は所詮こんなもんです。
代表に出したクラブは、たまったもんでないでしょう。いやほんと、冗談じゃないって思ってるでしょう。でもね、確実に、楽しみにしてる層もいるのです。はい、JFAの鴨葱さんですね。それは、私です。代表選手を出してくれたクラブの皆様、有難うございます。私だって、石川や豊田が代表戦に取られたら、やきもきすると思いますもの。あ、J2山形の左SBとFWです。両名ともレンタルなのは、言っちゃいけません。
なんで、感謝の心を忘れずに、息災を祈りながら、観戦するでありますよ!!
さらに、陽気なのは、東アジア選手権の所為だけでもないのですよ。
J2山形が楽しみなんです。奈良橋獲得の飛ばし記事には魂消たけど、長崎・雲仙キャンプもデカイけが人もなく終了。かといって、ぬるかった訳でもないようで、近年で一番きついキャンプだったようですな。小林監督の指導も、かなり具体的なようで、方法論をしっかり持った監督のようです。あー、キャンプの内容はJsゴールで。御殿場での2次キャンプでは、新潟・横浜FM・柏とトレーニングマッチがあるそうで。このあたりも注目ですな。
前出した、左SB石川。鹿島からのレンタル中なんですが、いろんなクラブから誘いがあったようですな。でも、山形の機関紙の中で「俺は今ここにいる。それが答えだ。」というようなことを語ってました。フロント・監督の方針を聞いて、それに納得したのだそうです。顔つきも明らかに精悍に。不退転の意識がにじみ出てるねー。
過度の期待は禁物なのは、重々承知。実際のキャンプの様子を見たわけでもないし、TMも見てない。でも、監督の指導が「染み渡る」さまが感じられます。Jsの佐藤円氏の愛情の故かな。必ず、上手くいかないこともあるでしょうが、石川・豊田の残留の経緯や、練習の様子・選手たちのコメントを聞くと、期待せざるを得ないのですわ。来年の今頃は、不本意な成績に終わる可能性もあるけど、こういう流れを感じさせるチームであることは、非常に嬉しい限りです。
山形については、フロントが変わった経緯や、以前よりも資金繰りは厳しくなっているであろう現実もあるでしょうが、フロントの考え方ひとつで、クラブはよくも悪くも変わり得るものなのかなぁと感じてしまう次第です。あ、でも、私、山形見始めたのは昨季の途中からですけどね。
ってことは、JFAも・・・・・・ねぇ。川渕さんの紹介で、山形に海保さんが来てくれたから、あまり悪くは言いたくないんだけどね。やっぱり、良いにしろ悪いにしろ、その辺は抜かりないキャプテン。もしかして、知らぬうちに恩恵にあずかってる所も、多いのかな?いやいや、そこに安穏としては、進歩はないのかな。
なんのひねりも無い内容。まぁいいか。山形については、色々書くことあるんだけど、ビール呑みたいので、この辺で。
ああ!!あと、五輪代表ですよ!!香川よ香川!!!いや、本田圭VVV多忙に付きかもしれんけど、これは楽しみ。サウジ戦で見せたFW岡崎の動きと、香川の動きが絡み合うと、物凄いことになりそう。これは見たい!!左サイド香川とFW岡崎。この二人が見たいのだわ。
物凄い、中途半端な終わり方ですわ。残尿感満載。そろそろハルンケアかな。
posted by hemrock |01:30 |
日本代表 |
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2008年02月07日
あう、時間が無いので、前置き無しで。今回は、試合の細かい流れは省きます。
2010ワールドカップ予選第一戦。at埼玉スタジアム。
日本
GK 1川口(CAP)
DF 8内田 2中沢 6阿部 3駒野
DH 13啓太
OH 14憲剛 10山瀬 7遠藤
FW 16大久保 17高原
タイ
FW 14ティラーティップ 9サラーユット
OH 13スティー 8スチャオ
DH 10ナロンチャイ 12ニルット(CAP)
DF 3ナッタポン 6ナタポーン 5パティパーン 4アピチェート
GK 18コーシン
知らぬ間に背番号が、中沢が2、内田が8、羽生が9に変わってました。
雪空では、タイもきつかろう。
前半、開始早々タイはFWから猛然と日本DFラインにプレスを仕掛ける。「おお?これは!!」と思ったものの、後ろが付いてこず。というか、FW2枚と其処から下の距離が長く、単発で終わる。中盤は、日本アタッカー陣の圧力で、下がり目になってしまい、結局は自陣内で対応する形に。FWを前線に置き、4-4のラインを自陣内で形成。人数を掛けて、自陣内でボールを奪い、日本が、前目に来てバランスを崩した所をカウンター狙い。タイは、ハナッからこう言う展開を望んでいたわけでなく、恐らくは、日本のアタッカー陣を警戒しすぎた為に、押し込まれる形となっていた。実際、DF-DHの辺りでのプレッシャーは殆ど無く、遠藤-憲剛辺りが、DHのあたりまで一旦下がってボールを展開する分には、支障がなかった。ただ、タイは中央を固める為、前線中央寄りのスペースが無く、これをズラす動きがあまり見られない。例によって、左サイド寄りの組み立てが主になり、左に寄った所で、右の開いたスペースの高い位置にいる内田を使う意図は、ボスニア戦と似ていた。ただ、タイは、中央からなかなか釣られない。高原が一旦下がって受けたり、サイドに流れたり、相手を引き付ける動きをつかって、スペースを作ろうとしても、なかなか上手くいかない。ここは、FW大久保も積極的に高原と協力して、釣る動きというか、スペースを作る動きみたいな点が少ない気がする。でないと、中央からの山瀬・憲剛の動きが生きない。確かに、今回、高原が中央で一旦受けても、潰されたり、シュートシーンでの派手な動きはないため、「?」と思う点もあるが、其の動きを利用する動きと言うか、其の点の方が気になる。いまいち、FW二人と、山瀬の連携がしっくり行かない感じ。
なるほど、引いてるわけだから、ガンガン押し込むのもわかるけど、下がり目でボールを回して、相手を釣りだす手もあるということか。でも、これACで批判されてたっけ。仕掛けろってことで。でも、前半のやりようだけでは、流れの中で決めるのは、無理っぽい気がする。サイドには侵入放題な感じなので、バンバンクロスを上げれば、相手は低いし、何れ入りそうなものだけど、PA内があそこまでゴチャゴチャすると、どうなんだろう?何れはCK、FKで点ははいるだろうけど。
駒野に対する評価は、相当厳しいようだ。パスミスも確かにあるし。でも、明らかに、遠藤―憲剛―啓太との、攻撃や守備両面における連携のよさは、内田には無い物。ミスってもすぐ戻ってフォローする動きもあるし、駒野の仕掛けからチャンスになることも多い。まだ、内田はチームとフィットしていないのだろう。低い位置での組み立ての面で、他の選手(憲剛等)と息が合わないシーンも目立った。ただ、今回は、相手がほぼ引き気味になっていた点や、後ろのスペースの意識が相当強かったのか、守備面でヒヤヒヤする面は少なかった。そのぶん、攻撃面で中途半端に見えてしまう一面もあるのかな。攻守の切替の面での「戻る意識」はけっこう高かったように見えた。これから、長期的に見て、連携を高めるのか。チリ戦で途中出場した加地さんの動きを見ると、やはり、加地さんの方が周りとの連携はいいよなぁ。クロス云々言われるけども、加地を利用した攻撃陣の動きとか見ると、面白いもの。
相手のカウンターに対しても、中沢―阿部―啓太がしっかり対応。さらにFW高原や、中盤の選手達も攻守の切替が早く、この辺は、良い点。1点目は、相手カウンターに中沢が対応、これに連動してボールを奪い、クロスカウンター気味に前線の大久保に通ったところを、相手が堪らずに倒したFKを、遠藤がゴール左下に鋭く落ちるカーブみたいなボールで決める。これで1-0
この直後の失点シーン。中央を通され、13番がキープ。これに詰めるものの、それによって開いたスペースを14が見逃さず、入り込んだ所に、13番がパス。14番がこれを受け、素早くミドルシュート。これがクロスバーギリギリから、川口の手を上を通り越し鋭く落ちてゴール。素晴らしいミドル。1-0。
13番に寄せて出来たスペースをカバーできなかった。ここに中沢・阿部が思い切って詰めるなりする対応もあろうが、やはり、そこが1DHの弊害なんだろう。DHを1枚減らして、上げる事で、相手を押し込むプレッシャーになるだろうが、もちろん、遠藤・憲剛も守備意識は高い。ただ、やはり、守備の基本位置として、高いところに意識がある以上、守備におけるDH-DFラインのスペースのケアまでは意識しきれないのではないだろうか。攻撃の際、DHにもどって裁くのとはまた別の話なのかなと。やはり、このギャップを埋める守備面での連動はかなり重要な気がする。だと、キーはSBか。両SB間での連携かなぁ。
ゴール前のスペースを動きで作れない為、ミドルシュートを打つことで、ミドルを警戒させて、PA内にスペースを作る意図があったのか、憲剛・山瀬・啓太等ミドルを打つものの、あまり効果はなかったみたい。
後半になると、同点となったタイは、初っ端から引きまくり。前半1-0でいければ、相手も攻めざるを得ず、もっと崩すには楽な展開だったろうに。
さて、このタイをどうやって崩すのか。私には、あまり前半との違いは感じられなかった。左サイド中心に、さらに仕掛ける動きを増やしていたように思う。だが、相変わらず、PA内でのチャンスシーンに繋がらない。
業を煮やしたか山瀬、左サイドの深い位置から仕掛け、ドリブルでPA内に侵入。同じく左からPA内へ入ってきた憲剛にパスもDFに阻まれ、クリア使用としたボールが、なんと憲剛にあたり、これがゴールまん前にいた大久保へのナイスパスに。大久保が落ち着いて決めて2-1。これは、ラッキーというべきか?あの位置に居て、決めた大久保を褒めようか。
その後中沢を倒した10番、二枚目のイエローで退場。タイ10人になる。タイは、日本の攻撃を止める為に、ちょっとラフプレーがめだってくるものの、PA前、PA内はシッカリ固める。これ以降も、サイド、特に左からの攻めで、駒野が頻繁に顔を出す。サイドの対応で、タイはファールを取られることが多く、3点目は、駒野が左サイドPA脇で倒されて得たFKを憲剛がゴール前に入れると、中沢が頭で後ろにスラせながら技ありのヘディングを決める。
山瀬に変え巻投入。大久保が山瀬の位置に下がる。FWコンビは、高原―巻のほうが、いいかもしれない。ゴールに貪欲な大久保ってのも確かにいいけど、PA内での動きを考えると、巻のほうが貢献度はあるかも。巻―高原の動きに、大久保なり山瀬がスペースを利用するって方が見てて面白いかも。でも、大久保は小技効かせすぎの感じ。
36分には高原OUTバンドIN 40分頃大久保OUT羽生IN
4点目は、終了間際、左CKを遠藤がファーサイドのスペースへ。ドフリーの巻が頭から飛び込みゴール。
結果。4-1で勝った。1失点の場面で課題はあったものの、相手を押し込めていたこともあり、守備面で破綻をきたす場面はあまり見られず。中沢―阿部の2CBが1Topにほぼなにもさせなかった。啓太も早い段階で、相手の攻撃を潰せていたのは大きい。今回、一番良かったのは、中沢でないかと思う。
ただ、相手が完全に混乱をきたしたように見えるシーンは見られず。点差ほど、すっきりした勝ち方ではなかったように見えてしまう。両サイドで押し込めて、セットプレーのシーンを多数作れたことは、それはそれで、重要なことだとは思うのだが。ボールを人が追い越す動きや、攻撃の際の「ズワッ」と一斉に動くような連動した動きがあまり見られないのは、ちょっと自分的には、爽快感に欠けるかな・・・。
アジアカップで課題になった、引いた相手に対する対応。明らかに、あの時とは違うやりかただった。圧力をかけてセットプレーを誘うような感じに。そう、盛んに世間で言われた「縦に仕掛ける」って意識が上がったってことなんだろう。さらには、DH-CBが無理をしない安定感。
これで、勝てたのでいいのだろう。いや、よいのである。きっと。でも、なんか意外性が無い・・・・・・。いや、意外性など無くてよいのかもしれない。なんだか、よく解らなくなってる。
東アジア選手権で、どういうサッカーを見せてくれるか、期待することとしようかな。
そう今回は、勝てたのでよいのである。きっと。
じじさんのブログ「J3」の企画「アジア予選タイ戦 戦評集」に参加してみました。
是非。他の方々の戦評も見てみてください。
□ アジア予選 タイ戦 戦評集
1 サッカーコラムJ3
【日本×タイ】 あぶなげないスタート
2 l.a.t. Project
サイドの組み立てを再度考えよう
3 サッカー好きの日記帳
日本×タイ
posted by HemRock |14:17 |
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