2007年07月31日
今回のアジアカップはイラクの優勝で幕を閉じた。私は正直イラクが優勝するとは思っていなかった。イラクの試合も見ていないので、他人様の評価でしか書けないのだが、非常に組織的なチームであったとのこと。日本が対処し切れなかった、サウジの「個の力」を抑えきったそうである。宗派による闘争が続き、生命さえも危機にさらされた中での勝利。心からおめでとうと言いたい。しかしながら、憎むべきはテロである。韓国も犠牲者がでた。あんなことは有ってはならんのだ。
さて、日本代表であるが、結果として4位ということになった。前回、前々回は優勝である。優勝と4位、どちらの結果が優れているかといえば、それは優勝であろう。コンフェデ出場権もないので、列強との真剣勝負をやる機会も失った。確かにその通りであり、残念でもある。悔しい。しかし、「優勝すれば全てよし」にならなくて良かった点もあるのではないか。今、目指すサッカーをやれば、ここまでしか行けないという現実を突きつけられたわけである。
オシム擁護派も否定派も、現状のチームに様々な改善点があるとの認識は一致している。その改善点を修正出来得るのがオシムであるか否かの違いはあるが、そういう批判も出なければ、健全であるとは言えない。
しかしながら、それでも尚、私はオシムを押したい。ACはオシムの戦術に多くの批判が集まったが(パス回し一辺倒で仕掛けが少なすぎる。プレーが遅い等)、私は、現時点の戦力でその戦術を遣り通したことに意義があったと思っている。「勝ちたくないのか!!」との批判もあるだろう。サッカーのことをあまり知らないから、こんなことを言うのかもしれない。
今の「ポゼッションサッカー」では結果的にACは優勝できなかった。しかし、優勝するために「ポゼッションサッカー」から転換しなかった。そこに明確な意思が見えたわけである。
ここで、josepgualdiolaさんのブログ「サッカーの面白い分析を心がけます」中の「オシムの言葉をたまには読んでみる」(私のように何でもかんでも良しとせず、冷静に自分の判断を交えた分析は、非常に面白い)を見て思ったことであるが、
確かオシムは、「作り上げることは難しいが、作り上げた物を壊すことは簡単だ。しかし、私は作り上げることをしたい。」というようなことを言っていた(出典解らず!?)。「試合を壊すサッカー」はやらないということである。オシムはあくまで理想を追求するつもりでいる。その理想を現実のものとする強烈な意思を感じるとするのは、深読みしすぎであろうか。そのためには、今から色んな手を打つであろう。なぜか?なぜなら、この日本代表監督が最後のキャリアになる可能性があるからだ。「死ぬ気でやっている」その言葉に偽りはないであろう。オシムは、自分の持つサッカー経験の集大成として、日本代表を受けたと思うのである。そう、日本人は自分の理想とするサッカーは出来るものと信じて。だから、これから、どう進化させていくか、見てみたい。この状態が、オシムの集大成だとは思えないから。
くだんの上司はもうサッカーの話をしなくなった。しかし、職場のおばちゃんが言うのである。「なんだかアジアカップ面白いのよねぇ、点もはいるじゃな~い。」えぇ?そうですか?確かにグループリーグ含め6試合11得点(失点7点)。UAE/ベトナム戦の3得点4得点が利いてるわけだが、確かに点は入っている。私ら素人かもしれんが、面白かったのは確か。あのサッカーが、強国相手に通用する姿、見たいとはおもいませんか?
関係する話 「ジーコとオシムとエレガント」「恋をしようよ。」
posted by HemRock |19:12 |
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2007年07月30日
ショックで寝込んでいた訳ではないのですが、今更ながら韓国戦の感想を一つ。
もう既に、他人様のブログを見たり、観戦中にメモを取ることが出来ず、ビデオにも目を通していないので、他の人の意見に左右された感想となっている可能性はありますが、なるべく生の感情を大事にして書いたつもりであります。戦術的・技術的な解説は他のサイトで見てくださいね。
さて、とある行事のため、大勢が飲んでいる中での観戦となりました。サッカー観戦を主張する私および数名に対し、温情により観戦が許されまして。話をしながらなので、細かい試合内容まで把握はできません。
日本は 高原のワントップ。左から山岸!?遠藤、俊輔。DMFに憲剛・啓太 SDFに駒野・加地さん CBに阿部・中沢 GKは川口 カタール戦のスタメンですね。なんか怪我人多いけど。移動もボロボロだったみたいだし、かなり心配。フレッシュなのは山岸のみ。大丈夫か?
開始そうそう韓国ミドルシュート。これはビびる。日本押し負けないでほしい。
しかし、前半日本は、韓国DFうらにボールを供給する。思ったより動きも悪くない。左サイドよりの攻めが相変わらず多くなっている。山岸と俊輔のポジションチェンジが多いのかな?山岸も飛び込んでいく動きが出ている。
決定機は作り出せているものの、シュートまで持ち込めない。遠藤のFKもGKの好セーブ。シュートの多さは韓国のほうが多い気がする。勿論、ゴール前のチャンスシーンそのものは日本が多いが。だが、パスミスや、相手陣内で奪われたボールをあっさりと縦パスで前線まで通されるシーンが目に付いた。韓国DFけっこうやる。このまま0-0で前半終了。この調子で行けば、いずれは点は入るだろうと楽観。縦へのボール・動きもよく決まっていた。
後半 開始早々韓国ペース。日本押し込まれてる。やばいな。韓国のプレスが尋常じゃない。しかも、ボールを持ったとたん、積極的にシュートを打ってくる。日本が下がってきたのかな。
しかし、後半11分 韓国22番CBが高原が抜け出そうとしたところを止める際、ファールをし、これが2枚目のイエローで退場。ついでに、講義した監督・コーチも退場。このDF、前線へかなりいいパスを通してたなぁ。正直、一人へってほっとして、よっしゃチャンスと思ったのは事実。しかし、一人少ない相手に、攻めきれない今大会の日本。でも、3度目の正直、やってくれるはずだ!・・・はずだった。
実際、一人減ってから、日本は両サイドから攻め続ける。俊輔・山岸・遠藤も危険な飛び込みを見せ、啓太も攻めあがる。憲剛も縦のロングランがでていた。この調子だったら、絶対点は入る。そう感じさせる攻撃であったが、決まらないのである。
後半25分 憲剛→羽生へ 後半33分 山岸→佐藤へ交代。この二人の動きは、一人少ない韓国にとってはいやな物であろう。
しかしながら、韓国は依然として崩れない。がちがちに引きまくっているとは見えなかった。点を取る意欲は満々に見えた。だのにである、韓国はとても1人少なく見えるようなプレスではなかった。どんだけ動けるんだ韓国。GKの好セーブも光り輝く。うぉーい、今のは入ってるべや!ってシーンの連続。
「いったい何食ってんだ韓国は」の問いに「キムチ」と即答する知り合い。お決まりである。「キムチであんだけ動けりゃ苦労しねーんだよ!おい、代表、死ぬほどキムチくええ!!」
こうなると、いやな感じがする。カイジでゆうところの「ザワ・・・・」とかゆう動揺。まさかってことはないよな。
もうね、後半はいつ点が入ってもおかしくなかっただろう。決めきれない日本を非難する以上に賞賛すべきは韓国の守備。ゴール前での守備は「気迫」そのもの、日本に不足している「もう一歩」が出るのよね韓国は。なぜそこで足が出る!って守備が多い。しかも、「ドン引き」って感じでない。恐ろしい寄せから、パスミスを誘い、危険なカウンターを仕掛けてくる。今回の韓国はベストメンバーではない。しかしながら、ここまで戦うことが出来る。それは、凄いことではないか。正直、そろった時のことを考えると「恐ろしい」。
結局後半も0-0で終了し延長へ。このままPKに突入したら、日本は不利だろう。守りきった韓国が精神的にも優位に立つ。延長後半、高原→矢野へ交代。この直後、最大のチャンスが。矢野が俊輔の左からのセンタリングを競り勝って落として、羽生がシューート!!私は、こぶしを突き上げる直前だった。・・なぜ止める!!相手DFが止めた。こぼれ球に加地さんが詰めるが、ゴールならず・・・。
で、結局PK戦へ。
これも惜しかった。川口はほぼ読み勝ちしていたが、結果的には止められなかった。相手GKは殆どタイミングも読みも外れていた。しかし、最後の羽生の時に奇跡を起こす。明らかに体は左に流れていたのに、右手が反応、シュートを弾いたのだ。・・・・・羽生は泣き崩れた。
羽生は悪くない。いいシュートだった。今大会は、運がなっかったんだ。サウジ戦のミドルも惜しかった。
1人有利の状態でありながら、PKで負けたことは悔しい。しかし、善戦したと思う。相手は、アジアで最多である7回のワールドカップ出場を誇る韓国なのだ。1986年からは6回連続の出場である。いくらベストメンバーではないとはいえ、意地と誇りは日本以上であろう。それに比べれば、日本は新興国ではないのだろうか。なにも、私はこの結果に満足しているわけでもないが、その事実も認識していきたい。
さらには、サッカーとは関係の無い歴史的軋轢の問題からもあるが、「アジアの伝統国」韓国は、常に「新興国」日本に対して、全身全霊をもって戦ってくる。常にガチンコである。これは、日本代表にとっては、ある意味「幸せ」なことなのではないかと感じてしまうのだ。
・・・・・私自身は、そんな相手がいるのは「真っ平ごめん」ではあるが。
posted by HemRock |14:30 |
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2007年07月27日
2007年7月26日 AM8:00 とあるオフィスにおいての会話
上司「ほぉ~らな。言ったとおりだろ。負けるって思ってたんだよ。駄目だって日本は。」
私 「いやいや、しかしですね、日本のやりたいことは見えてきたわけですよ。」
上司「ダァメダァメ!何だかんだ言っても、アジアレベルでサウジに負けたんだからなぁ。俺は駄目だって思ってたんだよ今の代表は。」
私 「しかしですね、ACの戦いぶりを見ると、今後の成長が非常にですね・・・・」
上司「おっと、仕事仕事!・・・」
私は今、代表に恋をしている。飽きっぽい私なので今後どうなるか分からないが、代表のやることを真剣に理解しようと努力している。若干、理解をする方向性に疑問が感じられるが。そして、必ず今よりももっと面白い試合を見せてくれる筈だと信じている。いつかは強豪に通用するようになると。それは、何十年後かもしれないが、今のやっていることはそこに繋がっていると信じている。
しかしながら、私の上司のように、昔、恋人に手ひどく裏切られ、恋することに臆病になっている人は多い。そう、どうせ裏切られるのだからと、斜に構えて眺めてたほうが、負けた時のショックがやわらげられるから。だが、勝ったとき、成長した姿をみたときの喜びは、信じたものの方がはるかに大きい。
私も以前は恋に臆病であった。裏切られた時のショックが怖くて、まともに試合を見ていなかった。しかし、今は代表に恋をしている(私に恋されて代表も迷惑かもしれないが)。手ひどく裏切られるかもしれない。しかし、それまでは信じてみたい。傷ついてもいい。そうこれは恋なのだ。
裏切られ、傷つき続けた者たちよ。もう一度恋をしよう。あなた方の傷の深さを、私はうかがい知ることは出来ないが、今の代表は信じるに値すると私は思うのだ。
結果はどうなるかは分からない。未来は分かりえないのだから。しかし、今の監督と代表には未来を期待させる何かがある。
そう、騙され、裏切られるかもしれない。その可能性はある。しかし、そう割り切って恋をしないのは、あまりにも勿体ない。
傷ついたものたちよ。もう一度恋をしてみないか?
・・・と、私は上司の背中にそっと語りかけるのである。
(「outside」中マリノスに対する愛情/サウジ戦の感想におけるコメントおよび「サッカーコラム J3」中「もう一度、代表に夢を見てもいいのだろうか?にヒントを得ました。)
posted by HemRock |18:49 |
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2007年07月26日
え~気が重いのであるが、こう言う時こそ感想をってことで。
いつもより、かなり短くなる点はご愛嬌。
【前半】
開始早々、サウジの前線からの激しいプレス。「え、なんかちがうじゃんよ?!」。ばんばん、日本のボールホルダーに対して素早く寄せてくる。試合前にリサーチした印象とは全然ちがう。完璧なカウンター狙いだけのチームではない。今までの相手とは違う。
そんな中でも、終盤のパス回しから、サイドへのパスも通り、再三チャンスを作る。上手くサイドからの攻撃が通る。
前半10分 右サイドの加地から相手DFラインの裏にクロスが入る。遠藤飛び込むも合わない。オフサイドは取られなかった。この感じでどんどん押し込めれば!
憲剛や啓太の動きがいい。憲剛は上手いパスカットを再三見せ、啓太は守備は勿論、果敢な攻め上がりを見せる。そんな中、
前半14分 左スローインから 左サイドを駆け上がってきた啓太がズバッとグラウンダーでボールを入れるが、巻が合わない!!
なんかこう、「いきなりきちゃって合わせられないよー」的な感じ。イメージが合ってこないのか。
その後も、相手のプレスは厳しいが、ボールを奪われた後の守備も、お互いカバーしあって上手く囲い込んだり、パスコースを限定した上でパスカットかましたり、流れは日本にあった。相手を押し込んで相手陣内でのパス回しからの仕掛けもあったし、そのパスを止めようとする相手DFからファールをとりFKになるシーンもあった。ここで点を取りたかった。セルジオ越後も「いい流れで点を取れないと、後でツケが来る」って言ってるし。
ところが、20分を過ぎたあたりから、様子が変わってくる。
あいてのパスカットや、こちらのチェックもれが目立ってくる。自然、あいてのカウンターチャンスに日本が去らされることが増えてきたようだ。
そんな中、前半34分。 中央を抜け出したFWを止めようとした遠藤がファ-ルを取られてしまい、FKを与えてしまう。ゴール正面やや左。蹴るのは18番。けったボールはゴール右側へ。それをヘッドで落とし、マークのはずれたヤセルがボレーシュート。これが決まっちゃうんだなー。やはりセットプレーですか・・・・・。
しかし、今の日本は此処からが違う。まさに失点直後、遠藤のCKから、GK前のペースに飛び込んできた中沢のヘッド!!!ドカン!!!うまく遠藤と中沢の狙いが的中。同点ゴール!
このゴールで流れは再び日本へ。サウジの守備が浮き足立つ。ここで追加点を決めてしまいたかったが、俊輔のFKはファーサイドの中沢へ。
で前半終了:前半からサウジは激しいプレス。カウンターを仕掛けるものの、日本は組織的に守備し、FKの場面をのぞき、機能しているように思える。流れからのチャンスも日本のほうが作れている。相手FWに対しても対応が遅れることは目に付かなかった。先制点はいれられたものの、すぐ取り返せたことはでかい。欲をいえば、同点にした後の攻めで追加点を取りたいところであった。
啓太の意外性のある動きは、見ていて大変面白かった。俊輔へのマークがきつい分、憲剛が低い位置からいい感じでボールを散らしていたように思えた。
【後半】
後半開始早々、右サイドでパスを受けた15番がゴール前のスペースにドンピシャのクロス。これにマレクが飛び込み(マークを振り切ったか?)ものすごい打点の高いヘディング。ああ・・・あんなクロス上げさせセルなんて・・というか、マレクすごすぎっぞ。あの飛び込みのスピードは尋常じゃない。
がっかりしていたら、日本代表はやってくれました。今回の代表はちがうね。
後半8分 左サイドから俊輔がクロスを高原に合わせるが(何だかんだいって精度の高さはすごい)GKがはじきCKに
左CKを遠藤がファーサイドにクロスこれを高原がゴール前中央の少し離れ目でフリーになっていた阿部に折り返すと、阿部がバイシクル気味のシュートを決める。大興奮。しかし手首を傷めたようだ。
ところがである、後半12分 驚愕のプレーが。左サイドでマレクがボールを受けると、そのままドリブルでPA内に持ち込む。阿部、中沢が寄せるが、これをハイスピードの切替しで鮮やかにかわす。しかも、川口がシュートコースをふさいでいたたにもかかわらず、あの体勢からのシュート・・・・・・が決まってしまうのだ。これはもうねぇ。サウジの名刀「マレク丸」の一閃である。
後半16分 サウジ15番→30番に(ドリブラーらしい)交代 畳み掛けるきか。
ここからだ!とおもうが、日本、足が動かない。もう、前戦までみせた、前線・中盤・終盤での連動した動きがまるで見られない。動けないのだろう。ボールを虚しく見送り、サウジのスピードに振り回される。
後半も20分過ぎくらいから、サウジはがちがちに固めてきた。当然だろう。しかも、サウジの危険な名刀「マレク丸」はカウンターを狙う。日本のクロスは悉く跳ね返され、ルーズボールは拾えない。
巻→佐藤 遠藤→羽生 の交代で撹乱し裏を狙うもつめが甘い。もう一手足りない。いやそれは選手も分かっているが動けないのだろう。さらには 憲剛→矢野 でパワープレーをねらう。 動けない中盤をすっ飛ばして、ロングボールの放り込みだ・・・もう運頼み。追い詰められていた。羽生のミドルなどもあったが、最後の川口も上がってきたセットプレー。もうラストチャンス。右CKを俊輔がニアに入れるもGKにはじかれゲームセット。・・・選手たちは崩れ落ちた。
激しいつばぜり合いで削りあったが、サウジの名刀「マレク丸」の切れ味に屈した感がある戦いであった。
とりあえず、試合の感想を取り急ぎ。他は後日ってことで。
posted by HemRock |19:36 |
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2007年07月25日
なにはなくとも、今夜はサウジ戦。時間的にも、誰にも邪魔されない、大変よろしい時間帯なのですな。
今アジアカップにおける「中東の盟主:サウジアラビア」の戦いぶりは「1度も」観戦しておりません。なので、他の方の情報を通して推測し、楽しむしかないのでございますよ。
サウジアラビアはカウンター狙いのサッカーらしいが、このFW二人が洒落にならないらしい。ヤセルとマレクのコンビネーションは昨日「ニュースステーション」で見たけど、まぁ~速いは上手いはカッコイイは。特にマレクの身体能力は画面で見る限りでは、すごかった。
もっのすっごいジャンプ力、もっのすっごいスピード、ありえない切替し。PE(PAの誤り)内に入れたらモウダメって感じですね。ん~スピードに着いて行けずにファールで・・・っていう例の展開は無しよ!会見では同席した俊輔が、この二人に正確なパスを出す選手もいるとのことなので、前線、中盤でのチェックが効けばなと。とにかくパスの出し手を消してほしい!とすると、カウンターを警戒するあまり、DFラインが低くなりすぎると、相手中盤に対するチェックが弱くなってしまいそうだなぁ。その点は、カタール戦での経験があるので大丈夫だと思いたい。FWのレベルが違うか。なんか「スナイパー」とか言われているみたい。それに対し俊輔は「うちにはボンバーがいるから大丈夫」とものすごい切替しを見せる。試合でもその切れをみせてくれ!!
ただ、ニュースステーションの福田さんの解説によると、守備面では「穴」が多いらしい。セットプレイでの場面がでたが、確かにみんな「ボールウオッチャー」になって、危険なスペースを埋める動きをする人がいないようだ。うん、守備の連動性に問題がありそうですね。その点は湯浅さんのHPでも、指摘してたような気がする。だとすると、攻撃に関しては、ボールを動かすことと、あいてをつる動きによってスペースが出来やすいってことではない?まぁ、修正してるかもしれないけど。いろんな方が言っているように、「さらにもう一手」先を読んだパスと動きでうまくスペースを作ってもらいたいですね。言われてみれば、高原はゴールを決めてすごいんだけど、欲を言えば、この動きにもっと絡んでるところを見たいですね。楽な試合なんて無いんでしょうが、日本がいままでの「ポゼッション・サッカー」をやるには、かなり神経を使うでしょうね。ただただカウンター狙いとかよりも(語弊がありますが)。そこはオシム、「エレガント」なサッカーを目指しておりますので、クロスカウンター狙いなんてことは無いかとは思いますが。オージー戦での阿部・中沢・鈴木の連携、憲剛パス&ゴーに絡んだ動きに期待ですね。ただ、暑い中で、あのサッカーをやり切る集中力が最大のポイントになるような気がします。
・・・・・・・・・・がんばれぇえ!俺はビールの飲むけど。がんばれぇぇえ!!!勝ってくれ!とにかく勝ってくれよぉ~~。
あと、オシム、体だいじょうぶなのかなぁ?こないだのコメントでも「心臓に悪い」だとか「死ぬ時はサラエボで死にたい」だとか。洒落だったらいいんだけど。洒落にならないことにならなきゃいいな。今、この人がいなくなったら、いやだ。俺オシム好き。もう偏屈なところとか堪んないです。だから元気でいてね。
posted by HemRock |16:55 |
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2007年07月25日
エーかなり強引で長い話になります。
実は、モーリーさんのブログ「サッカー狂の詩」の中での「共通理解の話」と「アンビバレント」の話、negroさんのブログ「outside」でのオージー戦に対する各種意見、また、桐谷さんのブログ「キリタニブログ」の中でのオージー戦についてのやり取りを読んで、考えたことなのであるが。
オシムは、日本人の特徴として「アンビバレント」な「ポリバレント」また、「結果ではなく過程を重視する傾向のある特異な国民性」に驚いた的なことを言っていたように思う。
「ポリバレント」については、メディアでも再三取り上げられたが(やや一人歩きの感があるが)、恥ずかしながら、「アンビバレント」についてはモーリーさんのコラムを見て再認識させられた。「相反した価値観の共存」―この言葉の意味するところは大変大きい。
モーリーさんは、「アンビバレント」を日本の宗教史にその特性を見出している。なるほど、日本は、歴史の中で宗教戦争(代理戦争と思わしき物はあるかもしれないが)が無かった国である。日本の神道、外来の仏教も(廃仏毀釈などもあるものの)、結果的には、部分的に融合し、共存している。(一向一揆、島原の乱等は宗教戦争とはいえないような気がする)
民族対立や宗教対立に翻弄されたオシムにとって、相反する価値観―宗教・思想―が共存している「日本」は大変驚くべき特徴を持っていると感じたのだろう。また、欧米流の結果至上主義ではなく「過程を重んじる文化」が根ざしていることについても、新鮮に感じたかもしれない。
数多くの宗教と思想が共存すると言う「アンビバレント」-また、東洋思想と西洋思想の相反する価値観を共存させて発展してきた日本。「相反する価値観を共存させることで得られた多様性」そして「多様性を生かして、相反する価値観を共存させてきた」という、ある一つの事実。とすると、ここでいう「ポリバレント」とは、「汎用性」に近い「多様性」というよりも、考え方・ものの見方としての「多様性」であるように思われる。つまりは、この「ものの見方としての多様性」の為に、「結果ではなく過程を重要視する国民性」が得られたのではないか。
確かに、「相反する価値観が共存」することは、同一の方向へ進む際に障害と成り得るし、「多様性」を重視すれば「専門性」が損なわれる。さらに、「結果よりも過程を重要視」することは、責任の所在が明確にならず、傷の舐め合いになる可能性が大きい。
しかしながら、相反する価値観が共存し、多方向からのものの見方が存在する中から、同一の方向性が見出された時、それは、あらかじめ統一された価値観・ものの見方から生み出される力よりも、はるかに大きな力となるのではないか。そう、大木監督の言う「カオスの力」ではないのか(モーリーさんの引用を借りますが)。このカオスから生まれた同一の方向性が目指すべき「共通理解」ではないのかと。
例えが悪いかもしれないが、戦前の日本と戦後の日本を考えるに、戦前は、列強に追いつくため「富国強兵」に向かい統一された思想の下(思想の多様性は認められていなかった)、発展しようとしていた日本。戦後は、与えられた価値観が崩壊し、混乱の中から、自由の思想を持ち、生まれだした戦後復興という共通意識(ただ々豊かになりたいと言うものであったかもしれないが)による発展は、どちらがよりよかったか(様々な意見はあるだろうが)は、想像するに難くない。最近ので言えば、資本主義経済を導入した中国の発展なども、良いにしろ悪いにしろ、 一例と言えるだろう。
そう、オシムは「アンビバレントなポリバレント」から生まれる「共通イメージ」ができれば、日本人のサッカーは大きな可能性があると感じているのではないか。そのためには、長い時間がかかるであろうが、幸いかな日本には「結果だけではなく過程をも重要視する文化」が根ざしている、土壌はあるのである(結果は重要ではないと言っている訳ではないことにご注意いただきたい)。
勿論、オシムは厳しい環境の中で生き抜いてきた人なので、この日本人の特性の欠点なんぞは分かっているだろう。(そのへんは、オシムのコメントからも読み取れるところである。)そのうえで、日本代表を指導している。そう「共通理解・共有イメージ」が生まれるように「指して導いて」いる。トルシエのように「秩序をあたえる」だけでなく、ジーコのように「自由に任せる」でもなく。
蛇足になるが、「リーダシップ」の話も良く出るが、この「共通理解」がなければ、その「リーダーシップ」は空回りに終わるのである。それは、ドイツでの中田英寿を例にあげられるのではないだろうか。
さらには、サッカーファンとしても、この「共通理解」がなされていけば、日本のサッカー文化としておおきなプラスとなるのではないか。そのためには、様々な見方、意見等を共存させ、そこから生まれる「共通理解」が必要なのではないか。だからこそ、negroさんのサイトや桐谷さんのサイトでやっているように、様々な意見を出し合うことは必要なことではないのか。無下に、様々な意見を否定することは、「アンビバレントなポリバレント」とはいえないのではないかと思うのである。我々も、「アンビバレントなポリバレント」を重要視しなければならないと考えるのである。
まぁ、オシム当人が「こんなことは考えてねーよ」と言ってしまえばそれで終わりなのであるが。
所謂、私が「醜女の深情け」であるだけなのだな。今風に言えば「勘違いストーカー男の勝手な妄想」というところだろう。まずは、オシム体調が心配であるが、長く頑張っていただきたいものである。
posted by HemRock |14:38 |
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2007年07月23日
うおおう。二日酔いで気持ち悪い。ほかの方々の意見を見る前にオージー戦をまとめてしまおう。それから二度寝しよ。ぐぇええ。
日本スタメンベトナム戦と同じ。対するオージーは、ビドゥカとアロイ-ジの2トップ、左に20番、真中気味にブレシアーノ、右にエマートンその後ろはDMF2のDF3という3-2-3-2に見える。
もともとは、4-4-2で、みぎサイドバックにエマートン右MFにブレシアーノか?エマートンが上に上がり、ブレシアーノが中に入ってくるので、そう見えるのかもしれない。
【前半】
さて、開始早々オージーが仕掛けてくる。アロイージがドリブルで抜けたり、ビドゥカにボールを入れようとするが、中沢を中心に阿部、鈴木がフォロー。
前半8分 俊輔→駒野→俊輔→いいロングパスが遠藤へ通る。で、遠藤→巻ヘッドでシュートをこころみる。うん今日もいい感じ。俊輔がよく攻撃に絡む。
その後、ビドゥカも振り向きざまに流石のシュートを見せるが、遠藤がナイスチェック!阿部、中沢もナイスカバー。これは、期待できるぞ。開始早々はオージーに仕掛けられたが、もうすでに、日本がほぼボールをキープしている。キープする場所も、低い位置で無いから(ビルドアップっていうのかな)安心感がある。
前半13分 加地がオージーボールをナイスカット。こぼれ球を動き回っている巻が拾い→俊輔→加地→高原→加地とパスがスピードUPしながら通る。 加地のセンタリングに、そのまま巻・高原が飛び込むもののシュートにはならない。日本すごく動けている。かえってスタミナ切れが心配ではあるが、ベトナム戦を考えると、それは杞憂と言うものだろう。相手陣内での落ち着いたパス回しから、ペースをUPしたパスアンドゴーで隙を突く。ベトナム戦で随所に見えたチャンスメイクはオージーにも十分通用している。左右の両サイドともいい攻撃が見える。いいぞ。
前半17分 俊輔から高原へパスが通り、高原から巻、俊輔に通りシュートまで持ち込む。
いい形で攻め続ける日本。対するオージーはペナルティエリア(以降PE)内に人数を裂くことで対応するものの、こぼれ球が拾えずまったく押しあげられない。単発的にアロイージ、ビドゥカかにボールがいくものの、日本のDF陣がしっかりマーク。さらには開いたスペースをうまくカバーしてるので、ブレシアーノと20番が度々いい動きをみせるものの、それほど脅威は感じない。さらには、前線と中盤からのプレスがほとんど効いておらず、日本はパス回しができている。なんていうかな、オージーはこう距離感がよくない。間延びしているイメージ。それに対し、日本は、攻められると、前線からのファーストチェックで攻撃遅らせ、中盤、DF陣の上手い連携で対処している。隙を見て、中沢も鋭い攻めあがりを見せる。前回のWCではあまり見られなかった光景。
前半31分 憲剛→高原へのパスが通る。高原左PEライン際でキープ。俊輔が開いたスペースに走りこみ高原がボールをだすが、タイミング会わずシュートにいけない。流れは完全に日本である。
前半36分 前半最大のチャンスシーン 中央での日本のナイスプレスでオージーがパスミス。これを遠藤が拾い→憲剛→俊輔 パスの後走っていた憲剛に俊輔がボールを渡し、そのまま憲剛が右のスペースへドリブルで持ち込みクロス!高原スルーし、左を走っていた遠藤が飛び込んでシュートに持ち込むもGKシュウォーツァーがナイスセーブ。うーーーん。決まらない。ここまでいい攻撃をしていて決まらない。
これは選手たちも疲れるだろうな。
その後も、FKとうのチャンスもあったが、無得点。前半終了間際、PE内に進入されるが、しっかりマーク。
で前半終了
前半は完全に日本が支配。ビドゥカはほぼ消えていた。日本のゲームプランが上手く行っている感じ。しかし、点がはいらないのは痛い。イメージ的に、オージーが日本の猛攻を凌ぎ切ったというイメージになってしまう。しかし、このままでいけば、いつかは点が入るだろうと楽観。
【後半】
後半1分 憲剛→遠藤→俊輔→憲剛へのパスでゴール前へ。憲剛、シュートコースを伺いキープしDFの隙をついてシュート。GKがセーブ。んんーー。もうオージーの守備をうまく崩してるんだけどなぁ!
直後、ブレシアーノが恐ろしい突破をみせる。しかしながら、その攻撃がつながらない。
後半10分 ビドゥカにボールが入るが、マークでプレイできず、逆に日本のカウンターチャンス。
中沢→憲剛へ ここから憲剛のナイスロングパス!が高原へ。いいぞ憲剛。君は最高のレジスタだ!
後半11分 俊輔左の駒野へ、駒野は自分の左から走ってスペースを突いて回り込んできた中村へパス。中村そのまま持ち込んで、あいてDFを切り返しでかわしシュート!これがはじかれ右CKへ。
このCKのルーズボールを日本が拾い、阿部?→高原へパスが通りそのままミドルシュート!GKのこぼれ球にまきが飛び込むもシュートならず。
完全に日本のペース。後半14分も日本が怒涛の攻めを見せる。
ここで、オージーベンチが動く。後半15分、完全に押さえ込まれていたビドゥカに変え、左サイドの「スピードスター」キューウェル投入をし、流れを変えようとする。投入早々、左サイドでFKをゲットされる。しかし、キューウェルはファール誘うのが上手い。でもちょっとダイブ気味。
この交代は効果があり、オージーにも動きが出てくる。日本も対応を変えるまで多少の時間を要している様子。しかしながら、開いた危ないスペースを啓太が上手くカバーしている。いいぞ啓太!たまにパスミスするけど愛してるぞ!!
また、キューウェル左サイドを突破。俊輔が必死に追う・・・?俊輔が必死に追う!?PE左側奥まで入り込まれ、スライディング。キューウェル倒れる。やばい!審判がカード準備してる!と思ったら、キューウェル、シミュレーションとられてやんの。そう君に二匹目の泥鰌はあげない!まさか、俊輔があそこまで戻ってるとはなぁ。
しかしながら、キューウェル導入で停滞していたオージーに動きが出てくる。中盤の選手もどんどん前に出てきているように思える。
後半22分 俊輔→遠藤にパスが通り、遠藤ミドル。これは外れ、相手ゴールキックに。
この日本陣内に蹴り込まれた玉を、中沢が競り勝つ日本ボール。ほぼ憲剛が同時にハーフライン後ろから中央をロングラン。俊輔がそれを確認してか、相手DFの裏へ放り込む!憲剛飛び込むもののシュートならず。この走り!このパス!!んんー面白い攻撃連発してるんだけどなぁ!しかし、日本の動きの質が落ちないね。スタミナ切れが心配ではあるのだが、上手くボールをまわして緩急をつけられているので大丈夫であろう。
さて、私の見る限りでは、圧倒的に日本ペースなのである。しかし、決まらない。(決定力不足といわれるが、数多くのチャンスをつくり、得点する確率を高めるしかないのないのだな。)そう圧倒的に、日本の方が、プラン通りのサッカーをやれているであろう。しかし、サッカーはそれだけでは勝てないんだ、ということを痛感させられる。
後半23分 オーストラリアが右CKを取る。キッカーはキューウェル。ニアポストに蹴り込む。ニアポスト近くにいたブレシアーノや、ニアポストに飛び込んできた選手(5番?)にはしっかり正面からマークがついていたが、ファーサイドから巻のマークを上手く外して飛び込んできたアロイージがゴール!!ボールとブレシアーノや、飛び込んできた選手に目が行っていた川口は動きの逆をつかれ、止められなかった。(画面上から見える範囲で)
・ ・・・・・ぁぁあ。ワンチャンスで・・。内容がよくても、勝負に勝てるかどうかの保証は全くないのである。内容がよければ勝利の確率は上がるが、100%ということはないのだから。とは言うものの、この内容で勝てなかったら!!!悔しい。頼むなんとかしてくれ!とにかく、いままでのよい形の攻撃をおもいだしてくれ!!
そして、オージーは、一気に追加点を狙うつもりか、度々いい動きを見せていたブレシアーノをケーヒルに変えてくる。開いたスペースに果敢に飛び込んでくるアタッカータイプのMFだ。ドイツでは大変お世話になっている。
そして、直後の後半25分。左サイド遠藤→俊輔→センタリングでファーサイドへ。それをDFと競り勝った巻が頭で折り返して、高原の足元へ。これを高原が、DFを素晴らしい切り替えしでかわしてゴール左側ぎりぎりにシュート!!! GKは反応し指先に触れたかとも思われたが、ポストにあたりゴール!!うおおおお!たっかはら!たっかはら!!!すぐに同点に出来たのはでかい!!!それにしても、高原すげえ。
さらに、後半30分。競い合いになった13番のひじが高原の顔面に入り、レッドカードで一発退場。高原が怪我がないか非常に心配。日本のFWは高原がいなければならんのだ!一旦担架で運ばれたものの。プレーに復帰。大丈夫なようだ。
後半36分 アイロージ→カールへ交代 オージー交代枠使い切る。
後半39分 日本DF陣もここまでうまくキューウェルを抑えていたが、右サイドの真横でキューウェル上手くFKゲット。ドリブラーはこういうプレーが上手くないとねぇ。おっと感心してる場合ではない。位置的には、角度はないものの、危険なところ。オージーは一人少ないので、セットプレーにかんしては、かなり不利である。確率的には、少なくなるだろうが、安心は出来ない。が事なきを得る。
後半43分。足をひねって怪我をしたっぽい加地さん→今野へ交代。 今野が左へ、駒野が右へ。そのま今野は右に入ればいいような気が。まぁ、今大会は今野が左で出たこともあるので、そうしたんだろうか。
今野のクロスの精度があれなのがちょっと目立つ。
試合は延長へ
【延長前半】
もうオージーはキューウェル1枚を残し、みな引いている。これを崩していくのはなかなか難しい。相手がドン引きしているため、攻撃するのに「数的優位」が作りづらい。日本は、やはりカウンターに気をつけるため、DFはそうそう攻め上がれないし。もう交代枠の無いオージーよりも、交代枠がまだ2枚残ってる日本のほうが有利だろう。そりゃ、人数もおおいしね。しかし、オージーに護り切られてPK戦って言う流れはさけたいなぁ。もっと避けたいのはカウンターからの失点。人数が多いからといって油断するなよ。
と思っていたら、前半4分、阿部の悪い癖がでる。カウンターで抜け出したキューウェルを阿部がマークしていたが、スピードに遅れそうになったためか、体で止めに行ってしまった。これがイエローを取られてしまう。
なんか、こないだと似ているなぁ。あぁ、次戦は阿部は累積ででられない(これは誤り。グループリーグのカードは持ち越さないため、次戦は出場可能)。しかし、中沢がカバーに行ってたのに気が付かなかったかな。あれは、ファールで止める必要があったのだろうか?CDFは難しいと思う。最終ラインなんで、抜かれそうだからといって、安易にファールは出来ないし(深い位置でFK取られたら危険)。いままで、中沢と上手くバランスとってやっていたのに、こういうミス一発で、戦犯になる可能性があるんだもの。厳しいポジションなのは確かだな。阿部、やはり若さがでて、焦ってしまうのかな。
しかし、今回は、そうそう深い位置ではなかったので、事なきを得たが。
前線でボール奪われ、カウンターを仕掛けられる頻度が増えてくるが、キューウェル1枚で張ってきてるので、そうそう脅威にはなっていない。キューウェルがボールを受ける位置が低いような気もする。
前半11分 巻→佐藤に交代。 この時間帯からの佐藤の動きはオージーには効くだろう!ゴールに期待。
その直後13分 遠藤→佐藤→高原へ もみ合いの中で高原がGKと1VS1になるが抑えられる。佐藤はかなり効いてる。
【延長後半】
開始早々、左サイド佐藤がいい仕掛け。こぼれ玉を走り込んでいた憲剛がミドル。俊輔もスペースをついたいい走りを見せている。この時間帯でも二人の中村はいい動きが出てきている。しかし、つらそうだ。
右の駒野が内に入ってきて遠藤へ。遠藤ループシュートを狙うも、GKがシュートをキャッチ。そこまでGKは前には出ていなかったようだ。
さらに、俊輔→憲剛からスルーパスが佐藤へ入り、佐藤シュートするも浮かせてしまう。
かなり、押しているのだが、決まらない。このまま、護り切られてPK戦はみたくない。精神的にもオージー有利になってしまうだろう。
後半7分。左サイドでボールを持った憲剛が、何を思ったのか誰もいないゴール前にボールを入れる。・・・なんだそれは?!思わずずっこけたものの、憲剛も疲労が限界にきているのかもしれない。オシム怒ってますが。
後半9分。憲剛に変えて矢野を投入!もうパワープレーでがんがん行けってことですか。
で後半ロスタイム、右の駒野からゴール前へクロスが入る。GKはじいたボールをきめられない!
ああーPK戦だぁ。
【PK戦】
案の定オシムはロッカールムへ。千葉時代の天皇杯のときだっけか?(天皇杯でなくナビスコカップ)PK戦でロッカーに引っ込んだの。確かに見てラレナイよね。
もうね、川口には神が下りたね。キューウェルのPKを止め、つぎも止めた!!!!興奮の坩堝。君はほんとPKにつよいねぇ。高原が大きく外してしまうも、最後、中沢がきめて勝利!!ビクトリーーーーー!!!!ビリーありがとう!!!
・・・・・・・・心臓にわりいっす。
しかし、あの俊輔、よく動いてたなー。もうびっくりした。
posted by HemRock |01:39 |
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2007年07月21日
【 ・・・チャチャチャヤ、チャッチャチャ、チャッチャッチャ・・・
ビリーズブートキャンプへ入隊おめでとう!
・・・君たちはジャップか?そうか。俺はジャップが大好きだ。DVDがバカ売れしたおかげで、ずいぶん懐も潤ったからな!なに?今日はサッカーアジアカップでオージーどもと戦うだと?!よし、俺の懐を満たしてくれた、日本の軟弱男とぶよぶよ女どもに敬意を表して特別キャンプを行おう!(キャサリン:「フォー!!」)
ジャップども、俺について来い!羊のケツを追っかけてるオージーなんざ目じゃないぜ!(キャサリン:「イェーイ!」)
いいか、声を出すんだ、声をだすことでネガティブなイメージから開放されるんだ!カモンッ!「オージー!弱エエ!オージー!弱エエ!オージー!弱エエ!オージー!弱エエ!」声がきこえないぞ!君たちはまだドイツワールドカップでの敗戦を引きずってるのかぁ!!そんなことだからイビツァ爺様に言いように皮肉られて笑われんだよ!もう1セット!「オージー!弱エエ!オージー!弱エエ!オージー!弱エエ!オージー!弱エエ!」!(キャサリン:「フォー!!」)よし!よくやった!
いいか、自分を信じるんだ。そう、君たちなら日本代表の勝利を信じられるはずだ。さぁいくぞ!カモンッ!「日本!強エエ!日本!強エエ!日本!強エエ!日本!強エエ!」もう1セット!!「日本!強エエ!日本!強エエ!日本!強エエ!日本!強エエ!」(キャサリン:「イェーイ!」)
よーしその調子だ。どうだ、ビンビンきいて来ただろう。ここまでついてきた君たちなら、もうネガティブイメージから開放されたはずだ!いいか、次は勝利のイメージを植え付けるんだ!ついてこい!カモンッ!「日本!優勝!アジア!最強!コンフェデ!出場!列強!倒せ!!」(キャサリン:「フォー!!」)そうだ!オージー戦は勝利だぞ!!!!(キャサリン:「イェーイ!」)
さぁ、集まってくれ。そう、手をつないでくれ。いいか、本当に日本が勝利するか不安に思うかもしれないが、肝心なのは気合だ!絶対に日本は勝つという信念だ!君たちの応援が日本を勝利に導くということを忘れないでほしい。俺たちも日本を応援している。安心しろ俺たちがついている。日本代表に神の祝福がありますように・・・・ビクトリー!!!!(キャサリン:「フォー!!」) 】
・・・・・・・・・・・・・・・ 不安だ。
posted by HemRock |02:17 |
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2007年07月20日
今更ながらであるが、2007年アジアカップ、グループB、日本VSカタール戦での日本の戦い方を、評価する者と、危惧する者、様々な意見がある。私は後半からしか見ていないが、前者である。
後者の意見の中で、もっとも気になったのが「リスクを恐れずに果敢に攻めよ。攻めなければ点は取れないのだから。」という意見である。この意見に対しては、違うんじゃないのとは思いながらも、上手く説明ができないでいた。
そうこうして、前回のブログエントリーにおいて、weedさんとコメントをやり取りするうち、ふと気付いたんである。(参考:「ジーコとオシムとエレガント」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hemrock/article/8)
以前、私は世論の盛り上がりに乗せられて、ネット投資を行い、薄給である私にとっては大きい損をぶっこいたことがある。その時、とある証券会社で運用担当をしている知人の話を聞く機会があったので、損をした話をしてみた。このとき聞くことが出来た話と、今回の事例がすごくよくリンクしているのである。
以下、その知人から言われたことの概要である。
【 機関投資家(証券会社、銀行等)は、「リスクに見合ったリターン」と言う物を考える。たとえば、「よくわからない会社の株や社債だけど、今買えば、値上がりすると大もうけできる。買わなければ儲けられないんだから、買ってしまえ!」とはならない。これは素人の考えである。機関投資家は、値下がりする危険性がどれだけあるかを数値化し、それに見合った儲けが得られるかどうかを検討する。
過去の市場データや、投資対象会社の状況を分析し、今後どのような未来が推測されるか、それこそ何本も「シナリオ」を想定する。そのシナリオの中で、通常、起うるきる可能性のある「最悪のシナリオ」になった場合の損を計算する。そのうえで、色々なシナリオでどれほど益が見込めるか、それは自分の望む物かどうかを判断するのである。
さらには、投資資産全体に、通常起こりうる「最悪のシナリオ」を当てはめ、どの位の損が出るか計算し、今後行う投資について、どのくらいのリスクをとることができるかを、常に計算しているのだ。もちろん金融工学の部門であり、それこそソロバンで出来る計算ではない。
もちろん、それらのリスクを想定した上で、あえてギャンブル的にリターンを取りに行くこともある。儲けなければならないからだ。もちろん失敗することもある。しかし、只々勢いで買って、「なんだかわかんないけど、儲けちゃった。」とか「なんだかわかんないけど、損しちゃった。」というのとは大きく違うのだ。 】
こんな話であった。今思い出しても、腹が立つ。いや、耳が痛い。
現在の日本代表監督は、数多くの監督経験を持ち、政治的激流に飲まれ、苦労を重ねた監督である。数多くの「リスクシナリオ」想定するだけの経験と能力は有しているおり、「リスクとリターンの危険な関係」をしったうえでバランスを取る「機関投資家」とダブって見える。それ以上に「リスクを恐れずに」と言う論者の大半は、この話の中の「素人投資家」とダブって見えてしょうがないのである。
posted by HemRock |15:06 |
オシムに関して思うこと |
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2007年07月19日
2007年アジアカップ グループB 日本対ヴェトナム戦直後の監督インタビューにて。
インタビュアーが「オシム監督の目指すエレガントなサッカーが見られたのではないでしょうか?」と質問。それに対し、皮肉・悪態を交えながらも、上機嫌に答えるオシム。・・・・やられた!「考えて走る」「ポリバレント」と言う言葉がばかりに気を取られ、「エレガント」と言う言葉は、すっかり俺の頭の中から消えていたのである。
このアジアカップにおいて、遠藤と俊輔を併用することに対する、さらには、俊輔の存在価値について(不要論も根強い)さまざまな意見がある。
まさに賛否両論、ケンケンゴウゴウ。両論とも理由はなるほどと思う物ばかりである。
UAE戦、ヴェトナム戦、さらには先にあげたのインタビューを見るにつけ、遅まきながら、俺も、オシムの目指すサッカーには俊輔は必要なのではないかと思う一人となった。(まぁ、使い続けるのだから、必要なのだろうといってしまえばそれまでだが。)今の所と言う限定付ではあるが。
そう、俺は「エレガント」を忘れていたのである。
「考えて走る」「ポリバレント」等はあくまで「エレガント」を作り出す土台なのだと気がついた。まぁ、殆どの方は「何を今更」と思われるかもしれない。しかし、俺にとっては大事件なのだ。
では、「エレガント」なサッカーとは、「UAE・ヴェトナム戦で見せた、おちついたボール回しから相手を崩し、その隙をついて、テンポUPして攻撃する。」このようなものと思ってよいのでは。これは、ものの本や、他の人の話を聞くと「ポゼッションサッカー」と言うらしい。
チャンスを作り出す、ピンチを防ぐために「考えて走る」必要があり、その瞬間にもっとも適切な行動をとる為に「ポリバレント性」が必要なのであろう。この前提があってこそ「エレガント」な「ポゼッションサッカー」が可能なのだと勝手に納得している。
ここで、「あれ?」と思うのが、「ジーコ」である。
俺もドイツWC大会は見ていたが、今ほどじっくりと見ていたわけでないので、詳しいことは分からない。しかし、これも、ものの本等によると、ジーコが目指したのも「ポゼッションサッカー」だと言うのである。そう、言葉は同じ「ポゼッション」だ。オシムもジーコも目指すサッカー像は同じなのかもしれない(あえて、断っておくが、ジーコが日本代表監督時代に、どんなサッカーをやったか、詳しく見たことが無いので、あくまで俺の乏しい記憶の中から推測してるにすぎない。)。
ただし、方法論が違う。
ジーコのキーワードは「自由」であったそうで、選手の自由な判断にまかせた。選手一人ひとりの能力が、世界に通用する「ポゼッションサッカー」を実行するに足る物であると「信じた」わけである。しかしながら、日本は、チームとして、世界に通じる「ポゼッションサッカー」を実行するレベルになかった。つまりは、ジーコは日本選手を「知ろう」とはしなかったのではないか。「知ること」を放棄していたように思える。
一方、オシムは違う。日本選手を「知った」上で、目指すサッカーに何が足りないかを理解・分析し、「エレガント」な「ポゼッションサッカー」を日本人はできると「信じた」のである。当ブログのコメントで、「レフリー」さんが教えてくれた言葉を借りれば「知ることと信じること」の大きな違いなのではなかろうか。
(参照:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hemrock/article/4)
方法論として、どちらが日本の現状に即しているかは、数多くの専門家たちも指摘している通り、明白であろう(正しい正しくないという問題ではなく)。
ジーコは、アジアカップを制覇し、ドイツWCへの出場も果たした。結果で判断するべきであり、実績をのこしたジーコを批判するのはおかしいではないかと言う意見もわかる。しかし、ジーコは「ポゼッションサッカー」という「美しい建物」を立てるのに、しっかりとした基礎工事を行わなかった。立てる場所の地盤が砂地ではなく、岩盤であると信じたために。
そう「砂上の楼閣」であったのだ。それでも建物が崩れなかったのは、運よく、致命的な地震に見舞われなかっただけであろう。結果、脆くも崩れ去った後は、砂地しか残らなかった。そのつけは小さくない。
今、オシムはしっかりと基礎工事を行ったうえで「美しい建物」を建てているように思える。そう、ただ々堅牢なだけではない、世界に通用する「美しい建物」を。その「美しさ」の決め手となる「ワンピース」が今のところ「俊輔」なのであろう。いくら、脆く、不安定で在ろうとも、時に圧倒的な「輝き」と「美しさ」を見せる「俊輔」を。だからこそ、批判があるのは承知の上で、遠藤と併用し、俊輔を起用しているのであろうと思うのである。
しかしながら、俺は、俊輔ファンには申し訳ないが、新たな「ワンピース」の出現を楽しみにしている。おそらく、オシムも俊輔に替わる「ワンピース」の出現を待っているだろう。オシムはすべてのカテゴリーの日本代表と連携体制をとっていることを考えると、この老獪な知将は、すでに「ワンピース」となる原石を見つけ出し、極秘裏に磨き上げているのかもしれない。まぁ、単に俺が気付いていないだけかもしれないが。これは、U-20のカナダWCの盛り上がりとは無関係ではないはずである。
なんにせよ、俺はオシムが好きなのだな、と思わざるおえない。
posted by HemRock |15:06 |
オシムに関して思うこと |
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