2007年09月03日
初秋。スタジアムで感じた楽しさ。
J2第37節 山形vsC大阪戦でのこと 前半も終わって直、私は後ろの席から声をかけられた。 「もう佐々木が入ったんですか?」 振り向いて見ると、60前後の初老の男性。どことなく平泉成に似ている。 全体的に小さくなった平泉成といった趣である。 「ええ、前半の40分過ぎたところで、財前と変わって交代しましたよ。珍しいですよね。」 佐々木勇人は、すばらしいドリブルスピードとクロスをもつ選手である。 山形においては、後半途中、局面を打開するために投入されることが多い。 「へぇ!?なんででしょうね。」 後日、財前の怪我での交代であったことが判明するわけだが、この時点では知る由も無い。 「前半はどんな感じだったんでしょうか。」 私は、前半の試合の流れを説明することとした。 私も、聞かれて嬉しかったのか、一人で見ている寂しさからか、かなり喋りすぎたかもしれない。 「なるほどねぇ。ありがとうございます。」 「私は、サッカーを見始めたのは最近なんですよ。」 平泉成も語り始めた。 「3年ぐらい前からかなぁ。初めはね、知り合いから連れて来られたんですよ。 でも、最近は一人でも来る様になっちゃった。 サッカー場はいいですね。ピッチの緑がとてもきれいじゃぁないですか。 しかし、サッカーがこんなに面白いとは思わなかったなぁ。ゴールシーンなんて凄いですもの。 何人も協力して初めて一つのゴールになる、その動きの美しさは、なんとも言えないですよねぇ。」 「本当にそうですよね。私はここ数ヶ月ですよ、サッカーを真面目に見始めたのは。 でも山形の試合は殆ど見ていないのです。 スタジアムに来たのは、この間の札幌戦が初めてでして。今回で2回目です。」 と、私も答える。 「なるほど、そうでしたか。山形も頑張ってるんですけどね。 本当に、ほかのチームと比べて小さいメンバーが多くても、一生懸命走るじゃぁないですか。 そういうの好きなんですよね。」 その後も、前節札幌戦の話などをし、ハーフタイム中のわずかな時間を過ごした。 「お、後半はじまりますね。」 彼は、観戦モードに入ったようだ。私も試合に集中する。 ・・・・・・・・ 「サッカーは、なかなか思い通りにいかないものですね。そこが面白いんですが。」 彼は、C大阪・香川のゴールシーンを見届けた後立ち上がり、微笑みながらそう言った。 「本当、面白いですね。」 私も微笑みながらそう返して、そのまま別れた。
- 共通ジャンル:
posted by HemRock |17:28 |
サッカーについて思うこと |
コメント(6) |
トラックバック(0)


