2007年08月27日

初のスタジアム観戦【J2第36節 山形vs札幌】

 えーA代表のカメルーン戦の感想も書きかけ、U-17のフランス戦も酒飲みで、ぶっち。しかもビデヲも撮らず。すべては、この試合に掛けておりました(本当か?) 

 山形、ホームのNDソフトスタジアム山形に、首位札幌を迎えての1戦。はじめてスタジアムで観戦だ。すっげえ楽しみ。

山形スタメン 
GK清水
DF 須田(66分佐々木) レオナルド 鷲田 石川
MF 臼井 秋葉 宮沢 財前(78分北村)
FW 根本 横山(89分本橋)

SUB
GK 鈴木  MF 佐藤 本橋 佐々木  FW 北村

DF小原が累積で出場停止。右SB木村の穴、FW豊田の不在をカバーできずにいる。

札幌スタメン
GK 高木
DF 西澤 曽田 ブルーノ 池内
MF 藤田(89分金子) 大塚 カウエ 西谷(74分砂川)
FW 石井(79分上里) 中山

SUB
GK 佐藤  MF 岡本 金子 上里 砂川

ダヴィ・芳賀・西嶋が累積。ベストメンバーではない。・・芳賀見てみたかったな。


【前半】

山形は悪くない立ち上がり。

2分 臼井が右サイドからドリブルで仕掛け、右サイドの深い位置でFKゲット。財前がゴール正面鷲田に合わせるがクリア。

デフェンスも、小原がいないので不安だったのだが、鷲田が奮闘。中山に競り負けず、基点を作らせない。SBの石川は殆ど上がらす、3バック。これが非常に安定して見えた。レオナルド・石川も上手い位置取り。鷲田が中山を潰す。うん、よさげだ。

4分 石川のロングフィードが左の財前へ通る。財前クロスをあげてはじかれるが、こぼれ球を宮沢が走りこんでミドルシュート。これはいい形。

10分 宮沢から左の財前へ。財前から臼井へパスが通る。そのまま財前がゴール前へ。そこへ臼井がグラウンダーでパスを送るが合わず。宮沢・財前・臼井が攻撃を組み立てる。根本の献身的な動きもいい。守備面でもそんなにバランスは崩していない。ただ、右サイドの須田のプレーが気になる。見てる分には、パスが上手く通らないし、あいての突破に対応しきれない。臼井が仕掛ける後ろのスペースのケアが。まぁ、3バックぎみなので、それでも対応しきれてはいたのだが。あとは、CHの秋葉かな。宮沢が積極的にいくので、バランスをとってほしいのだが。

不安はあるものの、3バックの安定感でピンチもしのぎ、厚みのある攻撃をみせる山形。しかしながら、攻撃が右サイドに寄ってくるのです。左の財前や、CH左に位置する宮沢が基点になるからか?右に絡んでくることが圧倒的に多くなる。

そんな中でも、札幌の両サイド 藤田・西谷の突破力が目に付く。中でも左サイド西谷。これは速くて上手かった。しかもクロスが中山にピンポイントで合わせてくる。しかも、CHカウエが積極的に攻撃に絡み始める。石井のランニングもやっかい。両サイドから、中山のポスト(ぽい)に石井のスピード。カウエの攻め上がり。ところどころで目立つ。

札幌のデフェンスは、スタジアムで見ると、綺麗に4-4-2のラインができあがっており、それぞれが、自分のゾーンに入った相手に猛然とファーストチェックにいく。前線・中盤のフィルターが十分に効きまくっている。特筆すべきはFWのチェック。中山・石井のファーストチェックがすさまじい(これは後半目立ってくる)。カウエが上がる後ろを大塚がサポートしたり、SBとSHのやり取りが上手い。守備のチームと言われる所以か。

18分。左SB石川が上がり始める。もっと攻撃を厚くしたかったのだろう。あくまでも結果論であるが、これでバランスが崩れてしまったように思える。CBが2枚になったのである。しかも、前線・中盤のプレスが効かない状態。

で19分、札幌DF池内のロングフィードがレオ・鷲田の2バックの裏に通り、抜け出した石井がゴール。あまり角度のない所からの技ありのゴール。これで0-1絵に描いたようなカウンターであった。

石井に抜かれてしまったCBを攻める向きもあるかもしれないが、やはり、プレスが効かなかったことが大きいと思う。2CBでセンターライン近くまで上がるんだから、もっと、ボールホルダーにプレッシャーかけで、攻撃を遅らせないと、あっさりやられる。

その後は、札幌ペース。左西谷の突破とクロスが光る。しかも、中山とのホットライン。その周りを、石井が動き回り、藤田、カウエも絡む。

36分に 山形 財前が左サイドを突破し、深い位置からゴール前へグラウンダーパス。横山が走りこみシュートするも、GK高木好セーブ。

あとは、札幌押せ押せ。山形 GK清水の好セーブに助けられる。

0-1で前半終了。

さっきも書いたが、とにかくFW中山と石井のファーストチェック。猛然とデフェンスラインに絡んでくる為、デフェンスラインからのフィードが上手く通らない。デフェンス陣があわててしまう。結果攻撃がもたついてしまい、相手PA近くに来たころには、数的優位を逆に作られてしまっている。本当は、山形がこれをやらないと。

さらには、右サイドの攻撃に寄りすぎ。

そんな中でも、清水や鷲田・レオナルドはよく守ったと思う。3バックになってたあたりは、安定感あったし。清水はよく止めた。

【後半】

開始5分 抜け出した横山を西澤が倒してしまい、イエローをとられてPKゲット。宮沢が蹴る!・・・・と止められたぁ!?ぐぅう。これが決まらないのは痛すぎ。スタンド全体から悲痛な叫びが。・・・PKキッカーは辛いね。宮沢、俺は攻めないよ。よく蹴ったよ本当。

ここから札幌ペース。FWのファーストチェックから、中盤へ。完全に中盤は札幌に制圧された。
前半でも書いたけど、札幌はバランスの取り方が上手い。不用意なスペースは作らない。攻めた味方のために開いた危険なスペースはフォローしている。しかも、ボールホルダーに対するチェックはしっかりやってくるし、必ずサポートにきて協力プレス。
攻めては西谷と石井のスピード。中山が前線の基点となり、二人が生きる。さらには、中盤底と終盤からの攻め上がり。なかなか厳しいが、それでも攻めきれない札幌にも弱さはあるな。

後半21分 須田から佐々木勇人に交代。臼井が右SBに下がり、佐々木が右SHへ。これが動きをもたらす。
佐々木の爆発的なランニング。積極的なボールへのチェイス。右から左へサイドを動く。しかも、クロスが正確。好調とみていいのだろうか。この佐々木のクロスに横山がよくあわせる。

後半21分からは佐々木の動きとクロスで状況を打開。再三のチャンスを作るもノーゴール。

札幌も全くのドン引きではなく、4-4-2の3ラインを作り、機を見れば攻めあがってくる。DF曽田もオーバーラップを見せる。

結局は、前半の1点を守りきられて終了。

【山形について思ったこと】
選手の方には申し訳ないが、見てて思ったことを書くと・・。

全く守備の連動性が無い。さらには、FW・MFのファーストチェックが疎かになってる選手が居るように思う。

 札幌FWとの比較で申し訳ないが、横山選手は攻撃時には非凡な点を垣間見せるが、攻守が転じると何も出来ないように見えた。札幌FW陣のあの動きとの差は大きい。根本一人ではプレスも効かない。
ただ、攻撃時のスピードや動きはすごい。小さいのにヘッディングで相手DFに負けない。相手DFの裏をかく動き、抜き去るスピード、競り合う強さ。PKもゲットしたわけだし。それはいいのだが、昨日の試合を見ると、それだけでは、足りないような気がする。守備はFWの仕事ではないかもしれないが。うう~んちょっと要求だ多すぎるかなぁ。
 しかし、試合後、「コロコロ転がってんじゃねーよ」との山形サポーターからの野次もあったが、それは違うんじゃねーのとか思ってしまった。攻撃に関しては、よかったよ。決められなかったかもしれないけど、決定力不足なんて何処のチームでも言われること。

本人は頑張ってるかもしれないが、須田選手の展開力も難がありそうだ。・・・・サイドチェンジができないのだ。これは痛い。ボールを持っても何をしたらいいか迷って、レオナルドに預ける場面が多々見られた。

一番見ていて気になったのが秋葉選手である。試合のレコードをみると、レギュラーに固定されているようだ。山形ユース出身。生え抜きとしてフロントも期待しているのだろう。しかしである。中盤で全くフィルターとして機能していなかったように見えたのだ。ボールホルダーに対するチェックはほとんど遅れている。いいようにボールを出されていた。宮沢が前目にいくのであれば、開いたスペースのケアはしなくてはなるまい。ミドルを打つ場面もあったが、それ以外で攻撃の基点となるプレーも少ない。守備でも消えているように見えた。チームとしての意思統一の問題が最大要因であろうが、あまりにも酷いような。あの位置でレギュラーを張るなら、さらなる進化が求められるだろう。というか、他の人は使わないのだろうか?一試合しか見ないでここまで言うのはおかしいとは思うが、どうしても一言いいたい。

特定の選手に対するぐちみたいになってしまったが、あくまで私がそう見えただけの話。なにせ、まだ1試合しか見てないし。まぁ、攻撃にしろ、守備にしろ、連動性がない。監督はどう修正するのだろう。あきらめているのかな。

前半途中までの運びを見てると、なにも4バックにこだわらなくても良いように思えてしまう。
日本代表でないんだから・・・・。2CBにして中盤を厚くするメリットは正直見えない。

【札幌について思ったこと】

札幌はやはり、守備のチームだった。実に組織だった連動したいい守備が多い。もう何度も書くが、FWからの守備が効きまくっており、そこから、いいチャンスが生まれている。結果、山形の攻撃は遅れてしまい、相手に対し数的優位を作りきれないでいた。

攻撃では、両サイドの藤田・西谷。特に西谷のスピードとクロス。石井の動きもよかった。それもFW中山に上手くボールが納まるからだろう。前半途中までは、鷲田が押さえ込んでいたが、後半はそういかなかった。中山のようなタイプのFWがいれば、臼井(佐々木)財前はもっと生きるだろうなぁ。宮沢の飛び出しも期待できる。怪我している豊田がそのタイプなのだろうか。

反面、札幌もチャンスを決めきれない弱さはある。ベストメンバーではなかったことも在るだろうが、爆発的な攻撃とは見えなかった。正直敵わないと思うような圧倒的な力を見せ付けられるチームではなく、好チームという印象であった。


スタジアムで見るサッカーはまた面白い。気になったプレーをビデオで確認とかは出来ないけど、ピッチ全体を見渡せるのはいいもんである。おかげで、札幌の守備のよさを実感できたしね!ということにしておいて・・・・・・。

posted by HemRock |14:38 | J2 | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加