2008年08月29日

馬場加入で、今後が益々面白そうだ【J2山形、千葉よりMF馬場憂太を期限付き移籍で獲得。】

 テクニックに定評の有る馬場が千葉よりレンタル移籍。うちの長島コーチがFC東京のユース監督だった関係もあって、本人の気持ちも決まったんだろうな。馬場さんは、田舎が苦手だという話ではあったが、それでもあえて山形に来る決心をしたのは、並々ならぬ覚悟があってのことだろう。小林監督・長島コーチの元で、万人が認める才能をさらに発展させて欲しいですね。おそらく、そうなることを望んでの移籍だろうし。また、怪我ガチで往年の切れは持続できなくなったものの、同じく「天才肌」財前の献身性がプラスされたプレーは、十分参考になるものなのではないのかなと。

 山形は田舎で遊ぶとこなどゴザーセンけど、旨くて安い焼肉店は多いので、それで息抜きしてくれ。

 しかし、補強選手はリストアップしているという話は在ったものの、「一丸作戦」とかあったし、補強に金を使わずにやっていくんだろうなぁって思ってただけに、この馬場加入の話はビックリした。補強の金を、レンタル選手獲得資金に回すんじゃないのって思ってたし。

 途中加入選手によって、チームのモチベーションの面が落ちてしまわないかとかは心配な面もあるけど、馬場に対しては、期待のほうが上回りますな。太田や広瀬の出場機会はなくなってしまうかもってのは残念だけど。

 高い位置でもボールを失わず、気の利いたスルーを狙える選手ってのがいい。押し込まれている展開が多くなりがちな山形、前目の基点が増えるのは打開策としては非常に有効なのではないかと。

 馬場はどうやら8/30AwayFC横浜戦に出場する模様。スタメンかベンチか不明。どうせだったら先発で見てみたい。でも、そんあにアッサリと監督はださないかもしれないけど。

 まぁ出ると仮定すると、どんな形かな。各誌の報道や、山形サポさん達のHPで練習の様子を見てみると、FWの一角としてプレーしてるみたい。ボランチの位置も試されてたみたいだけど。長谷川とのコンビだったようで。まぁ、長谷川と縦の関係でしょうな。

 うちはSHに運動量を求めるスタイルなので、SH起用は厳しい。まぁ相手によりけりだろうけど。あんまり前に出てこない相手だとしたら、SH起用もありかもしれないが。
 
GK         1清水
DF 14宮本 3レオナルド 23石井 13石川
DH      19秋葉 17佐藤
SH 16北村           7宮沢
FW      31馬場 15長谷川

控え GK 遠藤 DF 小原 MF 渡辺(or木藤) 宮崎(orリチェーリ) FW豊田

 ってな感じになるのかな。ただ、長谷川はスピードで裏に飛び出すってタイプでもないが、横浜FC相手となると、恐らくバックラインの裏はスペース少なそうだから、これでもいいのかもしれんです。ババも財のように裏を狙う動きを見せたりするのかな。
豊田andババやリチェーリandババってのもかなり面白そう。高い位置でババがボールをもって、周囲がボールを受ける位置に移動。相手が何処にマークをつけるか混乱した中、上手くマークを外す動きを見せる豊田にスルーが・・・とか。
 これって、草津の熊林とか、甲府の藤田・林あたりによくやられたような印象があるプレー。この高い位置で、相手に選択肢を突きつけるようなプレーが出来るようになってくると、豊田・リチェーリあたりは活きてくるような気がする。勿論、長谷川も前線での基点が増えるため、積極的に前にいけるしね。得点力UPには間違いなくつながると思う。
 
 それ以上に楽しみなのは、ババと他MFとの関係にもあるんですわ。ここも妄想気味ではあるんだが。
 
 先ずは宮沢。何でも器用にこなすんだけど、結構前の得点を狙えるスペースにシッカリと顔を出す動きがある。今までも長谷川が下った後のスペースにキッチリ出てきたり。こういう動きをババは見逃さない気がする。北村はココ最近、守備意識が向上しすぎの面もあるが、FWの選手。右サイドからPAのスペースは常に狙いたい所だろう。あとは、途中出場の多い宮崎。ババと宮崎のそろい踏みもかなり楽しみ。おそらく、サイドからDFとDHの間の位置に入り込んだり、PA内に飛び込むタイミングの良さは恐らくチーム1だと思う。サイドラインギリギリの粘り強さはサイド職人の名に相応しい。この辺の動きをイマイチ活かしきれて居ないような気もしてた。きっと、ババは通してくれるぞ!
 あとは・・・・ババ・秋葉・サトケンのトライアングルも!!!サトケンはアンカーとして、攻撃を潰してボールを繋ぐことはできる。この楔を受けにババがグッと下ってきて、ボールを受ける。すかさず、下ったスペースに、秋葉がDHの位置からロングラン。そこに再びババからボールがでるとか!!!!この動きにSH・SBが絡んでくれば、崩しは相当楽しい。秋葉のフリーランをババは十分に活かしてくれそうだ。そのフリーランをおとりにしてサイドに振るとかさ。DFラインでは石川のキックからの組み立ても有る。いやーーーー妄想は尽きない。使われる動きというか、そんな動きが出来る選手は結構多い山形。私は、ババはフィットすると思ってますよ。ババ自身も1.5列目の位置からボールを引き出す動きとか出来ればいいんだけどな。

 あと、横浜戦の控えFWは豊田だろうなー。裏のスペースが見込めるならリチェーリもいいんだけど。それだったら、宮崎を入れておいたほうが、いい様な気がする。問題は控えのDH。匠さんですな。ココに来て思うのは、右SB木村の離脱が徐々に効いてくるなということ。宮本の右SBはもちろんいいのだが、木村がスタメンにいれば、控えに宮本をおいて置けるのよ。これは交代枠に幅が出るよ~。DHや右SHの押さえとしてもでられるし。匠さんの守備面の厳しさや熱さはわかるけど、してやられちゃうことが多い気がする。甲府戦ではマークを明確に指示しなかった監督の問題もあったのかもしれないけども。攻撃面でほとんどつなげないしなぁ。いっそのこと、新人の山田君を入れちゃうとか?・・・いやいや、それだったら匠さんのほうがいいか。木藤はどうかなぁ。

 あ、そうそう、無謀だけど試合中に3Topに変更ってのもいいかな。

OH                 31馬場 
FW  6宮崎(リチェーリ)   15長谷川   16北村(リチェーリ) 
とか
OH               31馬場 
FW  6宮崎(リチェーリ)   11豊田   15長谷川(リチェーリ) 
とかもありえるかも。でも守備面でバランスわるそうだねぇ。サイドなんかバンバン突破されそう。

 横浜は中盤のダイナモ山田、CBエリゼウを中心とした固い守備。FWアンデルソンとweedさん注目のFW池元の強力な2TOP。そこに中盤の捌き役として三浦アツがいる。ここも現在10位というのも解せない面子であることは確か。ただ、ウチは非常に相性がいい。

 しかし、横浜戦、どういう布陣でいくのか、相当楽しみだな!!!!監督の腕の見せ所だわ~。監督「腕が鳴る」ってところでしょうな。

posted by hemrock |14:46 | J2 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月27日

2008.8.23. J2 第32節 山形vs甲府

はいはい、忙しいとかいいながらも、またも嫁さんだまくらかして、NDスタジアムにいってきましたよっと。

前節、仙台に対し今シーズンの勝ち越しを決めた山形。今節は、広島相手に堂々の2-0で勝利した甲府が相手。現在1分1敗と苦手としている相手でも有る。3トップが前からプレスを掛けてくるため、ウチの売りである石川からの展開が窮屈になり、さらにサイドで守備に回るようになると一気に押し込められる。しかも、懸案だったFWにサーレス・マラニョンをガッチリ補強。これが大成功だった模様。これは見に行かねば。
 山形、3位の鳥栖を引き離すには勝っておきたい試合ではあるものの、補強に成功した甲府相手に勝ちを収めることが出来るか。

Home 山形 4-4-2

GK         1清水
DF 14宮本 3レオナルド 23石井 13石川
DH      19秋葉 17佐藤
SH 16北村           7宮沢
FW     11豊田 15長谷川
控え GK内藤 DF小原 MF渡辺・宮崎 FWリチェーリ

もうSH以下のスタメンは鉄板の様相。事実これがベスト。DH秋葉・佐藤の成長は目を見張る物がある。右の北村は、左サイドの攻撃を生かすために、宮本とともに右サイドの守備に奔走。なんで、攻撃面で物足りないというのはかわいそうか。あと、宮沢。最近思うのは、この人の前線での動きは相当面白い。私が今まで築かなかっただけかもしれないが、FWが流れた後のスペースをキッチリ利用する動きを見せたり、そうかと思えば、すぐさまサイドに空いたスペースを埋めに走る。いいねぇ。
 あとは、ハセ・トヨの2Topの連携問題。ここが上手く合ってくれれば・・・・。

Away 甲府 4-3-3
FW 36マラニョン 15サーレス 9大西
OH      7石原   10藤田
DH         6保坂
DF 33輪湖  2秋本 4山本  32杉山
GK          22桜井

 今節は林健太郎が出場停止。正直助かったと思った反面残念な面も。藤田・健太郎が入った中盤の三角形の面白さは見たものじゃないと解らない。FWにマラニョン・サーレス。これがどうプラスになっているのかな。

〇サーレス・マラニョンの効用

前半開始。

 甲府、藤田を中心にボールを散らし、楔を入れて攻めにかかってくる。
 マラニョン・サーレスの効果はやはり絶大と見た。まずは、二人とも、しっかりと楔のボールを収めることが出来るのよ。特にサーレス。こいつは、キープがすごい。なんで、両SBや二列目あたりからどんどん前に出てこれてしまう。今まで有った、パス回しの上手さがそのまま、もっと上のラインで展開できるんで、たまったものでない。そこに、瞬発力の有るマラニョンですよ。加速力があって、巣p-度に乗ったら速い。シュートも上手そう。これが、攻撃面だけでなく、守備面でも活きてます。こっちのDFが隙をうかがうためにボールをGKを含めて回していても、「シュン」ってでてきて、掻っ攫おうとするわけ。なかなか、上手いこと前に展開できないのよ。しかも、長いボールはハセ・トヨに上手く納まらず、甲府の保坂・秋本・山本あたりに、楔のバスやロングフィードはしっかり潰されます。かなり、厳しいあたりですが、これは上手いことやってた。
 あと、話題の輪湖のオーバーラップや、中に切れ込んでくる動きはかなり厄介。

 これは、強い。タラレバは無意味だけど、シーズン当初からサーレス・マラニョンがいれば、J2の勢力図は相当変わっていただろうな。

 ペースは甲府。しかし、山形もやります。前節にも話に出た「守備」。今まで見てきてモノにとっては、成長を感じさせる守備ですよ。ほんとうに、マークがずれない。例えば、輪湖のオーバーラップにCBが引っ張られても、SB/CBがスライドしてスペースを埋める。ボールサイドの動きだけでなくて、そこに連動して動く攻撃にしっかり対応し切れていた。CB石井はこりゃいいDFっすよ。レオナルドも、瀬戸際のストッパーっぷりはすばらしい。ただ、つなげようとする中途半端なクリアーは心臓に悪かった。今回、見てて面白かったのは宮本。守備面で何度もいい動きを見せていた。そう、動きが鋭かったなぁ。秋葉・佐藤も守備面で奮闘していた。ある程度、ボールを奪うことはできていた。ただ、そこからの攻撃がつながらない。もう、やきもきするほどつながらない。奪ってからの、攻撃への切替って所が上手く出来ないのよ。そこで、前への展開をきられてしまうんだな。

 なんで、ペースがつかめない山形・・・だったが、意外な展開に。豊田の競り合いからチャンスを作る山形。レオナルドからの長いボールを左のファーサイドで宮沢が折り返したボールを相手DFがクリアしようとするも、無常にもゴールへ。ラッキーな先制点。これが前半23分。

 だけど、明らかにボールの運び方では分がある甲府。攻める甲府に守る山形の構図は続く。特にマラニョンの突破が怖い。大西とのポジジョンチェンジも厄介だ。何とか守りきって前半終了。

〇攻撃面での課題が山積の山形

後半開始。
 豊田と長谷川は何度か合うシーンもあった。僅かだけれど。でも、この二人がかみ合った時の攻撃の迫力は捨てがたい物が有る。しかし、中盤を上手く使うのは甲府。どうしてもDFラインが下り、それについてDHも下がり気味。DHがラインに吸収されるほどのこともないが、やはり、後手の対応に追われることは多くなる。そこから、秋馬は機会を見て前に飛び出して攻撃に絡んでいく意欲は見せていたし、守備面での厳しさは、昨シーズンとは比べ物にならない。
 後半26分、山形が動く。私は、ここで攻撃面で上手く絡めない北村に変えて宮崎投入かと思っていた。しかし、守備面を考えてか北村を残す選択。宮沢OUTの宮崎IN。北村が左に回り、宮崎が右に。リードした中であるので、それも当然か。甲府も保坂に代えてFW木村を投入。DHの位置に藤田が下り、木村はOHの位置に入る。藤田が比較的プレスの無い位置から、前線にボールを供給。二列目の木村の飛び出しも活きてくる。そこで、山形は守りきる作戦に出たのか、後半30分、秋葉に変えてDHに渡辺を投入。
 しかしながら、自軍右サイドをマラニョンに突破され、中央のサーレスにボールが渡ると、サーレスが木村の飛び出しに合わせてワンタッチでボールを送る。完全に崩された。木村のシュートはゴール左隅に決まり同点。
 ここまで、守備で耐え切ってきたものの、やはり、そうそう長い時間に渡って、押し込められて耐え切れるものでもない。やはり、守備で奪ってから、攻撃に転じ、押し上げることが出来ないと、今後は辛い展開が続く。
 このあたりから、守備面でも怪しいシーンが見受けられるよういなる。後半途中までは、そうそうマークを外されたり、スペースを開けるシーンなんかはあまりなかったものの、以前のようにポッカリとバイタルエリアが空いてしまうシーンもちらほら。これはヤバイ。
 此方も北村に変えてリチェーリを投入。左サイドの裏を狙ってリチェーリを走らすも、やっぱり足につかない、切ないリチェーリ。あそこで、しっかりとトラップできれば・・・。まぁ、結局は1-1のドロー。

 勝ちたかったけど、正直言って、ドローを拾った試合。オウンゴールが無かったら、本当、負けてたよ。

 ハセ・トヨの連携はまだまだ時間がかかりそう。はたして、このまま使い続けるのかな。豊田はサブに入りそうな感じ。

 なんとか、押し込まれた展開を打開できる手は無い物か。攻撃面でも、サイドからの単調な攻撃になりがちな山形。なんとかならんものかと。甲府は効果的な補強が出来ていいナァって思ってたら・・・・・・・・千葉からMF馬場優太の期限付き移籍の発表ですよ。

この件はまた次回。

posted by hemrock |18:52 | J2 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年08月27日

2008・8・16 J2 第31節 仙台vs山形・・・・とA代表ウルグアイ戦の感想

 オリンピックも終わり、A代表のウルグアイ戦もおわってましたねぇ。
物議を醸し出しているウルグアイ戦は、サラッとしか見てないんで、詳しくは書かないつもりです。
 でも、サラッと見ても、疑問符はつくような。あんなん前線にゴチャゴチャ上げた上にCBが晒されてカウンターで失点って・・・。いやね、攻撃に枚数かけなきゃ、点なんぞ入らないではないかってのは、私もよく思う所だけど、機敏も駆け引きもへったくれもなく、のべつ無く枚数掛けりゃいいってもんじゃぁないとは思うのですが。なんかこう、がっかりですよ。以前、「それでも見続ける」って行ってたけど、早くも飽きそうです。
 もういいや、こっちにも書いちゃおう。クラブを率いるのと代表とは違うってのもわかるし、J2から比べると相手のレベルも格段に違うから同列には出来ないってのはわかる。でもね、J2最下位の徳島の方が、まだましなサッカーやってると思うよ。私もJ2の全試合見てるわけでもないけどさ、J2のどのチームも其々に面白みもあるし、まぁムラはあるけど、A代表の試合を見るよりも面白いです、はい。
 でも、代表の人気が落ちてしまうとリーグ人気にも影響するので困るのです。地元でサッカーが見られなくなってしまうではないか。福田さんではないが、WC本選にでられうよう「精々がんばってほしい」のよ。応援はしてます。
 オシム房とか言われるかもしれないけど、あのころは代表の試合を見るのが本当に楽しみだったし、面白かった。協会にもオシムさんの意志が伝わってると信じてたんだけど、全くの期待はずれだったんだなぁ。オシムを選んだのも、その場しのぎでしかなかったんだ。それがたまたま、嵌っただけ。なんと言う無策。
 犬飼さん、秋春制もいいけど、そっちの方に力を入れてください。お願いします。

 さて、遅まきながら、第三クール初戦。東北ダービーの備忘録です。

 すでに甲府戦も終わり、千葉からMF馬場のレンタル獲得の報道もあったので、後付的な感じになっちゃいますな。 


2008・8・16 J2 第31節 仙台vs山形

Away 山形 4-4-2

GK         1清水
DF 14宮本 3レオナルド 23石井 13石川
DH      19秋葉 17佐藤
SH 16北村           7宮沢
FW      10財前 15長谷川

控え GK遠藤 DF小原 MF渡辺・宮崎 FW豊田

Home 仙台 4-4-2
FW      13中島 33ナジソン
SH 11関口            10梁
DH      8永井 31斉藤
DF 23田村 7千葉 2木谷  25菅井
GK          16林

山形の先発は、愛媛戦と同様。仙台はDHに永井を先発で起用し、前半から攻めに来る布陣。
山形は、恐らくプラン通りの展開ではなかっただろう。仙台に押し込まれる。しかしながら、守備面での組織力の向上というか、個々の守備での対応力が第一クールからは格段の進歩が見えるのが山形。
ポッカリとスペースが空いてしまったりすることも無く、マークをずらされることも無かった。逆をいえば、仙台は前目に枚数を割くものの、山形の守備陣を翻弄するような「おとりの動き」というものがあまり無かったような気がした。ミドルのシーンはあったものの、決定的とは言い切れず。
 山形は財前が故障で前半30分で宮崎と交代。愛媛戦でのキレは見られず、残念。やはり、年間通してのプレーは厳しいのだろうか。宮崎が右SHに入り、北村がFWに。北村が裏を狙う動きを見せるが、やはり、仙台ペース。押し込まれる展開から与えた前半40分ころのCKから中島のゴールは、ナジソンがオフサイドポジションにいたとのことで、オフサイドを取られ、得点なし。
 仙台は、左サイド関口の仕掛を中心とした組み立ての印象。ここを上手く止めた宮本は良くやっていたと思う。
 後半、北京帰りの豊田が北村に代わって登場。攻めながらも、先制点を挙げることのできなかった仙台は、攻め疲れの状態か。山形がボール奪取するシーンが増え、楔のボールも長谷川、豊田につながる。
 仙台も動く。中島に代え平瀬。ナジソン、平瀬ともどっちかというと、引いてボールを貰ってチャンスを作るタイプかなと。DFの背後を狙う動きは少ない。かえって守りやすくなった。
 後半25分、秋葉がボール奪取。相手でフェンスラインの前に居た宮崎に縦のボールを送る。これを左サイドから上がってきた宮沢に。ゴール前、ニアサイドには中央から豊田、ファーサイドへ左から斜めに長谷川がDFを引き連れて走りこむ。これで豊田は千葉?一人との競り合い。見事にマークをものともせず、ヘディングで叩き込み先制。0-1。
 仙台は、永井に代え佐藤ユキヒコを入れ、斉藤のワンボランチ気味に。しかしながら、攻撃にアクセントが付けられない。どうにも、単発気味のロングボールが多い気が。
山形は後半40分過ぎ、宮沢に代えて渡辺匠を入れてクローズを図る。一方の仙台は、なぜか底の位置からいい散らしっぷりを見せたり、清水の危ういファンブルを招いたクロスを上げた斉藤を下げて、富田をアンカーに。謎だ。
 そのまま、試合は終了し、0-1で勝利。

 勝ったことは嬉しいが、正直、仙台の攻め手の拙さに助けられた感じがする。個々の実力の高さはあるんだろうけど、お互いに活かしきれて居ない感じ。そんでも、その力でチャンスは十分に作れてしまう底力がある。その辺はうらやましいところだなあ。手倉森監督が試合後のインタビューで貴社に突っ込まれまくっていてかわいそうだった。監督初年度、経験が少ないからしょうがないとはいえ・・・・やっぱり問題はあるんだろうな。

 山形は押し込まれると、そのまま押し込まれ続ける。守備の向上はこれは本当に目覚しい物がある。これは次の甲府戦でも顕著になるところなのだが。特に、セットプレーでの守備や、クロスの対応と言う点では、ボールウオッチャーにならずにというか、きちんとマークは外さずに対応できる。飛び出しも予測して対応している感じも受ける。ただ、そこから攻撃に転じられない。なんで、押し込まれ続けると、どんどん苦しくなって来るんだよな。やっぱり、どうしても、ミスはでるしねー。
 相手陣内に攻め入ったところでも、どうしてもサイドからの展開が多く、読まれやすくなってくる。DHの位置からの攻撃への絡みが無いと一気に単調になる。そこで秋葉の飛び出しや、サイドに絡んでのビルドアップっていうのが、重要になってくるんだけど、もう一手変化のつけられる攻撃が欲しいなぁと。

posted by hemrock |17:07 | J2 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年08月16日

や・・やった。【2008.8.16J2第31節・仙台vs山形:速報】

か・・・勝ちおったわ!

勝ったわ。まだ、ネットで結果を知っただけだけど、やってくれましたよ。

スカパー未導入なんで、まだ試合は見てないですけど、勝ったよう。

詳しくは、ビデヲを見てからUPしますわ。

山形の先発は予想通り。
仙台は永井を先発起用。斉藤とのDHコンビ。何気に攻める気まんまん。CBに千葉と木谷。

前半、財前が怪我?で宮崎と交代。押し込まれた展開だったそうだが、0-0で折り返し。

後半、15分、北村に変えて豊田投入。33分にボールを奪って宮沢へ。宮沢の左サイドからのクロスに豊田がゴールニアに走り、長谷川がファーに走り抜ける。ニアへのクロスを豊田がヘッドで叩き付けてゴール!!!トヨダァアア!!美味しい所サクッと持ってくよななぁあああ!!!よくやってくれた!!
これで、長谷川もずいぶんと楽になる!!

これが決勝点で、0-1で勝利だよ・・・。精神的重圧の中、よく勝った。

ほんっとううに、よくやったよう・・・・。

現地に応援に行った方、逞しい戦いをしてくれた選手たち、そして何より、小林監督、やったねええ!!!

正直、これから、このように精神的にキツイ試合が続くんだろう。しかも試合毎にプレッシャーは強まる。いつキレてもおかしくない状況が選手、監督にのしかかる。

そう、こっからが正念場。しかも、節目となる試合に勝った次の節はサクっと負けるイメージが強い山形。しかも、今節、広島相手に2-0で勝利した甲府が相手だ。あの3TopがDFラインにプレッシャーをバンバン掛けてくるようだと、相当厳しい。さて、どう戦うんだろう。

・・・・まぁ・・・それはさておき・・・。
・・あ・・オホン・・オホン・・。

やった♪やった♪やった♪やった♪

勝ったぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!うおいおおおおお!!

posted by hemrock |21:42 | J2 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2008年08月15日

いよいよ正念場。最終クールの幕開けだ。

 夏場の辛い時期を乗り越え、第二クールを9勝4敗1引き分け勝ち点28で終了した山形。しかも、奇跡的に2位をキープ。最終第三クールの緒戦でぶつかるのは、難敵仙台。最終クールの緒戦を飾るには、なんとも素晴らしい戦いではないか。

山形は愛媛戦と同じスタメンで望むんじゃないかな。財前のキレ具合は多分今期最高。前節の疲れさえ残ってなければだけど。ベテランの「頭を使った、効果的な走り」を随所に見せてくれた財前。仙台戦でもぜひ見たい。

五輪で注目を集めたFW豊田。しかしながら、今の山形のFWの軸は「長谷川」である。柏からのレンタル中では有るが、以前は福岡所属。加入を知った時「ああ、豊田のバックアップか」とその背丈もあいまって考えた者がほとんど。私もそうだった。それが、ここまでのものだったとは。
足元の技術も高く、キープ力があり、シュートを枠に飛ばす技術も高い。周囲を見る目もあり、相手を選ばず、連携が取れることも魅力。しかも、守備もいとわず、怪我にも強い。
ただ、裏へと抜けるスピードに優れるわけではなく、競り合いも背丈の割には強くは無い(しかし、この点もかなり改善されてきている)。この「柔」の長谷川と、「剛」の豊田の融合を夢見る山形ファンは数多いだろう。ただ、豊田とて、山形ではレギュラーを約束されているわけではないのだ。

豊田~まだまだやれるって!!!このチームで、成長の余地は十分あるぞお。

で、このダービーは、北京でフル出場&移動明けってことでスタメンはないかと。控えに豊田が入るか、リチェーリが入るか。リチェーリも潜在能力が高いだけに、積極的に使いたい所だが。ただ、宮崎のかわりに、リチェーリを控えにってのは、ちょっと無理が有るな。豊田かリチェーリかの二択だろうな、控えFWは。ううううん、引かれたら使いどころの難しいリチェーリよりも、豊田がくるかな。

DHは成長著しい秋葉と佐藤の2枚で決まりかな。相手の左に関口が出るとなると、やっぱり守備もいい北村が右SHか。右SHに財前を下げるよりもそのほうがいい。菅井、リャンと対面する左は宮沢の先発しか考えられない。控えとしては、守備の渡辺は入れると。で、やっぱり宮崎はスーパーサブで入れとかねば。サイドの動きはほれぼれするもんね。

DF陣は 右から宮本・レオナルド・石井・石川。で、控えに小原。トラブルが無い限りこれで鉄板。これしか、ゴザーセン。特に、宮本、第一クールの悪いイメージを払拭してくれぇ。

GK         1清水
DF 14宮本 3レオナルド 23石井 13石川
DH      19秋葉 17佐藤
SH 16北村           7宮沢
FW      10財前 15長谷川

控え GK遠藤 DF小原 MF渡辺・宮崎 FWリチェーリor豊田


で、対する仙台、なんと五試合連続引き分け中という凄いことになってる。現在勝点45で5位。得失点差で湘南の後塵を拝している。
 しかーし、このチームのバランスのよさはよいのだ。やっぱりキーマンは梁!!こいつは凄い。スペースを突いた動きから、動きながらボールを受けて、すぐさまパスを裁いたり、素早くシュートを枠に飛ばす。一番怖い選手だ。本当、本田圭もこの人のサイドでのプレーを参考にして欲しいくらいだよ。しかも、梁に釣られれば、後ろから菅井があがる。逆サイドで関口が仕掛ける。以前は中央から永井も積極的に絡んできた。
 さらに、懸案だったFWに元Kリーグ得点王だっけ?ナジソンを獲得。ゲームを作るというか、パサーという点で、懸念のあったDHの位置に京都から斉藤大介を獲得。これは的確かつ効果的な補強でなかろうかと。この二人は山形戦もでてくるだろうな。
 ただ、CB岡山は出場停止。でも、これはアドバンテージにはならないかな。結構、スピードに難がありそうだったし。DH千葉がCBで起用されたこともあるってんで、どうなるんでしょ?

とりあえず、こんなかんじでないかと。

FW      13中島 33ナジソン
SH 11関口            10梁
DH     27富田 31斉藤
DF 23田村 7千葉 5一柳 25菅井
GK          16林

控え GK萩原 DF木谷 MF永井・佐藤 FW平瀬


正直、仙台の右サイドと対面する山形の左サイドの出来如何によるかな。ここでドレだけ攻勢にでられるか。それには、中や逆サイドとの連携が必須。個々人の1on1で劣るなら、周りをつかうしかないのだし。相手の右サイドの攻撃を受けに回っては、勝利は覚束無いかな。逆サイドも十分怖いけど、左サイドよりの攻撃に偏重してくれる方が助かるかも。

斉藤、ナジソン、気になりますわね~。もう、キッツイわぁ。なんという緊迫感。見るほうもそうなんだから、監督選手はそれ以上だろうね。これは、選手に取っちゃものすごいいい経験だわ。昇格経験や、残留争いを経験した監督ってのは、こういう時に非常に頼もしいね。

お互い、昇格を掛けた正念場の一戦。この勝敗は、後々響く。組織力でユアテックスタジアムを静まり返して欲しいぞ。あああああーーみにいきてぇ。勝つか負けるかなんて、正直解らない。でも、重いsロイ試合になることは間違いなさそうだぞ!!!

両チーム、グダグダだったら許さんぞ。

posted by hemrock |17:06 | J2 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年08月15日

はぁ~スッキリした!!【2008.8.10 J2第30節:山形vs愛媛】

 五輪でガッカリはしてしまったものの、私にゃ山形がある。ビデヲ観戦だけどね。
 前節試合は無かったものの、上位陣が軒並み勝ち点を伸ばせず2位キープという棚ボタ状態。その棚ボタをしっかりと腹に収めるには、シッカリ勝ちたい愛媛戦。いや全試合、シッカリ勝ちたいんだけどさ。まず、第二クールの最終戦。勝ち点50に載せたい所。

Home山形 4-4-2

GK         1清水
DF 14宮本 3レオナルド 23石井 13石川
DH      19秋葉 17佐藤
SH 16北村           7宮沢
FW      10財前 15長谷川

控え GK遠藤 DF小原 MF渡辺・宮崎 FW坂井

 シッカリとOFFを作って体力の回復を前提とした準備をした山形。小林監督はあまり無理をさせない。試合の無い期間が長いため、感覚が戻らないことが、最大の懸念では有るが。怪我明けの財前をFWとして起用。リチェーリは出場停止。FW怪我明けの坂井は控えに。根本はまだもどらんのかな。

Away愛媛 4-4-2

FW      20大木 11田中
SH 18江後           16赤井
DH      27青野 17キム
DF 14三上 5星野 3金守  28高杉
GK          21多田

 連敗の多い愛媛。現在勝点27の十三位。前節は一人少ない草津相手に、終了間際、島田の勝ち越しFKを決められて手痛い黒星。
どうやら、元山形に居たヤンキーファイター横山は来ていないようだ。怪我かな?居たら面白いのに。こういう停滞感があるときに、彼は非常に生きると思うけどな。カード多いけど。

〇復活した動き。

 前半、開始早々、FW財前・長谷川が前線からプレスを掛ける。このためか、ボランチがボールに絡めず中から外への展開ができない愛媛。ロングボールで裏を狙ったり、無理クリ楔をいれようにも、DHに引っ掛けられるか、CBに潰されるか。あとはサイドに追い込まれて、奪われるかタッチラインを割ってしまう。高い位置からボールの奪取を試みる山形。FWの動きに、二列目三列目も連動。難なく愛媛の攻撃を止める。最大の懸念であった、「試合の入り」は大丈夫。
 
 この連動は守備面だけではなかった。蓄積疲労が抜けたのか、動きのよい山形、攻撃面でも懸念された「連携のなさ」はなくなっていた。財前は常に裏を狙い素早い動き出しを見せ、ボールを持てば変化をつける。絶好調。長谷川が下って受ければ、そのスペースを宮沢や秋葉、北村、佐藤までも状況を見てしっかりと利用する。しかも、両サイドからの攻撃が機能。石川からと見せかけてサイドチェンジで宮本を経由しての攻撃も有る。これは厳しい愛媛。

 先制点は前半10分。自陣内で愛媛を右サイドに追い込んで得たスローイン。宮本が入れたボールを速いパスで右サイドの北村へ。北村から、なぜか左サイドから中央PA前付近までどでかく空いたスペースにでてきた宮沢へ。これが通り、そのままシュート。力は無かったが、相手DFに当たりそのままゴールへ。先制1-0。

 さらに攻め立てる山形。佐藤健太郎がボールを奪取し、すぐさま長谷川へ。佐藤は左前方へ走り、長谷川は前をむきドリブル。財前は左から右へ走り抜けてDFが釣られてできたコースを、長谷川は見逃さなかった。PA左手前から右足を振りぬき、豪快にミドルをゴールに突き刺す。追加点!!2-0。山形J2での500ゴールを飾るメモリアルゴール(喜んでいいのか?)。

 サイド、中、前線と絡み、お互いの動きを理解しあう攻撃。これは面白い。その後も、北村と長谷川のコンビネーションから北村がシュートに行ったり、PA内深くに侵入した長谷川からのパスに財前がシュート。二列目から飛び出してサイドに流れた秋葉からのクロスに長谷川が飛び込むなど、手を緩めない。

 で、前半は2-0で終了。

〇流動性の違い

 実は、愛媛。左サイドの江後のドリブルはすごいし、FW田中の瞬発力や執念もある。大木の老獪なポストもある。ただ、全く単調だった。これは江後の動きが縦のみ。ウチに絞ってSBを利用したりだとか、右SHとのポジションチェンジも皆無。これでは、読まれマクって当然と思われる。しかも、DHは全くからめないし。相手を迷わせるプレーが全くでなかった。

 一方の山形は、財前が右SHに流れれば、FWのスペースに宮沢がいたり、空いた左サイドには北村。けっこう、宮沢の攻撃に絡む動きも面白い。もしくは、ボランチからサイドにでてきたり、飛び出したり。かなり、動きに流動性がある。石川、宮沢の左サイドが胸中押されるが、攻めに出た時の宮本もかなり効果的に機能する。しっかり中にボボールを入れられるし、結構キープ力もある。両サイドバックから攻撃を組み立てられるのだ。上手く攻撃で両サイドで揺さぶりもかけられれば、中からも狙える。逆もまた然り。まぁ、攻撃面で歯車が噛み合えば、どこだってそうなのかもしれないけど。

〇修正する愛媛だったが

 後半に入り、前半で足を痛めたらしい大木に代えて内村をいれる愛媛。ドリブルでいきなり仕掛けてくる。

 しかし、山形、FW-MFのプレスが利いており、高い位置で基点になれる両SB。宮本から、GKとDFラインの間に絶妙なボールが落とされ、長谷川が飛び込む。さらには、秋葉が二列目から飛び出し、石川のボールを受けて角度の無い所からシュート。

 しかし、山形も徐々に出足が鈍る。そうそうハイプレッシャーは続かない。相手DHの青野が攻撃参加を始めて、数的優位を作り出す。しかも、江後の交代からか、左右のポジションチェンジも生まれ、SBの攻撃参加も促される。おお、修正してきた愛媛。これは、確かに効果があった。

 両SBの裏のスペースを狙われ、守備に奔走する石川・宮本。これを踏ん張れるかどうかが、今後の浮沈の鍵を握る山形。いつもはここから、サイドにDHやらCBがつり出され、薄くなった中央PA内にクロスをあげられ決められたりすることが多い。今回は、しっかりCB陣がPA内のマークを外さずに対応。ただ、やばいシーンもチラほあらあって、石井のクリアのコボレだまを田中がシュートしたシーンや、PA前のスペースを利用されてのミドルのシーンはやばかった。

 全体的に下ってボールの取どころ低くした山形。宮沢に代わって左サイドに入っていた宮崎はカウンターで仕掛ける。財前に変わって入ったFW坂井もドリブルで仕掛けたり、豊富な運動量で相手を追いかけて、なんとか押し込まれる形を挽回しようと奔走。次第に、前がかりの愛媛に対するカウンターが決まり始める。宮崎が左サイドからPA前に低いクロスを送ると、ニアで長谷川が飛び込み、ファーから北村が飛び込む。しっかりと、カウンターで行くべきところは、ガンと前へ走る山形。高い位置で、ボールをカットした秋葉が、一気に前に駆け上がり、右サイドより深い位置からPA内へクロスを送ると、ここには長谷川。これを長谷川が決めて、3-0。今期二桁得点。

 あとは、北村→渡辺と交代。守りきって3-0の完封勝利で3連勝。

 はぁあスッキリした~。愛媛さん、ゴメンね。

〇勝って兜の緒を締めよってことかな。

 小林監督は「点については3点ということで大差ということになりますけど、内容については少し単発で、攻撃だったりつなぐところをミスしたりというところが目についたと思います。勝ったことで前に進んでますけど、そういう細かいところは直していくということと・・・」と課題を挙げる。ただ、ここ何試合見た中では、「単調」といってしまうには面白い試合だったと思う。でも、これで満足してはいけないのも確か。後半、押し込まれたシーンなんか、仙台相手だったと思うと、ゾッとするし。ただ、いまのうちの状態では、広島張りのポゼッションは無理。恐らく、後半リードした中で、自分たちの運動量が落ちた中で、ボールをキープして相手をいなすことは、現状、無理だと思う。先制したら、ある程度ボールを持たせて、守備をタイトに、カウンターで一気に人数を掛けるって方向でいくんだろうな。ひたすら、跳ね返すって方針ではないみたいだし。

 さて、最終クールの緒戦は・・・仙台。難敵も難敵。攻守のバランスの良さはピカイチだと思う。懸案だったFWにKリーグ得点王取ったことも有るブラジル人ナジソン・試合を組み立てるMFとして京都より斉藤大介を補強。ここで、勝つことが出来れば、勝ち点は一気に8差。昇格争いで、一歩リードできる重要な一戦。こういう緊迫した戦いをこなすことによって、選手の精神面や技術面が磨かれていくことを考えると、嬉しくてしょうがない。

 正直、ユアスタに見に行きたいよ・・・。

posted by hemrock |15:40 | J2 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月06日

ドドドッと山形戦【24節~29節】

今日は、ナデシコのニュージーランドとの初戦ですね。明日は、男子サッカー五輪代表の運命のアメリカ戦。その前に何としても、片付けてしまいたいことがありまして。

もう既に今は昔。広島に対し、ホームで劇的な逆転勝利を挙げた山形。その後の軌跡は・・・。

7/6第24節 Away FC岐阜戦 2-1 ●

 完全に動き負け。さらには、全て相手の攻撃に対し後手後手。前線と中盤が間延びし、セカンドボールは拾えず、引き気味の山形に対し、岐阜が分厚い攻撃を加える悪循環。運よく、ボールを奪って攻撃につなげようにも、バックラインからDHにボールを渡しても、縦に入れられず、結局の苦し紛れのロングボール。これはFW・MFともにボールを受ける動き出しが少なかったことによるのかもしれない。実際、中を通しても、一歩が出ずにつながらないシーンが目立つ。広島戦で全てを使い切ってしまったのか。
 で、最も痛かったのが・・・・やっと復帰した右SB木村の怪我。また右膝をやってしまったらしい・・・。あの1on1の強さや、攻撃に転じる際の起点にもなれるだけに、非常に残念。いや、泣けるよほんと。宮本のおかげで、何とか持ってるものの・・。宮本にはない、高さへの対応もあるだけに。左の石川から引っ張られる守備陣のなかで、右サイドをガッつり守れる存在は大きかった。いや、宮本も非常によいのだけれど、木村が居ることで、宮本を他のPOSで使ったり、選手の遣り繰りが相当違いがある。(ただ、今回の宮本のDHはナニであったが、もっと出来るとおもうのだがなぁ。)最初の失点は、木村が怪我で抜けた後、右SBに下った宮本が岐阜の左SH高木にブッコ抜かれてニアに上げられたクロスを片桐に決められた。秋葉の同点ヘディングのあと、GKのゴールキックがラインを出たと判断され、ハンドを取られ、FK献上し、片桐に決められ決勝点。
 ただ、気になるのは、逆サイド石川であります。石川がファーストデフェンスをする状況が出来てしまうことに問題があるのかなと。うん、要は相手チームからすれば、「石川に守備」をさせればいいってことが、岐阜わかってたのかなと。あーでも、単純に裏を狙われてるってのもあるしなぁ。でも、だからと言って石川を外すわけにはいかない。攻め手が少なくなってしまう。正に諸刃の剣。でも、剣があるだけ幸せなのかな。タイプは違うけど五輪代表の内田が思い出されるなぁ。

7/9第25節 Home C大阪戦 0-2 ●

 完敗も完敗。手も足も出なかったとはこのこと。実は、現地に行きたかったと思っていた試合だったが、結局いけなかった。C大阪のNDスタジアムの試合はこの1試合しかないのに!!現地で見たサポーターは、山形の不甲斐なさを嘆くのもよいが、この試合を見られたことに、意義を感じた方が、プラス思考でよいかもよ。
 4-2-3-1小松のワントップに濱田のトップ下。両サイドハーフに香川と乾!!何時の間にやら、セクシーの体現者乾が加入。しかもDHにグランパスの青山隼。うーーん、どうなっとるんだ。
 トップ下に入った浜田。ボール取られない。MF-DFのパス回しで、完全に山形を翻弄。ボールの取どころが全く、大げさでなく、全くなかった。さらには、香川と乾のコンビネーション!中に絞れば、尾亦と柳沢!!攻撃における、乾と香川のポジションチェンジやコンビネーションは一見の価値あり。お互い「使い使われ」の関係が抜群。で、なぜ其処が生きるか。濱田はもちろんのこと、素晴らしい存在感を見せたのがFW「小松塁」ですよ。このボールを引き出す動きの速いこと。しかも迫力満点。この動きに引き付けられて、シュートコースもできるってもんだしMFの得点力というか、構成力も生きるってもんだなと。こりゃ、本物だって思ってたのに。
 ・・・・その後のセレッソ、一体どうした???やっぱり、香川がいなきゃダメか・・・・・・・。古橋、ジェルマーノはいなくても大丈夫なのにー。

7/12第26節 Away 水戸戦 2-1 ●

 待ったく状況が改善されない山形。動きが鈍く、全く守備面でもつながりがない。高い位置で、赤星に好き放題させる。で、そこに裏へ抜ける動きの上手い荒田。逆に山形は、高い位置で相手に「選択肢」を突きつけるプレーが全く出来ない。宮沢もそうとうお疲れ気味の御様子。中盤で全くタメができない。なんで、単調なサイド攻撃やロングボールに終始。セットプレー以外で得点の気配はほぼゼロ。
これでは、読まれる。ここにきて、序盤戦のような問題が再発。っていうか連敗中はずっとそう。アンカーに入る渡辺匠だけの問題ではない。長谷川の動きも落ちてるし。坂井も裏を取る動きを見せようにも、効果的な動きも見られず。まぁ間延びしてしまっては、致し方ない。1点先制された後、豊田が投入され、裏へ抜ける動きにボールが入り始めたが、逆にカウンターを喰らい失点。悪循環。何とか、石川のFKから小原ヘッドで1点返すものの、焼け石に水。こりゃ、最悪な負け方ですわねー。このままじゃ、本当にヤバイ。佐藤健太郎がアンカーに入れば全て解決っていうほどでもないかも。が、単にコンディションの問題だったらいいのだけれど。そうとも思えない。
 で、順位は4位に落ちる。2連敗の時点で、2位をキープできてたのが不思議。広島一人勝ち状態で、2位以下の潰しあいがつづく。

7/19第27節 Away 徳島戦 1-2 〇

 レオナルド様々。豊田・長谷川の2TOPにて初先発。開始早々、長谷川のポストから北村がシュート、ブロックされたこぼれ球を再びシュート。これが決まり、久々の先制点。しかし、豊田のキレが戻らず、ボールも豊田の所では納まらない。要は、前々節からの攻撃時の問題点は改善されず。中盤で数的優位を作れない。DHの二人もバランスが悪く、本橋・秋葉とも前目にいっちゃうというか、攻守の切替で間に合わないといったらいいか。中盤のスペースを握れず。で、中盤でボールを押さえられて、狙われるのが、山形の左サイド。宮沢もお疲れ気味、本橋のフォローも間に合わん、石井も連携がとれないとなれば、強みが弱みに大変身。徳島右SB麦田が攻め上がり、ダシルバも右サイド深くに侵入して基点を作る。しかも、セカンド拾えないとなれば、防戦一方。結局、麦田に右を破られクロス、何度も裏を狙っていた石田が逆サイドから飛び込んで同点。ぐあ。
 後半、本橋に代えて佐藤健太郎。佐藤のところでボールは落ち着き、ここから攻撃のパターンが増え始める。しかし、その弊害もあり、押し気味に進められるが、徳島新加入のMFアンドラジーニョのスピード&テクニックを生かしたカウンターに四苦八苦。キレのない豊田に代わり、投入されたDFレオナルドもやられまくっていた。しかしながら、なんとか堪えて、攻撃に繋げる山形。しかし、徳島のアンカー・ダシルバがよすぎる。いいな、ダシルバ。的確に潰してくるし、そこから、一気に攻勢に繋げるパスを出せる。このまま、引き分けかと思ったら、後半ロスタイム。石川の左CKからレオナルドが飛び込んでヘディング!!ゴールに突き刺さり追加点。しぶとく勝てたのはデカイ。これで2位に復帰。
 前半の内容が悪かっただけに、後半、サトケン投入後の組み立てっぷりに希望が。でも、いいばっかりでもないんだけどね。
 ・・・・ダシルバ、山形こねぇかな。

7/25第28節 Home 草津戦 1-0 〇

 もう、ゴチャゴチャと忙しい中ではあるものの、ストレス発散のために、久々のホームへ参戦。北京五輪代表のオーストラリア戦も見られなかったし。ただ、余計ストレスの溜まる結果になることに怯えておりました。
 山形はFWに久々のリチェーリ先発。長谷川との2TOP。DHには健太郎・秋葉。

 対する草津は、両SHに熊林・島田。中でシッカリとゲームを作ってくるとのこと。実際見るのははじめて。

 立ち上がり、一瞬押しこむシーンが見られる山形。しかし、噂どおりの草津。熊林が下り目でボールを受けて散らし始めると、多彩な攻撃を仕掛けてくる。熊林も前線に顔を出し、島田も高い位置で変化をつける。両SBも高めに位置し、中盤でしっかり主導権を握る草津。そこから生きる、SBの攻撃参加や、FWの裏へ狙う動き、MFの飛び出し。対する山形は、どうも、意図的にボールを奪う位置を下げている様子。しかしながら、相手のクサビのパスや、ポゼッションにプレスに行っても後が続かない。守備面で連携が感じられない。引き気味で跳ね返し、DFライン前で潰し役になるDH二人。攻撃には全くといっていいほど絡めない。サイド経由の長いボールで単調な攻撃を繰り返す。・・・・・だめじゃん。
 「試合に出ればきっと爆発しそう」と監督に評されたリチェーリ。裏へ抜ける動きは、あまり見られず。それもそうだ、単純なロングボール行って来い方式では、読まれて裏を取る前に対処されてしまう。また、足元で受けたりする方がすきそうなリチェーリ。スピードがあまり生かせない。でも、基本的な身体能力は高く、リチェーリのポストの動きから少ないチャンスもあった。が、トラップが足につかない。守備面でも、積極的に潰しに行くが、勢い余ってイエロー。極めつけの爆発っぷりは、30分。右サイドの北村から、前方の大きく空いたスペースにボールが出されると、リチェーリが追いつき、PA内へ。相手CBぺスンジンに、足元から離れたボールをクリアされるが、勢いのついたリチェーリは「止まれない」。そのまま、ぺスンジンに突っ込んでしまい、ファールをとられ何と審判の手には「イエロー」。合わせて一本!レッドカードで退場。長谷川の言葉を借りれば「どだなだず!」(山形弁)。確かに、リチェーリ大爆発。また、体の使い方が上手くないのかも。とにかく、カードを減らさんことには、出場も出来ない。以前指摘されたように、もう一枚下って、FWの空けたスペースへ狙っていく方が、いいのかもしれない。
 前半で1人少なくなってしまった山形。ヤバイ。と思ったら、流れは意外な方向に。4-4-1で守り、前線からのリトリートから、4-4ラインでの守備意識が高まりがプラスに働き、ラインは低いものの、距離感がコンパクトになり、動きも活発化、相手のクサビのパスを奪い始める。攻撃時には、宮沢が上がり2-3-4の形。物凄い運動量の宮沢。佐藤・秋葉も必死に空いたスペースを埋め、草津に好きに使わせない。
 後半、この動きが功をなし、DFラインから裏へのボールを宮沢が追う。飛び出した本田がクリアしたボールを拾ったのは、長谷川。そのまま、本田の後ろにボールを転がすと、ゴールに転がり込んだ。
 なんと、山形先制。1-0。
 一人多い草津は、ボランチ2枚を入れ替える。で、一人をアンカーに置き、両SBも押し上げ、シャムニに点を取りに来る。しかし、前に人数を掛けるものの、動きが被るのか、ダイナミックな動きに掛ける草津。押し込まれるものの、なんとかサイドに追いやったり、中を固めて跳ね返す山形。さらには、カウンター気味にチャンスを作る山形。後半40分には、ルーキー太田を投入。左サイドで果敢に仕掛け、惜しいシュートも放つが、ゴールならず。なんと、そのまま1-0で試合終了。信じられん、勝っちゃった。
 とにかく、ゴールを決めた長谷川がよくキーパーの動きを見てたし、清水もナイスセーブの連発。しかし、一人減ってからの、中盤の運動量のUPは凄かった。宮沢の攻守の切替は、賞賛に値すると思うぞ~。
 とは、いうものの、一人減るまでいい所なしの山形。恐らく、シーズン初めのように、リトリートから自分のポジションに戻っての守備ってのを再確認して、そこから、ビルドアップの再構築に入るのかナァ。また、第一クールの横浜戦以降の流れになってくるのではと希望を抱くのは、贔屓目だろうかな。

 で、2位をキープ。次節29節は山形はお休みだったものの、3位鳥栖は広島に負け、4位仙台は甲府に引き分け。しかも、C大阪は横浜に負けということで、なんとそのまま2位。ありえん。運がいいとしか言いようがない。ともかくも、10日の愛媛戦に勝ってこそ、その運が生かされるってことですな。
 


・・・・・ふう、やっぱり、マメにやらないと、きついですな。夏休みの宿題みたいだわ。

posted by hemrock |16:46 | J2 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年07月05日

勝ったずーー!!(by長谷川) 【山形vs広島J2第23節 2008.6.29】

山形vs広島 【J2第23節 2008.6.29】

遅ればせながら。現地で勝利の歓喜に浸ることができた幸せ者です。

さて、Away2連戦、甲府に0-1、湘南に1-1で引き分け、かろうじて連敗を避けた山形。

そして迎えた、広島戦ですよ。前回のブログでも書いたとおり、ここにどういう戦いを見せるかってのは非常に重要なことでして。

さて、山形は大雨。雨の割には観客は結構集まっていた。発表では5,000人近くだったようで。


Home山形 4-4-2

GK         1清水
DF 2木村 3レオナルド 23石井 13石川
DH      19秋葉 14宮本
SH 16北村           7宮沢
FW      10財前 15長谷川

 控え FW豊田 MF宮崎・山田・渡辺 GK遠藤

 右SBスタメンに木村。従って宮本がDHにて先発。先発でのDH起用は今季初かな?C大阪時代はDHが本職の宮本。右木村が入ったら、DHの宮本を見てみたかったので楽しみ。
ただ、佐藤健太郎が怪我ってのは気になる情報。北村を右SH・財前をFWというか下がり目に。こりゃ、ひく気無しだわ。

 で・・・・なんと豊田が控えに復帰!!!!DH渡辺も復帰してるし。新人の山田君もこの重要な一戦に控え。うん、こういうのは大事かも。

Away広島 3-6-1

FW      11佐藤(寿)
OH    15高萩 7森崎浩
SH 17服部        16李
DH    8森崎和 6青山
DF  5槙野  2ストヤノフ 3結城
GK      31佐藤(昭)

 いやぁ、改めて見ると錚々たるメンバーですわね。注目の青山。


○やっぱり上手い広島。でも、変わらない山形。

 開始早々、右サイドから北村が切り込みシュート。CKとなり、宮沢からファーサイドへ。レオナルド、フリーで飛び込むものの枠外。

 山形、恐れずにラインを上げ、前に人数をかけている。前回とは明らかに立ち上がりから違う。ここまで勝ちを積み上げてきたやり方で、挑めている。

 対する広島。DHの森崎和。ここから縦にボールが入ってくる。前から行けば、下がってボールを供給。左サイド寄りの攻撃。しかも、サイドにボールが収まれば、槙野のオーバーラップ。これが圧巻。

 FWの寿人も下がって楔を受けたりで、守備は混乱。マークがズレル。で、PA左前の森崎浩にボールが入った所を石井が倒してFK。
 
 これをストヤノフが直接決めて0-1。左利き森崎浩と右のストヤンどっちが蹴るかで迷わされたか、左に体が流れていた清水。巻き気味でゴール右隅に決まったストやんのFKには届かなかった。

 あっさりと先制点を取られてしまったものの、山形は粘り強く、前線からのプレスを続ける。最終ラインが高く、何度も裏を狙われたパスを通されるが、レオナルドの素晴らしいマーク。DF陣の補完関係がうまくいっている。

 左サイドに槙野が絡んでくる攻撃には手を焼く。そこから石川サイドの裏を狙われることもあったが、おもに左からの攻撃が多いようだ。これは助かる。

 ラインがコンパクトなおかげか、相手の攻撃を潰したあとのボールはマイボールにできるシーンが多く、攻撃につなげるが、連携が合わなかったりでなかなかシュートまで持ち込めない。

 しかし諦めない中盤での守備から。宮本が粘って青山からボールを奪い、下がってきた長谷川に。長谷川は左サイドの石川へ振ると、前線へ。石川そのまま左サイドを駆け上がり、早めのクロスをニアに。石川へ振った後、ゴールのニアへ詰めていた長谷川が頭で合わせて同点ゴール。ロスタイム無しという中で、45分丁度に決めたゴール。

前半早い時間に、FKからやけに「あっさり」と先制点を許してしまったが、そこからズルズルと悪い展開にならず、自ら流れを引き寄せるような戦いぶり。前半終了間際に同点に持ち込んだのは大きい。

○劇的な逆転劇

 後半、財前に替え宮崎が入り右SHの位置に。北村がFWへ。

 広島のクリアミスのボールを、右サイドの高い位置に出てきた秋葉が拾い、PA内に折り返すものの、北村シュートできず。

 後半になっても、レオナルドを中心とした守備陣がよい。寿人を抑え切ってる。前からのプレスもかなり効いてきており、広島はロングボールの蹴り込みが目立ち始める。これだと、攻撃がワンパターンで、そうそうマークがずれることもない。

 これは、広島も相当苦しいな。っと思っていたら、さすがは広島だ。中盤のプレスを避けるためにロングボール一辺倒にならず、あえてラインを上げ、ストヤノフが高めの位置で捌き、二列目三列目からの飛び出しを含めて、圧力をかけてくる。実際、その方が対応に苦慮していた。ただ、前半とは違い、サイドをうまく使えていないように見えた。とはいうものの、槙野、青山の攻撃参加はやはり驚異。

 押し込まれている展開の中、広島は高萩に代えて柏木。山形は北村に代えて、待ってましたの豊田投入。

 豊田は、前から思いっきり突っ込んでいけるようで、怪我に対する戸惑いみたいなものは感じられない。よし、いける。

 豊田が入ったからと言っても、下がり目からのロングボールを豊田をターゲットに入れるという回帰現象が懸念されていたが、その兆候は見られなかった。

 その後、宮沢に代えてこちらも手術から復帰した渡辺匠を投入。守備面では目覚ましい動きがあるものの、ビルドアップになかなか貢献できない面があると思われていた渡辺。
 しかしながら、試合に出られない間でも、チームとしてのやりかたの浸透度はすすんでいたようで、攻守の切り替えの面で、ワンプレーでイメージを変えてくれた。

 後半40分過ぎ。中盤でボールを奪った渡辺。左サイドの裏に空いたスペースを見逃さず、左サイド深い位置にボールを持ちあがると、後ろを駆け上がってきた石川にパス。石川、PA内へ低くて速いクロスをニアに送ると、そこに豊田が飛び込む。おしくもボールは右に流れてしまうが、DFを引きつける結果となった豊田の動き。右にはフリーで長谷川が!!!これを角度のないところから、実に鮮やかに、鮮やかに逆転ゴールを決める!!2-1!!!

 信じられん!!!広島に先制されながらも逆転できるなんて!

 しかし、このままでは終わらない広島。精彩を欠いているように見えた李に代えて平繁を入れ、怒涛の反撃開始。槙野の左サイドから飛び出してのヘディングシュートはきれいな弧を描いてゴール右に吸い込まれた・・・・。やられたと思ったら、オフサイドの判定。これは助かったわ。DFライン際の動きは見えてなかったので何とも言えないけど。

 とにかく、耐えきっての逆転勝利!!しかも相手は広島!!!広島相手に、真っ向勝負で勝てたのは非常にでかい。

○ちょっと思ったこと

 ・長谷川、このキープ力は尋常じゃない。楔の受け方もうまく、体の使い方がたくみで、後ろから上がってきた選手やサイドに的確にボールを捌く。サイドに流れて、高い位置でのキープは、本当にすげえよ。しかも、シュート意識も高くなっており、シュート数に比例して得点シーンも増えた。前半も右サイドから、後ろを上がる木村をおとりに、自分から仕掛けたり。周囲に合わせるっていうよりも、周囲を利用するって感じになってきてる長谷川。こりゃ、まだまだ面白いプレーを見せてくれそうだわ。

・豊田復帰おめでとう!!思い切ってプレーできるようで安心した。ますますFWの争いも激化。五輪で不在中となれば、北村・根本・坂井もいるし、うかうかしてられんぞ~。
しかし、広島戦という最高の舞台で復帰とは。コバ監督も粋なことをする。
匠も復帰していいプレー見せてくれたし。

・で、北村。気になったSHとしての前半のプレー。確かにオープニングシュートはあった。守備意識も高く、貢献度も高い。ただ、右サイドのスペースにボールが出たシーンで、それを奪いに行かず、相手に持たせてディレイを選択。なんで?いろんな要素はあるんだろうけど、疑問な選択。後半FWに上がってのプレーはいいんだけど。

・今戦は、レオナルドがすごかった。長谷川の2ゴールがあったから勝てたのだけど、MVP級の活躍。石井とのコンビもばっちりだ。これで小原もいるんだから、なんと頼もしいことだ。

・宮本のボランチ。秋葉との連係面で、合わないところがちらほらとあったものの、それは初回なんで、いたしかたない。粘り強い守備から攻撃につなげたり、秋葉が攻撃的にいく分、後ろのスペースをケアしたり。前目に出ても、十分攻撃の起点にもなる。今回は、後ろの危なっかしいスペースは、「すっ」と動いてケアしていた。やはり、慣れてるんだなぁと。いや、こりゃ、いい選手引っ張ってきたぞ。右サイドでもドリブル突破とかもあるし。体は小さくて、右SBでデカイやつからやられてしまうシーンもあるけど、あのスタミナはすごいし、攻撃面でのセンスはあると思ってる。

・宮崎もサイドライン際でのプレーは一見の価値あり。サイドに流れたボールにはぎりぎりでも追いつくスピード。PA内のスペースに飛び込んでのプレーや、周りを活かす動きもある。佐々木にはあまり見られなかった動きだなと。

・広島は、槙野が怖かった。あのオーバーラップから左サイドで数的優位を作り出して、チャンスができていたような。あれで混乱が生じるのよね。
 注目の青山。確かに失点に絡んでしまったシーンはあったものの、それ以上に山形の攻撃を潰してくれたし、そこから両サイドにボールを散らす。自らも飛び出してくるし、裏を狙ったスルーなんかも狙えるし。確かに、パスセンスは森崎和の方が数段上だろうけど、この人が五輪に取られたら、広島は痛すぎだろうなと。うちが豊田を取られるのとはわけが違うかも。ある意味、最終選考に漏れたのはクラブとしてはラッキーだよなぁ。
 しかし、右サイドが弱いなぁ・・・石川の守備で十分対応し切れちゃった。石川も結構ボールもててたしなぁ。駒野がいたらと思うと、身の毛がよだつ。左から右サイドへ振られて、駒野の仕掛けがあったり、逆に右からのサイドチェンジがあったり。妄想は止まりませんな。

・次節はAwayで岐阜と対戦。ホーム開幕戦で2-5と大敗した相手。あれで相当観客動員数は落ちただろうなぁ。片山、片桐、好きにさせてはいけない。いやぁ・・・いやな思い出だ。ここで負けてしまっては、広島戦の勝利がフイになってしまう。というよりも、いやな思い出を振り払ってしまうような試合を見せてほしいなと。

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2008年06月28日

いよいよvs広島戦だぞう!!豊田も復帰だぞう!!(たぶん)【J2山形etc】

みちのくダービー以来、書いてなった山形の話題。

と、その前に・・・たまたま、こないだ「ケンミンショー」で山形の話題が出てたの見たさ。

 ・・・・「ゲソ天ラーメン」は決して一般的ではないぞ。あるお店の看板メニューってだけの話。
山形のラーメンといえば「冷たいラーメン」!!!!これですぜ。「冷やし中華」ではない。ごく一般的な「中華そば」の冷たいやつ。(冷たいラーメンは有名だけど、個人的なお勧めは、北の方にある「モツラーメン」トリモツ入りの細打ち麺のラーメン。これも旨い。)

 確かに、蕎麦屋には単品でゲソ天が置いてところがほとんど。ラーメンと一緒に頼む人もいるのかもしれないけど、ほとんどは蕎麦と一緒に食うよ。「ゲソ天ざるorつけそば&生卵」てのがゴールデンコンビですなー。

 さらに、山形独自のそばと言えば「冷たい肉蕎麦」!!!!肉は親鳥の固い肉を薄切りにしたのが載ってるの。こってりした汁で、独特。一回食うと癖になる。これと一緒に、ゲソ天も頼むこと多し。

あの番組は、おおげさなのが多いねー。大げさなのを除けば、山形の宣伝になるから、大いに結構だけどね。TVだからしょがないか。

 で、話題を戻しまして・・・

 ちなみに、現在、11勝5敗5分勝ち点38の2位。1位広島は勝ち点48、C大阪は38で得失点差で3位。以降、勝ち点36で鳥栖4位、勝ち点34で仙台5位、何と!!勝ち点33で草津が6位、意外や湘南が勝ち点30で7位。

◎ダービー以降の2戦をザラッと。

 ●甲府vs山形 1-0 甲府の「正しい3TOP」

  これは、山形も決定機を再三作ったとはいえ、甲府のやりようが印象に残る。3TOP によるハイプレッシャーで、左SB石川を封じた。山形も、そこを利用して、逆サイドで の組み立てを中心にすればよいのだが、試合中にそこを分かっていがらも修正する 力はまだないと見た。

  甲府の3TOPのプレッシャーがうまく機能したんだろうね。しかし、元山形のGK櫻  井。ものすごい反応してたなぁ・・・。

 △湘南vs山形 1-1 怖いアジエル&石原

  もうね、アジエル&石原が切れまくりでした。前半に石原のドリブルから1点食らっ たシーンは、うちの守備の人数も十分足りてたのに、石原のドリブルに対する対応が なんか「どうする?どうする?」て感じで、ズルズル。でミドル打たれて入れられちゃ  いました。なんかもったいない感満載の失点シーン。

  後半、DH佐藤健太郎からのパスに、財前と交代した宮崎、左に流れた所から、PA 内のスペースに飛び出して、同点ゴール。いやあーーーこの動き、しびれます。健  太郎のパスの出しどころもエガッタ。

  でも、相変わらず、アジエルのキープ&パスや、スペースを突く動き。石原の裏を  突く、一瞬のスピード。石原、凄味があるんじゃない??この二人はやばい。

  しかし、開幕前は、ここが優勝候補だと思ってたので、今の順位はふがいないない かと。後半戦はもりかえしてくるかもね。

◎広島戦を前に。

 前回の対戦では、現実的な引きこもり策で「あわよくば勝ち点ゲット」を狙った。メンツがそろわず、チームの連携も未熟な状態であったから・・・だと思う。

 圧倒的な差で首位を走る広島。ほぼJ1に居たころと変わりのない戦力。確かに駒野がいないのは助かるけど。ここに、「がぶり四つ」の戦いで、どこまでやれるか?これは、今後、昇格を狙うチームにとっては、昇格後の道しるべとなる最良の「ベンチマーク」となることには間違いない。

 目の前の勝ち点を積み上げること、これも重要。とすると、現実的な引きこもり策で「あわよくば勝ち点ゲット」ってのが確率的には最良であろう。

 そういう選択も、悪くはないのである。それころ「リアリスト」なればこそ。

 しかしである、この対戦は、先ほど書いたように、最良の「ベンチマーク」。チャンスなのよ、力を試す。
「がぶり四つ」で勝てれば大きな自信になり、負けても課題として前向きにとらえられる。「リアリスト」に徹して負けた時の「やり残し感」の方が、損失は大きいように思える。

 山形は、広島戦はホームで二戦ある。これも、ラッキー。見る方もラッキー。

 監督が、どのような選択をするかが、最も大きな見どころなのですよ!!!どういう選択をしようとも、非難はしないけど、チームをどうもっていこうとしてるのか、そのビジョンがうきぼりになるかも。

 豊田復帰は嬉しいニュース。リチェーリも早く治らないかなぁ。

◎広島戦で豊田復帰!!!!(予定?)

 もう、これも楽しみでしょーーーーーーーーーー。豊田カードをどう使うのかな!!!!!

 あと山形ファンが夢見る2TOP。長谷川・豊田。

 下がり目でのチャンスメイクに長ける長谷川。足元でのポストの上手さや、周囲との連係のよさ、しかも、特筆すべきは、攻守に絡む運動量。背丈の割には、競り合いに強い方ではないものの、重要な選手である。

 そこに、豊田。PA内へ突進する力強さ。こちらは、競り合いに圧倒的な強さを見せる。PA内や近くでのクロスの対応はぴか一。また、自らスペースを作る動きに長け、また、スペースを利用する動き出しの速さに痺れる。

 この二人がかみ合えば・・・・・・・・。必ずポスト役になるという呪縛を逃れた豊田ってのは、そうとう面白そうだと、妄想するファンは多いだろうなぁ。

 カメルーン戦も、森本も確かにいいんだけど、あのフォーメーションだったら豊田のワントップ見てみたかったねぇ・・・・・。一旦さっがってクサビをワンタッチで捌いて、前のスペースに抜ける動きなんざ、真骨頂でやんすよ。

 対する広島で、個人的に注目するのはDH青山敏。トゥーロンでの目覚ましい動きをみて、好きになりました。はじめ見たときは、「なんで?この選手が1DH????」って思ってたけど、謝るしかない。
前に、書いたけど「リンクマン」って言葉がしっくりする。異論はあるでしょうが。あと、「機を見るに敏」って言葉が思い当たるな!!!でも、寿人や森崎兄弟(特にDHの方)、ストやんが肝なんだろうな。
槙野も楽しみだな。おっと高萩も好調だし、こりゃ、みんな見逃せないわね。

posted by hemrock |02:04 | J2 | コメント(10) | トラックバック(0)
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2008年06月17日

みちのくダービー!!!【J2 第20節 山形 vs 仙台 2008.6.15】

 EURO2008 オランダvsイタリアを見終わり、一眠りしたあと。家族で公園に行こうかと準備していた矢先のことである。突然大きな揺れ。
6/14午前8時45分、岩手・宮城内陸地震である。幸いなことに、山形の村山地方では大きな被害はなかったものの、17日現在においても、未だ不明者が多数、犠牲者も増えている。
 実は、その後、天童の県立公園(NDスタジアムの所在地)に行き、子供達を遊ばせながら、暢気にモンテデイオの練習を見学していたのだか、帰ってきてニュースを確認して、事の重大さを知って愕然。
 被害に遭われたかたがたに、謹んで哀悼の意を表したい。

 実は、ここ最近、山形市の村山地方においても、細かい地震が頻発していた。揺れ自体たいしたことがないものの、細かい揺れの後「地鳴り」がしたり、単発で「ドン」と縦揺れがあったり。みなさんも非常時の備えは怠りなきよう・・・・。

 さて、地震から一夜明けた6/15。予定通り、NDスタジアムで東北ダービーがおこなわれた。被害の大きかった宮城から、未だ余震の恐れのある中、仙台のスタッフ・選手・多くの仙台サポーターがNDスタに参戦してくれたことに、感謝。

 6/15は父の日ということもあり、嫁さんから「ゆっくり見に行っておいで」とのお達しが。なによりのプレゼントとなりました。しかも、6/29の広島戦と7月のセレッソ戦もOKとのこと。いやーーーー後が怖い!!!

 ユアテックでの衝撃的な敗戦の後、5連勝の山形、何と暫定2位。しかも5試合で16得点、3失点。絶対的な強さがあるわけではない。組織で守り、組織で崩す。満遍なく各ポジションから点を取っている。

17節Awayの横浜戦、前半2-0で横浜を圧倒しながらも、後半開始早々に2失点。しかし、仙台戦での教訓が生かされ、慌てず自分たちのペースに引き戻して怒涛の3得点、2-5で勝利。

18節Homeの鳥栖戦も、前半セットプレーから先制点を挙げたものの、ペースは鳥栖。相手のシュートが入らず助けられた。しかし、後半から修正、2得点を追加し3-0で勝利。

19節Awayの福岡戦。前半相手のマークに苦しみ0-0で折り返すものの、後半、相手に的を絞らせず翻弄。3得点を挙げて、0-3で快勝。

何れも、悪い時間帯を凌ぎ、自分たちに流れを引き寄せることができている。なにより、HT時の指示による狙いが具体的で、対応力の高さが伺える。あの一ヶ月前のダービーでの敗戦は、高い授業料ではなかった。

 一方の仙台。対山形戦での劇的な逆転勝利の後、勝ち点に恵まれない。なにぶん、失点の多さが目に付いてしまう。前節、久々に完封勝利した仙台。このダービーで勝利し連勝で波に乗りたいところだろう。


Home山形 4-4-2

GK         1清水
DF 14宮本 4小原 23石井 13石川
DH      19秋葉 17佐藤
SH 10財前           7宮沢
FW      16北村 15長谷川
 FW長谷川が大覚醒中。豊富な運動量で攻守に貢献。特に足元でボールを収められるので、後列からの押上が上手く行くし、連携もよい。さらには最近はシュート精度も高まっている。前節は中央からの財前のヒールパスをうけて、相手マーカーをかわしてゴール。前節、CBレオナルドがイエローもらい、累積にて今節出場停止。しかしながら、小原が復帰。レオナルドの「強さ」がないのは不安では有るが、小原が復帰したのは朗報。FW根本も前節から復帰しSUBに控え、MF宮崎もSUBに控える。宮崎は3戦連続の途中出場からのゴール。福岡戦でのPA内に飛び出してクロスを受けて切替しからのゴールは見事だった。残念ながらリチェーリは横浜戦で怪我(確か肉離れ)。

Away仙台 4-4-2

FW      13中島 14平瀬
SH 11関口            10梁
DH       7千葉 8永井
DF 26田之上 32岡山 2木谷 23田村
GK          16林

仙台は右SBの菅井が怪我で戦線離脱中。変わりに右SBに田村が回り、左SBに田之上。守備的なチームと思われがちだが、MFの攻撃力は相当なもの。梁・関口が中に絞れば両SBが其のスペースを積極的に使う。そして、厄介な永井。ここが前線にからみ、自身でもドリブルで仕掛けられる。押し込んだ時の攻めの圧力は驚異的。関口のドリブルからの仕掛けは、確かに怖いが、やっぱり要は梁。中で引き付けサイドに振ったり、二列目から飛び出したり。得点力も高い。そこにSBとDHがからむんで・・・。


 山形サイド、コレオグラフィーで先取を迎える。昨期から何回かNDスタに来てるけど、ここまで客が入っているのは初めて。立ち見客までいるなんて、いままでなかったわ。

 紙ふぶきが舞い、キックオフ。

 〇攻勢をかける仙台だったが・・。

 前半序盤から、前目に来る仙台。DH永井や千葉も前線に絡む。特に永井は裏を狙ってきたり、右サイドに流れて田村とのコンビネーション狙ったり。しかも、中があけば、梁や関口が絞ってくるとか、平瀬が下って受けたりとか。こちらのプレスは上手く買わされる。

 決定的だったのは、開始僅か5分。中央に絞った梁から、大きく空いた右サイドに田村が走りこむと、そこを見逃さないパス。やすやすとPA内に持ち込まれ、DFのを切替しグラウンダーシュートも左ゴールポストに弾かれる。これは助かった。決定的過ぎるピンチ。

 中からサイド、サイドから中へと絡ませる攻撃は仙台が上。ただ、ラストパスの受け手へのマークは外さない山形、凌ぐ。山形もサイドから仕掛けるが、中央で上手く絡めず、攻撃がつながらない。とはいうものの、石川からDFライン裏へ強烈なフィードや、サイドチェンジで揺さぶり。

 中央で長谷川にボールが納まらず、上手いこと後列から絡めないってのもあった。そんな悪い流れの中に見えた序盤、右サイド深くまで持ち上がり、宮本がスローインを得る。ほぼコーナーフラッグ近くから北村へ、これを宮本に折り返し、ゴールライン際からファーサイドへクロス。これを左から飛び込んできた宮沢がヘディングで決めてゴール!!何と山形先制。1-0。
 仙台も勝つために前に出るしかない。序盤からやり方は変わらず、攻める。しかし、中央でのクサビを入れさせず、其の後も数人で取り囲んで攻撃につなげられる山形。PA内に入られてもマークにズレを出さない。前半CKは仙台の方が多かったが、フリーの相手は作らせなかった。

 前半40分過ぎ、ショートコーナーから、宮沢が中央でキープ、PA内に入れようとするも弾かれ、こぼれた所に、秋葉が飛び出してきて、強烈な左足でのミドル!!!惜しくもクロスバーを叩く。これ入ったら、気持ちいいだろうなぁ。

 1-0で前半終了。

〇監督の指示。

 さて、えらそうにレビューを書いてはいるものの、反省点が。実は現場では全く冷静に見られず、上がってくる相手SBの裏のスペースのことや、前目に出る相手DHと下るCBの間のスペースのことは、全く・・・情けないことに、全く想いが及ばなかった。帰ってから、Jsゴールで小林監督のコメントを見た後、ビデヲを見直して初めて解かった。

 しかしながら、監督は素人と違うな。当たり前か。点を取る為に上がる両SBにDH。石川のロングフィードの対応であまり上がれないCB。この両SBの裏を突き、CBとDHの間バイタルは開くのでFW陣はそこで落ち着いてボールを引き出せとHTで指示したとのこと。

当たり前のことかもしれないが、上手くいく、いかないに関らず、後半のプランを具体的に指示できるかどうかの差はでかいのではないか。

〇狙いが嵌った山形。

 後半開始直後、何とか追い付きたい仙台は、両SBもからみ押し上げてくる。しかし、その裏を的確に突く山形。攻め込まれても、マークははがされず。相手の攻め疲れもあったのか、パスを通されることは少なくなり、山形が奪い返し、SBの裏を使って攻める。

後半10分、財前に代え、宮崎。スピードがあり、相手サイドの裏を突くには最適。宮沢とのポジションチェンジを織り交ぜながら、サイドの奥深くをえぐる。

 さらに、佐藤を下げて木村投入。木村は右SBに入り、宮本がボランチの位置へ。

 サイドから押し込む山形。自然CKも増える。右サイドを抉った宮崎のクロスからのシュートを弾かれて得た左CK。石川が蹴ると、真ん中にドフリーで飛び込んだ石井がヘディングで追加点は後半20分。

 直後、仙台は永井に変えて佐藤由紀彦。右サイドに入り、トップ下に梁。しかし、うまくボールは運べず、FWの平瀬に代え中原、同時に左SB田之上に代えMF富田。千葉をバックラインに下げ2-7-32の3バック。感じでは関口も上がり3-4-3ぽっかったけどよく解からない、兎に角、前目に圧力を掛ける。しかし、急造感は否めず、連携が上手く取れない。結局は押し込むように見えて、山形は決定的に崩されず。

山形はラストカードにFW北村に変えて、根本を投入。前線から3バックに積極的にアタック。さらには、再三左サイドの裏のスペースに走りこみ、ボールを引き出そうとする宮崎。後半90分、右サイド深くに木村が上がり、そこでのパス交換。引き付けられて開く左サイドに宮崎が出ている。ここで、木村?から右サイドyo寄りハーフライン近くに居た小原にバックパス。これを大きく左サイド前方へサイドチェンジ。宮崎へドンピシャで通ると、PA内に切れ込んでシュート。このコボレだまがゴール右へ流れ、ゴールラインを割りそうな所、長谷川が中から追うが、一旦足を止める。右サイド側から猛然と突っ込んでくる根本。この動きを確認し、根本からの折り返しを狙える位置へ「スイ」と移動。ギリギリで見事根本が追いつき、長谷川に折り返すと、長谷川が落ち着いて決める。素晴らしい連携で3-0。

信じられん。なんと言う日だ。しかも、このままキッチリと守りきって、3-0の完勝。

〇歯車が上手く回りすぎて怖い。

 これで何と6連勝で2位をキープ。しかしながら、このままの調子でいけるとは限らない。まだまだ先は長いんだし。なにせ、地獄の夏場が待っている。復帰組と現戦力との融合も気になるところだ。

 小林監督もコメントしている。「今は本物ではないと思うんです。1シーズン通して答えも出てない」。監督が一番わかっているのかもしれない。

 もう、滅茶苦茶嬉しいのだが、浮かれるわけにはいかんのだ。

 さらには6/29の広島戦を前に、難敵の甲府・湘南のAwayも控えている。広島への挑戦権を得る戦い・・そう思うのだ。広島と真っ向勝負で勝てるチーム力があるかどうか。勝つにせよ、負けるにせよ、これは最高のベンチマークとなることだろう。確かに、引いてスペースを消した方が、勝ち点の積み上げの可能性は高いかもしれないが・・。

〇今回見てちょっと思った点。

 シーズン開始前、自分のポジションに戻って守備を整えるってことを言っていた小林監督。今回現地で見てて思ったのが、「今自分のいる場所で、的確に対処するkと」ってところが出来て来る様な気がする。例えば、DHがサイドの高い位置に流れて、其処で奪われた債、その奪われた時点でのポジショニングで、カバーにいくか、ボールサイドに行くか、スペースを埋めるか。試合中に、ラインを整える時点で、前に飛び出した宮沢がそのままFWの位置に入り、右サイドに流れた長谷川がそのまま右サイドにはいり、ラインを形成したり。そういうところが、高い位置でボールを奪えたり、守備が崩れなかったり、後半まで余分な走りもなく、走り負けしないって所にもつながってる気がする。

 しかし、小林監督のコメントは非常に面白い。こりゃ、若手も勉強になるかと。あと、練習では、FW陣にゴール前での動き方を熱心に指導してた。当たり前のことなんだろうけど、こういうことが、結果につながってるんだろうなと。

 また、若手の競争意識もいい方向に作用してる様子。コメントから察するしかないので、実際どうだかわからないが、との断りもあるものの、ギスギスしたものではない。

 Jsゴールからの引用になるが、

 佐藤健太郎(DH)のコメントの一部

   Q:石井選手が点を決めましたね。
   「別に、あいつはそんなにすごくないですよ。たまたまです。ボールを蹴った人が   よかったんです」

   Q:2得点で並ばれましたが?
   「イラっときます(笑)。でも、すごいあいつも頑張って、集中して守って0点に抑え   てくれたので、よかったなと思います」

 長谷川悠(FW)のコメント一部

   Q:1万5000人のなかでのゴールはどんな思いでしたか?
   「すごい気持ちよかったし、大勢いたのでパフォーマンスも結構派手めにやってま   した。憧れの坂井選手の初ゴールのパフォーマンス(同山形の若手FW坂井が    第一クールの横浜FC戦でやった、恐らくビエリを真似たパフォーマンス)をやって   やろうと思って、やってみたんですけど、ヒーローインタビューの声がかからなくて   残念でした(笑)」

 長谷川のコメントは、ちょっと主旨から違うかもしれないが、いい雰囲気での競争となってるようだ。

posted by hemrock |17:33 | J2 | コメント(2) | トラックバック(0)
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