2008年07月07日

忘れないうちに、EURO2008ファイナル【ドイツvsスペイン】

  ペプシのおまけで、C3POをゲットすることができずに、悔しがっている者です。

  ほんと、今更すぎるほど、今更。

 先週、広島戦観戦した日の翌早朝、EURO2008決勝 ドイツvsスペインを見た訳でして。せっかくなんで、なんか残しとこうかなと。


ドイツ 4-5-1

GK                 1レーマン
DF 3フリードリヒ 17メルデザッカー 21メツェルダー 16ラーム
DH          15ヒッツルスベルガー 8フリンクス
OH 7シュバインシュタイガー 13バラック    20ポドルスキー
FW                  11クローゼ 

スペイン 4―5-1

FW             9トーレス
OH 6イニエスタ 10セスク 8シャビ 21シルバ
DH             19セナ
DF 11カプテビラ 4マルチェナ 5プジョル 15ラモス
GK            1カシージャス

○色気むんむんのドイツ
  仕掛ける気満々のドイツ。自軍で固める気はないらしい。DFは高めに設定。FWからのプレスに、二列目が壁見たいな感じでスペインをブロック。スペインは、なかなか、この高い位置でのブロックの中を通せない様子。いいぞ、フリングス。
 パスを通そうと、終盤でのパス回し中、ラモスのプジョルへのパスがショート。クローゼがかっさらってPA内に侵入も枠外。
 ドイツ、CBも組み立てに参加するので、非常によくパスがつながる。前が詰まれば、後ろに戻し、メツェルダーからのパスも通るし。攻撃は主に左サイド。ポドルスキ・ラームに加えバラックもサイドに流れて人数を掛ける。
 相対するはラモス。時には上がるシーンもあるものの、徐盤は押し込まれぎみ。
 ただ、なんとなくまだ身についていないようなドイツ。メルデサッカーのパスをイニエスタがカット。これを裏の広いスペースに飛び出すトーレスに通すが、何とか止めるメルデザッカー。なんだか、あやしい。しかし、裏のスペースのトーレスにボールを通されても、縦のスピードではなんとか追いつけるCB。メツェルダーもトーレスをよく抑えていた。このあたりは、スペインの単調さに助けられている。

○やはりお色気ではスペインに一日の長ありか。
 あやしいシーンはあるものの、ペースはドイツ。対するスペインは、自軍内でのポジショニングがよいのか、決定的に崩されるようなこともない。逆に、隙ができれば、ラモスが前線に絡みチャンスを作る。こういう上りがあると、ドイツも対応に苦慮。
 序盤はポドルスキ&ラームに押し込まれていたスペイン右サイド。そういえばシルバの動きはどうだったのか記憶にない。バラック他の選手が絡まなくなったのか、徐々に余裕が出てきたラモス。上がった後の裏は狙われるものの、ポドルスキ単発では、対応はできそうなんだな。
 見た感じでは、ボールを支配していたかに見えたドイツ。しかし、前からの守備のやりように慣れていないってのがあるのかな。前半30分。セナからのボールをCBとDHの間でシャビが受けDFラインの裏へ絶妙のスルーパス。これが右サイドからラームを振り切り裏のスペースに飛び出したトーレスに見事に通り、飛び出したレーマンを浮だまでかわしてそのままゴールへ。スーパーゴールだ!!スペイン先制。セナがあの間のスペースにいたシャビを見逃さなかったのがすごかったのか、あそこのスペースをケアできなかったのが悪かったのか。このシャビをつぶせず、DHとCBが開いてしまったのはたまたまなのか。ただたんに、DHが前に寄せにいたあとのスペースケアのやりかたが出来上がってないのかも。
 しかし、こういう高い位置での崩しや、相手に与える選択肢の多さが、スペインの強さだなぁ。一発のパスを狙える中盤が高い位置に4人もいるし。しかもそこにセナやラモスの絡みもあるし。裏にスペースができれば、トーレス。そこが決まんなくても、二列目からもとびだしもあるしなぁ。
 こうなると、焦るのはドイツ。余裕が出るのはスペイン。攻め急ぐドイツを尻目に、ボールを回す。相手がボールを保持しても、ポジショニングのうまさで、徐々に高い位置でボールをカット→攻撃につなげる。左のイニエスタがPA内に切り込んで、逆サイドからシルバが飛び込む。キャーかっこいい!!

○攻め手を失うドイツ
 後半に入り、左SBラームに代えて、ヤンセン。あの失点シーンが気になるのかな監督。確かに、トーレスにやられちゃったけど、ラームだけの責任ではなかろうて。せっかく左サイドでラモスを押し込めていたのに。
 さらにはヒッツルスベルガーに代えてクラニ―投入。
 確かに、守備の点ではヤンセンの方がいかも。中央でのカットからカウンターを仕掛けたり。ただ、攻撃面ではいまいち。周りと絡めてないし。ラモスが余裕で上がってこられる。
 ただ、右サイドのシュバインシュタイガーが大奮闘。クラニーも裏を狙ったりクロスに合わせたりするが、全般的に合わない。ギクシャクドイツ。
 対するスペイン。スペインはセスク→アロンソに交代。下がり目に位置したところ守備でのポジショニングが攻撃に直結している感じ。ボールサイドにガツガツいくて感じではない。いる位置がいいのか、パスカットがさえる。そこからトントンとパスがつながり、労せずにアタッキングサードへ。
  さらにもめごとでイエローゲットのシルバを下げてカルソラ。
 両Sも高い位置でボールをさばけてしまっているスペイン。これはドイツますます不利。
押し込む展開のスペイン。トーレスに替えてグイサ。スペースがない状態なら、グイサの方がうまいかも。ドイツはクローゼに代えてゴメス。
 結局は相手のペースにはまってしまったドイツ。まったく攻め手に可能性が見えないドイツ。頼みの綱は、高さを生かしたパワープレー。しかしながら、単発攻撃で読まれやすく、全くスペインのマークはずらせず。かえって、ボールを持たされた上、プレスかけられカットされてあしらわれる感じ。
 あまり危なげなくこのままクローズでスペイン優勝。

○ドイツってこの方向性でいくのかな?

 ちょっと思ったこと。ドイツって今後、DFも組み立てに加わってのパスサッカーというか、中盤で繋いでいくサッカーを目指していくのだろうか。いや、見てる分にはその方が面白いんだけども。
 ただ、ガタイがでかくて、スピードもあって、機敏で、スタミナもあって、技術もあって、しかも戦術もしっかりしてるなんてことがあっては、不公平きわまりないなぁ。
 短所・長所を活かすところが面白いのに。
 つまりは、あんまり、上手くいかなそうな気がするんですけど。その目論見。とはいうものの、面子の選びようかなぁ。うーん、わかんねぇっす。

 あとねぇ・・・こちらのweedさんのサイトで、オシム監督時代のコロンビア戦の動画を見たとですよ。いまさら未練がましいとか、今の代表を応援しなくてどうするだとか言われるかもしれないけど、EURO見たあと、あんなの見ちゃうとねぇ・・・。特に後半。所詮、親善試合だし、点入ってねーとか言われても、これ見て、ワクワクしないやつはおるまいて。
 ある意味、見ない方が、幸せかもしれない。

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posted by hemrock |23:44 | EURO2008 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年06月28日

EURO楽しんでますか?!【EURO2008 etc.】

みなさん、EURO楽しんでますか?

 こんなにサッカーが面白いとは。改めて、「サッカーを見ててよかったって」おもう試合ばかりですよ。

○クロアチア監督、ビリッチ。

 準々決勝、トルコ相手に、延長後半終了間際に先制ゴールを挙げながら、ロスタイムで同点に追いつかれPKで敗れたクロアチア監督ビディッチ。

 普通、憎まれ口の一つでもたたくか、悲嘆にくれたコメントを残すばかりだろう。しかしだ、「サッカーではこういうことはありうる、だからこそ、サッカーは最高のスポーツであることの証明なんだ。」というよな、コメントをしていたのをニュースで見た。(細かいニュアンスは違うかも)

 泣いた。すげええよ、この人。試合後、クロアチアの立場で泣き、トルコの立場で泣き、監督のコメントでも泣かされた。ビリッチ監督、この人を絶対忘れない。というか、忘れる間もなく、絶対世界中のメディアを沸かせることになるんだろうな。

○準々決勝、ドイツvsポルトガル

 ドイツのCBコンビ。鬚のメチェルダーは攻め上がりも見せるが、CB二人のカウンターの対応時の動きの悪さというか遅さにはビビっちゃった。シュバインタイガーはいいっすね!カウンターの起点となったデコの動きに目を奪われました。いや、デコなんでバルサで干されるんだろう?3-2でドイツ勝利。これもおもろかったです。

○準決勝、ロシアvsスペイン

 実は、この試合を見る前に、グループリーグの対戦を見た(このときは4-1でスペイン勝利)のだが、点数の割には、ロシアが中盤でボールを奪い一気に前線に人数を掛けるカウンターを何度も見せていた。コロジンらCBからの縦パスなんかバンバン通ってたし、SBのアニュコフ・ジルコフ、セマクの追い越しとかで、形はばっちり。ラストクロス・パスの精度や、動きに決め手がないだけなのかなと。よって、アルシャビンがはいったことで、どうなるかわからんゾ・・て思ってました、正直。

 ・・・・・すごかった、スペイン。戦いを重ねるごとに、選手間の距離感やら、考え方の共有やら、判断の一致、その他もろもろが磨き上げられたんだろうか。ゲームプランは、グループリーグの時と両者の違いはなかったかもしれない。中盤前線で、ロシアが全くボールに行けないんだ。いや、行かないんじゃなくて、行けないの。行こうと思えば、パスでいなされ、行けばいったでキープで引きつけらて、薄くなったところにまたパス。アルシャビンにボールがいかないし、マークもきつい。周りの動きも絶妙。イニエスタのキープから「そこ通すの?!」ってパスから、中央に空いたスペースにスルスルと出てきたシャビのゴール!!サイドバックのラモスが攻守に大車輪。ラモスが絡んで中盤でロシアを翻弄、シルバが持ち込み、セクスセスクのダイレクトに浮かせて裏に入れたボールにグイサの技ありのアウトサイドゴール。アンキエフが左に跳んだのを見て右アウトサイドで右に決めるうまさ。
さらに、セクスセスクのスルーから、シルバのゴール。
0-3でスペイン。圧勝。

 グループリーグでの対戦とは、かなり違った。ロシアはオランダ戦ですべて使い切ってしまったのかもしれない。

○決勝はドイツVSスペイン

 さて、この組み合わせに、棟わき踊る人も多かろう。

 ドイツ、中盤で勝負しようと思っても、あれを奪うのは難しいかあぁ。(ドイツvsトルコ未見にて失礼)

 ドイツも今まで見たいに色気出さずに、自軍内ブロックで対応すれば、イタリアみたいに、なんとかなっちゃいそう。でも、それはイタリアだからできるのだろうか。あとは、セットプレーになれば、ドイツの方が有利そうだし。ドイツは下手に前に出ても、前線からのプレスなんかしそうにないし、CBは裏のスペース使われたら打つ手なしになりそう、特にドイツCBの2人はなぁ。

 そうなると、スペインvsイタリア戦の再来か?でも、イタリアはイタリア、ドイツはドイツ。また違った楽しみが待ってそうだ。ドイツ、色気ムンムンでくるかもしれないし。

 ちょっと、ドイツの試合の入り方や、途中の変えように注目かと。スペインは、やり方は変えようもなさそうだしというよりも、変えようがない。それでも変えたら大問題ですわね。

 いや~~~~楽しみだ。どうやるんだろ????

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posted by hemrock |01:16 | EURO2008 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年06月25日

いやはや、世界は広い。【EURO2008】

いや、もうね、ユーロが凄すぎる訳でして。

もう、ブログ書いてる暇すらないわけでして。

 もちろん、A代表・北京五輪代表・モンテディオ山形も気にかかる訳ではあるのだけれど。

 ユーロ終わるまでは、頭の中身はユーロ・ニューロン。とか言っておきながら、29日の広島戦は見に行くんですけどね。

 (ちなみに、宅は未だに地上波アナログオンリーでして、TBSでやらない試合は、こちらにコメント下さるweedさんからDVDを頂いて見ております。有難いことです。)

 さて、ブログの方はEUROのグループC・オランダvsフランスで止まっちゃってます。

で、最近見た試合の中で、メモ程度に感じたことを残しておこうかなと。

○準々決勝 オランダvsロシア
 
 ロシアが良かったのか、オランダが悪かったのか。グループCを圧巻の強さで抜けてきたオランダ。その片鱗すら全く見えない試合。片鱗を出させなかったロシアと見るのが正しいのかな?
 確かにオランダはグループリーグでは、常に引き気味で試合を行う相手と戦ってきている。イタリア・フランス・ルーマニア、前から積極的に来るなんてことはないもんね。
 で、自軍内ではノープレスでボールを持てる。押し込んで試合をすすめ、先制点を挙げる。相手が出ざるを得なくなったところで、カウンターで止め。前から仕掛けたり、守備したりというやり様があまり見られないフランス・イタリア。だからこそ、圧勝できたのかなぁ。いや、引いてる相手に先制点上げてきたこと自体、すごいことなんだろうけど。
しかし、あそこまでボールを運べないとは。以前見られた、参人目の動きなんぞみられなかった気がする。
 にしても、ロシアは両サイドからの攻撃というか、一気に前線へ人数をかける攻撃が圧巻。カウンターピンチも、高い位置で確実に遅らすORつぶす。あとは必死に走って守備。
 
 これでオランダが勝ってしまったら、何となく申し訳ない。
 
 ロシアは、あんなに動いてたのに、先にへばったのはオランダ。終了間際に1点かろうじてニステルのヘディングで返して追いついたのはすごかったが、延長では全く動けず。終わってみれば、1-3でオランダ勝利。ロシアのFWアルシャビンとパウリチェンコ。こんな選手がいたなんて。CBのコロジンのキック、SBアニュコフの動き。DHセマクの攻守への貢献。最後の砦GKアキンフェフ。いや、見ないとわからんもんです。世界は広い。


○クロアチアvsトルコ
 
  グループリーグでのクロアチアを見た限り「クロアチアでしょ」って思ってました。
 いや、トルコの個々の力も凄いけど、それでも、クロアチアだと思ってた。

 始まってみれば、なんか、ノーガードの殴り合いのような試合。両者とも、攻撃の手は緩めない。しかし、なんか、フィニッシュ・ショットが決まらない殴り合い。

 で、スコアレスで迎えた延長後半。残り時間僅かのところで、モドリッチからの折り返しをクラスニッチが決めて1-0。誰もが、これでクロアチアでキマッタと思っただろう、トルコ以外は。ところが、オフサイドからのリスタート。正に最後のワンプレー。GKリュストゥのキックをセミヒが決めて1-0。そ・・・・そんなん、有るんか??!!

 で、PKでトルコ勝ち抜け。トルコの立場で泣け、クロアチアの立場で泣ける試合。
最後にシュートを止められたペトリッチに何か声をかけようと近寄るリュストゥ、声を掛けるか掛けないかのうちに仲間にモミクシャにされる。リュストゥ、いいな。慰めの言葉など、敗者にはいらないのかもしれないが、このベテランは、声を掛けずにはいられなかったのだろうて。

 準決勝には進めなかったが、クロアチアの戦いっぷりを非難するものはいないと思う。
トルコも、勝者に値する。いや、面白い試合だったわ。

 クロアチアの選手はクラニチャールやモドリッチ・コバチ兄弟の名前は聞いたことはあったけど、それ以外の選手や、トルコの選手(あ、二ハトは聞いたことある)EURO見るまで全くわからなかった。オリッチ・ラキティッチ・スルナ・チョルルカ・プラニッチ。たぶん忘れない。

 トルコも、トゥンジャイ、トバル、アルダ、リュストゥ。いいっすねー。


○スペインvsイタリア
 
 クロアチアvsトルコを見る前に、こちらを生で観ました。いや、こっち先に見ててある意味正解。途中で見なくなったかも。

 ・・・・イタリア・・・・ダメだろ。延長に入っても、引いたまま。いや、ある意味、引くしかないのか、ここは。破れかぶれで攻めてた方がいいのかもと思ったものの、それじゃ、オランダ戦の二の舞だもんなぁ。

 スペインのPK勝ち。シルバってすごいね、あのキープにパス。本当上手い。マルコス・セナも一人で中盤底で破たんなくよく動くし、繋げる。そういや、SBのラモス、前にマドリーの試合見たときには、めちゃくちゃ攻撃的だったけど、代表じゃ違うんかね?

 イタリアファンの方には悪いけど、スペインvsロシアでよかった。その方が面白そうだし。

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posted by hemrock |01:46 | EURO2008 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年06月15日

サッカー見てて良かったよ・・。【EURO2008 GroupCオランダvsフランス 6.14】

 遅ればせながらですが~。

オランダ 4-5-1

GK          1ファンデルサール
DF 21ブーラルーズ 2オーイエル 4マタイセン 5ブロンクホルスト
DH         17デヨング 8エンヘラール
OH   18カイト   23ファンデルファールト  10スナイデル
FW           9ニステルローイ

残念なのはユニフォームが変わってること。ああぁ、あの襟付きかつすっきりとした首元、オレンジ単色ナンバーが黒という配色、細身のシルエット。あのユニ格好えがったのに。いや、今のユニが悪いとは言わないけど、EURO前のユニのほうがよかったな。

 初戦のイタリア戦、3-0で下したオランダ。スタメン変わらず。あれ?右SBブラルース。オーイエルじゃなかったけ?初戦は。
お堅いフランスあいてに、攻撃が通じるか。

フランス 4-5-1

FW           12アンリ
OH   7マルダ    22リベリ      10コブ
DH       6マケレレ 20トゥララン
DF 13エブラ 5ギャラス 15テュラム 19サニョル
GK              1クペ

鉄壁の守備を誇るフランス。初戦はルーマニア相手にスコアレスドロー。負けてしまうと、非常に厳しいフランス。勝つには点を取らねば勝てない。攻撃面で、どういうやりようを見せるか。

〇どうすりゃいいの、フランスは。

 オランダは、イタリア戦同様、ポゼッションから人数を掛けて攻める気満載。

其れに対するフランス。中央の固さは定評がある。
どうせ、高めにプレスを掛けに行ってもいなされるんであれば、相手にボールを持たせて、自軍内でブロックをつくっちゃえ。自軍内で縦へのパスの収まりどこを潰し、サイドに展開されてもSBの裏を取らせなきゃOKってところか。奪った後の攻撃は前線の4人にお任せ。

 実際、前半の序盤、オランダは自軍内でのポゼッションはできるものの、フランス陣内への縦へのボールはなかなか納まらない。逆にフランスは奪ってから、攻撃に繋げる。しかしながら、あくまで行くのは4人。しかも、低い位置からなので、オランダは守備を整えられる時間があり、チャンスは作るものの、前線の4人だけでは決定的に崩せない。

 ところが、前半10分。右サイドの深い位置まで入り込むことに成功するカイト。これにギャラスが対応しコーナーに逃れると、オランダ右CKゲット。

 これをファンデルファールトがニアへ入れると、カイトがマークについていたマルダの肩越しに頭を突き出して合わせてヘディング。うわぁ、き、決まった。1-0!!!

 先制点を与えたフランス。さてこまった。どうしたものか。

〇重い腰を上げるフランス。

 1点先制されて、攻めるしかないフランス。と思ったものの、殆どやり方が変わらない。オランダは1点先取したからといって、攻めないわけがないので、プランはそのままでOKってか。

 ところが、捕まえきれないフランス。しかも跳ね返したセカンドボールは、当然のごとく押し込むオランダへ。さらにボールを保持してもオランダが高い位置から厳しいチェックで基点を作らせない。

 納まりどころを潰すにも、ボールの納まりどころを読ませない動きを見せるオランダ。ワンタッチでボールを繋ぐ、まさにシュラッシュパス。

 固めても捕まえきれないフランスは、ようやく重い腰を上げる。中央からマケレレ、右サイドのサニョルが前線に顔を出し始める。これが効く。

 この二人が絡み、攻撃が活性化するフランス。ただ、オランダ落ち着いており、マークがずれない。しかも、GKファンデルサールの安定感。やはり、攻撃のスタート位置が低いのか。ボールを持てば、じっくりと回すオランダ。

 マケレレ・サニョルの動きに可能性はあったものの、1-0で前半終了。

〇ファンバステンの矜持。

 後半、オランダが先にカードを切る。何とDHエンヘラールを下げて、11ロッベン投入。ロッベンが左、中央にスナイデル。下り目にファンデルファールトとデヨング。

 あくまでも受けずに、上がってくるサニョルの裏を狙うか!

 しかしながら、流れはフランス。左をアンリが突破しキープからのクロスに、リベリが飛び込むみシュートも弾かれる。右サイドからコブがシュート。弾かれたところに、アンリが反応しシュート。オーイエルのハンドとのフランスアピールも、ハンドなしの判定。さらには、左サイドから中央にでたマルダからDF裏へ抜け出したアンリへパスが通り、ファンデルサールと1on1のチャンス。浮かせたボールは枠外に。

 押されるオランダ。ここでさらに動くファンバステン監督。守備にも効くカイトを下げて、ファンペルシーを投入?!カイトは前半から走りまくっており、動きが落ちていたのだろうか。それにしても、あくまでも「受けない」バステン監督。確かに前半殆ど上がってこなかったエブラも上がり始めている。そこを受けずに、利用しろってか。

 ロッベン、ペルシーはかなり上目。スナイデルがトップ下っぽい。4-3-3ってことですか?攻撃は最大の防御ですか!?揺ぎ無いファンバステンの信念。交代一つで感じられる、監督の矜持。

 オランダ、マタイセンがボールを奪い、センターライン下左よりにまで下ったニステルへ。ここで囲まれるものの、ぐるっと回って上手いことかわし、空いた左サイドに出たロッベンへパス。ロッベンがそのまま左サイドを駆け上がり、中へ切れ込みクロス。中央はスナイデル、右サイドからファンペルシーが走りこみ、ファンペルシーが決める!!2-0!!!


〇追いすがるフランス。突き放すオランダ。
 
 このまま終われるはずもないフランス。負けるにしても、無得点ではやばすぎる。
 ここにきてようやく、ドメネク監督動く。7マルダに変えて18ゴメス投入。そうとう期待の選手なのだろうか。

 この交代は関係ないかもしれないが、右サイドを周囲をつかって突破したサニョル。クロスを入れると、アンリが絶妙の飛び出しから軽くタッチしてシュート。アンリってこれがあるのかってうなってしまう得点。2-1!なんとか追いすがる。

 が!直後のキックオフから。左でボールを持ったロッベン、中央のスナイデルに送ると、左サイド裏のスペースへ抜け出し、つかさずスナイデルからスルーが通る。これを左から切れ込んでPA内に持ち込む。正面はDFもおり、シュートコースはないように思えたものの、殆ど角度のない位置から強引にシュート。何とこれがゴール左上隅に決まる!ウソだろおい。あんなシュート決まるかよ!!漫画じゃねーゾぉ!!!凄すぎるゴールで3-1と突き放す。これが後半27分。

 正直、ダメを押された感のあるフランス。兎に角、攻めねば。10コブに変えて、8アネルカ投入。

 つかさず、オランダラストカード。ファンデルファールトに変えて、バウマ。左SBにバウマが入り、DHにブロンクホルスト。後半も終盤、ここは2点差もついたことだし、悪くない。

 フランス、マケレレが中央から飛び出し、決死の攻撃も実らず。オランダは、ロングボールを取り混ぜ、ニステルの惜しいヘッドを演出。中盤でボールをもって余裕の攻撃。

 ロスタイム2分。ファンペルシへボールが通ると、前に走っていたスナイデルへパスが通り、スナイデルがPA正面で切替してミドルシュート。これが綺麗な軌道を描いて見事に決まっった!!!4-1。見ているだけなのに、体の振るえが止まらない。

 4-1にて試合終了。

〇本当に、サッカーを見ていて良かった。

 これは、現実に繰り広げられたサッカーなのか。未だに信じられない。確かに、フランスのやりようの不味さもあったかもしれない。しかし、オランダが非常に面白いサッカーを見せてくたことは、揺るぎのない事実である。
 ・・・・・本当、サッカーを見ていて良かったと思う。

〇さて、気になるのは・・・・・。

 Cグループ1位突破を決めたオランダ。ルーマニアが2戦引き分けの勝ち点2で2位、フランス・イタリアが勝ち点1で並ぶ。勝ちぬけを決めたオランダとの対戦となるルーマニア。これはグループリーグ突破もありうるのではないか。
 あと、最も気になるのは・・・・・・オランダを屈服させるのはどんなサッカーかということ。攻め合いの真っ向勝負でいくか、相手の連携を徹底的に潰しにいくか。興味は尽きないですナァ。

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posted by hemrock |13:19 | EURO2008 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月15日

策に嵌まったか?【EURO2008 GroupC イタリアvsルーマニア 6・14】

TBS地上波放映2連荘の緒戦。イタリアvsルーマニア。

初戦で傷心のイタリア、殊勲のルーマニア。どうなるかね。

イタリア 4-5-1

GK           1ブッフォン
DF 19ザンブロッタ 2パヌッチ 4キエッリーニ 3グロッソ
DH         21ピルロ 10デ・ロッシ
OH   16カモラネージ 20ペロッタ  7デルピエロ
FW           9ト二

vsオランダ戦のショッキングな敗戦。そのときのスタメンガットゥーゾ・アンブロジ―にから、デロッシ・ペロッタへ。
CBではマテラッイを下げキエッリーニ。パヌッチを右SBからCBに起用。パリザーリとともにCBを組む。左SBはグロッソ。


ルーマニア 4-4-2

FW        10ムトゥ  21D・ニクラエ
OH       5キヴ   8コドレア  7ペトレ
DH               6ラドイ
DF     3ラト  15ゴヤン 4タマシュ 2コントラ
GK              1ロボント

初戦、フランスとスコアレスドローで引き分けたルーマニア。
しっかりとした守備からのカウンターが肝のチームとのこと。

○見違えるイタリア。耐えるルーマニア。

 DFラインが高く押し込むイタリア。ルーマニアはあくまで自軍内でブロックを作るやりかた、前からはこない。これでオランダ戦と同じ戦いぶりでは、困るわけで。

デルピエロは、トニの競り合いからのボールを繋げる位置、2Top気味。ペロッタが中に入ってできた左のスペースをグロッソ使うというような感じ。トニにボールが入れば、デルピエロが絡み左サイドをグロッソが抉り、中央からペロッタが飛び出してくる。相手が引いてくれるし、プレスというよりも、スペースを埋める感じの守りなので、ピルロやデ・ロッシがハーフラインより高い位置、もしくはアタッキングサードあたりでもボールを捌けるようで、そこから両サイドや、DF裏へと狙える。オランダ戦のような前線の孤立感は全くなく、DF-MF-FWの距離感がよく、攻撃が繋がる。だと、怖いのはカウンター。しかし、デ・ロッシ、ペロッタの潰しが効く。いやはや、起用は大成功。特にデロッシがすごかった。

一方のルーマニア。先に書いた通り、引いてスペースを埋める。プレスで奪うっていうよりも、中央部で固めて跳ね返し、こぼれたところを押さえてカウンターに持っていく感じ。目立ちまくるのがGKロボントの好守。中でも繋げる技術は十分にありそうなルーマニア。実際、自軍内から繋いで運ぶこともできる。だけど、やっぱりスタートが低い位置になるため、アタッキングサードまでが遠い。不思議と、ロングボールから、一気に押し上げるなんてのもあまりなし。あくまで、リスクは最小限に?カウンターも相手PA内にボールを入れられず、その手前からのシュートがほとんど。イタリアが、高めの位置でのルーマニアに対する守備が効いているのかもしれない。なので、イタリアは攻め込まれるあたりでは、対応できる人数が揃うとか。それでも、怖いムトゥとキヴ。

15分には左サイドからのスルーにムトゥが抜け出しブフォンと1on1とか。タマシュの強烈なFK。キヴの正確なFKでパヌッチあわやOGになりそうになったり。これで、ルーマニア、見方同士の交錯で6ラドイが負傷。交代を余儀なくされる。たぶんキヴがアンカーにさがり20リカが左サイドへ。

しかしながら、ペースはイタリア。何度もルーマニアPA内で勝負どころを作る。しかし、決めきれない。
GKロボントを中心に耐えまくるルーマニア。

前半ロスタイム、カモラネージのCKからザンブロッタがPA内にクロス。トニがドンピシャヘッドで先制かと思いきやオフサイド。切ないイタリア。

で0-0で前半終了。イタリアは後半もこのペースでいけるのか?前半の展開で先制点を取れなかったのはかなり痛い。こういう展開で、有利になるのは耐え切った方。これは、もしかするかもって雰囲気満載。



○策に嵌まったかイタリア。

 さて、後半、ルーマニアがどうでるか。後半序盤から仕掛けるか、終盤に勝負をかけるか。イタリアは、前半の攻勢を保てるか。

 ルーマニアは、前半と同じやり様。イタリアも前半同様攻勢をかけ、PA内まで持ち込む。またも耐えるルーマニア。

 しかし、後半8分あたりから、徐々に、自軍内でのボール回しに余裕が出てくるルーマニア。じっくり繋いで、ジワジワとあげてくる。イタリア、徐々に緩くなってきてる、やばいぞイタリア。このときを待っていたかのようなルーマニア。

 でルーマニアがハーフラインより少し下の右サイドからのFK。蹴ったのは誰かは確認できず(ギヴか?)。
これが大きく左サイド前方へ。これをザンブロッタが押さえに行くが、うまく押さえられず、落ちたところをムトゥが飛び出して掻っ攫い、そのままPA内へ左から切れ込み、強烈なシュート。決まって0-1。

 なんと、ルーマニア先制。

 
○劇的な幕切れ。

直後に攻め入り、左CKを得たイタリア。デロッシがファーサイドに入れるとキッリエーニがヘッドで折り返すと、パヌッチが押し込みゴール。なんとあっという間に取り替えすイタリア。1-1何とあっという間に取り返すイタリア。

イタリア、ペロッタに変えてカッサーノ投入。
ルーマニアも右の7ペトレを下げて16ニコリタ投入。攻める気まんまん。

今回はトニが絶好調。トニがPA内外でうまくボールを落として、チャンスを作るものの、相手陣内でボールを繋げなくなっているイタリア。攻撃時に、ゴール前に人数を掛けるようになってくるルーマニア。勝負にきている。

 で、35分ころ、ルーマニアがゴール前でパスを繋ぎシュートに持ち込み、CKをゲット。このCKにあわせようとしたDニクラエに対して、パヌッチがなんとファールを取られてしまいPK献上!!!!

 大ピンチイタリア。大チャンスルーマニア。

 蹴るは、ムトゥ。ボールはほぼ正面。倒れながらも、片腕でシュートを弾くブッフォン!!!とめたぁ!!!

 大ショック・ムトゥ。

イタリア、このPK阻止で息を吹き返し、プレス復活。攻撃も繋がり始めるも、やはり、決められず。1-1のドローで幕切れ。首の皮一枚とは正にこのこと。

 ムトゥ・・・・・・。しょうがないよ。


○雑感。

 危なっかしくはあるものの、プランを遂行する力のあるルーマニア。イタリア本気度100%怒涛の攻撃をしのいで、策に嵌めてしまうことができちゃうことにビビッタ。オランダは1抜け決定だし、次のオランダvsルーマニアでは、ルーマニアに目があることは確か。こりゃ、面白い。

 しかし、イタリアは今回の戦いで、可能性は見せてくれたかと。デロッシ、いいっすねー。

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posted by HemRock |11:30 | EURO2008 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月13日

EURO2008 GroupCオランダvsイタリア

 あああっ。見るものが多すぎる!五輪代表も結局トゥーロン・コートジボワール戦見る前に、カメルーン戦見ちゃったし。
 今晩はGroupCのイタリアvsルーマニア・オランダvsフランスの2つを地上波放映。明日はA代表タイ戦だし、日曜はJ2みちのくダービーを観戦に行くのだ!山形、いい感じですっす!

 まずは、6/10のオランダvsイタリア戦で感じたことを、忘れないうちに。
 見た試合、全部書けるだろうか・・・・。

オランダ 4-5-1

GK           ファンデルサール
DF オーイエル ブーラルーズ マタイセン ブロンクホルスト
DH         デヨング エンヘラール
OH   カイト   ファンデルファールト  スナイデル
FW           ニステルローイ

 恥ずかしながら、殆ど見たことの無い、オランダ代表。スナイデルは、マドリーの試合で出てたのは見たな。動きながらのトラップ・パスが上手かった。ニステルは怪我ででてなかったです。代表としてまともに見るのはハジメテかも。カイトはリバプールでしたっけ。バベルもみてみたかったな。

イタリア 4-5-1? 4-3-3?

FW                トニ
OH ディナターレ ガットゥーゾ アンブロジーニ カモラネージ
DH               ピルロ
DF ザンブロッタ マテラッツィ バルツァーリ パヌッチ
GK               ブッフォン

 中央の3枚がACミランセット。CWCでも見られました。ガットウーゾ・アンブロジーニの守備の厳しさを利用して、ピルロがボールを配給。意外に上手いガットゥーゾのパス&アンブロジーニの飛び出し。トニがポストで、両サイドが絡むと。
 で、CBのカンナバーロが怪我。こないだのWCでの守備は鬼だった。

〇すげえな、オランダ。

 解説では3トップということだったイタリア。オランダの押し上げもあってか、WG?の二人がけっこう低い。どっちかというと、トニのワントップぎみ。布陣の所為なのだろうけど、チェコと被る。チェコほどハッキリとワントップへのロングボール狙いってわけでもないのだが、守備でのやりようは、中央高めでガットウーゾ・アンブロジーニで塞いで、中を使わせないで、奪って攻撃とか。でも、全体的に下がり目で一旦受けるような形。なんで、オランダはチェコに対するスイスのように、縦パスを通せなくなるかと思いきや、そうはならんかった。

 出し手や受け手の技術が高いのがオランダなのか。中央三枚がポジションチェンジをしながらボールを受け、そこにSBが絡んでくる。パスの受け手を囲んだとしても、トラップ→パスの流れるような動きで次の受け手へ出されてしまう。特にスナイデル。こりゃすげえです。マドリーの試合でも「上手いナァ」っておもってたけど、今回は特にスゲエ。動きながらボールを受けて、パスを出す技術。パスの出し何処・受け何処を見つける視野。ファンデルファールトは、守備面でも厳しさを見せ、ブロンクホルストとカイトは、素晴らしいランニングでボールを引き出す。DFラインからも、バンバンボールが入る。

 で、イタリア。相手のボールを奪うとしても、低い位置。しかし、イタリアにはピルロがいる。ここでボールは奪われずに、前線へボールが運ばれるものの、単発の攻撃で終わる。ザンブロッタは再三上に上がるんだけど、中で絡めない。

 押し込み続けるオランダ、堪えるイタリア。結局は25分、右のFKをファンデルファールトが直接狙う。これをブッフォンが弾くと、コボレだまをオランダが拾い、すぐさま後ろのスナイデルへ送る。これを強烈ミドルがゴール右に向かっていく。これをゴール右にいたニステルローイが足に当ててゴール。オランダ先制。オフサイドくさいとのこと。だが、オフサイドの判定はなし。

 これは焦るイタリア。下っていては点は取れない。したがって、仕掛けていくわけである。でイタリア左CKからのコボレだまを、ブロンクホルストがクリア。ここで一気に前に出るオランダ。「ズワッ」一気に動く!!カウンターー!!クリアボールを中央でファンデルファールトがキープ。左サイドを一気に駆け上がってくるブロンクホルストへ。ここから、逆サイドを上がってきていたカイトへ大きくサイドチェンジ。これをヘディングで中央を走ってきたスナイデルに折り返し、スナイデルが見事なシュート!決まって2-0。ぐぉおう。痺れた。

〇意地を見せろイタリア。

 前半終了時、2-0。さぁ、2-0ですよ。2-0の怖さを知らないJ2山形ファンはおりません。守備面で脆さもあるオランダ。どっちかというと、若いイメージのあるオランダ。後半イタリアが1点返せれば、勝負はわからなくなる。面白くなってまいりました。

 やはり仕掛けるイタリア。マテラッツィを下げてグロッソ投入。左グロッソ・右ザンブロッタの攻撃的SB。
アンブロジーニのダイナミックで圧力の有る前線への突進も冴えてくる。で攻勢をかけるイタリア。デルピエロ、カッサーノも投入。ピルロもハーフラインより上でボールを捌けるようになり、攻撃がつながる。

 ピルロの惜しいFKや、ラインの裏を取ったトニがファンデルサルとの1on1、ループ失敗等。

 しかし、悲しいかな、再びカウンターの餌食に。ピルロFKを阻止した後、左サイドからのスルーにブロンクホルストが抜ける。逆サイのカイトにパスが渡り、シュート。弾かれたボールを、パスの後ゴール前までそのまま飛び込んできたブロンクホルストがヘディング。決まって3-0、イタリア残念、勝負あり。

 意地を見せて、押し込んだものの、あえなくカウンターの餌食に。1点を早めに返せれば、また流れは変わったかもしれない。カウンターを恐れて、攻勢にでなければ、1点返せないわけでして・・・。まぁ、1点先取でも、攻めっ気を失わないオランダ。そこまで出なくてもって話もあるが、きっとそれでは勝てないだろう。なんて、カウンターのリスクはしょうがないよねって他人事だから言って見る。

 しかし、うちのワード、ザンブロッタの1ぱつ変換で「残部六田」。グロッソが「愚六祖」。使い古されたネタだけど、なかなかワードもやるもんだ。

〇はたして、このままで勝ち抜けるかオランダ。

 素晴らしい攻撃の連携を見せたオランダ。やはり、こういうチームは見ていて面白い。何とかこういうサッカーが通用して欲しいと思うが、このままのスタイルで何処まで勝ち抜けるか?案外、負ける時にはアッサリとやれれてしまいそうだが、 何とかこういうスタイルのままで、勝ち抜いて欲しいと切に思ってしまう。

 ・・・・・でも、優勝は、ドイツと予想しております。

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posted by HemRock |19:24 | EURO2008 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年06月10日

イメージと違ったチェコ【EURO2008 スイスvsチェコ】

うはぁ、12日にはU-23のカメルーンとの親善試合があるので、それまでにトゥーロンのコートジボワール戦も見たい。でも、やっぱりEUROは見たい。しかも、山形も好調ときてる。うおーー見るものがいっぱいあって、うれしい悲鳴。まずはEUROのスイスvsチェコ。

スイス 4-4-2
GK               べナグリオ
DF リヒトシュタイナー ミュラー センデロス    マニン
DH            インラー フェルナンデス
SH   ベーラミ                    バルネッタ
FW           フレイ   シュトレーラー

昨年9月日本代表の欧州遠征で対戦したスイス代表。あのときCHの位置で出ていたマルガイラツは怪我らしい。マルガイラツとHヤキンが交代になってから、流れが変わったんだっけ。ベーラミのファウルがやけに思い出される。インラーやバルネッタもでてたが、あまり印象にない。ただ、この二人、こないだのドイツとの親善試合で、0-4で負けたものの凄い動きを見せていた。バルネッタちょっと雑だったけど。問題は、異様に運動量を必要とするスタイルなため、スタミナが持つかどうか。実際、日本戦・ドイツ戦ともに足が止まっちゃて大量失点。


チェコ 4-5-1
FW               コラー
OH   プラシル  ヤロリム  ポラック  シオンコ
DH              ガラセク
DF ヤンクロフスキ ロゼール ウィファルシ グリゲラ
GK               ツェフ

さすがに有名なチェコのメンツ。でもOHの4人は誰もわかりません。ロシツキ―のプレイをあまり知らないため、不在の影響は不明。ただ、アーセナルでも不在を嘆かれていたってことは、すごいんだろうな。EURO2004のときは、コラーにあてた後の波状攻撃がすごかったとか。やっぱり今回もそこなのかな。でも、コラーもガラセクも35よ・・・。

○らしさを出せないスイス。イメージと違うチェコ?

 スイスは、中盤で複数人のプレスでボールを奪い、一気にプレスの人員が攻めに転じて前線に走り、常に数的優位を作り出す攻撃をしたい。事実、ガラセクの位置でインラーが素早く詰めて、フレイが下がってボールを奪い、シュートに行ったり。インラーがサイドをおとりにして中央に進出する動きがあったり。

 ただ、チェコはそこにのらない。いや乗れないのかもしれない。中盤でのやり合いにはあまり参加せず。ロングボールでコラーを狙う。さらには、OHの2枚で楔のパスを入れるパスコースを消し、前に出る動きも牽制。縦パスが出たとしても、楔にはしっかりマークで入れさせない。サイドにボールを回させ、SH単発気味の攻撃で終わらせる。

 グループリーグ初戦、やはり慎重に行くのはセオリーとはいえ、聞いていたイメージとは全く違うチェコ。

 スイスは、持前の組織力を生かせない。中盤があまり使えない状態。相手の良さを消したチェコ。特にOHヤロリム・ポラックの守備面での貢献度はかなり高い。ただし、その分チェコも攻撃に難ありか。コラーに当てて、前を向いた状態のOH・SHの合計4枚がどれだけ攻撃に絡めるか。OHはもちろんのこと、SHの二人も守備意識は強いため、あまり前に絡めない。しかも、コラー、ポストの後の動きも悪い。センデロスのがんばりがあるのかも。

 で、中をつなごうとすると、スイスのプレスからの攻撃。けっこうチェコも厳しい状態かと。

 とおもったら、フライとグリゲラが接触。フライ負傷退場。どうすんだろ。


○危険な男、Hヤキン登場。

 日本との親善試合。まったく守備面で役に立たず、中盤の穴になっちゃてた「危険な男」Hヤキン。ただし、その時も攻撃センスはすごかった。両面の意味で「危険な男」。
 親善試合の時はCHの位置だったような気が。中盤ででつないでくる日本にたいして、まったくチェックにいかない潔さ。ただ、今回は2Topの下がり目。しかも、中盤でつないでこない、間延びしたチェコ
そんなに守備的タスクはなくて済みそう。

 で、効きました、Hヤキン。まさに「毒にも薬にもなる」選手。なかなか、縦に入らないと見るや、ぐうっと下がってボールを受けて、代わりにDHがそれを追い越して飛び出したり。中央で受けて、ブレーキをかけて、サイドや後ろの追い越しを促したり。サイドに流れれば、バルネッタあたりとチェンジしたり、薄くなった中央にフェルナンデスでがっつりでてきたり。

 非常に厳しいチェコ。しかし、まぁチェコ完全に防戦一方。まったく攻め手がつかめない。なんとかGKツェフを中心によくまもる。


○やっぱり、チェコがしたたかなのだ。

 チェコ、このままでは如何と、コラーを下げて、10番スヴェルコシュ投入。ただでさえ押し込まれて、最後のたのみ、ロングボールの受け手を引っ込める。そうか、相手の裏にけって「行ってこい」って作戦か?

 でも、意図してなのかどうなのか、サイド突破からCKを得たチェコ。こぼれ球を、チェコの誰かがヘディングでゴール前に弾き返すと、スイスDFラインの裏を一瞬でとり、飛び出したスヴェルコシュが合わせて先制ゴール!0-1。やっぱり、FWは裏を取る動きがないとなぁ。

 で一点先制したチェコ。残り時間は20分くらい。現実的に引きます。潔く引きます。そりゃ、グループリーグ初戦。負けてはいけないことは確か。ただ、しのぎ切れるのか。

 スイスは、ハーフライン近辺ではしほうだい。こぼれ球を拾いまくって押し込みます。しかし、慣れているのかチェコ。ずいぶん硬い。とはいううものの、やはりこういう展開ではピンチは当然あるわけで。

 シュートレーラーが頭で落としたところにバルネッタが飛び込みシュート。こぼれ球を、途中で入ったフォンテンランがシュートもクロスバー。これは惜しい。入っちゃえばもっと面白くなったのに!

 で、結局は、チェコが本当にしのぎ切って0-1でチェコ勝利。あそこまで、押し込まれんのに、しのげるってのは凄い。

○雑感。

 スイス、最後まで足は止まらなかった。結局、中盤でのプレスがそんなに必要なかったてのが最大の要因だったり。もしかすると、中盤でのしのぎ合い勝負でやったら、意外とスイスが息切れしてもっと大味の勝負になったかもって思うのは、ちょっと穿った見方か。

 やっぱり、大会に掛けるモチベーションの違いが、かなり大きな要因なんでしょうね~。

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posted by HemRock |18:26 | EURO2008 | コメント(4) | トラックバック(0)
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