迷い人

日本が良いのか、相手が悪いのか?

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 実は、書こうか書くまいか、迷ってしまっていたんだが、やはり、試合を見て感じた所は残しておくべきだと思い、書いてみる。

 結果から 
 
日本3-0ボスニア・ヘルツェゴビナ 得点 後半22分中沢 同35分山瀬 同42分山瀬

 まずは、チリ戦の前半でのやり方から、大きく変わったなという印象を受けた。両サイドを利用し、揺さぶりをかけて、隙間の開いたPA前やPA内のスペースにFWやOHが飛び出し、前が薄いと見れば、DHやDFも前線に絡みチャンスを量産。ここでは、決定力云々の話は別として、前回見られた狭い幅での、縦長の突破を試みるシーンはあまり見られなかった。其の分、SBの攻撃に関する動きもかなり効果的に利用できた。FW・OHが常に相手の後ろをねらう。この動きと、サイドチェンジによる揺さぶりと凄くマッチしていたように思う。

 前エントリーでの、注目したい点と、その結果を考えるに。

・局地戦からの展開の有無。スペースの有効利用。・・・・狭い所を、ショートパスでの縦長突破、あまり見られず。変わりに、スペースを利用した、広い攻撃が見られる。けっか、OHの飛び出しが生きたような感じ。
・DFラインの位置。・・・相手が積極的に来ないので、相当高め。結果、後方からの攻撃参加(パスコースを増やす動きや、前方のスペースを利用する動き)が多く見られた。
・局地戦を挑む位置。プレスの開始位置。・・・・相手が、あまり積極的に来ないために、高めで仕掛ける。攻撃に直結する切っ掛けに。

ってな感じかな。

 ただ、それが、ボスニア・ヘルツェゴビナがパリッとしなかったことが、第一要因なようなきもする。ボスニアはチームとして、纏まってない。守備に関しては、中途半端にプレスにくるし、全く連動感がない。最後の守備に人数を掛ける感じ。しかし、PA内により過ぎる為、サイドユルユル。それならプレスかけて、サイドに振られる前に止めればいいのに。プレスしないならしないで、DF同士のサポートの連携シッカリ取らなきゃなんないだろうに。人数掛ける割には・・・。

 完全にゲームのイニシアチブを日本に取られていた。攻撃に関しても、日本の後列からの攻め上がり等を防いだあとの、開いたスペースを狙ったカウンター。10番-11番のテクニックは確かにあったが、其れだけを頼みにしてる。ちょっと、あのチリ代表を見た後だけに、あまりにもあんまりな出来であると、私は思った。いや、折角来日してるんだし、あまりこんなこと言うのも気が引けるのだが。祖国の代表の戦いを見て、オシムさんはどう思ったろうか?使命感を感じ、ボスニア代表の指導者になっちゃったりして・・・・。

 日本のDH-DFの位置は私の見た限りではほぼフリーであったので、この位置からの組み立てが、ほぼノーストレスでやれているように見えた。日本は4-4-2で啓太のワンボランチ、トップ下大久保って話だったが、私の印象としては、憲剛は啓太の位置辺りまで下がって、ボールを一旦受けて、前方やサイドに展開していたように思える。で、パス出しの後に大きく中央や左右のサイドに走り出して、次のスペースを狙う。これが、見事にはまっていた。右SB内田や左駒野の動きもよく、特に内田は前線のスペースを見逃さなかった。もちろん、憲剛が其のスペースに気が付いているから、其の動きも生きる。OHがサイドに開けば、SBが中に入ったり、DHが上がる。この辺の攻撃面でのスペースを利用した連携は、よかったのではないだろうか。FWも、高原が一旦下がって裁き、そのスペースに大久保飛び出す。クロスの競り合いにおける、巻のあたりの強さは、相手GK/DF陣にとっては、かなりのプレッシャーになる。PA内でのチャンスは、前回とは比べるべくもなく、CKの本数も多かった。

 ただ、繰り返しになってしまうが、あんまりにも、ボスニア代表が冴えなかった。だから、この攻撃を、額面道理に「素晴らしい」と言えなくなってしまった。岡田監督は大変だ。

 相手のカウンターについては、内田が上がった裏・CBが攻撃参加してできたスペースを主に利用されていた。このスペースをケアできる方法がどんな方法があるか、わからない。ようは、これがDH1枚の辛さなのか?まぁ、全てのカウンターを完全にシャットアウト出来るわけでもないし・・。そこまで考えすぎると、攻められない。だだ、憲剛が上がれば、遠藤下がり目になったりしていた感じも受けるので、その辺のバランスの取り合いは意識してるようだった。とすれば・・・遠藤の変わりに阿部ってわけにはいかないかな。遠藤の上がり目での一瞬のパスだしっていうか、ワンツーに絡むシーンなんか見てしまうと、それも勿体無いしなぁ。いや、本当にわからんです。

 先発の前線3枚はほぼ目論見道理の効用をあげてたのではないか。これで、高原が本調子になってきたら、結構面白い。注意したいのは、この3枚もしくは、大久保-高原のやりとりのみで、低い位置から突破を図っても、単発で終わってしまうこと。中、サイド等からませながらいかないと、前回同様、マークが絞られて十分対応されちゃうだろうから。

 やり方を変えてきた岡田監督。柔軟性が高いと見るか?相手が、ナニだったことはあったにしろ、(私が見る限り)問題と思わしき点を修正した点は、ある意味、いいことなのではないか。良いか悪いか、この時点で、言いいれない私もちょっとナニだが、修正能力というか、課題点を修正し、よりよい戦いをしようという意識は、感じられると思うのだが。サイド・スペースを利用して、裏も常に意識するやり方は、良いと思うんだけど。何れにせよ、次は本選。信じるしかあるまいて。

以下は参考程度に、試合中の、目に付いたプレーについて。

日本 
GK             18楢崎
DF  25内田   22中沢  6阿部  3駒野
DH             13鈴木(CAP)  
OH  14中村     16大久保     7遠藤       
FW         19高原 12巻

 国家は、オペラ歌手に任せるべきだな。あのキーでの国歌斉唱聞いたのは久しぶり。しかも、ブレスの位置も流石だ。もうJ-POP歌手は勘弁。

 【前半】

 日本4-4-2 啓太1DH。楢崎久々の先発。大久保トップ下。山岸はずれる。

 開始当初 PA内右奥に入ったボールを頭で落とし、そこに憲剛。憲剛PA前に出てきた遠藤に折り返すも、トラップがうまくいかずシュートを防がれ、こぼれ球に大久保が反応しシュート。

8分 左に開いた憲剛が、下がってきた巻に当てて再び受けると、DF裏へ出すと、大久保飛び出る。

10分 阿部が前方のスペースを上がったスペースをつかれカウンター。中央を破られ、左サイドに開く10番へ。内田が対応し、遅らせるが、10番はグラウンダーでPA内にボールを送る。これを阿部が戻りきりカット→楢崎押さえる。

 楢崎のほうが、こういうところ見てると、安心感があるな・・・。

14分 左駒野が左サイド前方に送ると、前中央に後方から上がった憲剛へ。右に開いたスペースに、内田が上がってくるのを見逃さずパスを送ると、内田がそのままPA内の遠藤へクロス。

17分 相手ロングフィードのバウンドを見誤り阿部が裏に抜けられるものの、シュートには至らず。

18分 自陣内で阿部・憲剛・大久保と前線へパス回しで進もうとするも、相手11番にカットされミドルシュート。

19分 左サイドスローイン。左サイドにて憲剛→駒野→遠藤→憲剛とつなぎ、左の深い位置へすすみ、クロス。
PA内にニア高原、中央巻がはいってきており、巻にあわせると、GKが飛び出し、巻も突っ込む。結果激突。ボールはクリア。

24分 相手右からの攻めのボールを奪い、駒野が中央裏に走りこむ高原へロングフィードも通らず。この際、憲剛左サイド前のスペースに走りこんでいた。

26分 相手の中央からの攻撃を、ハーフライン付近で憲剛と啓太で潰す。

29分 左サイド深い位置。遠藤PA内にけりこみ、中央から飛び込んだ憲剛に合わず。左サイドでこぼれ球を拾った相手選手に、巻激しくチェック。そのためこぼれたボールを中沢が再び、左深い位置に持ち込むも、倒されFK。これを遠藤直接狙うも、GKに止められる。

 巻、先ほどのGKとの接触と、今回の接触でわき腹を傷めたようす。巻OUT山瀬IN 大久保がFWに上がり、山瀬がTOP下へ。

34分 中央高めで憲剛キープ→右サイド内田へ、内田そのままPA内へ持ち込みシュートと行きたかったが、角度があったためか、折り返しを選択。これは大久保?に合わず。

憲剛下がって受けて展開したり、左右に開いたり、中にはいったり、兎に角いい動き。
ちょっと、山瀬がFW陣、特に高原とのコンビネーションが合わない。まだ時間が掛かるか?

37分 自陣寄り左から大きく右前方の内田へ。内田はそのまま右を持ち上がり、PA前に出てきた山瀬へ。山瀬、PA内に飛び出す大窪へ送るも、GKに押さえられる。

39分 左サイドにて山瀬と憲剛。憲剛またも右スペースの内田に振ると、内田はPA内で待つ高原へ。トラップ上手くいかず、シュート体勢に入ったときにはDFに阻まれる。

すぐさま、上がり目の内田の裏のスペースに出され、右サイド突破されてクロス。中沢がおいつき防ぐ。

DFラインの裏を狙うも、大久保オフサイド。

44分 相手のロングフィードをPA前で中沢競り合って抑えるも、ファールを取られてFK与える。しかし、壁の足下を狙ったシュートは、楢崎押さえる。

【後半】

 ボスニア、多少積極的に攻めに来るようになる。

5分 左サイド 大久保→山瀬がドリブルで中に入りPA内でシュート体勢も、DFに止められ、こぼれたボールをPA前左よりで遠藤が拾い、PA前正面に入っていた駒野がPA内へグラウンダーで送るも、DFに当たり、左CK。これを遠藤ショーとコーナーで仕掛けるも、防がれ、右CK。このCKに中沢競り合って弾かれたボールを憲剛ミドル。再度右CK。中沢に合わせるも、GK押さえる。

6分 右内田からPA内へグラウンダー。大久保スルーで山瀬飛び込むものの、シュートならず。

8分 左サイド深い位置で駒野倒されFK。遠藤のFKに高原ヘッド狙いで飛び込むも、押さえられる。

14分 阿部が前方のスペースを一気に持ち上がり、下がってきた高原が楔でうけて憲剛へ。

20分 右内田からクロス。PA内大久保、頭で合わせたが、惜しくも合わず。

22分 右CK遠藤。PA右側の開いたスペースに入れると、そこに飛び出した山瀬がシュート。ゴール左に弾かれたこぼれ球を中沢が左で押し込み、先制点。

32分 いい動きを見せた憲剛OUT今野IN。久しぶりの登場、今野。AC左SB出場以来かな?あの左サイドで右足アウトサイドで上げたセンタリング思い出した。色々試してみることに意義がありそうだ。そのままの位置か?

35分 高原、交代を訴えOUT播戸IN

38分 今野がセンターライン付近で、相手の後ろから追いつきボールを奪う。なるほど、これはいい。前方中央の大久保に送ると、山瀬が走り出しボール要求。大久保、これに合わせて、DFの裏へ浮き球で送ると、山瀬に通り、バンドもフォローで走りこむ。山瀬、GK1on1これを落ち着いて決める。2-0。

42分 今野パスミスで奪われるも、すぐチェック。左サイドに追い込み、スローインに。

大久保OUT羽生IN ゼロ封の為、逃げ切り想定しての交代かな。だとすると、ここで下がり気味にならないようにか。

43分 交代直後、今野がリスタートで左からロングフィードでPA内へ。抜け目ない!!!しかも正確。ビックリ。これを、バンドがDF2人と競り合い勝っちゃった。落とした所に、山瀬が飛び出てじゃじゃじゃじゃーンの追加点。3-0

で、終了。

オシムさんも、現地で観戦できるまで回復。足元は、まだおぼつかないものの、ここまで回復できてよかった。絶対、出さないと思うけど、コメント聞いてみたいよね・・・試合に関する。いや、出さないだろうな。



じじさんのブログ「J3」の企画「ボスニア・ヘルツェゴビナ戦 戦評集」に参加してみました。
是非。他の方々の戦評も見てみてください。

◎ボスニア・ヘルツェゴビナ戦 戦評集 


1 サッカーコラムJ3 

   【日本×ボスニア・ヘルツェゴビナ】 山瀬功治の2ゴール 

2 l.a.t. Project

   これが岡田ジャパンの夜明けなのか 

3 サッカー好きの日記帳 

   日本×ボスニア・ヘルツェゴビナ 

4 lifeisfootball

   【嘆】結果オーライのリニューアル岡田ジャパン初勝利



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日本が良いのか、相手が悪いのか?:返信

 コメント有難うございます!!!

 タイ戦もリアルTIMEで見られるかどうか解らない状況でして・・・。

>>私が最も心配するのは、今見ることの出来るサッカーそのものが無くならないかという事です。

 正直、そこまで考えてませんでした。

 そういえば、weedさんは「暗黒時代を知るものにとって、オシムの見せるサッカーが一縷の光明」とのコメントを書いて下さいました。其のコメントをさらに掘り下げた内容ですね。

 WC本選出場が当たり前で、世界とイカに互角に戦えるか。視聴者は、すでにWCの予選突破には刺激がなくなってるってことは、これダイレクトに視聴率が落ちてる原因なんでしょうね。そこで、さらにWC予選敗退となれば、weedさんの危惧する面も当然ですね。
 
 以前の私は、試合内容なんて、ほぼ関係有りませんでした。「派手なゴールシーン、名の通った選手」これですね。やってるサッカーが本当に世界に通用するかどうかなど、マスコミ報道で「通用する」って言ってるんだからそうだろうって程度にしか考えてなかったですし。視聴者が、以前の私のようなものと仮定すれば、至上命題はWC出場。「世界に通用するか」と言う点は、利害の一致するマスコミを利用して美辞麗句の絨毯爆撃で、世論調整はなんとでもなるんでないでしょうか。一時的にはですけども。このあたりの実績はありますしね。・・・途中で其のマスコミから、そっぽを向けられさせしなければですけど。

 こういう考えでは、刹那的には食いつなぐことはできても、長期的みれば「実力」が伴わないわけで、なんの問題解決にもならんですね。

 恐らく、大半の視聴者が求めるのは「雰囲気」。オシムさんから岡田さんに代わったことによる興味の減退も、シッカリと試合を見て判断してる人は少ないと思います(実は、私も其の域を脱していないのではないかと、自分自身が信用できません)。視聴率やチケットの売れ行きの低迷も、「内容的に不満視」してる層よりも「雰囲気的に盛り上がれない」層が多いように思うんです。なんで、勝ちさえすれば万事OKみたいな。

 岡田さんのサッカーは、むしろ、視聴者受けするかもしれんです。前線の1on1が増えそうですし、スピード重視で、裏の薄い所を狙って、突破してシュートなんてシーンは、やはり、爽快なのかもしれんです。それが、通用するかは別として。そこに、五輪世代や、柏木世代なんかのっかってくれば、「ぴちぴち」した勢いのあるサッカーとして、格好のネタになるやもしれません。

 ただ、海外のサッカーを気軽に見ることの出来る現在、それで「よし」とする層は減っていることは確かでしょうね。

 私は、ドイツワールドカップを巡る、「マスコミ報道狂想曲」に踊らされた一人であります。よくよく、試合内容を見もせず、報道の雰囲気のみで、「世界に通用する」と思ってしまっていました。日本リーグ時代、ドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜等はニュースで知っている程度です。Jリーグバブル、その後の暗黒の時代も、知識でのみ解る程度です。それゆえに、今のサッカーを見続けたいと思うんです。

 いや、今回の日本代表がWCで活躍できることを願ってはいるのですが・・・・そこに至る道のりを、シッカリ見続けたうえで、世界に通用しない姿を目の当たりにすることも、サッカーを見る上では、重要な所なのかなぁと、個人の観点から思ってます。自己中心的な考えです。そんなことは、ジーコ時代を見れば解るだろう!!ってことなんですけどもね。いや、そうなんですよね。

 確かに、同道巡り感は否めませんね。ああ・・・なに言ってるのかぐちゃぐちゃ。

 日本のサッカーの進歩を望むのは、サッカーを見ている人は皆そうでしょう。「世界と対等以上に戦う日本代表」を望んでいるでしょう。ただ、実際の試合を自分で見て、進歩か後退か停滞か論じることの出来る層は、私を含め一般的には多くは無いと感じています。だからこそ、協会に見くびられてるのかもしれませんね。やはり、このままではマズソウです。サッカーが気軽に見られなくなるのは困りますからね・・・。

日本が良いのか、相手が悪いのか?

こんばんは、新しいエントリーも無いようなので、
また、思った事を書き綴ってみます。

>>私は、多分「今見ることの出来るサッカーを楽しみたい」って感じなんだと思います。

私が最も心配するのは今見ることの出来るサッカーそのものが無くならないかという事です。
HemRockさんはワールドカップドイツ大会の後からサッカーを見始めたと以前記載がありました。
そこから出る言葉なのだろうと理解できます。
しかし多くの人にとってはそれ以前か、もしくはずっと昔から日本サッカーを見守ってきた方も多いのだとも思います。
少なくとも15年より前には国内に見るべきサッカーそのものが存在しませんでした。
当時はアマチュアの日本サッカーリーグがあり観客動員は千人程度、
92年にハンス・オフトが率いるアマチュアの日本代表がアジアカップに初優勝したころからサッカーが一般に認知されはじめ、93年にJリーグが開幕したのをきっかけに民放がこぞって中継し、俗にサッカーバブルと呼ばれる短い栄華期間があったものの、
ドーハの悲劇でワールドカップの夢が絶たれると
以後は視聴率低迷で95年にはテレビ放送がほぼ打ち切りに、
98年の横浜フリューゲルスの消滅をはじめ、赤字球団が半数近くになり、Jリーグの存続が危うかったのはまだ10年ほど前の話です。
NHKの衛星放送とスカパー開設でCSでの中継ははじまったものの、海外サッカーセットを選ぶと付いてくるオマケコンテンツが当時のJリーグの価値でした。
地元サポーターが懸命に球団を支えるも一般客が殆ど来ない状況+放映権料の殆ど入らない状況では経営は火の車だったはずで、
その状況をなんとか救ったのが代表の98年初めてのワールドカップ出場、2002年の地元開催のワールドカップによる盛り上がりではないかと思うのです。特に98年はワールドカップに出られなければそのままJリーグは終わったのかもしれないほど危機的状況でした。この2つの大会での代表露出とスター選手の出現によって一般客もJリーグに定着しはじめ、やっとJリーグが軌道に乗るようになってきました。しかしまだ5年もたたないのが今です。
昨年からスカパーもJリーグを見るのに別料金設定になり、オマケ扱いでなくなったところであり、本格的に採算が取れるようになってきているところだと思われます。
しかしながらJリーグがいよいよ隆盛を極め始めた今、代表人気には蔭りが出始めました。
ドイツのワールドカップでスター選手を揃えた代表が無様な負けっぷりで同格のオージーに粉砕され、格上のブラジルにあしらわれた負け方ゆえにです。スター選手を揃え、良い勝負が出来ると思っていた一般視聴者には厳しい現実が露見され、
ワールドカップでは地元開催以外では未勝利の1引き分け5敗の結果であり、
世間一般のサッカーファンが以後関心を持ってきたのが、世界と互角に戦って勝ち抜けるサッカーを日本が今後身に付けられるのかどうかという事であり、3大会連続でワールドカップに出場した為、予選に勝って出場する事には既に刺激は無く、世界と互角に戦える日本オリジナルの戦い方を構築できるかどうか、という事がこの2年間の最大の関心事だったと思うのです。
ドイツ以降から見られたHemRockさんには失礼なものいいかもしれませんが、その日本サッカーのレベルアップに期待するムードというか世論のようなものが私には強く感じられ、
それがオシムへの期待と失礼ながら過去に回帰した岡田監督登場への失望感のムードにあると思うのです。
かくいう私はそうです。
過去に試し、世界に通じなかった戦術に再び戻る、あるいは縦ポンサッカーで結果優先で戦おうものなら、
そして日本サッカーの進歩が見られない戦い方を見せるならば、
それは失望感が代表戦を支配し、
代表戦の視聴率や観客動員は低迷するだろうと予想されます。
私の脳内妄想だけなら良いのですが、そう感じる方や反応する方はいくつかの掲示板サイトなどを見る限り、相当多いように思えます。

代表戦の視聴率が低迷すれば放送の打ち切りすらも、
それはすなわち注目選手やスター選手の誕生がなくなり、一般人への露出や知名度UPを妨げ、
結果Jリーグに足を運ぶ一般客が減り、サポーターだけが懸命に支える暗黒時代への回帰や存続すらも危うくなるかもという事にも繋がりかねます。
やはり代表とJリーグは一蓮托生の関係であり、
楽しいサッカーを見たいと書きましたが、
それは私は言葉を間違えました、代表の、日本サッカーの進歩が見たいのです。そう思っている人は相当多そうです。
そうでないと日本サッカー、Jリーグそのものの今後に深く影響すると思うからです。








日本が良いのか、相手が悪いのか?

 返信おそくなりました~。

>weedさんへ 

ジーコ時代初期の日本代表のサッカーがどんな物か、当時よく見ていないので解らないです。「陥りやすい単調さ」と言う所は、前出のように、ミスをしやすく、リズムが一定になりがち、さらに、速く前線に送るということは、FWに入れる展開が多く、守備側からすれば、いくらパスが速くても、入るところが前線のFWであれば、狙いが付けやすいといったところでしょうか。このFWに入った段階で、2,3人のマークもモノともしない鬼キープや、稲妻突破、超絶ゴールなどがあれば。裏を狙うのは有効なこととはいえ、瞬発力などで日本を凌駕するチームの場合は、通用しない場面もあろうかというこでしょうし、そもそも、其のスペースすらあるのかどうかね。

 だとすると、やはり、FWの力が重要ですねー。そういえば、ジーコ時代のセレソンは、FWが悩みの種だったと、何かで見た記憶がありますね。

 Posに関係なく、其の場面場面で、其の位置に居るものが、其の位置での役割をこなす。ボールの無い位置での、連動した動きって所があまり見られないと言われれば、そうかもしれないですね。なんというか、ピッチの縦をBack-Mid-Flontと左右をLeft-Center-Riteの9のエリアに分けた中で、其々のPosの選手が、与えられたエリアの中で役割をこなすって印象が強いのかなと。細かく、どうかと言われると、まぁ、説明ができんのですが。

 ようは、「速いけど、押さえどころがハッキリしている」サッカー?んんんん。結局は、攻撃は前線頼みのサッカー?兎に角、前へ送る意識が強いことは確か。周りを利用して崩していくやりようとは、違いますよね。攻守におけるスペースの考え方の相違というか・・。あ、そうだった、「数的優位の意識」だ。そこだそこ。蹴導さんとこでも書いてあったことだった。そこの意識の違いが、根本的に違うと。

 以前、weedさんの書いた、「日本人におけるフィジカルの優位性」を考えると、瞬発力・パワー・スピードをメインにしてワンポイントで「数的優位」を作り出すよりも、常に「数的優位性」を作り出す動きを、継続的に行える持久力および、組織力を活かす事って所ですね。

 ああ・・・なるほど、オシムさんの、この考え自体が、常に、相手に2択を迫ってるみたいなものってのは、こういうところか。チームとしての対応力に違いがありそうですね。

 こういう違いを意識しながら見ると、もっと面白いのかもしれませんね。でも、私にとっては、その違いが解るかどうかが問題です。「違うもの」という前提で見てしまわないように、注意する必要もありそうですね。なんか、言ってることが矛盾してるような気もするけど。

 楽しいサッカーを見たい・・・私は、多分「今見ることの出来るサッカーを楽しみたい」って感じなんだと思います。早く言えば、「ノンポリ」なだけかもしれませんね。

日本が良いのか、相手が悪いのか?

おはようございます。
ちょっと今回は追伸をば、

>最短の得点を目指してワンタッチパスを多用するチーム、今までそういうチームはたくさん目にしましたが、結果がついてきたのを殆ど見たことはありません。

この部分は言葉のイメージだけでいうなら、形ややり方は違えどジーコ率いた旧日本代表の初期の黄金の中盤(中田、中村、小野、稲本)も最初に目指したコンセプトは同じではないかと?
ワンタッチ、ツータッチで素早くつなぎながら相手守備を崩すという、
脱線すれば、ジーコの本家ブラジルの黄金の中盤(ジーコ、ソクラテス、トニーニョ、ファルカン)もワールドカップではイマイチ冴えませんでした。
ジーコそのものも78年、82年、86年と決勝まで行けず、後に94年、98年、02年とブラジルが3連続で決勝まで勝ち上がったのからすればジーコ時代はセレソンのなかでは低調な成績にも取れます。
やはり強力なロマーリオやロナウドのようなフォワードがいてこそなのかと、
このあたりはペレファンさんが詳しく、
意見などされそうなのでこのへんで、


私の主観ではパスを繋ぐサッカーはややもすると単調におちいりやすい危険さを感じます。ましてや技術的部分で世界を圧倒するどころか劣りさえしている、しかも体格にも恵まれない日本代表が最短の得点を目指してのワンタッチ等パスの繋ぎや、裏への縦ポンで戦っていくのであれば結果は既に見えるかと。

オシムのサッカーが4バック、3バック、2バックと相手に合わせてゲーム中に形を変え、ポジションに関係なくまず守備で対面を1人が押さえ、横から1人がパスコースを切り、パスの受け手をさらに1人が押さえ、奪い役が囲んで奪取し、展開役にボールが渡り、サイドに誰かが走ってボールを受け、フォローが併走して追い越し、下げるのに備えてカバーが後ろに控え、逆サイドはスペースを狙う1人が駆け上がり、中では得点を狙うFWがクサビに備えポジションを取り、センターバックでさえも得点の臭いを感じて猛然とバイタルに上がってくる、さらにDHが逆襲を受けるに備えたポジションを取り、残るセンターバックがその背後で援護のポジションを取る、
しかも本来のポジションに関係なくそれらの動作がその場にいる個々の考えで同時に行われる事が多く、
攻守でほぼいっせいに躍動する動きが同時に展開し、チームが一体になるようなアメフトを思わせるようなモダンで動きのあるパスサッカー、それが俗に人とボールが動くといわれるサッカーになり得るのではないかと、
その為に必要だったのがポリパレントではないかと、
ポジションが固定されPOSチェンジもなくなり、その変幻自在の部分がなくなれば過去に多数存在した速攻型パスサッカーと同じようなものや亜種になり下がるのではと私は危惧するわけです。
すでに2試合ともそうなっており、
単調なボールと人の動きで、
私は試合中睡魔をもよおしました。
ゆえに確認の為録画を見てコメントを書く事になっています。
私だけの主観かもしれないですが新代表のゲームは単調な内容に見えました、
私にとって楽しいサッカーが見たい、
ほんとそれだけなのです。




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