2008年01月29日

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で気をつけて見たい点。

 だめだ、仕事が手に付かない。

 最近、サッカーのことが頭を駆け巡り、愚にもつかぬことばかり考えている。

 とりあえず、前エントリーのコメントから感じた、次戦ボスニア・ヘルツェゴビナ戦にて、気をつけてみてみたい点をメモしておきたい。

 そういえば、オシムさんも現地観戦するんだっけ?本当に大丈夫なのかな。

・局地戦からの展開の有無。・・・相手に二択を迫れるか。「接近による密集」によって作り出されるスペースの有効利用。
・DFラインの位置。
・局地戦を挑む位置。プレスの開始位置。
・後方からの攻撃参加。パスコースを増やす動き等。

 チリ戦でいえば、前半当初、中央でワンタッチパスからの突破からチャンスを作ったが、巻に絡む動きができず。巻のキープ力等に課題があることとはいえ、それは、前からわかっていること。そもそも、速い展開で中央を突破したとしても、最前線のFW1枚頼みってのは、やりようとして疑問を感じる。今回のやりようであれば、巻の位置に、たとえばキープ力のある前田をもってきたとしても、逆サイドやスペースに人が入る前に、相手の守備陣は慌てることなく対応できる時間があると思う。

 折角、速い展開で密集地帯を突破したとしても、肝心のPA内やPA手前で相手CBに十分対応できる余裕があるようでは、そもそも、狙う意味が無いのかナァと。ワントップ気味になってしまった巻が独力で抉じ開けるほどの力がないのは、これはしょうがない。ここでの圧倒的なキープ力や、パス、決定力全てを求めるのはちょっと違うのかなと。そんな人が居ないからの戦術なのかの思う。結局は、その次の攻め上がりを待って崩す必要性があるなら、低い位置で速いプレーに拘るのもおかしいのかなと感じる。スピードを求める場面が違うようにも感じる。自陣内で、急ぎすぎるがゆえに、チリのFWにパスコースを見切られて奪われるシーンが自分的には目に付いたんで、この辺りで、SB・CBがどれだけ絡めるか。

 また、狭い所を突破する際において、常に、相手に対して逆サイドを意識させる選択肢を持たせられるかどうか。チリ戦前半では、あえて「縛り」をもうけて、何処までやれるか試していたものと思いたい。広くサイドを利用したり、スペースを有効利用するための、選択の一つであると。確かに、狭い局面からの突破という選択も十分見込めるならば、サイド・スペースを突く動きの効果も上がるんでないかというところかなぁ。

 あとは、相手ボールへどれだけ速く詰められるか。プレスでボールを奪い、そこからの攻撃への切替としての、狭い局面での突破or逆スペースへの展開の二択。これを、いかに高い位置で行えるか。

 でも、後半は、両SBが組み立てに絡むシーン(とくに右サイドで大久保が加地を利用して前に飛び出したシーンや、左サイドで遠藤が溜め?を作り、上がってくる駒野にパスを出しクロスに繋がったシーン等)、後ろから前へ出てくる動きもあり(下がり目になった憲剛の右スペースへの飛び出しや、前方のスペースを利用した中沢の上がり等)、スペースを利用しようとする動きも有った気がする。ちょっと、縦ポンの息吹も見え隠れする所は不安なところであるんだが、前半のやりようがあったからこそ、裏のスペースを狙う動きなんかや、開いたスペースを狙う動きが生きてきたって見方もあるんでないかなとも思うのよ。

 岡田監督に関しては、全部が全部、最初から完璧に出来るわけもなし、あくまで、やっていなかった所を試して、いままで出来ていたことを、効果的に活用させる道を模索している所だと、前向きに解釈しておきたいなぁと、自分は思ってる。でないと、見る楽しみもないし。そうでないにしても、素材としては面白いと思ってしまう自分は不謹慎なのか。

 もっと、見るべきポイントはありそうなんだけど(守備面とか)、とりあえずはこんなところかな。ほんと、毎回纏まりがなくて済まんです。

posted by HemRock |11:40 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で気をつけて見たい点。

>速い展開で中央を突破したとしても、最前線のFW1枚頼み
>そもそも、狙う意味が無い
>ワントップ気味になってしまった巻
>全てを求めるのはちょっと違う

>そんな人が居ないからの戦術

>その次の攻め上がりを待って崩す必要性がある
>なら、低い位置で速いプレーに拘るのもおかしい
>自陣内で、急ぎすぎるがゆえに、チリのFWにパスコースを見切られて奪われる

四分の一しか見てませんが、そのかぎりでは、おっしゃるとおりか、と。
すると、

>ボールを越す動き

山形に期待ですかね。

>ポゼッションしてボールが足元で回るというサッカー

妄信に支えられた消極性の一発露。

>走ると戻らなくちゃ行けない
>リスク管理として後ろにスピードアップして帰れる選手、ハードワークな守備をできる選手が少なかった
>もちろん、ボールを奪われたら、基本にもどるのよ。

これはもしかしたら禁句、かも。攻めるときは人手を割く姿勢が失われそう。そうでなければ、野次馬としてはいいんですけど。
まあ、監督さんやサポーター的には、守り第一なんでしょうかね。

posted by ペレファン | 2008-01-29 21:37

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で気をつけて見たい点。:返信

コメント有難うございます!!

>ペレファンさんへ

 おおお!!随分とお久しぶりでございます!!
ちなみに、「概略」未だに読み終わってなかったりします。7章あたりまではきたけど、前の方は忘れてたり。はは。何回か繰り返し読んで見たいですね。部分部分でなるほどなぁって思う点も多かったので。はやく、丸山真男の「読む」の方に手をつけたいもんです。いつになるやら。

 さて、ペレファンさんは、前半30分くらいまでご覧になったみたいですねー。あれが、スペースを生かす為の、一つの布石であると信じたいですね・・私としては。ただ、tgさんへの返信で話したような不安もあるんですが・・。

 ボールを追い越す動き。これを指して、恐らく「アグレッシブ」と小林監督は言っているのかな?たぶん、そうなんでしょうね。

 山形については、戻る意識って所を考えると、どうしてもそうなっちゃうのかなぁと。ただ、そう考えると、仰るように、守→攻の切替の時点での攻撃枚数とか、ゴールまでの距離を考えると、かなり不利なことは確か。奪う位置も低くなることから、そこでさらに奪われ、がんがん押し込まれる可能性も否めないですしね。相手の出方私大で対応を変化させられるほどの、組織の成熟を高められるものならどこでもやるわけだし・・。だとすれば、もう決まりをシッカリと作って、それで、判断しての連携というよりも、機械的な連携を作って行く方が現実的は、現実的。
 いずれにせよ、基本は、「低め」で行くような気がしますね・・。そのために、前へのスピードが速い選手を重要視してるのかなぁなんて見てました。ただ、引いてくる相手に対して、こちらも「待ち」のままでいくのか?攻める相手に引きっぱなしでいくのかといえば、そうでないことを期待はしたいんですが。

 昨期のやりようは、確かに長い目で見れば、結果がでなかったけど、見てる分には、面白かったですしね。樋口監督は嫌いじゃなかったです。

 ただ、前にweedさんが指摘した問題点は、其の通りだったわけでして。そこの解決策として、基本カウンター志向の補強なのかなぁと。ただ、昨期のやりようも、オプションとして考えてるとは思います。

 本来なら、練習を見たり、キャンプでの練習試合も見てみたいんですがねぇ・・。

 生々しい事になりますが、「昇格争いにギリギリまで絡むこと」これが、現実的かつ課せられたノルマ的ものだと思います。なぜなら、サッカーの内容に興味が無い人でも、昇格争いに絡むなら、入場者数に直結しますし、なんせスポンサー契約も見込めてくるわけでして。代表に関しては、内容と結果を求めてしまいますが、こと、地方クラブに関しては、そうも言ってられん事情もあります。ただ!!長期的に見れば、その機械的というか、オートマティックな守備部分に頼りすぎると、昇格そのものよりも、昇格後に苦労しそうですし、山形に興味を持ってくれる人たちの関心をそぐことになって、話題性には欠けることになるでしょうね・・。

 そのあたりの、微妙なさじ加減というか、方向性とかバランス(これも使いやすい言葉なので、注意せねば)には、十分苦労してきた監督&フロントであるので、私は期待してしまうんですよね。

posted by HemRock | 2008-01-30 11:03

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で気をつけて見たい点。

たびたびおじゃまします。
実は大木さんというのは、サイドチェンジをあまり使わない人なんです。その理由は、広いスペースで一対一の局面で勝てるドリブラーがいないからというのが主な理由だったと思います。
ですから前回、ドリブラーを得た大木さんがどのようなサッカーを志向するのか?と思ったのです。
それでも大木さんのチームが魅力的なのは、知性あるフリーランニングが絶え間なく繰り返される点と、傍目にも解る攻撃のスピードアップの瞬間が伝わる点だと僕は思っています。
相手に考える時間を与えないサッカー…先の先を取るようなサッカーは僕の理想でもあります。
それはともかく、今日の試合。僕はフリーランニングに注目したいと思います。
レポート楽しみにしています。(←プレッシャーww)

posted by モーリー | 2008-01-30 12:54

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で気をつけて見たい点。

コメント有難うございます!

>モーリーさんへ

 いや、なるほど!プレスの為の局地戦を挑み、そこからボール奪取、相手の体勢が整わない状態で、素早く前方へ運んでしまうわけですね。このプレスに人数を掛けるため、そこから素早く運ぶには、その近くに寄せた人員をフル活用して前に運ぶと。その際、別サイドに居る人は少なくなるわけで、そこからサイドチェンジしてボールを送っても、それこそ1on1とか1on複数の局面になりやすいと。プレス位置から逆サイドに人を走らすよりも、その場の人数を使う感じですね。

 で、その逆サイドのスペースに強力なドリブラーがいたら?ってことですかね?

 もしくは、狭い局面で、パスコースを意識させつつのドリブル突破に磨きがかかるとか。

 岡田-大木コンビの目指す「接近・展開・連続」とオシムのスペースを意識するサッカーの決定的な違いは、私は、恥ずかしながら、解らないで居たんです。

 オシムさんの「どの局面でも数的有利を作り出す」ってところ。私、よく解ってなかったのかもしれんです。

 どうも、モーリーさんは、其の点の違いは認識した上で、違うアプローチからの発展性に、言及していたみたいですね。

 実は、蹴導eyes(http://awisyuwdow.exblog.jp/)でのチリ戦選評のコメントで、蹴導さんが、アルメニアさんに対してレスした最後の方の内容で再認識したしだいです。

 なんか自分が恥ずかしくなってきた。

 フリーランに関しては、私はあまり見えてませんでしたねー。今日はどうなるんでしょうか?

 あ、ぷ、ぷれっしゃーは勘弁をぉ・・!プレスをイナス技術はないのでありますから・・。

 

posted by HemRock | 2008-01-30 15:30

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