2007年07月19日
ジーコとオシムとエレガント
2007年アジアカップ グループB 日本対ヴェトナム戦直後の監督インタビューにて。 インタビュアーが「オシム監督の目指すエレガントなサッカーが見られたのではないでしょうか?」と質問。それに対し、皮肉・悪態を交えながらも、上機嫌に答えるオシム。・・・・やられた!「考えて走る」「ポリバレント」と言う言葉がばかりに気を取られ、「エレガント」と言う言葉は、すっかり俺の頭の中から消えていたのである。 このアジアカップにおいて、遠藤と俊輔を併用することに対する、さらには、俊輔の存在価値について(不要論も根強い)さまざまな意見がある。 まさに賛否両論、ケンケンゴウゴウ。両論とも理由はなるほどと思う物ばかりである。 UAE戦、ヴェトナム戦、さらには先にあげたのインタビューを見るにつけ、遅まきながら、俺も、オシムの目指すサッカーには俊輔は必要なのではないかと思う一人となった。(まぁ、使い続けるのだから、必要なのだろうといってしまえばそれまでだが。)今の所と言う限定付ではあるが。 そう、俺は「エレガント」を忘れていたのである。 「考えて走る」「ポリバレント」等はあくまで「エレガント」を作り出す土台なのだと気がついた。まぁ、殆どの方は「何を今更」と思われるかもしれない。しかし、俺にとっては大事件なのだ。 では、「エレガント」なサッカーとは、「UAE・ヴェトナム戦で見せた、おちついたボール回しから相手を崩し、その隙をついて、テンポUPして攻撃する。」このようなものと思ってよいのでは。これは、ものの本や、他の人の話を聞くと「ポゼッションサッカー」と言うらしい。 チャンスを作り出す、ピンチを防ぐために「考えて走る」必要があり、その瞬間にもっとも適切な行動をとる為に「ポリバレント性」が必要なのであろう。この前提があってこそ「エレガント」な「ポゼッションサッカー」が可能なのだと勝手に納得している。 ここで、「あれ?」と思うのが、「ジーコ」である。 俺もドイツWC大会は見ていたが、今ほどじっくりと見ていたわけでないので、詳しいことは分からない。しかし、これも、ものの本等によると、ジーコが目指したのも「ポゼッションサッカー」だと言うのである。そう、言葉は同じ「ポゼッション」だ。オシムもジーコも目指すサッカー像は同じなのかもしれない(あえて、断っておくが、ジーコが日本代表監督時代に、どんなサッカーをやったか、詳しく見たことが無いので、あくまで俺の乏しい記憶の中から推測してるにすぎない。)。 ただし、方法論が違う。 ジーコのキーワードは「自由」であったそうで、選手の自由な判断にまかせた。選手一人ひとりの能力が、世界に通用する「ポゼッションサッカー」を実行するに足る物であると「信じた」わけである。しかしながら、日本は、チームとして、世界に通じる「ポゼッションサッカー」を実行するレベルになかった。つまりは、ジーコは日本選手を「知ろう」とはしなかったのではないか。「知ること」を放棄していたように思える。 一方、オシムは違う。日本選手を「知った」上で、目指すサッカーに何が足りないかを理解・分析し、「エレガント」な「ポゼッションサッカー」を日本人はできると「信じた」のである。当ブログのコメントで、「レフリー」さんが教えてくれた言葉を借りれば「知ることと信じること」の大きな違いなのではなかろうか。 (参照:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hemrock/article/4) 方法論として、どちらが日本の現状に即しているかは、数多くの専門家たちも指摘している通り、明白であろう(正しい正しくないという問題ではなく)。 ジーコは、アジアカップを制覇し、ドイツWCへの出場も果たした。結果で判断するべきであり、実績をのこしたジーコを批判するのはおかしいではないかと言う意見もわかる。しかし、ジーコは「ポゼッションサッカー」という「美しい建物」を立てるのに、しっかりとした基礎工事を行わなかった。立てる場所の地盤が砂地ではなく、岩盤であると信じたために。 そう「砂上の楼閣」であったのだ。それでも建物が崩れなかったのは、運よく、致命的な地震に見舞われなかっただけであろう。結果、脆くも崩れ去った後は、砂地しか残らなかった。そのつけは小さくない。 今、オシムはしっかりと基礎工事を行ったうえで「美しい建物」を建てているように思える。そう、ただ々堅牢なだけではない、世界に通用する「美しい建物」を。その「美しさ」の決め手となる「ワンピース」が今のところ「俊輔」なのであろう。いくら、脆く、不安定で在ろうとも、時に圧倒的な「輝き」と「美しさ」を見せる「俊輔」を。だからこそ、批判があるのは承知の上で、遠藤と併用し、俊輔を起用しているのであろうと思うのである。 しかしながら、俺は、俊輔ファンには申し訳ないが、新たな「ワンピース」の出現を楽しみにしている。おそらく、オシムも俊輔に替わる「ワンピース」の出現を待っているだろう。オシムはすべてのカテゴリーの日本代表と連携体制をとっていることを考えると、この老獪な知将は、すでに「ワンピース」となる原石を見つけ出し、極秘裏に磨き上げているのかもしれない。まぁ、単に俺が気付いていないだけかもしれないが。これは、U-20のカナダWCの盛り上がりとは無関係ではないはずである。 なんにせよ、俺はオシムが好きなのだな、と思わざるおえない。
追伸: 結局ヴェトナム戦もテレ朝で観戦しました。あれだけ文句を言ってたにもかかわらず。 (参考:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hemrock/article/4) 実況解説に対する感想は「わかりません」。まぁ、ブーイングや歓声がすごくて、よく聞き取れなかったのはもちろんのこと、選手達の動きを集中して見ていたら、殆ど耳に入らなかったのです。 (前提として、選手名やスターティング時のポジションが分かったことがあるけど) 「心頭滅却すれば火もまた涼し」ですな。ちと意味ちがうかな。
posted by HemRock |15:06 |
オシムに関して思うこと |
コメント(21) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hemrock/tb_ping/8
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
段落ごとに一行スペースを入れてもらえると、
読みやすくてありがたいのですが・・・。
posted by たこ | 2007-07-19 15:47
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
そうかぁ~「エレガント」のための「ポリバレント性」と「考えて走る」か。
考えたことなかったな。う~ん、納得。
posted by 納得 | 2007-07-19 16:07
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
知る信じる含めて、まだオシムに対する総括は早すぎるんじゃないですか?
すべての結果が出てから書いたほうがよい内容かと思いますが。
posted by a4 | 2007-07-19 16:07
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
軽快な文章でスルスル読めてしまいました。
ここまで軽快な文章はなかなか書けませんよ~。
内容もとても分かりやすかったです。
またお邪魔します。
posted by いやいや | 2007-07-19 16:14
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
みなさん、初めまして。早速のコメントありがとうございます。
Re:たこさん
確かに!なんとなく他のブログと比べて見づらいとはおもってたのですが。なるほど、1行あけると見やすいですね。早速訂正しました。アドバイスありがとうございます。
Re:納得さん
そう言っていただけるとうれしいです。ありがとうございます。
ただ、推測ばっかりで、事実にもと付いた論理的なものとは言いがたいものですので、参考程度にご利用下さい。
Re:a4さん
そうですね、評価を下すのはまだ早いというご意見は、他の方々も仰ってることで、私も確かにそう思います。
これは、今時点で私が思ったことっていうか、印象を文章化したものでして。断定口調で書いちゃってるんで、評価を下してるようにたしかに取れますね。どうしても、オシムさんが好きな物で、そっちよりになってしまうのです。
そう、まさに、「知る」ほど十分な情報が無いにもかかわらず「信じて」しまっている危険性が見える文章かも。
でも、まぁブログですし、方針として、今考えてることは素直に書いてみることと思っているので、あえてUPしてしまいました。
また、ジーコのことについても書きましたが、これは先走りすぎたかなと思ってます。本当は、ドイツWCのDVDを見てから、書こうかなと思ったのですが、レンタル屋にあったのは「日韓WC」でした。見てから考えようと思ったら、書くのに時間がかかりすぎてしまい、今感じているという「臨場感」が薄れそうな気がしまして。
なので、この部分関しては、反論のある方はかなり多いと思います。文章の勢いで「残ったのは砂地だけ」って書いてしまったし。実際はオシムも「ジーコの遺産」は利用するって言っていますもんね。
しかしながら、このまま載せておきたいと思います。
鋭いご指摘でした。ありがとうございます。
Re:いやいやさん
ありがとうございます!素直にうれしいです。やはり、色々と考えてた物ですから。
ただ、「文章に酔ってしまう」危うさに気をつけようと、話していたはなから、この文章なので、ちょっと恐縮です。
以上、みなさん今後とも宜しくお願いします。
posted by HemRock | 2007-07-19 16:40
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
HemRockさん初めまして。
私も、ヴェトナム戦を観戦して、3点目のゴールシーンで「きっとジーコは、こんなサッカーがしたかったんだろーな・・」と感じていました。
結局目指すサッカーの形はそんなに違わないのにアプローチの違いでここまでの差が出るとは・・
次は、因縁のオージー戦です。 是非勝って周囲の雑音を封印してほしいですね。
posted by なくろ | 2007-07-19 16:42
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
自分の主張は逃げずにプロフィール抜きで
勉強してからアップすべきじゃないですか?あまり断腸な言い訳をするとかえって
不信感を持ちます。何か別の利用のために言い訳をしておこうのような気がしたので。たかだが感想ですからお金をもらっているわけじゃないので普通のファンの感想でいいと思いますよ。人がそこまで他人に注目をするわけじゃないので。
ぶしつけながら、プロフィールアドバイスします。参考にしてください。
ドイツ大会以降のミーハーファン。
経験はありません。素人なのでお手柔らかに!と書いておくだけで本当に充分です。
子持ちであるかどうかはサッカーファンの理由としてよくわかりません。
別のプロフィールに子供との関係をのせておくべきでは?子持ちじゃない人も世の中にはいるので特別あつかいされるとかはありませんよ。お勧めは湯浅健二さんの本を読んでみたらどうですか?あと初心者のためのサッカーの基本戦術ですとか。それくらいでも充分ですよ。後は試合をたくさんみて気づいたりフットサルをやればわかりますから。残念ながら中村選手は4年後、W杯に出場できたら中心選手ですよ。あくまでも選手選考は組み合わせありきの監督ですからね。
posted by 主張について | 2007-07-19 18:20
主張についてさんへ
>ぶしつけながら、プロフィールアドバイスします。参考にしてください。
大きなお世話。まさか、ここまでおせっかいな人がいるとは・・・。
後半も上から目線で気分が悪い。このブログは、素人さんが好きなように書く場ではないのですか?
posted by 余計なお世話 | 2007-07-19 18:38
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
中村俊輔がW杯の中心にはならない。格上相手とやる時の中村の弱点を知らないのか。雑魚ならいいが。
posted by ↑ | 2007-07-19 19:01
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
はじめまして、たまたま目に付いたのでいっきに読ませていただきました。
色々な意見が世に渦巻く中で、私もオシムがすきです。
なぜなら自分が正しいと思う試合の進め方をしてくれるからです。
自分的にはジーコにはそれがなかったですね。
色々ありますが1つの大きな例をあげると、アジアカップとワールドカップの違いはあれど、大きな大会のグループリーグ初戦の戦い方。
ジーコは3失点で負けました。
何が問題なのかといえば3失点もしたことです。これでプロの監督としてジーコは失格と感じました。
グループリーグ初戦は勝つことより負けない事に重点が置かれるのが当然です。
それでも勝つ・引き分け・負けるの3つの結果しか生じないのがサッカーなのですが、
いきなり得失点が-2。負けても2位通過するためには初戦で得失点が絶望的になっています。たとえ残り2つを勝ったとしても得失点差で落ちる公算が大きく、
どこかで引き分け試合がいくつか出るか、大差で負けるチームがでないと突破できない他力本願の状態に初戦でしたのが-2の意味なのです。
たくさんの大会を見て、得失点計算をされると判りますが、
-2というのは初戦でほぼ終戦になったという意味です。
マスコミはメディアを売る為に誰も指摘しませんが…。
勝てなければ引き分けを、負けても最少失点差ですませる、それができないジーコは残念ながらプロ監督として失格といわざるを得ないと感じています。
オシムの初戦は勝てなくて機能していないと批判された1トップでしたが、
中盤を厚くしてポゼッションを高め、カウンターを防ぎ、敵の球の出所を潰して、様子を見ながら状況に応じて戦う。
初戦の入り方として敵の長所を摘む戦い方、これだけでもセオリー通りで正しい事をしていると感じます。
ゆえに私はオシムのプロ監督としての正当性を感じます。
未来の事は判りません。判ればサッカーは面白くもありません。ただし正しい手段を取れる監督が正しい結果を手に入れやすいのもサッカーなので、オシムには期待したいのです。
posted by weed | 2007-07-19 19:37
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
90年ワールドカップ。ユーゴスラビアは素晴らしいチームでした。特に準々決勝のアルゼンチン戦などは永久保存ものです。そして確かあの時は西ドイツが優勝したのですが、「ヨーロッパでやる時はヨーロッパが優勝する」法則でいけば、ユーゴが優勝して何ら不思議のない大会であったと思います。その時の中心選手の1人が、ご存知ストイコビッチ。自身のキャリアでピークの中にあったと思いますし、この時のピクシーのパフォーマンスは完璧に限りなく近かった。まさにエレガントの極みがそこに存在したと思います。
オシムはいずれ今フランスでプレーするMFを代表に呼ぶと思います。彼はまだチームで完全にレギュラーを掴んだ訳ではないので、来期が勝負でしょう。個人的には06年ワールドカップ、巻ではなくて、この男を試してもらいたかったです。「ワンピース」の候補の1人として彼もオシムの頭の中に入っているとは思うのですが。
中村俊輔にはもっともっと仕掛けてチャレンジして欲しいです。彼も当然ワンピースの1人なのですから。
posted by ハイボール | 2007-07-19 19:50
Re:ジーコとオシムとエレガント【ある妄想系にわかサッカーファンによる非論理的考察】
みなさん、初めまして。コメントありがとうございます。遅まきながらレスです。
Re:なくろさん
初めまして!今後とも宜しくおねがいします。
なるほど、なくろさんも、ジーコとオシムの目指すものの同一性を感じるわけですね。「ジーコとオシムのアプローチの違いによる差」という物を、ジーコ時代の日本代表の試合を見た上で、改めて考えてみたいですね。
なんにせよ、明日のオージー戦は、条件は異なるものの、考察する上でも興味深い試合であると思います。ただ、明日の試合までに、ドイツWCのオージー戦が見られないのが残念です。
Re:主張についてさん
>自分の主張は逃げずにプロフィール抜きで~
アイタタ。一番痛いとこ突かれました。はっきり言いましょう「図星」です。正直、指摘されると一番つらい所でアリマス。
いままでブログを見てくれた方や、コメントを残してくれた皆さんも、おそらく、私の意見の中に含まれる言い訳がましい点や、「未経験者で、ニワカだからやさしくしてね」的プロフィールから漂う「腐臭」にはお気づきであったと思われますが、何も指摘されない「やさしさ」に甘えておりました。
ただし、今回の文章中における、「ジーコの試合をみていない・・」当は、事実を述べただけであり、突っ込みを避けるために言い訳する意図は無かった点は申し添えます。確かに、改めて読むと言い訳がましく見えますわな。これはいい機会なので、主張についてさんの、あえて指摘をしてくれた「やさしさ」に感謝しつつ、プロフィールを変更しておきます。
>お勧めは湯浅健二さんの本を読んでみたらどうですか?~
これはですね、つい最近、当ブログで「レフリー」さんも薦めてくれました。
(参照:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hemrock/article/4)
で早速「ボールのないところで勝負は決まる」を買って、2・3回読んだ所です。すごく判りやすいんですが、デフェンス論を理解するのに時間が掛かりそうです。今日は、思わず「サッカー監督という仕事」を買ってしまいました。まだ読んでないですが。
あと、「フットサルのチームつくるべ!」って話も出てるのですが、未だメンバーは私を含め2人のみなのです。ほかのチームに混ぜてもらうかなぁ。
>残念ながら中村選手は4年後、W杯に出場できたら中心選手ですよ。
なるほど、そう考えてらっしゃいますか。選手選考は、組み合わせありきの監督だから中村選手が中心選手となるって点はよく判りませんが、そうなる可能性ももちろんあるでしょうね。ただ、私は中村選手を超える逸材の成長を見てみたいとも思ってしまうのです。
何はともあれ、ご指摘ありがとうございました!
Re:余計なお世話さん
まずは、なぜか判らないのですが、コメントにspam認定がついておりまして、表示されておりませんでした。大変失礼いたしました。
擁護的ご意見大変ありがとうございます。余計なお世話さんの「やさしさ」にも感謝申し上げます。
しかしながら、「主張について」さんから指摘された点については、私も、認めるところです。私は「腐臭」と表現しましたが、これを例にするとですね・・・
私(A)は何日も風呂に入ってなくて、ちょっと臭くなっている。自分でも「何となく臭いかな」って気はしている。友人(B)も、「ちょっと(A)が臭いかな」って思っているが、取り立てて騒ぐほどの悪臭でもないし、友人関係に臭いって言う要素はあまり重要でないので、あえて指摘しない。一方友人(C)は、臭いに敏感であり、今後(A)が何も気づかず、悪臭を放つ危険性を知らせるべきだと思い、あえて「ちょっとあなた臭いよ!風呂も入らないの?!」と指摘する。それを聞いた友人(D)は、「ちょっとあんた言い方気をつけなさいよ!風呂に入る入らないぐらいで」と注意する。
長くなりましたが、B・C・Dの行動はすべてAに対する「やさしさ」ではないかと思うのです。
しかし、なんで余計なお世話さんのコメントがspam認定されるのかわからん。問題のある文章でないですよね?
Re:↑さん
一段ずれて↑じゃなくなっちゃいましたね。
格上とやる俊輔の弱点を指摘するひとは多いですね。CLのミラン戦では消えていたという評価は多いですが、マンU戦ではそうとは言えなかったのではないですかね?どの点が「弱点」であると思われるかが知りたいところです。たしかに非常に評価が分かれる選手ですね。それだけ影響力があるってことで。
>weedさん
なるほど、大変参考になります。グループリーグの初戦の重要性はよくいわれますが、その理由までは判っていませんでした。そういえば、WCドイツ大会では、しきりに第二戦以降の戦績によっては十分突破は可能としきりに煽ってましたね。
「初戦の入り方として敵の長所を摘む戦い方、」っていうのも、上記の点を考慮した一つのセオリーなわけですね。このセオリーが初戦の戦い方としては「絶対」という考えですか?また、別のセオリーもありそうにも思えます。私は、オシムにはこの「セオリー」の貯金がいっぱいあるように感じます。それを実行する方法論も。
わたしも、オシムには期待してます!
Re:ハイボールさん
オシムが指揮したユーゴ代表ですね!そうですか、エレガントの極みですか。絶頂期のピクシーのプレーはまだ見たことが無いので、何かの機会に見たいですね!
>オシムはいずれ今フランスでプレーするMFを代表に呼ぶと思います。
ハイボールさんは松井ですか!ぜひ、また代表の試合で見てみたいですね!どのような「エレガント」な日本代表が築かれるのか、非常に楽しみです。
posted by HemRock | 2007-07-20 01:52
Re:ジーコとオシムとエレガント
こんばんは、このページを開くとレスが書いてあったので、読ませていただきました。
その中で
>>「初戦の入り方として敵の長所を摘む戦い方、」っていうのも、
>>上記の点を考慮した一つのセオリーなわけですね。
という部分なんですが、
この部分は初戦の戦い方の1つのではなく絶対的なセオリーといわれています。
なぜなら、現代のサッカーにおいてポジションとかフォーメーションと呼ばれるものは、おもに守備の為の配置であります。
バランスよく人が配置された守備網から得点を上げるのは難しい事です。
FWや2列目やサイドの2~4人程度で相手の6~7人の守備陣から得点するのは非常に困難なミッションです。
ゆえに実際のゲームでは相手守備の弱点をお互いに探りながらのつばぜり合いを演じて、
互いに攻撃しているようでも、そこでは相手の弱点や隙を見つけるまで、無謀に点を取りにいくより自由に攻撃させない事で先に失点しないように努めるのがセオリーだといえます。
初戦の場合、先に失点する事が最もまずい事になるからです。
なぜなら失点すれば、負けない為に攻撃を仕掛けなければならなくなるので、
その為には自分のポジションのバランスを崩しても点を取りにいかなければならなくなります。
中盤が前に人数をかければ、ポッカリその後ろが空くので、最終ラインも上げて、前に人数を密集させて点を取りにいきます。
それはすなわち簡単に点を与えるチャンスを相手にも与えているわけで、
2点目、3点目の失点も覚悟する必要があるからです。
先に書いたように得失点差-2以上はグループリーグの死亡フラグでもあります。
このような状況にならないよう、まず隙を見せずにしっかり守ろう、相手に自由に攻撃させないようにしようという、相手のよさを潰して様子を見る事が初戦のセオリーといえるのです。
これはあくまでリーグ戦の初戦前提の戦い方ですので。
ついでにいうと羽生選手投入も正しい一手だと感じます。
相手の最終ラインの裏を狙う、また豊富な運動量でボールを持つ相手の中盤にチェイスをかけ、簡単にボールを出させない羽生は、
最終ラインを上げて前がかりで負けている相手が攻めてこれないようにするのにピッタリな抑えの切り札のような役割の選手に見えるからです。
たくさん乱雑な文章書いて汚してしまいすいませんでした。定期的に見て楽しく読ませていただこうと思います。
posted by weed | 2007-07-20 03:29
Re:ジーコとオシムとエレガント
Re:weedさん
コメントありがとうございます。
私としては、「絶対的」という表現に抵抗があるのですが、weedさんの仰る「グループリーグにおける初戦の戦い方」は納得できます。事実、あのカタール戦では「数的優位を作り出すためのせめぎ合い」っていうのが存分に見られましたし。
カタール戦後、その戦い方を「思いっきりがない」と評するひとも多かったようですが、私は起こりうる「リスク」に見合うべき「リターン」であるかどうかの判断から、オシムはあの戦いかたをしたのではないかと感じてました。ただし、「グループリーグ初戦における、得失点差-2は死亡フラグである」っていうのは正直知りませんでした。
なるほど、バランスとかフォーメーションは守備的発想というのも、納得がいきます。湯浅さんがよく書いてることなんですが、守備的マインドが良質の攻撃を生むという考えと無関係ではないように思えます。オフサイドが存在しなかった時代のサッカーではFW9のDF1というフォーメーションがあったって書いてありましたしね。そこからいくと、「守備的発想」というのは、そう思います。
weedさんの仰るように、カタール戦では、ほぼオシムはプランどおりのサッカーをやれてるわけで、その上での試合後のマスコミ対応、選手への叱責を考えると、なるほど、オシムは「老獪」ですね。これは、さまざまな人が指摘してますね。私はweedさんおおかげでようやく納得できました。私はカタール戦は後半しか見ていないので、なんとなく自信がなかったのですが、この話を聞けてラッキーでした。
このレスを書いてるうちに「リスク」と「リターン」、「セオリー」についての一寸した考えが浮かんできたので、纏めたらUPしてみますので、是非見てみてください。
weedさんのコメントのおかげでいい機会にめぐまれました。今後ともお願いします。ありがとうございました。
posted by HemRock | 2007-07-20 11:44
Re:ジーコとオシムとエレガント
管理人さんのいう,>つまりは、ジーコは日本選手を「知ろう」とはしなかったのではないか。「知ること」を放棄していたように思える。
に賛成です.選手(の能力,自主性,主体性)を信じることがジーコの方法論だったような気がします,そしてその他には何も持っていなかったのかもしれない.ジーコのそのようないわば一途さはよくわかる訳ですし伝わってもきます.ただしそれは勝てるチームはつくれなかったと.
posted by zf | 2007-07-20 17:51
Re:zfさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
そうですね、よく言われることですが、ジーコは良くも悪くも「いい人」なんですね。
「一途さ」という点ですが、あるブログで(どこのブログかわ忘れたのですが)も、その「一途さ」に触れていました。そのブログ主さんは、日本代表選手の多くはジーコの「一途さ」には「答えなかった」と論じていましたね。なるほど、そういう見方もありですね。
今後とも宜しくお願いします
posted by HemRock | 2007-07-21 00:34
Re:ジーコとオシムとエレガント
迷い人さんのコラム、ファンになりそうです。
リスクとリターンなんて感動しました。
得失点差が0ならかなりの確率でグループリーグを突破できます。ドイツW杯を振り返るとオーストラリア戦で1-1の引き分けなら、ブラジルに勝つなんて非現実的な課題を抱える必要もありませんでした。カタール戦で日本は1点を失った訳ですが、カタール戦で日本ような格上チームが守備バランスを重視し慎重に攻めたら、得点をあげられる可能性は極めて低くなってしまいます。交通事故的な失点でカタールは追いついた訳ですが、カタールは1点を取られた時点で極めて厳しい状況に追い込まれました。それだけ、点を取られないということは重要なんです。
posted by 山田 | 2007-07-21 05:58
Re:ジーコとオシムとエレガント
凄く同感です。
自分も同じような印象はあります。
問題は、このエレガントさが通用するのかなーって事ですね。
通用させろ!と強く思いますが、どうなんだろうなーとも不安になります。
posted by negro | 2007-07-21 10:03
いらっしゃいませ!!
Re:山田さん
初めまして!お褒め頂きありがとうございます。嬉しいです!まだまだ、足りない点は多い私ですが、長~い目で見てやってください。
>ドイツW杯を振り返るとオーストラリア戦で1-1の引き分けなら、ブラジルに勝つなんて非現実的な課題を抱える必要もありませんでした。
そういえば、そうだったですよねぇ。勝つ可能性をひたすら信じるしかありませんでした。確かに確率的にはゼロではないんですが、今思うにマスコミの煽りもそうとうなもんでしたねぇ。私はものの見事に乗っかっていました。
>カタールは1点を取られた時点で極めて厳しい状況に追い込まれました。
カタールは、weedさんがいうところの、バランスを崩してでも攻めに行く必要がでるわけですね。なるほど。
まだ、コラムってほどではありませんが、何か気づいた点があったらまたコメント下さい。
Re;negroさん
いつもありがとうございます!negroさんにご賛同戴けると大変嬉しいのです!!
なぜなら、おわかりでしょうが、negroさんのブログ(参照:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/negro/article/33)で話していたことから、生まれたネタなので!
>問題は、このエレガントさが通用するのかなーって事ですね。通用させろ!と強く思いますが、どうなんだろうなーとも不安になります。
同感です。ですが、このエントリーでも書きましたが、オシムは、日本人を知った上で、自分の目指すサッカーができると判断し代表監督となりました。オシムは優れたリスクマネージメント能力をもつが、基本的に「勝負師」であると思っています。彼は「勝てない」と思う勝負には乗らなかったと思うのです。結果はわからいですけどね。うーんこれもネタになりそうだなぁ。
いや、negroさんいつもすまんです。ネタを提供していただいて。
posted by HemRock | 2007-07-21 13:16
Re:ジーコとオシムとエレガント
ども!田中です。HemRockさんの記事共感します。南アフリカ大会に向けてどんどん代表メンバーもサッカーも変化していくと思います。個人的には中村俊や遠藤が好きなんで頑張ってほしいですけど新しい選手がどんどんでてこないと厳しいでしょうね。とにかく次世代に期待です。
posted by asanotakuboku | 2007-07-22 22:26
Re:ジーコとオシムとエレガント
ぶしつけなお願いで申し訳ありませんでした。
田中さんの考えも同じなのかなと思ったんですが、コメント欄に全部書き込むよりも、私のブログを見てもらったほうが早いと思いまして。
なるほど、同じでしたか!ありがとうございます。
posted by HemRock | 2007-07-23 01:50


