2009年08月13日

確かに運は良かった。【J1第20節:山形vsG大阪:2009・8・2】

何やかんやとある中で、出来る限りホーム戦はNDスタに観戦にはいくのよね。
 Away戦もビデオでチェックはしているものの、ブログはホッタラカシでした。
 何で直近のG大阪戦からということで。

Home 山形 4-4-2

GK         1清水
DF 20小林 34西河 4小原 13石川
MF      19秋葉 14宮本
MF 6宮崎            7宮沢
FW     15長谷川 11北村

SUB GK 30植草 DF 22園田 26山田 MF 16金 17佐藤 35赤星 FW 10財前

 渡辺の負傷により厳しい感じのDH事情。ベストは秋葉&佐藤のコンビであるんだが、佐藤はスタミナ&怪我ガチの面もあってか後半投入ってのが最近のパターン。小林のおかげで宮本をDHで起用できるのは救い。また長谷川が2連続ゴール中と好調。FW北村の攻守の貢献度も高い。注目は右SHの宮崎。オフボールでの動きのよさは昨シーズンからの特色であったが、その動きが生かされてきている。右サイドからPA前のスペースに入りこんでボールを受けたり、SBの裏のスペースに走りこんだり。秋葉の攻守の切替もまた生命線。
 
Away G大阪 4-5-1

FW      23レアンドロ
MF  10二川 7遠藤  16佐々木
MF    17明神 27橋本
DF 19下平 5山口 2中澤 13安田
GK        1松代

SUB GK 29木村 DF 4高木 MF 8寺田 25武井 FW 11播戸 18チョ・ジェンジン 30山崎

 レアンドロ1TOPで遠藤TOP下。佐々木が右サイドで先発。佐々木には活躍して欲しいような、活躍して欲しくないような複雑な心境。
佐々木と安田の右サイドは相当突貫力が高そうだ。G大阪に行ってから、佐々木の中に入ってくるプレーに周囲が絡むって選択肢が増えたんで余計に怖い。前回の対戦でもやられてるしなぁ。


 で、試合。初手からバンバン押し込まれてイヤーンな山形。案の定右サイドの佐々木と安田の対応に手を焼く。ラインがズルズルべったり下ってしまい、DHは前に出られない状況。
 
 押し込まれている状態から凌いで攻撃に切り替えるものの、FWまで距離のある状態で長谷川への楔を狙うもんだから読まれまくる。よしんば長谷川に楔が入ってもサポートが遅れてボールは奪われる。

 さらにはDF-DHの位置で余裕でボールを捌ける状態で、そこに遠藤が降りてボールを裁き、さらに攻撃バインバイン状態。堪りかねてFW北村を左サイドに廻し宮沢をTOPへ移動することで、相手の右サイドからの攻撃を削ぐ目論見。さらに1TOPレアンドロをシッカリ押さえることで凌ぎ切れてはいたものの、40分安田が山形の左サイドを抉り、石川をとの1on1。そこから安田はチョコンとボールを出すと強引に自ら突破し、ボールに追いつくとそのままなかにクロス。抜け目無く後方から飛びこんできた明神がヘディングで決める。0-1。う・・・ここまで押し込まれていれば、何れはこういう状況に成るだろうなという展開。

 前節の新潟戦は、ある程度持たせている感があったが、今回は完全に押し込まれている感がありあり。前半は完敗の様相。

 後半、雨が強く降りだす。

 後半開始から小林監督が動く。攻撃面でも繋がりのよくなかった石川・宮沢を下げて、赤星・佐藤を投入。
赤星は左SHに回り北村FWに戻り、佐藤がDHに入り、宮本が右SB、小林が左SBへ。
 
 J2時代から悪天候には恵みの多い山形・・・であったはずも、いきなり遠藤のミドルがポストを叩く。

 ここ何試合か左サイドの守備で安易に釣り出される事の多かった小林ではあるが、運動量と諦めの悪い守備は石川にはないよさがある。ある程度サイドに不安が無くなり、サトケンが入ることでボールの出所が減る事は無く、赤星が入ることで前線でのボールの納まりどころが長谷川の一手前で増えた。さらに怪我で痛んだ北村に代わって、ジョーカー財前を投入。

 対するG大阪。佐々木に代えてチョジェンジン。2TOPに変更。右サイドの圧力に苦慮していた此方としては願ったりかなったり。チョジェンジンのポストプレーの上手さはあったが、ゴール前でのブロックが崩されることはなかった。攻撃が中央に寄り気味になりがちだったか。

 対する山形は、後半30分ごろ右SB宮本が高い位置でプレー。宮本→秋葉→宮崎と右サイドでボールが繋がる。宮崎が中央の長谷川にパスを送るとそのままPA内に走りこみ長谷川のリターンを狙う。ここで、長谷川対面のDFの股下を抜いてゴール左下隅へシュート。雨にぬれた芝を転がり、GKの伸ばした手を掠めてそのままゴール!!!追いついた!やっぱり、恵みの雨だ!!!

 ただし流石のG大阪、二川のシュートがポストを叩く。その後、下平を下げ寺田投入。CBに明神を廻し3バックの形。寺田・安田の両サイドを高い位置に上げて押し込むが、ラストが決まらず。終了間際に、二川に代えてバンドを投入するもゴールは割れず。なんとか、「凌ぎきった」山形。1-1で終了。

 前節の新潟戦でも0-1のビハインドから追いつく展開であったが、遥かに今節の展開の方が厳しく、よく引き分けに持ち込んだものだと思う。確かに、運も良かった。

 明神の飛び込みは防げなかったが、小原・西河踏ん張りは相当なもの。こりゃ石井・レオのコンビが復帰したとしても、簡単にレギュラーは明け渡さないだろうな。攻撃面でも石川に依存することが多かった昨期とは違ってきているので、石川だって不動とはいかない。怪我人は多いものの、そこを埋める人材が出てきているってのはいい傾向である。

 チームとしても、先制されて集中が切れることは無く、必ず訪れる相手の綻びを虎視眈々と狙う、強かな戦いぶりが板についているな。派手さはないものの、守から攻への切替からサイドで人数を掛けて相手を崩し、ゴール前に中央、逆サイドから飛び込んでくる姿ってのは、気持ちのいいもの。守備的な面で注目される山形ではあるが、攻に移った際、スペースを常に意識したお互いの動きを利用するというか、コンビネーションでスペースを突いていく動きも十分楽しい。確かに、圧倒的なスピードでDFをぶっちぎるとか、卓越したテクニックで1on1を制するとか、スーパープレイの楽しみは少ないかもしれんけど。

 14位と順位は落としはしたものの、今までの戦いぶりを見てるファンは、ネガティブの印象はもっていないだろう。戦力的に遥かに充実した相手との戦いか続くこのJ1の舞台の中で、着実に成長していく選手とチームを見続ける眼福に預る幸せを感じていることだろう。今シーズンの山形を見ていない県民は、確実に損をしているなー。もっと多くの人、特に県内の政財会の人たちは注目すべきだろう。ほんと、見てくれよ!
いや、むしろ、自分たちの責が明らかになるので、あえて話題に上げたくないのかもしれないけど。

posted by hemrock |11:30 | J1 | コメント(0) | トラックバック(0)
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