2009年05月05日

心配されたことが表面化。【山形vs柏:J1第9節:2009.5.2】

ようやく、柏戦においついた。

妻と娘2人連れて、縁日気分。いいねぇ、こういうのも。
まぁ、食うもの食って、妻も娘も裂きかえっちゃったけどさ~。

カレーパンは柏肉(鶏肉)入りと、ベタネタ柏餅入りの2種。柏餅入りは数が少なかったらしくすでに完売。鶏肉入りは、インパクトは全くないが、元のカレーパンが旨いため、普通に旨かったとさ。

Home山形 4-4-2

GK              1清水(シミケン)
DF 20小林(コバリョウ) 3レオ 23石井 13石川
DH           14宮本  17佐藤(サトケン)
SH   16金                   19秋葉(勝)
FW           15長谷川(ハセ) 11北村

控え GK 21遠藤 DF 22園田 4小原 MF 5匠 7宮沢 6宮崎 FW 29廣瀬

 ・・・・・・・古橋がいねえええ!!!!!うぅ・・古橋のプレーを生で見るの楽しみしてたのに・・。
 スワ怪我か!?と周囲もザワザワ。スタメンは、北村をFW上げ(って本来FWだけど)、勝を左SHに上げる。DHには宮本。実は右SBの時も仕掛けるのが大好きだったりする宮本。守備面でのクローズアップはおおいけど、大宮戦では仕掛けが生きたね。DHで初スタメン。
 しかし、古橋不在は大きな不安。ただ、こういう状況は必ず来ること。

Away柏 4-3-3

FW      27大津  20李  15菅沼
OH        18山根  28栗澤
DH            34杉山
DF 13小林(祐) 3近藤 5古賀 23蔵川
GK            33菅野

控え GK 21南 DF 2鎌田 4石川(直) MF 17永井 29比嘉 FW 9北嶋 8澤

 フランサ、ポポをけがで欠く柏。しかしながら、新星大津がスタメン。菅沼の突破や、連携力に不足はない。DFラインも1on1で無類の強さの小林、空中戦に強い古賀。超反応「魔人」菅野。山根・栗澤・杉山の攻守の切り替え。中央李の動きの鋭さ。・・・・・かみ合ってくれば、どこにとっても嫌な相手だろう。


 攻守両面で柏の3TOPが機能。特に石川の対面でマッチアップした菅沼の動きは鋭く、しっかりと石川サイドの裏をよく突けていた。左の大津の仕掛けもよい。しかも、この二人、ただのドリブル馬鹿ではない。菅沼はトラップ技術も高く、李のみならず二列目の動きだしを巧みに利用できる目をもっている。大津も、中央に入り込んでボールを受けてしっかりと起点になり切れる巧さをもっている。この両サイドに李の鋭さ、二列目の絡みが加われば厄介。李は得点こそすくないかもしれないが、菅沼、大津との連携は非常によく、山形のDFの裏を狙う動きもよかった。両サイドのスペースや、DFラインの前での起点は両サイドの二人が作れるので、李のゴールを狙う動きが生きる。それで、李にマークが集まれば、それこそ両サイドの思うつぼ。山根・栗澤の飛び出しも生きるし。うん、この3TOPはいいかもしれない。って敵だよいまは。

 守勢にまわると、李と菅沼の二枚をFWの位置に、大津を一枚下げ、4-4のブロックを作る。しかし、基本はマンマークっぽい。4-4のラインを高い位置で形勢、高純度のプレスで奪い攻撃に人数をかけてくる。味噌はDFライン。とかく人に対する強さは半端でない。古賀に対する競り合いバトルは勝てない。特に問題は小林(祐)。石川が菅沼により攻めで抑え込まれ、逆サイドはというと、この小林(祐)。
最近、山形の右サイドからの攻撃も目下売り出し中であるが、小林(祐)のマークの厳しさはすさまじかった。両サイドからの縦の動きはほぼ封殺状態。ロングボールも納められないし、単純な動きは通用しない。

 対する山形。相手の攻撃に対しては、非常に落ち着いて対応していた。DFラインは絞り気味、サイドのケアずれれば、間はDHが降りて埋める。とにかく、4-4のラインを形成し、FW二枚から守備はスタート、中央にボールを入れさせず、サイドに追いやる中盤で中に入れてもきっちり中で遅らすので、FWが後ろからプレスをかける。しかし、柏はこのサイドを突破できる個人技があるんだよな。其処はあわてず、中央を固めて対応。このあたりは、昨季から積み重ねてきた実績と、J1に昇格してからの試合で、自信をつけているので、非常に落ち着いている。

 さて、問題は奪ってからの攻撃。守備面で後ろに下がる連携は取れる山形。しかし、再三指摘されているとおり、そこから攻撃に切り替えるには、低い位置に人数が割かれるため、相手陣内までの距離は長く、FWとの距離は開き気味になる。相手が攻めに来ているので裏のスペースがあるので、そこにロングボール一発通してFWがぬけだしちゃえば好いじゃんってのも確かだが、現実問題そこに正確なフィードを通す人(ここは山形には石川が居るが)がいるか。そのフィードに一気に抜け出して、正確にフィードをトラップしシュートまで持っていけるFWがいるか、もしくはロングボールに悉く競り勝ち、且つ仲間が上がってくるまでギッチリとキープして時間を作れるFWがいるか。
 軌道の長いロングボールONLYでは相手DFは読みやすく、FWの動きもそこに合わせてくるから対応は出来る。その対応すらも予測すらもぶっちぎる様な規格外のFWは山形にはおらんのです。
 君だけにONLYの押し一辺倒では落ちる女も落ちないわけで。尾崎張りに想定外の純愛POWで押し切れ、自分を信じきってしまう意志力があれば、別かもしれない。ただ単に迷惑な話にもなりかねんけど。
 
 なんで、サイドで縦に仕掛けるのみだとか、ロングボールの蹴りこみでは相手は崩せない。前出のように右は小林祐、左は菅沼。OHにいる山根-栗沢はサイドのフォローを攻守両面で高い位置で切り替えて行ってくるので、単純な縦の突破は難しい。ロングボールも、長谷川とマッチアップする古賀の空中戦は強く、競り勝つのは難しい。さらに、落としたとしても、中盤との距離は開いているので、セカンドは拾えないし、収まっても、次のフォローを受ける位置に人が居ない。
 
 それで何でいままで攻撃が繋がっていたかというと、「運動量」が一番大きかった。SHとDHが守備のフォローに回り、その後の攻撃に切り替わった際も前へ絡んで走りこむ。さらには、前線で長谷川に納まれば、ここぞというスペースに入り込みボールをつなげる古橋。ここにワンクッション入ることで、SH-DHの上がりに上手くつながってきていた。前線のリンクマン古橋。この存在はでかい。

 初めてのJ1での連戦、蓄積疲労も多く動きが重い。この前に出る運動量にかげりが出ていた。そこに重要なつなぎ役でありフィニッシャーとして裏も突ける古橋の不在。なかなか、得点に繋がるような崩せるシーンは見られない。

 北村もFWとして、オフザボールの動きの質は高い。ただ昨シーズンからSHメインで中央でのプレーは久々。さらにはSHとして守備の要、そこからゴール前まで一気に飛び込むという無茶な運動量を続けているし。やはり切れが足りないことは確か。そんでも徐々に感覚を戻してきたように見てるのはさすがである。勝は疲れからか、攻守とも一瞬動きが送れるシーンも目立つ。


 本来だったら、財前がFWの位置に入れればベストだったんだろうけども、財前も怪我。あぁ。

 それでも、相手の攻撃をしのぎ、石川のクロスに金がヘッドで合わせたり、長谷川が左サイドで非常に精度の高いドリブル、スピードは無いけども丁寧なドリブルで相手を交わして突破したりと、それなりに「個の力」を生かしてチャンスは作るが、停滞感は否めなかった。

 柏はボールホルダーに寄せたあとのスペースのケアに人は裂かない印象。そこに裂く分、前へいく手数を取っている感。なんで、結構、スペース的に入り込める余地があるようには思えた。DFラインの前あたりだって、そんなに人を詰めるわけでないし。ただ、其処を突く動きが山形には見られなかった。
DFラインの裏にもスペースはあるが、其処に中央で絡んでパスを繰り出せるほどの動き。コレがないと厳しい。

 柏は後半にはいると、大津を一列さげて李、菅沼の2TOPぽくシフト。小林が積極的に上がってくる。
さらには、山根に代えて北嶋投入。北島-李の2TOPに左SH菅沼、右SH大津、DHに杉山-栗沢という非常にバランスの取れた形で対応。しかしながら、小林の上がりを促す前線の動きもあり、守りのための交代ではなく、明らかに攻めの体制。

 山形は勝をFWにあげ北村を右サイド、金を左サイドへ。
 しかしながら、長谷川が負傷退場。宮沢を投入し左サイドへ、何と金をFWに回す。金と勝の急造2TOP。金のFWも悪くは無かったが、いかんせん急造なんで、いまいち繋がりはわるい。宮崎FWってのも考えられる。宮崎は開いたスペースに顔を出し、ワンタッチで繋げるところに魅力はあるが、中央でのプレーはちょっと不安。サイドからの動きはいいのだけれど、中央に回ると勝手が違うらしい。勝はやはり中盤でつかって前への推進力を生かしたいところ。

 やはり、左サイドの宮沢がはいることで、ボールの出どこは増える。さらに北村に代えて廣瀬投入しFWへ、勝は右サイドへ。さらに、勝に代えて宮崎を右SHに投入。

 対する柏も、李にかえ、ペルー帰りの澤を投入し、菅沼に代えて比嘉。

 宮沢、宮崎の動きや、柏の攻め疲れの部分もあるのか、若干盛り返すこともあるものの、全般的に柏のペース。柏も山形を最終ラインで崩し切りことができずにゴールを割れない。

 結果的には、停滞感ありありでドロー。負けなくて良かった。

 さて、宮本―サトケンのDHコンビだけど、宮本のマンマークしつこさは生きていたが、仕掛けの部分でまだ思いっきりのよさがでてあい。ここは2人の関係で、どちらが前に行くかとか関係性ができあがってないのかも。サトケンも周りにパスを散らせてはいたものの、意表をついた前への絡みも期待したい。

 まず、シミケン―レオ―石井の守備面では意思疎通が十分。ここは非常にいい。レオのマークの強さに石井のカバー。石井もポジションにとらわれず、前で芽を摘む勇気もあるしな。

 あ、そうそう、ハセ、副審がファール確実のプレーを取らなかったからと言って、しつこく文句言うのはだめだよ。余計なカードはあとあとひびくんだし。そこはわりきらんと。

 次節というか、今日の神戸戦、小林監督がどういう布陣で臨むか興味深いところ。前回のコメント欄に書いたけど、監督は、限られた素材の中で美味しい物を作るのが得意なんで、ここの部分のやりくりを、ファンとしても楽しんで見ていきたいねぇ!

posted by hemrock |14:37 | J1 | コメント(0) | トラックバック(0)
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