2009年04月30日

こりゃ、凄い集中力だよ。【山形vs鹿島:J1第7節:2009.4.25】

はい!8節大宮戦のレポではありませんよー。その前の鹿島戦のレポですよー。

 この日を目指して、仕事を詰めてた割には、切れが悪くAM中も仕事。
何とか開始には間に合った次第であるが、カリーパン売り切れなんだよな。
炎のカリーパンは「あんきも」入りだったとか。こりゃ、本当に採算度外視ですわね。

そうそう、そういやサポーター有志による、募金協力イベントがあったようで、募金してくれた方に対して、名前をコールしてくれたとか。私の職場の人も、コールしてもらって嬉しかったそう。

鹿島サポの方も募金を寄せてくれたとのこと。感謝!!

Home山形 4-4-2

GK         1シミケン
DF 20小林 3レオ 23石井 13石川
DH      19勝  17サトケン
SH   16金          11北村
FW      9古橋 15長谷川

控え GK 21遠藤 DF 22園田 14宮本 MF 5匠 7宮沢 6宮崎 FW 29廣瀬


Away鹿島 4-2-2

FW        13興梠 18マルキーニョス
MF    10本山         8野沢
MF        35パク 15青木
DF 7新井場1 9伊野波 3岩政 2内田
GK          21曽ヶ端
控え GK1小澤 DF 4大岩 MF 14増田 23船山 25遠藤 FW 17佐々木 34大迫

冷たい雨が降りしきるNDスタ。

前半

鹿島が攻める。山形の守備が不味かったわけではない。いつもどおりである。

シッカリとブロックを作り、攻撃を遅らせ、サイドに追い詰めて囲んで奪う。
これで、大概の攻撃は奪えずとも、リトリートできたり、タッチラインを割らせたり出来るし、中に入れようにもパスコースがある程度限定できるため、カットもしやすい。

ただ、流石の鹿島。サイドで囲まれても、サポートが早い。しかも、動きに合わせてパスを通す技術。
プレスで追い詰められても、そこから打開できる技術と動きの質があった。こりゃ、すごい。

印象でいうと、G大阪は選手同士の一瞬の感性の合致から動きの連動が始まるのに対し、PAまでの逆算で動きを割り出すかのようなシステマティック感。まさにARMY、隙がない。いや、あくまでも印象なんですけどね。

よって、両サイドから押し込められる山形。
連戦疲れのある鹿島だけに奪えるシーンもあるのだけれど、プレスはシッカリと掛けられ、かわす事が出来たとしても、次へのボールは繋がらない。よしんば、低い位置でフリーとなり、長いサイドチェンジやロングフィードをだそうにも、前線との距離が開いているため、ほぼ受け手の動きは読まれてしまう。さすが、百戦錬磨、このあたりの読みの鋭さは当然の所か。

なんで、ハセホセ2TOPに納まるシーンはほぼ無く、サイドチェンジの揺さぶりも出来ない。二列目も守勢に回り前方に絡むことが出来ない悪循環。しかし、割りきってシッカリ守りから入る山形。

しかしながら、左サイド新井場が上がって中央に楔のボールを入れれば、逆サイドから野沢が中に入り込み、ワンタッチでDF裏へと抜け出していたマルキーニョスへとボールを送る。そうしてネットを揺らされた前半20分。辛うじてオフサイドとなるものの、完全にやられたシーンだ。

 前半25分 山形右サイドで本山がボールを持ち、其処に寄せて出来たスペースに興梠。そのままPA内に突破を図ると、カバーに戻った金がボールを奪いに行く・・・・・結果衝突し、PA内で金がファールを取られてPK献上。

 蹴るのはマルキーニョス。ゴール左下を狙ったシュートにシミケンが反応。右手で弾いたと思ったものの、シュート力が勝り、そのままネットへ。惜しい、実に惜しい!0-1でビハインド。

 山形は、ここからが違う。先制した鹿島が攻撃の圧力を弱めると、山形の攻撃が活発化。
2列目特にDHの位置から中央で攻撃に絡める。おかげで、ボールや選手の動きも単調化せず、山形がゲームの動きを主導する流れに。また、右サイド金と小林のやり取りも、まだ発展途上ではあるが、小林の動きをだいぶ金が見られるようになってきているので、サイドチェンジから金が中に切れ込んだり、金が縦に突破すると見せかけて、小林に戻して小林が楔を入れるとか。攻撃に若干多彩さが出る山形。

対する鹿島は、連戦がかなり響いているのか、前半途中まではラインギリギリのボールにも追いついていた内田の上がりは陰を潜める。また、ボールロストはしないものの、青木-パクのあたりから、中央のやばい所を通すようなパスも出ない。このあたりは小笠原がいない幸運か。いや、でも生で見てみたかった・・。

でも、青木-パクの動きが悪いわけではない。このコンビでも物足りないと言わしめてしまう小笠原の存在感が凄いのかなと。・・・J2から見ていたものに取っちゃ、パクにも頑張ってほしいし。水戸時代のパクは厄介な選手でしたわ。今も厄介だけど。青木だって、ボールを簡単に奪われないし、シッカリとボールをまわしていけるし。

で、前半は0-1で折り返し。

後半。

 攻勢に出る山形。両サイド、から仕掛け、中央からの飛び出しも生きる。
後半7分。山形が得た左CK。石川がファーサイドに蹴ったボールは流れてしまうが、これで終わらずに、古橋拾って、中央の秋葉に渡る。これを再び古橋に折り返すと、右サイドから古橋がファーサイドへクロス。
これをフリーで飛び込んだ長谷川がシッカリとヘディングで叩き込み同点。1-1。

 観客、大歓声。俺、熱狂。

 どうにも、前半開始辺りから見ると、動きの落ちる鹿島。ACLはどんだけ大変なんだよと。
 同点後、若干引き気味で守備を固めた山形。鹿島も王者の意地で、新参ものの山形に引き分けで終わるわけには行かない。前に人数を掛けてくるも、動きに切れがないというか、ワンテンポ2人目の動きが遅れる。山形エリアに入ってもサイドにボールは廻せるものの、楔が入れられない。
動きで上回る山形は、慌てることなく、FWのマークを外さず、セカンドボールを拾いスペースの開いた前線に供給し、チャンスを作る。

 そんな中でも、一瞬バイタルが開いたところ見逃さず、青木が放った地を這うミドルシュートは辛うじて清水がセーブ。あぶねぇ。その後も、マルキーニョスのシュートや、興梠に代わって入った大迫のPA付近での仕事っぷりに焦ったものの、昨期から培った中央での守備の連携には破綻が無かった。シミケン―レオナルド―石井のラインとDHの二人はお互いの意思疎通がシッカリ取れている。特にシミケンのスーパーセーブやレオナルドのマークと強さに注目が注がれているが、決して足の速くないレオナルドが積極的に潰しに行ったアトのスペースを、石井がカバーしたり、DHがスペースを埋めたり。そういうところが重要な要素の山形。

 結果1-1でドロー。

 後半のチャンスを見るに、追加点も奪える展開であったかもしれない。
 PK判定さえなければ・・・との感傷もあるやもしれん。
 ただ、ベストメンバー、ベストコンディションでないにしろ、あの鹿島相手に1点ビハインドの展開からの試合運びや、同点にしてからの追加点を狙いに行きながらも、バランスを崩さずに押さえる動きなどは、見ごたえのあるものであった。その集中力には頭が下る。
 十分に価値ある「勝ち点1」であったと思うな。勝てれば尚よしだろうけど、PK無かったら勝てたってもんじゃないと思うし。

 で、心配なのが、サトケン。早くも疲れがたまってきたのか、イマイチ動きが鈍い。うーん、もともとスタミナがある方じゃないし、不安はあったんだけど、大丈夫なのかなと。

 鹿島の伊野波。器用貧乏な所とか、五輪予選での痛恨のハンドとかの印象があったけど、シッカリ守れて、フィードも正確。レギュラーCBとして十分な強さもあるんだなと。新井場ももっと見てみたいな。DFラインの中でこの二人が特に目立ってたと思う。

posted by hemrock |16:56 | J1 | コメント(5) | トラックバック(0)
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こりゃ、凄い集中力だよ。【山形vs鹿島:J1第7節:2009.4.25】

コメント投稿者ID :

ディオサポから聞いた話では、アンコウでは無くて、
蛤と鹿だったそうですよ。
アンコウは鹿島や波崎よりも、もっと北の那珂湊辺りの名物ですから。

posted by syu | 2009-04-30 19:50

こりゃ、凄い集中力だよ。【山形vs鹿島:J1第7節:2009.4.25】

コメント投稿者ID :

山形はすばらしいね。小林監督はいい仕事してる。

posted by オラ | 2009-05-01 14:52

返信:こりゃ、凄い集中力だよ。【山形vs鹿島:J1第7節:2009.4.25】

コメント投稿者ID :

コメント有難うございます

>syuさんへ

 おひさしぶりです!

 あら、カリーパン、アンキモじゃなかったったんですか!
人づてにきいたはなしだったもんで、よく確認してなかったですわい。

 あんこうは、もっと福島よりですね。そういや、相馬にいったときに初めてくったんだっけ。

 しかし、蛤はいいけど、鹿っていうと鹿肉ですかね?!
かえって手に入りづらそうだけど・・。

>オラさんへ

 はじめまして!

 小林監督はほんと凄いですねー。
 手元にある食材でそれなりの料理を作ってしまう。
 小林カツヨみたいなひとです!!

posted by HemRock | 2009-05-02 06:57

こりゃ、凄い集中力だよ。【山形vs鹿島:J1第7節:2009.4.25】

コメント投稿者ID :

こんばんは、HemRockさん!
鹿島戦見ました。
連戦で疲れてるとはいえ強豪鹿島相手に本当に頑張ってると感じました。
ところで鹿島ですが、見ててさすがだと思いました。
例えば山形のFW、長谷川や古橋が前からチェックにいくと、ボランチはすかさず後ろに下げるのです。
そして長谷川や古橋が前にチェックにいった、
その後ろのギャップにポジションを取って、
そこでボールをもらう、
そこから前に出すと、山形のボランチ、サトケンら中盤がプレスをかけてくると、
また少し下げて、今度はその背後のギャップにマルキらFWがはいりこんだりで、
確実にプレスが来たら、下げて、その背後のギャップになるスペースで難なくやりとりして、
そこを起点に攻めを展開していくやりように感じました。
省エネしながら確実にスペースをポジションを取るそのやり方が試合中実に正確で、
これはボールを正確にトラップして、短時間で正確にパスを出せるからで、
DFやボランチの選手がそうやっていつも前にボールを運べるのは、しかもめったに破綻しないのは技術の賜物に他ならず、
山形がワイドに開いて、懸命に走って、
サイドチェンジからサイド攻撃というのと対照的な趣を感じました。
その山形のサイドからの組み立てですが、
前半はマークされて競り合いになり、
なかなかうまくいかない印象でしたが、
後半は鹿島の疲れもあって、
良いシーンも増えました。
しかしながら、鹿島のこういった組み立てを、
山形が身に付ければと、
そうすれば中央からも、サイドからも、
攻撃のバリエーションがさらに増え、
攻撃も強力になるのにと、
そんな事を感じて見てました。
疲れの出る熱い時期の戦い方、
昨年は中盤を飛びこして、
長谷川・豊田に長いボールが多くなりましたが、
今年はどんな進化があるのか私には興味があります。
楽しみですね!

posted by weed | 2009-05-02 21:58

こりゃ、凄い集中力だよ。【山形vs鹿島:J1第7節:2009.4.25】

コメント投稿者ID :

>weedさんへ

 どうもです!!!

 おおおーなるほど、ラインの上げ下げでスペースを作って其処を利用してたわけですね!なるほど!!

 >省エネしながら確実にスペースをポジションを取るそのやり方が試合中実に正確で、これはボールを正確にトラップして、短時間で正確にパスを出せるからで、

 これですよ、これ!全くここに破綻が無いんですよね。隙が無いっていうか。

 やっぱり解かりやすいや。

 私も、G大阪や、川崎のやり様よりも、目指すべきは遠いけど鹿島のやり方だと思ってます。良い悪いではなく、山形にはあってるようなきがしますね。遠いですけど。

 これからどうやっていくかは、楽しみでもアリ、怖くもあります・・・。

 

posted by HemRock | 2009-05-03 07:10

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