2008年08月15日
私は、絶望はしない。しかし、「MOTTAINAI」。【北京五輪サッカー男子:GroupBオランダvs日本】
前戦のナイジェリアに破れ、予選突破は無くなった日本。 一方のオランダ、アメリカにリードされ、土壇場で同点に追いつきドロー。これで勝ち点2。 ナイジェリア・アメリカとも日本に勝ったので共に勝ち点4。オランダ、崖っぷち。崖っぷちのオランダと戦う日本。これは面白そうだ。 オランダ 3-4-3 GK 18フェルメール DF 4マルセリス 3ヤリエンス 13ヨン・ア・ピン DH 12マドゥーロ 8エマヌエルソン SH 7デグズマン 15ドレンテ FW 11バベル 10シボン 9マカーイ バベルがやや下り目に居ること多し。シボン、マカーイの2Top気味か。 日本 4-2-3-1 FW 9豊田 OH 12谷口 SH 8本田圭 11岡崎 DH 10梶山 2細貝 DF 6森重 3吉田 4水本 5長友 GK 1西川 やっぱり1Top。ただ、今回は豊田先発。右SHに岡崎。夢に見た二人の先発そろい踏み。本田圭は左SHに。本田拓は累積。梶山-細貝のDHコンビ。梶山、正念場だぞ。安田、内田は怪我。両者の所属クラブにとっては痛い話。代わりに、本職の右SBにはいる長友、左に森重。結構楽しみなSB。CBに吉田がはいり、水本とコンビを組む。いや、DFラインは面白そうだ。 〇ナンジャこりゃオランダ。 さぁて、もう既に予選突破は「無しよ」の日本。一方のオランダはナイジェリアにスコアレスドロー、アメリカには終盤何とか追いつき2-2のドローと、全くもッテ調子が上がらない。日本戦で勝てなければ、予選突破は望み薄。相当の覚悟で試合に入ってくるだろう・・・って思ったけど・・・・・・ナンジャこりゃオランダ。 見事なまでのグダグタっぷり。FWマカーイは見事に消され、バベルも突破の見せ場はない。ドレンテとエマヌエルソンの頑張りは目立つが、ドレンテVS長友も、長友は負けなかった。デフェンスラインからのビルドアップにも見るものなし、マドゥーロも攻撃の基点となるパスを散らせない。頼みの「ハイタワー」シボンも水本、吉田にシッカリと抑えられていた。 オランダが悪すぎるのか、日本がいいのか。レッツポジティブシンキング。日本が相手の要所を押さえ切れていたということにしよう。とはいううものの、やっぱり「これがオランダ???」って感じは否めない。 〇もしかして、勝てるんじゃ・・? で、今回の心配事その一、梶山。今回は、長友や水本細貝と共に、相手をサイドに追い込みボールを奪う。ピッチの悪さもあいまってか、パスの面では危なっかしかった面はあるものの、失ってからも何とかしようという意思は十分に見える。アメリカ戦からやってくれていれば。・・・・タラレバはやめよう。 心配事その二、本田圭。生きる道はやはり左SHしかないのか。前二戦では右SHで判断の遅さというか、下がり目でコネコネが気になったが、左だとそうでもないかも。ただ、1TOPなのにまだゴール前に絡むところが足りない気がする。うーん2Topでの左SHしかないか。TOP下では推進力がなさ過ぎるし、DHではあまりにも守備が怖すぎる。SBはもってのほかだもんね。 目立ちまくったのが細貝と森重。ナイジェリアでも両者はよかった。さらに、上回るパフォーマンスを見せた細貝。潰して、パスコースを防いで、前線に顔を出し、しかもパスも冴えていた。こりゃすごい。実際、後半、豊田の左45°からのミドルを引き出したのも、細貝からのフィードだったし。 森重は左サイドで奮闘。森重は外から大外を駆け上がってって感じではなく、外から中に入って組み立てに参加する。前半には中に切れ込んでクロスバー直撃のミドル。そういえば、トゥーロンでもバンバン打ってなぁ。守備でも当り負けしないし。本当、頼もしい。 ワントップの豊田から前線へのプレスやチェイジング、ロングボールからの競り合い。谷口と二人で競り勝てる。右サイドに起用した岡崎もPA内に飛び込んだり、ワントップの豊田に積極的に絡んでくる。くそう、もっと早くにこの二人の連携を高めておきたい所だった。相性はわるくないよ。相当面白いコンビだとおもうわ岡崎は、サイドの守備も怠らない。何故にスーパーサブなんだよう。最初っからつかってほしいわい。 とまぁ、けっこう行けそうな雰囲気もあるものの、やっぱり「メリハリ」が足りない。攻守が変わった際に、「ドン」と前に掛ける推進力がまだまだ足りない気がする。PA内や直前で相手を慌てさせるシーンはほぼない。いや、推進力というか、状況判断というか。やりたくても、ピッチが悪くミスから逆にカウンターを食らうからか。前半で点を取る為にガンガンいくってプランと取れば、中途半端。守って凌いで、相手がミスした所を突くって感じでは全くないのだけれど。この辺は、監督のやらせようだろうな。 とはいうものの、それなりの守備にそれなりの攻撃。相手は調子悪い。西川のセーブも好調で、日本ペース。もしかして、勝てるんじゃね?とは思ったものの、前半はスコアレス。 いやぁああな展開。お決まりの、攻め疲れ現象が再現かな。 〇やっちゃったなぁ。 やはり、後半ペースが落ち始める日本。相手に押し込まれる。 何とか、自軍内に入ってくるオランダ勢を潰すものの、FKをとられ、デグズマン、ドレンテにやばいキックを蹴られるが、西川のセーブなどで事なきを得る。 後半も奮闘する細貝。ボールを奪ってから、左に走る豊田へフィード。これが通り、豊田切り込んでミドル。惜しくもキーパが触れてゴール右に逸れる。こりゃ惜しい。しかし、細貝、以前は「ガンガン走って、ガンガン寄せて、ガンガン前に出る・・・だけ」(失礼)のように見えていたけど、今回は違う。ってオーストラリア戦は見てないけど。明らかに、周りを見てる!!浦和で出る機会が無いなら、他のクラブでコンスタントに試合に出て欲しいぞ。折角の伸び盛りの、進化が見られる時期に、勿体無さすぎだろう。 さらに、森重。中に切れ込んでクロスバー直撃のミドル。跳ね返りに、豊田が詰める。体に当てるものの、ゴールを反れる。むむう・・・・。そういえば、森重トゥーロンでもバンバン打ってなぁ。内田や安田、長友とは違うが、森重のSBは結構好きだ。中に入り込んで、自ら作る動きも出来るし。ってもしかしてボランチとかもいけるんでないの?右SH内田の後ろに森重ってのも面白そう。 押し込まれる中でも、チャンスは作ってしまう日本。批判は多いけど、これ、結構すごくね?まぁ、そこを決めきれないから、まずいんだけどさ。 梶山も、大外にはそれたが、底から飛び出してのミドルを打つ。今回は守備で奪ってから前に出たり、パスミスからのピンチでも、自ら取り返しにファーストチェックと、「やればできんじゃないか」と。 しかしながら、長い距離を走り続ける日本。徐々に押さえが利かなくなってきたように見える。 で、後半25分。バベルが右サイドから突破をはかり、PA内に切れ込む。1on1で森重がかわされ、PA内に戻った本田圭との1on1。兎に角、この方の守備は以前からヤバイと思っていたけど、ここぞという所で出てしまった。バベルも、PKを貰いにいってることは解る。でも、ユニ引っ張ってるのも見え見えだし。結局、なおんないんだろうなぁ。勿体無い。本田圭の前の段階で止められなかったのも事実だし、本田のみ攻められることでもない。 PKをキッチリ決められて1-0。やられちゃったな。 谷口→森本・本田圭→香川・岡崎→李と立て続けに交代。豊田放り込みに、コボレ球狙いだ。 ・・・・でもシッカリ守られました。西川のボールを豊田が落として、吉田がミドルとか、ロスタイムに、豊田が競って森本がシュートにいってからぶったボールに香川が反応したシーンなどはあったが、追いつくことはできなかった。 1-0で終了。オランダ、このままじゃ、相当やばいね。 〇私はこの世代で楽しませてもらった。絶望するほど悪くない。ただ勿体無い。 このグループが相当厳しいのは、組み合わせが決まった時点で解っていたこと。だからこそ、「チャレンジ」のチャンスだった。しかし、加熱する「メダル」への期待。一番この重圧にやられてしまったのは「反町監督」だったんだろうな。明らかに、「試合」では負けてるわけだしね。 批判されるべき点は、批判されるべき。 ただね、文字媒体でのコメントの揚げ足を取るのはどうかとは思うのよ。それしか判断基準はないんで、しょうがない面もあるだろうが、本人の意図なんてあまり反映されないからねぇ。まぁそんことわかった上で、やってるんだろうけどさ。 ただ、五輪予選からトゥーロン国際での変遷、実に面白かった。この世代は、悲観する世代ではないって。というよりも、これで「谷底」っていうんだったら日本の未来は相当明るいと思うよ。甘やかしではなく、率直な感想。 あとは、フロント(協会)の方針一つでしょうて。このまま、潰されてしまうには、あまりにも勿体無い世代。 最初っから、この世代を追っかけていたわけでないけど、この代表には結構楽しませてもらったように思う。本当に、おつかれさんでした。 其々の選手たちは、クラブに戻って、実戦経験を十分に積んで成長して欲しい。君ら、面白いサッカーできるって。ただ、まだまだ足りないんだろうな。現時点で満足せずに、成長した姿を再び見せて欲しいって節に願う。 それよりも、監督をどうするんだろうなぁ、今後。 そういや、何かにつけて、この世代には「勿体無い」って言葉がでてくるな。ほんと、お偉いさん方、「勿体無いお化け」がでるぞ。マータイさんのつめの垢でも飲みなさい。選手や監督に責任おっかぶせて切り捨てるのは簡単だけど、「捨てる」方にも問題はあるんだぞと。 ・・・・あぁ、捨てはしないけど、「臭い物には蓋」して終わりって方針か。それじゃ「腐る」ぞ。
posted by hemrock |10:54 |
【北京五輪代表】 |
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私は、絶望はしない。しかし、「MOTTAINAI」。【北京五輪サッカー男子:GroupBオランダvs日本】
森重は元々ボランチですよ。
トリニータでは、下げられてCBやってますげどね^^w
適正的には DH、CB、SB、FWですね(FWは高校時代一番最初は、FWだったのをDHに変えられましたからw)
posted by 横切り | 2008-08-15 11:21
私は、絶望はしない。しかし、「MOTTAINAI」。【北京五輪サッカー男子:GroupBオランダvs日本】
森重も吉田も、元々ボランチの人間だからフィードも上手いです!
細貝といい、五輪での収穫が全くない分けではないのですが。
世論はそうではないようで。
また、僕も岡崎はあの位置で魅力を感じました。
やっぱり両翼の片方はFW近くまで上がっていかないと、4−2−3−1も成立しないですね。
posted by 横切り2 | 2008-08-15 14:34
返信:私は、絶望はしない。しかし、「MOTTAINAI」。【北京五輪サッカー男子:GroupBオランダvs日本】
コメントありがとうございます!!
>横切りさんへ
あ、なるほど、元はボランチですか。ずいぶんと、CBの割には前方のスペースにガッとでてきて楔をつぶしたり、フィードやパスがうまいなと思ったら。FW経験したってのも、妙に納得。あのシュートコースを狙う目と、撃っちゃう心意気は、FW気質もありか。
しかしですね、大分は、すごいですね。森重・西川のみならず、金崎もいるという。梅崎も福元も大分でしたっけ、元は。さらにはFWに高松。DHにも期待の若手がいるとかいないとか。シャムスカ、どうなってるんだ。凄すぎるでしょう。
>横切り2さんへ
吉田のフィードも足元の技術もすごいんですが、19歳であの落ち着きようは凄すぎ。PA内でもあたふたしてないもの。なにやら、オーストラリアとの親善試合でやらかしちゃったみたいですけどね。自分のミスすらなっかたごとくのように落ち着いて処理するって感じ。
森重はアメリカ戦のシュートミスが責められますけど、もちろん、失敗は失敗ですが、それ以上の貢献度はありますよね。五輪予選での3バックでのプレーもちらっと見たんですが、まさに最終ラインからの仕掛けって感じで「ゾク」っときましたよ。もう守備面でも言わずでもがな。
細貝も今回すごかった。私は誤解してました。すんません。「一生懸命走って球際強くいきましたぁ。攻撃のときには、とにかく前に全力ででます」ってダケかとおもってたら、違うんですね。しっかり、状況を把握する跡がみられましたわ。本当、コンスタントに試合に出られる環境を選んでほしいと、切に願います。
岡崎は前線でのつなぎ役というか。ものすごく、連携の良さがたかまりますよね。あのシステムでは、結局岡崎のサイドが一番面白かった。守備も厳しいしね。
梶山、本田圭は批判の対象になってるけど、トゥーロンでは高い位置で起用され、ボールを引き出したり、ボールを出す動き。これができてたんです。特に、梶山は凄かった。あんなん見せられるから、期待しちゃうんですよね。やりゃできるのよ、彼らも。なんで、あんなに波があるのかは、まったくわかりませんけどねぇ。
やっぱり、指導者だろうな。
posted by HemRock | 2008-08-16 01:51


