2008年11月25日
ミスなくSPを首位で折り返し、久々のファイナル進出を決めるかに思えた村主章枝選手ですが、フリーではミスに泣いてコストナー選手の逆転を許し3位に沈みました。得意のルッツジャンプ以外、後半の稼ぎどころで3回立て続けに2回転やシングルになるミス。スピンやステップは高いレベルを取っているだけに、本当に勿体ない結果でした。ここ2季ほどジャンプの不安定に悩まされていた彼女、カナダ大会では自信を取り戻したかに思えていたのですが、グランプリシリーズや季初の東京選手権の様子をみると、フリーのジャンプのデキ次第で好不調の波が出てしまうようです。シーズンイン前、3回ほどアイスショーで彼女のEXを見ていますが、必ずといっていいほどパンクや回転不足があり、今季も大丈夫かなあとヤキモキした憶えがあります。ただ、痩せすぎにさえ見えた昨季までと異なり、今季は程よくふっくら、下半身は特に筋肉がついて筋力アップは確かなようですので、全日本にはベストで臨んでほしいと思います。
さて、前回高橋選手の処遇について述べましたところ、反対のご意見も含めたくさんのコメントを頂きました。みみさま、アーリアさま、リナさま、ファイナルさま、ありがとうございました。協会措置に同調論を記した私ですが、皆様のお考えもすべてごもっともです。処遇や代表選手決定のプロセスは、スケートだけでなく各種目で最もデリケートな問題になるところ、正解がありませんね。男子シングル3枠の獲得と高橋選手のメダル獲得という、望ましい結果がバンクーバーで出ることを、願って止みません。
NHK杯、ようやくチケットを手に入れショートのみ観戦できることになりました。なるべく早くレポしますね。
posted by harukonomu |01:47 |
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2008年11月21日
怪我の治療のため今季欠場を発表した高橋選手について、スケート連盟は、世界選手権出場の可能性を残したうえ、来季の特別強化選手指定継続の意向を早くも示しました。
あいまいだとか、世界選手権出場ボーダーの選手に失礼だとか、賛否捉え方はあるでしょうが、早い段階での方向性発表は評価できますし、まずは現実的な措置ではないか、と思います。
①特別強化選手指定継続について
これから治療・リハビリに当たる選手の心理には、余裕をもってもらえるのではないでしょうか。強化選手のグレードによってかわってくるステージは現状を確保するから、ゆっくり治療していいんだよ、という言外の配慮が感じられます。怪我をして欠場を決めたたものの、ポイントや実績を欠く来年はどうなるんだろう、という不安に苛まれてしまうもの。こうした不安が早くに取り除かれるのは、リハビリにも好影響をもたらすでしょう。応援する身にも、嬉しくなりました。
②世界選手権出場について
全治6か月ということで、現実的には厳しいんだろうと思います。但し、今回は五輪出場枠の決まる大切な大会。織田選手や小塚選手がいるとはいえ、余程の好循環がない限り、高橋選手を欠く布陣では連盟の目指す3枠確保は相当難しい。無理はさせたくないが、本調子でなくとも出てさえくれれば、という本音が垣間見えます。怪我の選手を無理やり引きずりだして、とか、不公平を唱える声もあるでしょうが、フィギュアスケートは採点競技です。得点要素が明確化されあいまいさが排除されつつありますが、やはり印象や実績がものを言うことも否めません。スポンサーへの配慮や営利目的でなく、純粋に強化の視点からいっても、スケート連盟は五輪出場枠最大化に向け、最強の布陣をしく用意が必要です。そのための選択の幅を最大限残した選択だと思います。本人は前向きに1年間の欠場を決めた様子がブログでも窺える一方、まる1年半試合から遠ざかるという別の重圧がかかりかねませんしね。他の選手には、出場に向け奮起し練習に励んで頂きたいです。
10月の怪我の発表以来さまざまな憶測や報道が飛び交い、私も疑問を呈したこともありましたが、これでひとまず決着です。欠場を決めた武田奈也選手が心配(カナダ大会は元気がありませんでしたね)ですが、グランプリシリーズも大詰め、最後まで楽しみたいですね。
posted by harukonomu |02:34 |
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2008年11月19日
「不安を残したまま試合に臨むのは僕のスタイルではない.。大きなけがになってしまう前に、(そして)不安な状況でリンクに立つことのないよう、手術することを決めた。五輪で勝ち抜くための試練なのかもしれない。この経験からたくさんのことを考え、学び、スケーターとして、男として、一人の人間として一回り大きくなって戻ってきたい。」
怪我の治療のため今季欠場を決めた高橋大輔選手の公式コメントです。辛い試練を受け止め、次のステップに繋げようとする前向きな決意が窺えます。ファンとしの仄かな期待はやはり潰えました。その一方で、来季に迫った五輪を万全に迎えるためには、今季は中途半端はせず、全休もやむなしとも思っていましたから、ショックはもうありません。報じられていた通りとはいえ、靭帯&半月板損傷、重症と言わざるを得ません。今後を考えれば、手術は賢明、何より彼が納得して選んだことがベストな結果に繋がるでしょう。これしか言えないけど「頑張ってね!!」
環境の変化やチャレンジングなプログラムなど、心機一転を図った今季だけに、全休は本人が一番苦しいと思いますが、大きく・新しくなった来季の大チャンに期待して待っていますよ。若手の台頭など、心穏やかざることも出てくるかもしれませんが、これからの治療やリハビリに焦りは禁物です。ゆっくり静養に充てて欲しいと思います。
NHK杯は南里選手がエントリーするそうです。ゴールデンスピン優勝の余勢を駆って、表彰台目指して頑張ってほしいですね。
オバヤンさま
強気のタラソワコーチが傍についていてくれるのは、心丈夫ですね。練習方法についてなど、真央ちゃんも主体的に改善を図るつもりのようなので、結果がこれからついてくるといいですね。
anneさま
バンクーバー五輪で高橋、浅田のアベック優勝は私も夢です。その場を目撃できれば、スケートファンとして至福となるでしょうね!。
posted by harukonomu |10:18 |
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2008年11月18日
グランプリシリーズで勝たねばならなくなったのはいつからでしょうか?
かつては緒戦の調整試合、季末の世界選手権が最終目的のベテランは不出場も多く、不調なら休んでもやむなし、って大会だったはず。それが、ポイント制の導入や日本フィギュア界の隆盛、何よりも中継局やスポンサーを中心とした報道の過熱から、必要以上に必勝のプレッシャーがかかっているように思えます。
そうした中での浅田真央選手の2位であります。涙をこらえるその姿に、周囲に惑わされず、そんなに追い込まなくてもいいんだよ、って言ってあげたくなったのは、私だけではないでしょう。
タラソワコーチ振付のフリーは特に、ジャンプはただ単に跳ぶぶだけでなくギリギリまでステップを踏んだり手を上げたり、スピンも恐ろしく難しいポジションで、とここまでツメ込むかっていう位各エレメンツの難度をあげています。こんな難解なプログラムが、そう簡単に体になじむはずないうえに、かつての伊藤みどりさんを挙げるまでもなく、体躯の成長ゆえジャンプの精度が落ちるトップ選手が全て通らねばならない時期にもぶつかってしまいました。真のチャンピオンを目指したチャレンジゆえ、静かなモスクワで、NHK杯に向け慌てずゆっくり完成させてほしいと思います。スピンはすべてでレベル4、ステップの評価も高く、完成すれば狙い通り演技点で8点台連発は間違いないところ。勝負より、まずプログラムの習得を最優先させ、元気な姿を見せて下さいね。信じる道は、間違ってませんよ。パワフルでパーフェクトな仮面舞踏会が楽しみにしてます。ただ、フリーでのサルコウ挑戦は得策だったんでしょうかね。実はサルコウは苦手と聞いていますので、二兎を追わず、当座はルッツの修正に専念した方がよい気もしますが。SPでルッツを失敗(踏み切りに気が行って、回転不足になった?)した影響かもしれませんが。
さて、小塚崇彦選手が無事2位に入り、ファイナル進出を決めてくれました。男子日本人不在の事態回避は本当にうれしい!!「予想外」の試合で、守勢に入らず4回転ジャンプなど果敢にチャレンジしてください。
あと、クロアチア・ザグレブでのゴールデンスピンで南里康晴選手がパーソナルベストで優勝しました!!年末に向けて自信をつけることができ、ほんとたのしみですね。
posted by harukonomu |00:50 |
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2008年11月14日
エリックボンパール杯がいよいよはじまります。
満を持して、浅田真央選手が初戦を迎えます。
公式練習では、3回転半-2回転の男子並みのコンビネーションジャンプに着氷しているものの、全般的にジャンプが不安定、との報があります。出場選手の顔ぶれから見ても優勝は間違いないところ。金 妍児選手が高得点で2勝しているだけに、得点が注目されますが、過剰な期待は禁物。怪我や病気に見舞われず、無事に今季プログラムのお披露目をしてくれることを願い、楽しみたいと思います。
逆に、ブライアン・ジュベール、パトリック・チャン両トップ選手と争うのが小塚崇彦選手。特にチャン選手との伸び盛り対決が楽しみです。3位までに入ってファイナル進出を決め、高橋選手の穴を埋めてほしい、と願わずにはいられません。昨年の世界選手権入賞以降ジャッジの評価も高まっているだけに、大崩れさえしなければ間違いないと思うのですが。
個人的には、真央ちゃんとタラソワコーチがどんな師弟関係を築いているのか、キス&クライでの様子に興味津々です。もと教え子の荒川静香さん曰く、「完全服従がカギ」とのことですが。早速真央ちゃんに寄り添ってパリ入りしてらっしゃいます。
クロネコにゃン吉さま
初コメントありがとうございます。私も、高橋選手に関しては「バンクーバーの金メダル」だけを目指してもらって構わないと思っています。
anne さま
ごぶさたです。放映時間が短く、はっきりわからないながら、中庭選手には私も心配しています。4回転も降りられるはずなんですが、昨年の全日本以降少し自信を失っているように見受けられますね。
かおちゃんさま
おっしゃる通り、観衆に対しての涙ならいいのですが。彼、最近悔し涙が多いので、今後がんばってほしいですね。
posted by harukonomu |01:32 |
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2008年11月11日
わかりませんよ!!
聞き伝えなんで。
リンクに上がったとか、痛みと晴れが引いてきた、
っていう噂があります。
もちろんあくまで噂です。
一時、「歩行困難」の報もあったのに。
もしかして意外と軽傷?
だったら嬉しいけど!
でもお願い!! 無理しないで。
大ちゃんを見たい、早く会いたいけど、 一方で長く楽しみたいの。
だから、ずっと待ってるから。
ゆっくり、すっかり治して!!
こんなヤキモキは嫌。NHK杯の頃、何かわかるでしょうけど。
大ちゃんが一番苦しいのはわかってるけど。
私たちも辛いよう。
posted by harukonomu |22:30 |
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2008年11月09日
中国杯が終わりました。
高橋大輔選手の欠場で男子はどうしても「主役不在」の感は否めませんでした。
私自身、まだ喪失感から立ち直っていません。でも、「他の選手も頑張っているんだから」と気持ちを切り替えて中国杯をテレビ観戦しました。
女子
やはり金 妍児選手の強さが際立ってました。フリーで3ルッツが決まらずポイントを取りこぼし(2度目にはきっちりキメるあたりが強さですね)、得点はアメリカ大会には若干及びませんでしたが、表情やスケーティングがとてもやわらかくなり、プログラムが体になじんできたみたいですね。フリーのステップを見直し、アメリカ大会からの修正を図って臨んだ安藤美姫選手、コンビネーションジャンプのセカンドジャンプで回転不足を取られる前回と同じ失敗を犯しました。4回転ジャンプにも挑まず安全策をとっての2位、得点より、ファイナル出場の可能性を残した戦略だったのかもしれません。点こそ伸びなかったものの、スケーティングそのものは前回より伸びがあったように感じましたし、演技直後の彼女の表情が明るく、上向いている様子がうかがえました。3位にはラウラ・レピスト選手が入りました。
男子
高橋選手の欠場で、地上波やスポーツニュースの放映が極端に短くなった感じです。手堅い演技でジェレミー・アボット選手がショート・フリーとも1位を守り、高得点で優勝しました。2位も同じく米国のステファン・キャリエール選手、トマシュ・ベルネル選手が4回転を鮮やかに決めて、SP7位からフリー3位、総合でも表彰台に上がりました。4回転回避が多い中、SP7位と出遅れ気味の中庭健介選手が巻き返しを賭して冒頭にクワドを入れましたが失敗、それを引きずったのかジャンプの転倒が続いてFP最下位、総合10位に終わりました。彼は1回だけのグランプリシリーズ、悔しかったでしょう。
高橋選手の怪我で、来年の五輪出場枠を決める世界選手権の成否を危ぶむ声が早くも上がっています。トリノ前年、当時のエース本田武史選手が怪我でエントリー変更ができない直前に欠場となり、重圧のかかった高橋選手がわずかに1枠しか獲得でにかかった過去をさしてのことのようです。まだ経過が発表されませんので、シーズン後半に高橋選手が戻ってくる可能性に、一縷の望みをかけたいところです。世界選手権、ましてや五輪出場枠まで論じる報道は早計、如何なものかと戒めたいところです。また、現在は織田選手の復帰、小塚選手のGPシリーズ初優勝、フィンランィアトロフィー優勝・西日本大会で織田選手より喝采を浴びたというシニア初参戦の無良選手の存在など、当時とは比べ物にならないくらい層が厚くなっています。エースは大事な来季に向けて十分治療に充ててもらい、若手を伸ばす好機、と捉えたいと思います。
anneさま、メッセージありがとうございました。一応、持ち直してきました。男子は引退に故障で、本当に若手台頭のシーズンになるかもしれませんね。
posted by harukonomu |23:13 |
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2008年11月04日
凹んでいます。
大ちゃんの中国杯欠場のニュースを知ったすべての皆さんも同様と思います。
右膝のねんざ、それも靭帯断裂の恐れがあるとのことで、気の早いソースは今季絶望の懸念すら打電しています。ただ、私自身経験がありますが、内出血などしたらそれは即断裂といわれてしまうんですね。筋は何本もあるので、その加減が問題なんでしょう。腫れているうちはMRIなどの精密検査もできないので、今後詳報を待つしかありません。元気に全日本あたりで新プログラムをお披露目してくれれば、と願って止みません。
ただそれ以上に、至宝といって過言でない五輪イヤーを間近に控えた大事な体。本人が一番焦り、辛いと思いますが、私たちはいつまでも待っていますので、落ち着いて時間の許す限り静養してほしいです。
なんだか今年、怪我が一番心配などど思っていた不安が当たってしまったようで、悔やんでいます。
posted by harukonomu |23:49 |
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2008年11月03日
スケートカナダ、終わりました。
女子はジョアニーロシェット姉が圧倒的な強さを見せつけました。いままでは安定感だけはばっちり、という印象でしたが、難度の高いジャンプをきっちりこなし、情感たっぷりにアランフェス協奏曲を演じ切り、22歳のベテランながら昨年以上に進化した姿を魅せつけてくれました。第2戦はフランス大会で、初戦の浅田真央チャンとの表彰台での争いが楽しみです。
喜ばしいのは村主章枝姉様の復活。ここ2季はジャンプに安定感を欠き表彰台が遠のいていましたが、久々に2位で表彰台に!昨季武田選手が用いたFP曲「秋に寄せて」もしっとり大人の雰囲気で得意の表現力が生かされ姉様にぴったりですが、コンビネーションジャンプが1回のみ、フリップも2回目はシングルになるなど、今季もジャンプの成否にかかってきそうな気配です。
伸びしろ大と期待していた武田奈也ちゃんですが、ジャンプは相変わらず3Sどまり。ポイントが稼げるのがスピンだけでは今後も上位は苦しいかも知れませんね。直前の捻挫でレベルを下げた、とも聞きますので、次戦ロシアでの奮起に期待します。
男子はSP・FPで上位が入れ替わる激しいつぶしあいを、2位・3位でしのいだパトリックチャンが制し、男女アベック優勝に!南里選手はもう少し稼げるところがあった感じですが、8位に入ってポイントを獲得しています。チャン選手は次回はフランスで小塚クンとジュベールとぶつかります。グランプリを占う若手の出来が楽しみですね。
連戦となったライサチェクはファイナル出場確保のためか4回転を回避したものの、前回失敗した後半の3連続ジャンプで失敗、3位には食い込んで合計22ポイント、他者の結果を待つことに。
川口悠子組の優勝も朗報でしたね。ロシア国籍を取得しての五輪出場の意向も報道されました。思いきるには時間を要したようですが、いいパートナーを得てのステップアップ、応援したいと思います。
アジア勢がほぼ実力通りの結果となった反面、カナダ4位に終わった欧州女王コストナーの不振、前戦の長洲未来・今戦のキャロラインジャンと、若手米国勢がいま一歩良さを発揮できていないのがもの足りない緒戦でした。
いよいよ今週から中盤戦、中国杯には万全を期した高橋大輔クンが登場、女子は金 妍児・安藤美姫ティの再戦も楽しみです。国内でも織田クン、織田君に隠れて報道されせんでしたが無良クンもいい演技をしたようですから、1か月を切った最終戦のNHK杯も待ち遠しくなってきました。
posted by harukonomu |23:49 |
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