2007年09月27日

今シーズンのまとめ。

シーズン中と比べると、オフシーズンの現在は時間が流れるのが非常に遅く感じます。ほぼ毎日(そんなに早くない)朝から夜中まで野球に関わり、長い時間をかけて敵地に向かって、勝てば嬉しい、負ければ悔しい、大逆転負けでもすれば倍に疲れる、そんな生活との「ギャップ」がはっきりと感じ取れます。3月中のスプリングトレーニングには少ししか参加していないので、実質6ヶ月弱の期間でしたが、ストレングスコーチになってから半年経ったとはとても思えないくらい、時間が過ぎていくのは早かったです。

とりあえず今は、貴重な体験ができ、いい経験を積めたと言えます。しかしまだまだ知らない事が多いので、ほかのレベルのマイナーチームでもやりたいし、ブルージェイズでない他チームのマイナーチームで働くってのも有りだと思います。そうやって同じシステムから抜け出す事で、更に色々と学び、新たな発見があるのだと思います。 それが良いか悪いかはわかりませんが、自分は大学時代も1つの場所に留まらず、他校への編入もしましたし、いくつかのインターンシップも経験してきました。飽きっぽいのかもしれません。
でも書きながら思ったんですが、またダブルデイズで、もしくは1つか2つ上のマイナーレベルで、今年1シーズン共に過ごした良く知っている選手の指導をまたやるのも、それはそれでやりがいがあるでしょうし、要領がわかっているので、今年よりさらに良い指導ができるって事も考えられますね。

今回の日記は、これから先がわからない自分の脳内のお話でした。
来年の仕事を見つけなくては…。
全然今シーズンのまとめじゃないし。
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写真:ブルックリンでの優勝後、スタッフメンバーのみの記念撮影(左からトレーナー、GM、打撃コーチ、監督、オーナー、投手コーチ、ストレングスコーチ)


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2007年09月23日

シーズン終了。

「家に帰るまでが遠足」と小学校の時先生言われましたが、自分のマイナーリーグ1年目のシーズンも、通っていた大学がある南カリフォルニアに戻る事で終わりを迎えました。とはいえ、生まれがアメリカではない自分にとって、ここに家族がいるわけでもないので、また新たなアパートに入居し学生時代に戻った様な感じは否定できません。
マイナーレベルのストレングスコーチなら、どのチームも大体はシーズン契約なため、シーズンが終われば給料も出ないし、何のサポートも無い。来季の仕事もオファーがくるまで未定状態で、今度は少し上のレベルのマイナーチームに所属したいな~、という気もあれば、就労ビザ等の煩わしい問題に取り付かれない日本で就職するものありかな~、と色々な思いが交錯しています。今回の仕事が決まったのは今年の1月。次回の仕事も今の時期に早々と決まるわけがないと覚悟の上で、次は自分に何が必要なのかしっかりと考えながら日々過ごしていく予定です。それまで、自分の親友、様々な機会をくれた人々がいるここロサンゼルス周辺に2ヶ月程度滞在の予定です。

追記的ですが、帰りの飛行機では散々な目にあいました。まず、アーバーンから1番近いシラキュース空港での便が昼の12時過ぎ発なくせに、チームが出したバスで空港に連れて来られたのは朝9時頃。ロビーで3時間待ち。シラキュースからノースカロライナ州のシャーロット空港で乗り換え待ち4時間。待ちに待って飛行機に乗り込み、離陸前に機内で寝入った自分は、45分後に目が覚めるもまだ出発していない→??。その後機内放送で「エアコンの故障」が発覚し、1度飛行機から下ろされ別便で再出発も、予定時刻から2時間の遅れ(東海岸時間午後8時)。カリフォルニア州のロサンゼルス空港に到着したのは西海岸時間で夜11時前だったので、東海岸時間に置き換えると、翌日の午前2時でした。結局、アーバーンからロスまでに18時間を費やしましたとさ…。
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写真:クラブハウス内での記念撮影(自分は手しか見えてません)


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2007年09月19日

ニューヨーク・ペンリーグ制覇!

改めまして、我がアーバーンダブルデイズは、2007年のニューヨーク・ペンリーグチャンピオンという、最高の形でシーズンを終える事ができました。前回の優勝は9年前の1998年。しかしながらその時は、集中豪雨により追加日程無く止むを得ず「Co-Champions(2チーム優勝)」でして、単独優勝を成し遂げたのは1973年…。自分も生まれていない、実にウン十年前の出来事です。親チームが現在のブルージェイズになったのは監督デニスの就任と同年の2001年ですから、ブルージェイズにとっては息子の初の栄冠。更に細かい話をすると、1977年にトロント・ブルージェイズがメジャーリーグに設立されてから、傘下チームの優勝は、ルーキーリーグ(1982年)、ダブルA(2004年)に続き3度目だそうです。デニスに至って言えば、通算37年間の選手、監督、コーチ生活で初のリーグ優勝。そう考えると、チームスタッフの自分とトレーナーのダンは1年目でこんな思いをさせてもらい、本当に幸運としか言い様がありません。

20070920-00.JPG優勝を決め、カップが授与され、クラブハウスに戻ってシャンパンかけをしたわけですが、飲んでみると薄いリンゴジュースの様で甘い。良く見ると「アルコール分ゼロ」の表示が…。敵地だからなのか、今年からアルコール規制が厳しくなった米野球界の影響なのか、本数が少なかったのもあって、バカ騒ぎは10分程度で終わってしまいました。やっぱり本拠地の方が融通が利きますね。それからはフロリダから観戦に来ていたマイナーリーグディレクターが監督室に訪れ自分らを祝福し、メジャーやマイナー担当の記者がコメントを取りに集まり、チームスタッフとGMとオーナーと再び球場に出て記念撮影をしました。

そして、ここからがメジャーとマイナーの違いです。前出のディレクターはチームオフィスに電話をかけ、アーバーン到着後の予定、その後の各選手の帰宅方法などを確認。全てが整った後に、バスに乗り込み、球場隣のホットドッグ発祥の地「Nathan's(早食い競技が行われる所)」で食事をし、5時間の北上を開始しました。祝勝ムードも程々に、アーバーンに付けば皆各地に散らばって行く訳です。なぜこんなにも急ぎなのかと言いますと、ひとつはビザの問題があります。アメリカ人選手はもちろん関係ないですが、短期の就労ビザで米国内に滞在しているラテン系を主に、カナダ、台湾出身の選手らは「シーズン終了=ビザ切れ」という事実があり、野球をする事無く少しでも長くアメリカにいてしまうと「不法滞在」になってしまう為です。これがメジャーリーグレベルになると、貰えるビザの種類も違い、シーズン後も基本的には好きなだけアメリカに残れるという訳です。

さて、バス内で自分はいつも通り音楽を聴きながら途中から爆睡だったんですが、バス後方ではビール飲んで騒いでたやつらもいましたね。真夜中のアーバーン市内に入ると、パトカーがサイレン無しでライトを照らしバスを先導。球場に着くと、数名の球団職員をはじめ、熱心なファン数名とテレビカメラ1台が自分らを待ち構えていました。当日の新聞も既に出版されている時間で、スポーツ欄には「Champions」の文字がデカデカと。
それからというのも、飛行機で地元に、もしくは秋のフロリダキャンプに行く選手らクラブハウス内で空港送迎バスを待ち、車を持っている選手らは各自で一足先に散らばって行きました。

つづく


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2007年09月14日

プレーオフ決勝ラウンド第2戦 対Brooklyn Cyclones

更新が大変遅くなってしまいました。と言うのも、試合後は本当にバタバタしてしまい、やっと今落ち着いてパソコンをたたいている訳です。これだけで結果がどうなったのかお分かりと思いますが…。

リーグ優勝を決める最終ラウンドの初戦を、見事に本拠地で勝利したダブルデイズ。負けたブルックリンが試合後5時間の道のりを帰る中、ダブルデイズの選手らは自宅でゆっくりと休みを取り、翌朝9時半にアーバーンを出発となりました。昼過ぎの3時にブルックリンに到着した際には、空はどんよりとしており、今にも雨が降り出しそうな雰囲気。結局、雨は降りませんでしたが、球場が海沿いにあり、浜風が入り込んでくるのも重なって、肌寒い中での試合となりました。

ダブルデイズの先発シース(Brett Cecil)は左のエースであり信頼感は抜群。しかし、先頭打者の2球目にいきなりホームランを打たれるスタート。やはり彼でも当日は緊張した事と思います。しかしそれからの投球は人生最長の7イニングで今季最高の投球。ブルックリンは本気で優勝したいのかなんだか知りませんが、3番キャッチャーはカストロ(Ramon Castro)という現役メジャーリーガー。出場理由は、怪我によるリハビリ中で調整試合という事ですが、リーグ優勝決定戦に出すのはどうかと思いますけどね。とは言え、先ほども書いた通りシースは圧巻の投球を見せ、特にカストロに対しては全3打席でダブルプレー、三振、三振と完璧に押さえ込み、むしろ勢い付けさせてもらいました。

相手投手も小憎い投球で4回まで2安打のみの好投。試合が動いたのは5回表ダブルデイズの攻撃。プレーオフ3戦連続ホームランのイーモが四球で出塁後、元大学USAチーム代表キャッチャーのジェーピー(JP Arencibia)。やはりドラフト1位になるような選手は何か違う「モノ」を持っているのか、散々苦しめられてきた相手投手の緩いチェンジアップを豪快に救い上げ、レフトにあるスコアボードを高々と越える、逆転の2ランホームラン。超特大弾でした。相手もこれでガックリときたのか、次の回にディー(Darin Mastroianni)も2ランを放ち4対1と優勢に。シースに変わって8回、9回をリリーフしたアラン(Alan Farina)も相変わらず絶好調で、2回を5奪三振とまた好救援。最後の打者には鋭いスライダーで中途半端に振らせ試合終了。

その瞬間、ベンチとレフトファールグラウンド側にあるブルペンから選手が溢れ出し、マウンドに向け一直線。皆揉みくちゃになって重なり合って、人差し指を上に掲げながら小さくジャンプを繰り返し、気勢を上げ一人一人と抱き合いー・・・。と、とりあえず訳が分からなくなるくらい騒ぎまくりました。自分もコーチ陣の1人として選手の後から輪に加わろうとしましたが、優勝の瞬間はそれが抑えきれず、数名の選手よりも一足お先に輪に飛び込んで行ってしまいました(笑)。でも後から来る選手らに押しのけられる様に、結局輪の外に追いやられ、ほとんどが自分より背の高いやつらなので、中心に集まった人差し指の群れにも届かず…。何はともあれ、リーグコミッショナーよりカップが手渡され、皆で記念撮影し、クラブハウスに戻ってシャンパンかけ祝賀会。その1時間後にはバスに乗り込み、再び5時間かけてアーバーンへ向かいました。

つづく。
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2007年09月13日

プレーオフ決勝ラウンド初戦 対Brooklyn Cyclones

1日の休みを挟んで、ついに始まったニューヨーク・ペンリーグ決勝ラウンド初戦。いつもと変わらぬ集合時間に、いつもと変わらぬ雰囲気でストレッチ。「最終ラウンドだから」みたいな感覚はまったくなく、皆がいい感じで試合に入り込めた気がします。そして、何があっても今日が2007年の本拠地最終戦(+毎週木曜に開催される$1ビールの日)。観客も2400人近く押し寄せ、最高の環境でした。

試合は前評判通りの投手戦。2回表に犠牲フライにより1点を失うも、試合前半は0対1のままで、一つのミスが命取りになる展開でした。試合が動いたのは6回裏のダブルデイズの攻撃。ランナー3塁のチャンスに、チーム最高打点を誇る4番マニー(Manny Rodriguez)が同点打を放ち、その後観客の興奮が落ち着く前に次打者のイーモ(Brad Emaus)が勝ち越し2ランホームラン。これで彼はプレーオフ3試合連続ホームラン。レギュラーシーズンのホームラン数が2本のみという事を考えれば、これがいかに驚異的か分かると思います。しかも試合の序盤で、付けているコンタクトレンズが合わないとトレーナーに訴えていたイーモ。結局、片目のみのコンタクトレンズ着用で試合に臨んでいてこの結果。ベンチ内にいたチームドクターも「Unreal(非現実的)」と舌を巻いていました。
追加点の欲しかった終盤の8回裏、相手のミスも絡み一気に4点上げ7対1。勝負あり。最終回は危なげなく0点に抑え、リーグ制覇まであと1勝となりました!

これから選手は家に帰りしっかり睡眠を取って、明朝9時半にブルックリンに向けて出発します(約5時間の旅)。残り1戦(もしくは2戦)は、8000人以上の観客を集める大都会の敵地開催となり、やや不利な感覚ですが、良く考えるとそうでもないんです。というのも、対戦相手のブルックリンは本日昼過ぎに5時間かけてアーバーンに到着、試合(敗戦)、そしてたった今は再び同じバスに揺られて、同じ道を5時間かけて帰宅中なのです。恐らくブルックリンに到着するのは午前4時頃で、それから各自が家に帰って寝て、同日の昼過ぎには球場に集合となるばすです。大観衆の中で、2連勝する以外道が残されていないとなると、身体的にも精神的にもダブルデイズ有利と言い切れます。さらにさらに明日はうちのエース、シース(Brett Cecil)が先発。浮かれ気分ではありませんが「あと1勝かよ」的な、信じられないような気持ちがあるのも確かです。
残る自分の重要な仕事としては、明日の試合前にどーれだけ文句がでても、準備運動とコンディショニングをいつも通りをしっかりやらせる事です。
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写真:9月1日、ディビジョン優勝後のシャンパン・ビールかけ。


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2007年09月11日

プレーオフ第3戦 対Oneonta Tigers

6年前の本日9月11日。米国内で同時多発テロが起きました。当時は自分の留学初年度で、中西部に位置する片田舎の大学内の語学学校に通っていました。当日は授業は全て止めになり、クラスメートと先生らと食堂に向かい、まるで映画の様な、何度もニュースで流される映像に釘付けになりったのを忘れません。そんな事が、試合直前にグラウンド上に整列し、数秒の黙とうした際に頭をよぎりました。

両チーム共に崖っぷちに立たされた今日。試合をモノにすれば、最低でもあと3日~4日は今のメンバーと時間を共に過ごせる。そして敗退でもすれば即解散。ダブルデイズは昨夜の大勝の勢いに加え、本拠地開催と有利。一方タイガースは、2本柱の先発投手を使いきり、熱狂的ファンの後押しがあるここファルコンパークの雰囲気が敵に回るため不利。試合は、本塁打数リーグ1位を誇るダブルデイズの一員、イーモ(Brad Emaus)のバックスクリーン特大ホームランにより相手を突き放し、4回以降4対1のリードを保ち、3投手の継投で最終回を迎えました。2安打されるも、その後2アウトとし、最後の打者はレフトへの平凡なフライー・・・、と思いきや、レフトが目測を誤り、これがツーベースとなり2者が生還。1点差の4対3となった瞬間、自分は嫌な事を思い出してしまいました。約1ヶ月前のホームゲーム。相手は同じくタイガース。ダブルヘッダーの2戦目で5対1と最終回までリードしていながらも、2アウトからショートがエラーし、そこから一気に5点献上。最悪な敗戦となってしまったわけです。んが、今日はプレーオフ。そうはさせまいと、直後に投手を変え、三振に討ち取り冷や汗状態で試合終了。プレーオフ第1ラウンドを2勝1敗で制し、ついに最終ラウンドへ進出です!

相手はリーグ勝率1位でプレーオフも2勝0敗と、昨日一足先に駒を進めたブルックリン・サイクロンス(ニューヨーク・メッツ傘下)。相手が成績上こちらを上回る関係で、同じく3回戦制の決勝ラウンドは、本拠地(13日)、敵地(14日)、敵地(15日)開催となります。ダブルデイズは再び大都会ニューヨークシティーへ。優勝リング獲得まで、シーズン終了まであと2勝です。
ちなみに、本日は試合後のお祭り騒ぎは無し。ビールをたしなむ程度でした。
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写真:不安定な天気の影響で試合開始時間が45分遅れました。


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posted by harukijapanese1 |12:49 | 出来事 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月10日

プレーオフ第2戦 対Oneonta Tigers

崖っぷちなダブルデイズでしたが、これで相手も崖っぷちに追い込まれました。昨日の延長11回、0対1のサヨナラ負けも何のその、本日は6対0の大勝でした。最高の雰囲気で明日のプレーオフ第1ラウンド最終戦に臨めそうです。

相手の先発は、ニューヨーク・ペンリーグでナンバー1と言われるぐらい素晴らしい投手で、93~94マイル(148キロ~150キロ)を軽く投げている様なフォームから随時記録していました。シーズン半ばには完全試合も達成した彼、直球のみの2者連続三振の出だしで、さすがと思っていた矢先、ダブルデイズが4連続で安打しアッサリ2点先取。それからも同じ様な調子で三振を奪っていくわけですが、守備のエラーも絡み、ホームランも許し、結果的に5回途中で降板に追い込みました。
相手がエースを2戦目に投じてきた理由としては「1、2戦を勝って一気に上に進む」という当たり前の考えと共に、初戦はホームでしたが、2戦目はアウェイなので、ここ一番での勝負強さを発揮するエースでその不利をしのぐ、といった考えもあったと思います。しかし、それを許さなかったダブルデイズは今日の大勝もあり、明日有利に戦える可能性大です。何よりも今日先発したゼップ(Marc Rzepczynski)の出来が素晴らしかった。6回を投げきり、3被安打に8奪三振。内野、外野フライ共にゼロという徹底した低めの直球と、良く沈んだと言う変化球で文句無しの内容。明日は今季の開幕投手だったペレ(Luis Perez)。最近いまいちな感じですが、大舞台に強そうな頭のよわーい性格をしているので、気持ちでやられる事は無いと信じます。

ちなみに、今日の試合で一番盛り上がったのは相手監督の退場劇。1、3塁の牽制でのボーク判定に抗議しまくったわけですが、どうも納得いかなかったご様子で、判定を下した3塁塁審に歩み寄った後、ベースを抜き取り外野の芝生へロングトス。退場宣告を受け、1塁後方にあるクラブハウスへ戻る際にまた1塁のベースを抜き取り、そのまま歩いてファールグラウンドに置いて、立ち去っていきました。そこまでやられると、その監督も抗議というか、ウケ狙いしたとしか思えません。
投げた瞬間の写真をカメラマンからもらって、今度掲載しようかな。
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写真:ヒモを腰に貼り付けられ、それがシッポの様に足首までぶら下がっています。イタズラ対象にされたのはチェン(Chi-Hung Cheng)。30分以上気付かず…(レギュラーシーズン最終日に)。


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2007年09月09日

プレーオフ初戦 対Oneonta Tigers

長い一日でした。
敵地(オネオンタ・タイガース)でのニューヨーク・ペンリーグプレーオフ第1ラウンド初戦、移動中から大雨で到着後も3時間以上もクラブハウスで待機させられ、1時間半遅れで試合開始。息詰まる様な延長11回に及ぶ投手戦の末、0対1でサヨナラ負けという結果でした。
あとヒット1本で、という得点機会が数回ありましたが、相手投手陣が素晴らしく、非常に苦しい思いをさせられた1戦と言えます。
このままの雰囲気で終わってしまうのか、それとも本拠地に場所を戻し巻き返しを図れるか。もう後がありません。次に進むには2連勝するしかないです。
仮に負けでもすれば、ゆっくりする暇もなく、チームは解散し、選手らは地元に送られてゆきます。

何となくマイナス思考な文章になってしまいましたが、とりあえず自分は選手をしっかりと準備させ、いつも通りやる事をこなし、最高の状態で試合に送り込むだけです。

ちなみに、先ほど球団事務所から電話があり「明日付けでロサンゼルス行きと東京行きの飛行機予約したよ」との連絡が…。勝てばそれはキャンセル。負ければ素直に便乗するしかないみたいです。
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写真:雨天待機中、クラブハウス内で雑談する者、カードゲームする者、寝る者。


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2007年09月08日

レギュラーシーズン終了。

更新が大変遅れてしまいました。というのも、レギュラーシーズン最後の3連戦が行われたジェームスタウン(Jamestown, NY)のホテルはインターネットアクセスなし…。さらにかなりの田舎町で、近所に食事をする所もないヒドサ。試合前、試合後はみんな揃って電話で食べ物を注文するため、注文を受けたレストランは大忙しで電話後1時間立ってから配達されてきました。さらに、球場のクラブハウス内はエアコンがなく、暑いし汗臭い。「扇風機ないのか」って聞きに言った球団事務所内は寒いぐらいエアコンが効いていました。

文句だらけの最終戦でしたが、何はともあれレギュラーシーズンを無事終えました。このブログ内の最初のほうでも書きましたが、5年連続で地区優勝しているダブルデイズの連覇記録を終わらせまいと、個人的にプレッシャーを感じつつ、結果的には大差(9ゲーム差)で6年連続地区優勝を決めました。そして、最終目標である1998年以来遠ざかっているリーグ優勝まであと4勝。今まで以上に緊迫した1週間になる事でしょう。

プレーオフに出場する他の3チームは以下の通りです。

  • ブルックリン・サイクロンス(メッツ傘下) 地区1位 リーグ勝率1位
  • オネオンタ・タイガーズ(タイガース傘下) 地区1位 リーグ勝率3位
  • スタテンアイランド・ヤンキース(ヤンキース傘下) ワイルドカード

ダブルデイズは勝率が2位(正確にはヤンキースがリーグ全体で2位ですが、そこは地区2位のワイルドカードなので関係なし)なので、同3位のタイガースとの対戦が決まり、9日(日)は敵地に向かい、10日(月)と11日(火)は本拠地で試合を行います。2連勝(避けたい2連敗)した場合、11日の試合はなくなります。

シーズン終盤に入るにしたがって、試合前ストレッチの選手のだらけ様が目に見えてくるのがアメリカ野球でしょうか。「疲れ気味だし、それもありかな」って思いつつ「怪我すんなよ」って目で、ダラダラしてるやつらを観察してます。
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2007年09月03日

プレーオフ間近。

ディビジョン(地区)優勝が決まった翌日(昨日)、通常午後6時試合開始なら午後1時半には球場に皆揃ってますが、その日は午後4時にチームが始動しました。当たり前の様にコーチも選手もややお疲れで、それを配慮しての事です。
話を優勝を決めた日(2日前)に戻して、ちょっと予定外だったのは、優勝を決めた直後の事ですが、マウンド近辺で選手らが飛び重なって人の山が出来ると思っていたのですがそうでもなく、いつも通り一列になり、1人ずつといつもよりテンション高めにハイタッチか握手するだけでした。胴上げなんて雰囲気はまったく無し。そうですよね、まだ地区優勝ですもんねー。一応監督のデニスに、日本の胴上げのビデオを見せておきましたが、「選手らはオレのこと嫌ってるからな~」なんて冗談ぽく、胴上げによる「落下」を恐れていました。

20070904-00.JPG地区優勝が決まった今、気になるのはその対戦相手。プレーオフには3地区の優勝チームと、その3地区で最高勝率の2位のチーム(ワイルドカード)の計4チームが出場します。そしてリーグ全体の1位とワイルドカード、リーグ全体の2位と3位がそれぞれ対戦し、先に2勝したチームがリーグ優勝決定戦に進出します。リーグ優勝決定戦も同じく2勝先勝制です。
現時点(9月3日)でプレーオフ出場の可能性があるチームは、メッツ傘下のブルックリン(現勝率リーグ1位)、ヤンキース傘下のスタテンアイランド(現ワイルドカード候補)、タイガース傘下のオネオンタ、そしてレッドソックス傘下のローウェルです。ブルックリンとスタテンアイランドはたったの1.5差しかなく、どちらが地区優勝をするか最後までわかりませんが、お互いに勝率がかなり高いため、地区優勝を逃してもワイルドカードは得るはずです。オネオンタとローウェルは2差。こちらもレギュラーシーズン最後までもつれ込むのは明らかで、地区優勝を逃せばそこでシーズンは終わりになるでしょう。だらだらと書いてしまい、自分の言葉でプレーオフ展望を理解していただくのは困難でしょうが、結論を言ってしまえば、どこと当たるかまったく解りませんね。詳しくはリーグホームページの成績表をご覧ください。どのチームも残り4試合です。

昨日で本拠地レギュラーシーズン最終戦を終え、今はペンシルベニア州ステイトカレッジ(State College, PA)に来ています。ここで2連戦を行い、その後ここから約3時間離れたニューヨーク州ジェームスタウン(Jamestown, NY)で3連戦してレギュラーシーズン終了となります。

写真:星条旗の下にディビジョン優勝の旗が掲げられます。最近まで去年の旗がなびいていました。


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