2007年06月28日
オハイオ州での3連戦を2勝1敗で終え、ナイターゲーム後すぐに次の3連戦の地、ペンシルベニア州ウィリアムスポートに移動してきました。試合後は皆が一斉にシャワーを浴び始め、着替え、バスに荷物を詰め込みます。バス内で夕食を取りながら、トランプをしながら、寝ながら約4時間の深夜移動となりました。ホテルに到着後は即睡眠。当日の試合に備えます。
さて、このペンシルベニア州ウィリアムスポート(Williamsport, PA)という地名ですが、野球好きな人、アマチュア野球に詳しい方、硬式野球をプレーしている小学生の息子さんを持つ父兄さんなら聞いた事はあるんじゃないでしょうか。ここはリトルリーグ発祥の地であると同時に、リトルリーグの世界大会が毎年行われる地でもあります。チームジャパンは数回の優勝経験と共に、毎年すばらしい成績を挙げるので多少は馴染みのある土地ではないでしょうか。
相手チーム、ウィリアムスポート・クロスカッタース(フィラデルフィア・フィリーズ傘下)本拠地の道を挟んだ反対側には最初にリトルリーグの試合が行われた小さな球場があります。そこには「Birth Place of the Little League(発祥の地)」の表示が掲げられています。世界大会が行われる場所は同市内の別の所にあり、多くの人が観戦できるような大きい球場です。
月末が近いので、やる事が多くて狂ってきました。ホテルでは寝るだけ。球場では仕事するだけ状態です。
写真:ストレッチ前に雨が振り出し、ベンチ内で待機中の初戦先発のペレス(Luis Perez)。
posted by harukijapanese1 |04:22 |
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2007年06月25日
今日月曜から6日間の遠征が始まりました。オハイオ州北東部に位置するマホーニングバレー・スクラッパースと3連戦、そしてペンシルベニア州中部にあるウィリアムスポート・クロスカッタースと同じく3連戦を行います。これまで3勝3敗と、勝率5割です。開幕ダッシュとは行きませんでしたが、悪くはないです。打線は好調な感じがしますが、投手陣が一気に大量点を与えてしまうイメージがあります。
今朝6時半に皆が球場に集合し荷物を詰め込み、7時に出発となりました。詰め込む荷物ですが、試合用ユニフォームやバットヘルメットなどの野球に欠かせない物は当然として、トレーナーが使うテープ、カーゼ、各種の薬がまとめられた収納箱、試合前の軽食用パン、ジャム、ハム、チーズ、各選手とコーチ陣の個人バッグなどなどととにかく沢山です。そして、敵地ではまともにトレーニングができないですし、用具が全て揃ってはいないので、自分はチューブ、マット、バランストレーニング用品、ストレッチ用バンドなども合わせて持ち込みます。各自のウェイトトレーニングについてですが、遠征先でその街にあるジムにチーム全体で行くようになっています。
今回の遠征ですが、アーバーンから西に向かい、ナイアガラの滝近郊を通過、ペンシルベニア州に少しお邪魔して、オハイオ州入りとなる約5時間の旅でした。桑田選手が所属するパイレーツの本拠地ピッツバーグまで約1時間半の場所です。昼頃に到着し各自がホテルにチェックイン、のんびりした後、午後3時に投手陣とトリートメント(治療)の必要な選手が球場に向かい、続いて午後4時に野手陣が球場入りします。
ホテルの部屋についてですが、「2選手対し1部屋」はマイナーリーグのどのレベルでも同じです。もちろんチーム人数が奇数の場合は1人で部屋を使う事もあります。そんな場合は経験年数により部屋割りが決められるされるはずです。
入来選手がダブルA(チーム人数が奇数)にいた際、10年近くの日米でのプロ経験を考慮され、ずっと1人部屋だったそうです。現在はトリプルAに所属ですが、チーム人数が偶数らしく相部屋状態です。とは言え、トリプルAの場合は30代後半の選手もざらにいますので、ダブルAとは状況が違うでしょう。
そして、コーチ陣とトレーナーは各自個室が与えられます。本拠地アーバーンのアパートでは4人(自分、打撃コーチ、投手コーチ、トレーナー)と2ベッドルームを共有していて、自分と打撃コーチのジャスティン(すんげーイビキ)は居間で寝ているので、遠征時の方が快適極まりないです。
試合の方ですが1点差で勝ちました。この球場、観客収容数がうちらの2倍はあります。スコアボードもカラー映像表示可能でなかなかのもんです。ですが、我がダブルデイズが勝ちました。

posted by harukijapanese1 |00:36 |
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2007年06月21日
本日は本拠地にてダブルヘッダーでしたが、以前説明した通り1試合目は前回の続きとなるため、3回から9回まで。そして2試合目は通常のダブルヘッダーと同じイニングで7回までとなります。
打順は前回(火曜)と同じままですが、投手は投球数や登板間隔の関係で変わります。1試合目は11対6で勝ちましたが、投手陣がやや荒れている感じがしました。一気に5点も取られてしまったり、2アウト後に走者を許してしまったりと、なかなか各イニングを3人で抑えられていない状態です。
30分の休みを挟んで即2試合目開始なのですが、この試合の最後に起こった事を理解いただくために、試合中に自分は何をしているのか簡単に説明します。
試合中はずっとストップウォッチを握り締め、打者の1塁到達のスピード、走者の盗塁スピード、捕手の2塁までの送球スピードなどを計測しています。それらの記録はシーズン終了後にまとめられ、今後の資料となるわけです。そんな事を序盤、中盤はしているわけですが、各投手が降板次第一緒にレフト側ブルペン隣にあるクラブハウスに戻ります。そしてその中にあるウェイトルームで各投手に課せられたトレーニングを指導、監視していきます。先発投手なら降板後、15分程度のバイク(エアロビックマシーン)漕ぎをし、その後ローテーターカフと呼ばれる肩筋群のトレーニング(アーム・メインテナンスプログラム)を行います。中継ぎ、抑え投手ならバイクは無しでそのプログラムのみを行います。全てが終わり次第、ブルペンにいたり、ベンチに戻ったりと試合中はウロウロしています。上記の様に、試合中ずっとベンチにいるわけではないので、いいプレーを見逃す可能性もあるわけです。今日は勘違いがありましたが、見逃さずにすみました。上の写真の緑色手すりの右側がブルペンです。見えませんが、その更に右側にクラブハウスがあります。
2試合目は相手投手陣が非常にすばらしく、6回まで自軍は0安打。ノーヒットノーランはもちろん避けたいので、それが気になって、2人目の投手デュリュー(Drew Taylor)をウェイトルーム内で監視しつつ、ブルペンへと繋がる扉へ向かってスコアボードを確認し、クラブハウス内を行ったり来たりしていました。ちなみにこの時点で、この試合が「7回まで」という事をすっかり忘れています。
7回裏の攻撃1アウト後に、やっとヒット1本がでました。ヒットを放ったマニー(Manuel Rodriguez)に変わりスウェップ(Kelly Sweppenhiser)がピンチランナー、次打者がフライでアウトになり2アウトと崖っぷちでした。この時点で自分はウェイトルームにいたのですが、デュリューがトレーニングを一通り終えたため、外に出てブルペンからゲームを見始めました。スコアボードを見ると「H(ヒット)」欄に「1」の数字。とりあえず胸をなでおろします。また言いますが、この試合が「7イニングゲーム」という事実を忘れています。
2アウト1塁の場面でスコービー(Shawn Scobee)がデッドボールで出塁。走者1,2塁となりホームランでもでれば逆転サヨナラの場面。ブルペン待機中の投手陣が興奮していたはずですが、それにも気付かず、まだ「あと1アウトで試合終了」と思っていません。
そして、どこまでもやって来る彼女を持つフロスティー(Baron Frost)。決して長距離砲ではない彼。今まで2ヶ月間見てきても、いぶし銀っぷりなイメージです。が、その初球。快音と共に、レフト側ブルペンにいる自分に前方斜め上を通過し、レフトフェンスの裏へとボールが消えていきました。
通常、ホームランならブルペン組はその場に待機し拍手を送る程度ですが、皆がブルペンから飛び出していくので、一瞬分けが分からないまま一緒に飛び出して行きました。そしてホームベースに走っていく途中にスコアボードを振り返って見て、やっとこの試合が7回までという事と今のがサヨナラホームランだという事に気付きました。
そうと解れば、本気ダッシュで選手まみれのホームプレートにダイブイン。最高でした。
ちなみこの時、デュリューはウェイトルームでせっせとダンベルを持ち上げていました。
posted by harukijapanese1 |00:18 |
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2007年06月20日
始めに試合予定の流れを簡単に言いますと、同じ対戦相手と同じ球場で2~3連戦を行うのが通常です。ですが、今回のこのBatavia Muckdogsというチームの本拠地は、我がAuburnと近所なため初日がホームゲームなら翌日はアウェイゲーム、そして最後にホーム、と交互に球場を行ったり来たりするようになっています。また7月の1週目にBatacviaと3連戦がありますが、その時はアウェイ、ホーム、アウェイとなっています。ちなみに近所と書きましたが、それでも1時間半離れています。
さて今日の試合ですが、Batavia側としては本拠地開幕戦なため、試合前はこれまたセレモニー的な感じで進められました。国歌の後にはアメリカ空軍のジェット機2台が上空を爆音と共に2度飛び交う気合の入れようでした。球場はAuburnの本拠地と同じぐらいの規模で、2000人ぐらいが1日の平均でしょう。
これからですが、試合の細かい内容は書いていきません。勝ったか負けたかは最低限お知らせするとして、試合中に起こった興味深い事や、観客の視点からでは知る事ができない内容を綴っていきたいと思っています。でも期待しすぎないでください。
そして早速ですが、今日は負けました。先発のアギーレ(Wilfreddy Aguirre)がピリッとせず、しまらない雰囲気のまま試合を終えた感じです。それよりも、人生で初、こんな場面をベンチから見ました。
序盤Auburnの攻撃中でバッターは外野手のベン(Ben Zeskind)。何球目か忘れましたが、空振りをしたと同時にバットが滑って回転しながら自分らのベンチの上を越え、1塁側観客席にすっ飛んでいきました。敵地ですので、そこで軽くブーイングが起こります。こんな場面はたまーにですが起こると思います。ですがベンは違いました。2球連続で空振りし、「2球連続でバットを観客席に放り込み」ました。大ブーイングです。幸い誰も怪我しなかったようですが、その打席でベンは三振、そして観客は大拍手。その後2~3打席もベン登場の度にブーイング。そして打撃内容はまた三振、ダブルプレーとさっぱりで、球場の盛り上げに一役かってしまった感じです。
終わりに、いずれ我がチームの監督、デニス(Dennis Holmburg)について細かく紹介していきますが、今日の負け試合は彼にとって通算1000敗目だったそうです。30年以上のプロ野球監督業に新たな歴史?が刻まれました。
写真:開幕日に地元新聞で特集された際のトップページ。しゃがんでいるのがバットを飛ばしたベン。
posted by harukijapanese1 |13:51 |
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2007年06月19日
更新が遅くなってしまい大変申し訳ありません。
開幕と同時にアパートに移り、そこにネット環境は無く、さらに球場のオフィスでは何らかのトラブルでネットが使えず、本日に至ってしまいました。
ただ、この1週間で色々あったのでその日ごとに書きつつっていきます。
6月19日。ついに開幕日を迎えました。やはりいつもと雰囲気が違います。試合前練習の時点でスタンドには準備を進めるスタッフがちらほら見受けられ、相手チームが反対側のクラブハウスから登場し、選手は背番号の入ったユニフォームに身を包み、何となく静かな感じです。
試合開始3時間ほど前からチーム全体での守備練習や打撃練習が行われるのですが、今日はあいにく雨にやられてしまい、室内待機となりました。結局試合前に雨は止み、シートに覆われたグラウンドは問題無い状態で整備され、開幕セレモニーへと移行しました。
最初に対戦相手のメンバー名が(静かに)アナウンスされ、1人ずつ1塁線上に並びます(この球場では3塁線がホームチーム側です)。そしてアナウンサーのテンションが一気に上がり、ダブルデイズのメンバーが控え、先発、そしてコーチ・トレーナー陣の順に読み上げられます。
何を隠そう、こういう感じで人前に出るのは初めてだったので、軽く緊張してました。しかも、自分の名が呼ばれるのは本当に最後の最後。コーチ・トレーナー陣の名前は監督、投手コーチ、打撃コーチ、トレーナー、そして自分(ストレングスコーチ)の順に呼ばれるのが通常です。
とは言え、選手皆が3塁線上に並び終え、そこにハイタッチをしに飛び込むのは気持ちがいいもんです。
両チームのメンバーが揃ったところで、お決まりのアメリカ合衆国国歌斉唱です。いつも思うんですが、このアメリカの国歌って気分を盛り上げる、奮い立たせる用に作られたかのごとく、非常にいい感じで曲が続きますよね。帽子を右手で取って胸にあて、左手は腰に回す定番型がマイスタイルです。
開幕戦なので前置きが非常に長くなりましたが、結局試合の方は2回を終えた時点で激しい雷雨により中止となってしまいました。この試合は木曜のホームゲーム時にダブルヘッダー(1日2試合行う事)の第1試合目として続きで行われます(3回表から9回まで)。
2000人以上収容できるこの球場がほぼ満員でした。テレビで見るメジャーリーグと比べて10分の1以下の観客収容数ですが、満員は満員。観客が一杯な場所で試合ができるのは、選手にとって緊張感を誘いつつも、気持ちが良いもんでしょう
posted by harukijapanese1 |14:10 |
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2007年06月18日
Mini-Camp最終日の土曜、自分と打撃コーチのジャスティンは練習に参加せずその日の早朝2時半にフロリダを出発、同日午後11時半過ぎにニューヨーク州アーバーン(Auburn, NY)に到着しました。自分とジャスティン2人で交代しながらドライブしたわけですが、計21時間は人生最長です。フロリダ州→ジョージア州→サウスカロライナ州→ノースカロライナ州→ヴァージニア州→ワシントンDC→メリーランド州→ペンシルベニア州→ニューヨーク州と南から縦断いたしました。終わってみれば早いもんです。
そして本日、シングルAショートシーズン、アーバーンダブルデイズの一員として、本拠地ファルコンパークにて始動いたしました。今日は昼過ぎに皆がホテルから球場に集まり、選手らはユニフォームやらバットやらをロッカーに並べ、地元テレビ局や新聞の取材を受け、トレーナーはトレーナールームの準備に追われ、そして自分は一応必要な物はある程度揃っている小さなウェイトルームの整理整頓を行い、先発投手陣のトレーニングスケジュールの確認をしました。
ちなみにですが、自分もある新聞社から取材されました。今年は特に日本人大リーガーの活躍が目立つ事もあってか、「日本人ストレングコーチ」という自分の立場に興味を示してくれ、また機会を伺って再度取材させてくれと言われました。ついに世間にさらけ出されます。
5時から1時間半ほどの軽い初練習をしましたが、地元の方々がぞくぞくと見学にやってきました。
このアーバーンという場所、昔ながらのレンガの建物が多く見られ、非常に小さい街です。ですから、地元でプロ野球観戦でするという事は大きな娯楽の一つなのでしょう。加えてこのチーム、なんと5年連続で地区優勝を果たしています。地元民が愛さないわけないです。
自分にとって、この栄光を途切れさせまいと軽くプレッシャーを感じつつも、6年連続地区優勝そしてリーグ制覇を達成すべく、9月上旬までの数ヶ月間は「チーム」を最重要項目に位置付け生活していく覚悟です。
http://auburndoubledays.com/
左から、日曜日ゲーム用、ホームゲーム用、アウェイゲーム用
posted by harukijapanese1 |11:58 |
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2007年06月15日
先週木曜にドラフトされたばかりの選手が、続々とやってきています。今年のブルージェイズは35位まで指名したのですが、まだ上位指名の選手らは現れていません。以前も書いたかもしれませんが、簡単に言うと「上位指名された選手らは契約金関係の交渉で時間が掛かる」という状況です。
現在はシングルAとルーキーレベルに選手分けする1週間のMini-Camp中ですが、いよいよ明日金曜(米時間)の朝に所属先が張り出されます。
今日の練習中は「誰がどっちに行く?」的な会話が色々な場所で聞かれました。当たり前なんですが、自分らコーチ・スタッフ陣はある程度わかっています。若干名の変更が本日あるかもしれませんが、すでに名前が印刷された用紙がコーチ陣のロッカーには置かれています。そこで我慢できずに自分に聞いてくる選手もやはりいます。「ウソつくなー、もう知ってるんだろ?」って迫ってくるやつもいましたが、ここは大ウソを付いて「マジでまったく知らん」と真剣に言っておきました。
ちなみになんですが、去年シングルAでプレーした選手は、怪我でもしていない限り、成績が相当悪くない限り、今年も引き続きシングルAに所属します。
しかし何よりもつらいのは、「Possible Releases(解雇される可能性がある選手)」と題された欄がその用紙にあり、まだ決定ではないにしろ、そいつらの練習・紅白戦状況を気になって見てしまいます。
とにかく明日朝に皆の位置付けが決まり、早速午前中の練習からチーム別で練習が行われます。そして明後日夕方には、自分が担当するシングルA所属に決まった選手は空路にてニューヨーク州アーバーンに向かいます。いよいよっす。
最後に、今日突然決まった事なんですが、自分と打撃コーチだけ「車」でアーバーンに向かう事になりました。アメリカ南東部から縦にカナダ国境のやや南部までの21時間ドライブです。理由はそのコーチの車を現地まで持っていくってだけで「お前も一緒に来いよー」的ノリで指名されたんですが、アメリカ全50州訪問を制覇したい自分としては良い機会です。チームメイトと一緒に空の旅もしたかったですが、喜んで承諾しました。一足先に出発いたします。

posted by harukijapanese1 |11:19 |
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2007年06月12日
連休も明け、本日からMini Campが始まり、いよいよ来週火曜日に開幕を迎えます。連休中は何時間もかけて運転し故郷へ帰った選手、飛行機に乗って家族に会いに行ったコーチ、そして自分らの様に他国からやって来ているため短い連休では帰る事もできず、軽く時間を持て余すやつら、と様々でした。
土曜にはカレーを数名のラティーノらに作ってやりました。基本、自分はバカ舌の持ち主なので、味覚の都合によりあまり料理を振舞うって事はしないんですけど、カレーなら大丈夫と思い(通常サイズで)12皿分程度作りました。結局6名のみが食べたんですけど、皆平気で2皿は食うので一気になくなりましたね…(ビーノは山盛り2皿半は食ってました)。ま、好評だったようで、「Mucho Bueno!(直訳:とても良い)」を連発されました。
その後、オーストラリア出身、ハンティング(狩猟)が趣味のベンソンが「弓」を買いに行きたいと言っていたので、チームの車を使ってその専門店に連れて行ってやりました。
「弓」と言うと細くて半月の形をした軽そうな物を思い浮かべるかもしれませんが、実際は狩猟に適したかなり本格的な物で、それがどんな物か写真を見ればお分かりいただけると思います。結局、試し打ちしたり、弓自体のサイズ変更をしたり、旅行用バッグの購入などをし、1時間以上お店にいました。なかなか興味深かったです。趣味とは言え、それに$1200(14万6千円)近く金をかけるとはなー。
そんなこんなで連休はあっという間に過ぎ去り、日曜に寝すぎたため、今朝はダルめな起床になってしまいました。おまけに、ここ2ヶ月で最高の気温。汗っかきな選手のTシャツは色が変わり、完全に別物化してました。
最後に、今週の「Mini Camp」についてですが、これは別に名前だけであって、とりあえず通常練習の事です。ただし、今日から各ポジションの統括コーチ陣が集まり、今までの出来と現状のレベルを吟味し始めるので、何となく雰囲気は違ってました。そして明日より、ドラフトされたばかりの新人が数名集まります。
posted by harukijapanese1 |05:46 |
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2007年06月09日
Extended Spring Trainingを7日に終え、現在初の連休です。とはいえ、肩のリハビリを終えたベネズエラ出身の選手がハイAレベルに近々合流するため、今日は試合前練習に参加する彼を球場まで送ってあげました。休みの日も何かしら仕事に絡んでます。
そして、2日間に渡って行われたメジャーリーグのドラフト会議が今日終了しました。各チーム最大50名まで指名できる権利があるわけですが、我がブルージェイズは35名の指名に留まりました。様々な理由により契約を交わすことなくプロの道に進まない人もいるので、新入団選手は25~30名ぐらいと予想します。早速契約を交わした選手は月曜から1週間行われるミニキャンプに参加し、シングルAレベルかルーキーレベルに振り分けられ、19日に開幕を迎えます。プロ入りおめでとう!と喜んでいる暇もない感じですね。月曜に疲れた顔で現れたら、「パーティーばっかで忙しかったか?」と聞いときます。ちなみに、上位指名を受けた選手は契約金等の問題?で合流が遅れる事が多々あります。ある選手は他チームで上位指名を受けた選手の契約状況を確認し、それと比べて交渉する場合もあるようです。自分としては、とにかくまた新たに名前を覚えないといけません。
自分の出身大学では、6名の選手がそれぞれのチームから指名を受けました。自分はその大学に行く以前に少しだけ短大やサマーリーグでプレーしていたのですが、その元チームメイトも指名を受けました。頑張って欲しいもんです。
アメリカのドラフトでは、アメリカ国外出身選手の指名が多く見られます。今回で言うとカナダからが最多で、バハマ、ドミニカ、プエルトリコ、オランダ、フランスからもちらほら見られます。サッカーには到底及びませんが、野球の国際化は間違えなく進んでますね。
Extended Spring Trainingにいた選手で人数の多い順に言うと、アメリカ、カナダ、ドミニカ、ベネズエラ、オーストラリア、台湾、キューバ、プエルトリコ、パナマ、そして日本(入来選手)って感じです。もちろん似たもの同士、同じ言語同士が絡み合いますので、アメリカ、カナダ、オーストラリアの英語圏が1グループ、ドミニカ、ベネズエラのラテン系が1グループ、そして日本と台湾のアジア系ですね。
飛び交う言葉は英語とスペイン語が主ですが、オーストラリア英語はアメリカ英語に慣れているとアクセントがあってやや聞き取りづらい感じはあります。スペイン語はやつらの声がでかいのでどこからでも聞こえてきます。
現在ダブルAに所属している入来選手から聞いたのですが、もっと日本の野球について色々話そうとの事で、ある日ピッチングコーチに呼ばれたそうです。
そこにはそのコーチ(英語)をはじめ、日本の社会人野球経験者の日系ブラジル人ジョー・マツモト投手(ポルトガル語が第1言語、日本語とスペイン語少々、英語はまだまだ)、そして英語とスペイン語を操るバイリンガルの別の投手(以下P)がいたそうです。そこで、
入来選手 ⇔ マツモト選手 ⇔ P選手 ⇔ コーチ
(日本語) ⇔ (日本語・スペイン語) ⇔ (スペイン語・英語) ⇔ (英語)
4人が絡んだ会話が行われたらしく、非常に時間を食ったそうです。突っ込んだ話を入来選手としたかったコーチの配慮でしょうが、問題はマツモト選手のスペイン語は完璧ではなく、習い始めて1年目の英語でもP選手に伝えていたらしく、入来選手から発せられた「濃い」内容が、コーチ到着時には「薄い」内容になってしまったとか何とか…。伝言ゲームかよ。
posted by harukijapanese1 |12:45 |
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