2007年05月25日
プロ野球解説と音楽制作の密接な関係 1
僕はプロ野球解説を聞くのがとても好きだ。 そして試合の後にはスポーツ紙を読み、コラムを読む。 僕が注目しているのは試合の中の「気」や「流れ」だ。 これを解説者がどう表現しているのかを 常にアンテナを立てて聞いている。 プロ野球の試合では試合の「流れ」という言葉が頻繁に使われる。 「あの四球で流れが変わった」「あの1球の判定で流れが変わった」 「一度傾きかけた流れが、また相手に移ってしまった」 「流れに乗れた、乗れなかった」・・・・・・ まるで空気に色が付いている様なのだ。 空気と格闘している。透明な空気を味方にしたり、てごわい強敵にしたり。 空気や流れはプロ野球においての最も重要な要素のひとつだ。 それはプロ野球のパフォーマンスが非常に高度で緻密なものであり、 そのパフォーマンスには類稀なる集中力が必要とされるからであろう。 この流れを上手く解説するプロ野球解説者を僕は尊敬している。 そして多くの解説者がこの流れや空気を解説するのがとても上手い。 僕が特にいいな、と思うのは関根潤三氏や高木豊氏、大矢明彦氏、 門田博光氏、一枝修平氏、達川光男氏、坂東英二氏、川藤幸三氏、掛布雅之氏・・・・・ どちらかと言うと堅実派タイプ。 試合を冷静に見つめる分、空気に対して敏感になれるのだ。 そしてその空気というのは単にプロ野球という枠を越えたものを感じられる。 ここがいいのだ。 人生経験に裏打ちされた敏感さを、再びプロ野球解説の中に還元している。 そう感じられる解説者がいい。 人の心を支配している空気や流れは何もプロ野球の世界においてだけではない。 日常の全ての物において存在するのもである。 目に見える物体だけに目を向けるのではなく、その物体が醸し出す空気感や そこに至る流れにも目を向ける事が重要になってくるのだ。 単に結果だけを見て瞬時に判断する人間は面白くない。 むしろそこに至る過程、流れを解説できる人間は尊敬出来るし、面白いと思う。 野球技術と空気を一番敏感に感じ取って解説出来るのは今は落合博満氏だろう。 今現在は監督なので解説を聞くことは出来ないが、試合後のコメントは常に注目している。 実はこの解説を聞くという事が音楽制作に非常に役立っているのだ。 この理由はまた次回書きます。![]()
posted by 黒川治基 |00:59 |
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