2008年01月28日
センター 23歳 174cm/70kg 右利き 氷見高―筑波大
特性:ハンドボールIQ
ルーキーだが、今の日本リーグで最も通好みな選手かもしれない。小柄で線が細いので、練習では目立たないが、実戦になると良さが出てくる。チームの元島監督だけでなく、日本代表の酒巻清治監督も認めた実力は本物。究極の玄人受けで、初の日本代表入りを果たした。
攻撃では常に前を狙いつつ、味方を活かすラストパスを供給できる。練習中から司令塔の#7呉相民選手と一緒に行動し、英才教育を受けている。守っては、パスコースを遮るなど、数字に残らないプレーで貢献する。ねちっこく、相手の隙をうかがうプレースタイルは、やはり名門氷見高出身者と言えるだろう。
キャッチフレーズはクレバーボーイ。氷見高、筑波大で日本一になるなど、雑草タイプの多いトヨタ紡織九州にあっては珍しく、華やかなキャリアがあるため、「スター・海道」という呼び名もあるとか。
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2008年01月28日
右サイド 27歳 173cm/72kg 右利き 浦和実業高―インテックス21―北陸電力
特性:ムードメーカー
火の玉ボーイは、いつもエネルギッシュなDFでチームの士気を高める。情熱的なプレースタイルは、闘争心を大事にする元島邦彦監督のハンドボールそのもの。常に己の力を出し切ることで、チームに貢献している。
右利きの右サイドとして、倒れ込みシュートを得意としている。今季はスピード抜群の#4村上直樹選手に加え、最近守備面でも力をつけているルーキー#19鈴木済選手が加わり、右サイドのポジション争いが激しくなった。それでも粘り強いDFがあるから、佐久間選手は出場時間を確保している。あとはもう少しシュートの確率を上げられたら文句なし。
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2008年01月27日
オ・サンミン センター 31歳 172cm/74kg 右利き インテックス21
特性:司令塔・スピードスター
トヨタ紡織九州の大黒柱。イリュージョンスナイパーの異名のとおり、相手の僅かな隙も逃さず、得点機に結びつける。豊富なシュートバリエーションだけでなく、鮮やかなパスで周りも生かせる。子供のころからのチームメイトだった朴正鎮選手がポストにいた時は、あうんの呼吸でパスを通していた。運動量豊富なトップDFでも評価が高い。韓国代表には縁がないが、すべてにおいてチームの背骨となりうる男だ。
プレーだけでなく、人柄も素晴らしい。いつも謙虚で、取材には流暢な日本語で対応してくれる。ハンドボールを愛し、周りを気遣える、本当のナイスガイ。自分の後継者として#10海道衛秀選手を育てようという心意気もある。
かつては日本リーグで2年連続得点王に輝いたが、今季はケガが多く、本来の輝きが見られない。長年連れ添った相棒、朴正鎮選手と別々のチームになった影響もあるのかもしれない。しかし、チームがプレーオフに返り咲くには、呉相民選手の力はまだまだ必要。万全の体調ならばゲームを支配できるだけに、ベストコンディションでリーグ終盤を乗り切ってほしい。
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2008年01月27日
左サイド・センター 26歳 172cm/71kg 右利き 北陽高―大阪経済大
特性:スピードスター
紡織のファストハンター。小さくても走り勝つ'レットル'のハンドボールを象徴する選手。速攻への飛び出しがいいので、脚力を無駄なく使える。セットオフェンスでのシュートテクニックも悪くない。DFでもトップでよく動き、相手にプレッシャーをかけられる。4:2DFや3:3DFなど変則的なDFを得意とするトヨタ紡織九州にとって、本当に頼りになる存在。日本代表に選ばれてもおかしくないだけの力がある。
大崎電気の猪妻正活選手とは幼なじみ。大阪の井高野中時代にはコンビを組んで、全国中学校大会で優勝している。そんな華やかな経歴を持つ村上選手だが、子供のころは肥満気味で、丸っこい体つきだったため、「ムーミン」もしくは「ムー」と言われていた。大きくなるにつれてスリムになり、脚力もついてきたが、あだ名だけがそのまま残ってしまったらしい。だから、ちょっとワイルドな風貌になった今でも「ムーミン」と呼ばれているんだとか。
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2008年01月26日
ライトバック・右サイド 31歳 182cm/81kg 左利き 大分電波高―福岡大
特性:ベテランの味
非常に温厚な紡織のキャプテン。いつもお世話になっています。チームのキャッチフレーズではトリックシューターとなっているが、技術以上に、その人間性が高く評価されている。体育会系のオーラをまったく出さない、少し早口な話し方は、仕事のできる会社員といった風情がある。
若くてスピードのある選手が増えたトヨタ紡織九州だが、2部の時代を知る植木選手たちの苦労を忘れてはならない。クレインアリーナ(チームの専用体育館)が出来る前は、土のグラウンドで練習していた。夜は照明に虫が寄ってくるから、うかつに口を開けて練習できなかった。そんな時代を乗り越えて、今のレットルはある。
母校の大分電波高(現・大分国際情報)は、ハンドボール界では「男の中の男」を鍛える場所として有名。歴代OBはチョイ悪どころでは済まない猛者が多いのだが、そんな中で、善良な植木選手の存在は異質といえる。同い年のチームメイト#12谷川一寿選手からは「お前は絶対に電波(の出身)じゃない」と言われているとか。
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2008年01月26日
ライトバック・右サイド 25歳 176cm/75kg 左利き 岩国工業高―福岡大
特性:点取り屋
レットルファンのみなさん、大変長らくお待たせいたしました。
紡織のレッドマシンガン。プレースタイルはイケイケ・ドンドン。打って、打って、打ちまくる。ライトバックとしては小柄だが、サイズ不足を感じさせない攻撃力がある。強気なサウスポーというキャラクターも日本では貴重な存在。おっとり系の多い日本の左腕の中では、異質な輝きを放つ。積極的に自分を売り込む姿勢もいい。
小柄だからサイドを任されることもあるが、中畠選手の持ち味は、やはりライトバックで初めて活きる。ボールをもらって仕留めるサイドではなく、ボールを持ってから仕掛けるバックプレーヤーの方が好きなのだろう。
しかし今後、日本代表で生き残るためには、右サイドとしてのレベルアップも必要になる。DF力向上も課題。トータルバランスのいい選手を目指していけば、紡織でも日本代表でも出番はもっと増えるだろう。小さい子供たちの希望の光になれる選手だけに、頑張ってほしい。
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2008年01月16日
GK 35歳 190cm/110kg 右利き 北陽高―大阪体育大
特性:威圧感◎
ブログ「akyunスポーツ」
お待たせいたしました。御存知、Hondaの千手観音。いつも書き込みありがとうございます。
今や日本では絶滅危惧種とも言える「面で止める」タイプのGK。100kg超級の体格を生かして、ゴールを覆う面積(ハンドボールでは「面」と言う)で相手を威圧する。その迫力に負けたシューターは、ゴールの外に打つか、四方選手にぶつけてしまうか、2つに1つしかない?
35歳の今季は絶好調で、日本リーグでも好セーブを連発。若手が増えたHondaがプレーオフ戦線に踏みとどまっているのも、四方選手の力による所が大きい。常に声を出し、若手を励ましながら、ここ一番ではスーパーセーブで流れを呼び込む。試合後にぐったりするくらい、全精力を試合に注ぎ込む。「今、自分が持っているすべてをコート上に置いていく」という心意気が伝わってくる選手だ。
やはり見ている人は見ていると言うべきか、今季は5年ぶりに代表合宿に呼ばれた。1次合宿では好調ぶりをアピール。紅白戦から人一倍声を出し、圧倒的な存在感を示している。ヒザのケガでアテネ五輪予選に出られなかった悔しさを、今度の北京五輪予選再試合でぶつけたい。何としてもメンバー入りを!
四方選手が活躍すると、黙っていられないのが湧永製薬の坪根敏宏選手。2人は最高の友達にして、最大のライバル。アテネ五輪予選の前までは最強タッグとしてお互いを支えあってきた。
幻に終わった名コンビが、5年の歳月を経て、北京五輪予選で爆発するか? ここに大同特殊鋼の高木尚選手も加わって、最強のトリオとなるのか? 一発勝負にはGKの大爆発が欠かせない。タイプの異なる3人がどういう役割を担うのか、今回の再試合で注目のポイントになりそう。
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2008年01月14日
GK 31歳 182cm/89kg 右利き 東京高―日本大
特性:攻撃型GK
動きで勝負する攻撃型GK。運動能力が高く、隙あらば攻撃に参加する。積極的にボールに絡む姿勢は、コートプレーヤーをやりたかった学生時代の名残り。前半の終了間際などは、言われなくても7人攻撃に参加する。面の大きさで勝負する#21四方篤選手とは対照的なプレースタイル。もっと試合に出れば活躍できるはずだ。
実家が東京の駒沢体育館の近くにある。だからプレーオフは吉井選手にとっては里帰りのようなもの。入社1年目は四方選手のケガもあり、事実上の1人GKとしてホンダのゴールを守り抜き、プレーオフの優勝に貢献している。
今季の全日本総合は駒沢であったが、残念ながら2回戦で日体大に負けてしまった。駒沢でのリベンジという意味でも、3季ぶりのプレーオフ進出を果たしたい。
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2008年01月11日
センター・左サイド 25歳 178cm/75kg 右利き 千原台高
特性:司令塔
一本立ちが期待されるHondaの司令塔。野嶋選手が入ったころは高卒の選手がほとんどいなかったため、最初のうちは雑用係を何年も任されていた。また当時は選手層が厚く、なかなかベンチにも入れなかった。それでも腐らずに力をつけて、今ではセンターのレギュラーに定着しつつある。
元日本代表の野嶋ちえみさんのいとこという血筋もあって、センスの良さは折り紙つき。ただ、その良さを試合で出せないときがあるのが残念。7年目となり、後輩も増えてきた。チームを引っ張る心意気が表に出てくれば、ひと皮むけるだろう。#6竹田寛明選手とともに、今後の伸びに期待したい選手。隠れファンも多いので、頑張って!
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2008年01月11日
コーチ兼任 センター・左サイド・ライトバック 31歳 182cm/78kg 右利き 北陸高―日本体育大
特性:展開力◎、リリーフエース
Hondaの頭脳。兼任コーチとして理詰めの指導で若手を伸ばしつつ、いざという場面ではコートで手本を見せる。元々はセンターだったが、Hondaに入社してからは左サイドに転向。スピードと展開力を兼ね備えたサイドとして、日本リーグ6連覇を支える名脇役として活躍した。
その後外国人選手や主力が抜けるにつれ、バックプレーヤーとしての出番が増えてくる。持ち前の展開力を生かして、攻撃のリズムを良くするのが役目となった。谷口選手が入るだけで、ボール回しのリズムが違ってくる。球離れがいいだけでなく、全体の流れを変えられるのが素晴らしい。
そして最近は、若返ったバックプレーヤー陣の後見人として、短時間で得点を稼ぎだす。センターの#14野嶋智次選手が手詰まりになったら、谷口選手の出番。起爆剤として、積極的に得点を狙いにいく。
このように、役割に応じた働きができるのが、谷口選手の凄いところ。球を回すことと点を取ること、両方ができる選手はそう多くない。コーチとしても優秀で、Hondaが目指す「質の高い得点」をプロデュースしている。戦力は限られているが、今季こそはプレーオフにたどり着きたい。
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