2007年11月27日
GK 32歳 188cm/94kg 右利き 境高―大阪体育大
特性:ベテランの味
今年も元気な自称ぽっちゃり系GK。あまり目立たないが、「何となく止める」ことでチームに勢いをもたらす。タレントのそろう大崎電気だが、やはり濱口選手の好セーブは欠かせない。濱口選手が大活躍した05年の全日本総合決勝では、大差をつけて大同特殊鋼に勝っている。その時はMVP級の活躍を見せて、「濱口祭りが開催された」との名言を残している。そろそろ濱口祭りが再開されてもいい頃。大舞台での大々的な開催を期待したい。
GKとしてだけでなく、フードファイターとしても有名。日常の大食漢ぶりは同僚の東俊介選手のブログ「Azumaizm」に詳しい。本人曰く、新陳代謝が抜群にいいので、食べたらすぐに汗をかいて、エネルギーになるらしい。体質的にはジャイアント白田やギャル曽根に近い物があるとのこと。
食べるばかりではなく、料理もできる。魚を三枚におろすのはお手の物。子供たちに「魚は切り身で泳いでないんだよ」と教える素敵なお父さん。食いしん坊の中の食いしん坊だ。
濱口家のエンゲル係数が気になるところだが、「牛肉より鶏肉が好き」というリーズナブルな胃袋でもある。高級食材であるカニも好物だが、実家が鳥取でカニ漁を営んでいるため、濱口選手にとってカニは「いつも冷蔵庫の中にある物」という認識らしい。子供時代は冷蔵庫に入っているカニをおやつ代わりにしていた。フードファイターの原点は幼い頃に食べたカニにある。
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2007年11月27日
レフトバック・左サイド 27歳 186cm/82kg 右利き 伊奈高―日本体育大
特性:トップアスリート
ブログ「WAVE」
男前が揃う大崎電気の中で一番のイケメンが太田選手。今様の顔立ちだけでなく、しなやかでバネのある体つきもカッコイイ。見るからに筋肉の質が良さそうで、実際のプレーも躍動感にあふれている。走る姿が実に絵になる。華のあるプレースタイルは天性と言えるだろう。
サイズと身体能力を買われて、一時期は大型サイドにチャレンジした。今でもメンバー構成によっては左サイドに入る時もある。速攻でのスピード、ジャンプ力は文句なし。トップDFもできる運動量も魅力。後はサイドとしてのテクニックと戦術理解が必要か? 身体能力に依存することなく、試合を動かすコツをつかめば、物凄い選手になれるはず。
そろそろ結果を残しておきたい6年目。エースの座を狙うくらいの意気込みで勝負を! 数多くの女性ファンだけでなく、ハンドボールファンは太田選手の活躍を期待している。
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2007年11月25日
右サイド・ライトバック まだ36歳 181cm/83kg 左利き 北陽高―大阪体育大―香川クラブ
特性:ムードメーカー
いつも陽気なもりもっちゃん。かつての日本代表プレーヤーだが、偉ぶることなく、どこへ行っても自然体で笑いをかっさらう。1年間の教員生活の後、日本リーグでプレーする夢をかなえるために大崎電気に入った。入社当初から「吉本興業に行った方がいい」などと言われていたオモロイ人だが、日本リーグ通算500得点を達成した実力者でもある。
単に陽気なだけでなく、レギュラーから外れても腐らずに、いつも練習から声を出す姿勢を忘れない。今年の12月23日で37歳になるが、練習から元気なのは立派の一言。妙にベテランぶらないところが魅力でもあるが、試合では大事な場面の7mスローをきっちりと決めてくれる。そういう意味では、さすがベテラン。もう昔のように走れなくなったが、それでも一生懸命走ろうとするところもベテランらしいか?
点も取れるし、笑いも取れる。しかし、もっと凄いのは、その歌唱力だとか。「聞いていてホレボレする」との証言も、複数の人間から得ている。大崎電気のファン感謝デーで、是非とも「森本彰宏リサイタル」を開催してほしい。お世辞抜きに「もっと聞いていたい!」と思わせるという歌唱力は、間違いなく本物でしょう!
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2007年11月22日
ライトバック 37歳 198cm/98kg 左利き 熊本市商高―早稲田大―三陽商会
特性:ハンドボールIQ、ロングヒッター
関連記事:スポーツイベント ハンドボール 06年12月号22~23ページ「通算1000得点達成特集」
日本が誇るエイトマン。日本リーグ通算1000得点という偉業を達成してからも、その輝きは衰えない。人並み外れた長いリーチでGKを幻惑する。相手を引きつけてのアシストも上手。緩急をつけた攻撃はさすがベテラン。速攻を諦めたような顔をして、相手が油断した隙を狙ってシュートを打ち込む。近年は特に、駆け引きを楽しむゆとりが感じられる。
かつて三陽商会時代は点取り屋を任されていたが、大崎電気に移籍してからはセカンドオプションとして日本一の選手になった。若手の活躍を見守りながら、勝負の節目では自分から点を狙いに行く。年間を通してのゲームコントロールで、才能軍団の成長を支えている。
クールで男前でスタイリッシュだが、意外とお茶目。日本代表の応援ではブルーのアフロのかつらを被った姿が目撃されている。また、涼しげな容貌とは裏腹に、ハンドボールにかける思いは熱い。
こだわりの背番号8への思いも人一倍。2人の息子にも8にちなんだ名前をつけている。長男は英斗(えいと)君で、次男が八篤(はあつ)君。2人がハンドボールを理解する年齢になるまで現役を続けるのが目標だとか。いつまでもカッコイイお父さんなんだろうなぁ。
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2007年11月19日
DF・ポスト 30歳 189cm/95kg 右利き 此花学院高―大阪体育大―三陽商会
特性:鉄壁・ファイター
関連記事:スポーツイベント ハンドボール07年12月号表紙
日本のDFリーダー。卓越したDF理論を持ちながら、勝負の際では本能を全開にして激しく当りにいく。アグレッシブなプレースタイルで、相手とコンタクトすることでリズムに乗るタイプ。そのため退場も多くなるが、日本代表では3:2:1DFのフルバックとして冷静に味方を指揮する一面も見せている。9月の五輪予選の韓国戦では、DFで孤軍奮闘。魂のDFはもっと評価されてもいい。
大阪体育大時代は大型エースだったが、実業団に入ってからはDFで評価を得るようになる。DFで信頼を得ると共に、キャラクターも年々濃ゆくなり、いかつい風貌で闘志をむき出しにするイメージが定着してきた。元々の闘争心に磨きがかかったのは、元女子レスリングチャンピオン山本聖子さんとの結婚。格闘一家との交流によって、真の戦う男へと成長した。今年秋には待望の長男が誕生。最強の血を受け継いだ、男の中の男に育つだろう。
DFばかりに注目が集まるが、走れるポストとしても年々レベルアップしている。強さと速さを両立させようと、常に己の限界まで体作りに取り組む姿勢も素晴らしい。後はノーマークシュートの精度がもう少し上がれば言うことなし。
低くてよく通る声も大きな武器。魅惑の重低音はDFを引き締めるだけでなく、麒麟(吉本興業)の川島のマネでも威力を発揮する。自分から積極的に冗談を言うタイプではないが、流れに沿ってお笑い指数の高さを見せることもある。
講習会ではそんなオモロイ一面を封印して、熱血指導に徹する。コワモテの見かけによらず、教え方はとても上手。論理的にDFの肝を教えられるので好評だとか。そんな永島選手の悩みは、「講習会で、みんな僕のことを『怖い人』と思い込んでる。ホンマは『めっちゃエエ人』やのに」
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2007年11月19日
DF・左サイド 32歳 184cm/90kg 右利き 不来方高―国際武道大
特性:鉄壁
みちのくの虎。自他共に認める、大崎のタイガー・ジェット・シン。おそらく日本で一番、サーベルが似合うハンドボーラーだろう。BGMはもちろん、タイガー・ジェット・シンの入場テーマ、ピンクフロイドの「吹けよ風呼べよ嵐」でお願いします。
しかしプレースタイルはヒール(悪役)ではなく、クリーンそのもの。正当に体を張って、常に味方を鼓舞する。低迷期の大崎を知る生え抜きは、スター軍団となった今のメンバーの中でも渋い働きを見せる。
かつては熊本世界選手権でも活躍した大エース、魚住和彦選手の後釜として期待されていた。しかしレフトバックとしては伸び悩み、チームも入れ替え戦の常連になってしまう。
その後チームの強化が進むとともに、佐藤選手はDFに生きる道を見出す。国際武道大時代は決してDF面での評価は高くなかったが、赤尾和彦トレーナーの指導の下、強靭な肉体を手に入れて、ハードに当れる名ディフェンダーに成長した。赤尾トレーナーが常々口にする「ストロングスタイル」の代表的選手と言えるだろう。
元々がバックプレーヤーだけに、速攻での展開力もある。速攻でポストに入れば、流れを止めずにいい動きをする。最近は左サイドにもチャレンジし、公式戦でも素早い飛び出しを見せている。11年目を迎えた元気なベテランに声援を!
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2007年11月19日
レフトバック・センター 32歳 180cm/78kg 右利き 九州学院高―中央大―三陽商会
特性:カリスマ・ペネトレーター
公式ブログ「Message for Handball」
NPO法人シュータス スポーツ ラボラトリ
大崎電気のキャプテンは日本代表でもキャプテンを務める。天性のリーダーシップで、どこに行っても人の輪の中心になる。ハンドボールだけに限らず、他の競技との連携を視野に入れ、NPO法人シュータス スポーツ ラボラトリを立ち上げた。積極的にハンドボールの講習会を開くだけでなく、様々な取り組みに挑戦している。多忙な日々を送るが、「現役の選手がやることに意味がある」という彼の言葉には説得力がある。
北京五輪予選で負けた悔しさを風化させないためにと「忘れないTシャツ」を企画した。「同じ過ちを繰り返さないように」との思いは伝わり、日本代表メンバー全員が発起人となり、Tシャツも販売される運びとなった。これまで「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、強化を継続してこなかった日本のハンドボール界へ、この願いが届いてほしい。
選手としては、近年、ゲームメイクに重点を置くようになったが、本来は点取り屋。強烈なアウトへのフェイント(ゴールから遠ざかるように抜いていくフェイントのこと)と、地肩とリストを生かした引っ張り(右利きの中川選手から見て左側)のシュートが持ち味。今でも勝負の節目になれば、ゴールを奪う執念を見せてくれる。ダブルポストになる動きも上手い。
ハンドボール所、熊本県の出身。好きな食べ物は熊本駅近くの「黒亭」のとんこつラーメン。九州学院高時代に食べた思い出の味だという。友人が鰻をさばいている「うなぎの徳永」もお気に入りの店だとか。
中央大学時代から名キャプテンと謳われるなど、生まれながらのリーダータイプだが、九州学院高時代は主将ではなかったという意外な事実がある。ちなみに当時のキャプテンは、現在、九州学院高の監督である重村達浩さんだった。
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2007年11月16日
ライトバック・右サイド 28歳 184cm/84kg 左利き 浦和学院高―日本体育大
特性:ロングヒッター
まだ底を見せていない左の大砲。「出番さえあれば」と言われ続けてきたが、偉大なる先輩#8岩本真典選手を越えられずにいる。好調時のロングシュートには目を見張る物があるだけに、勢いを持続させたい。中学時代に2年続けてJOCのオリンピック有望選手に選ばれた大器。今年は出場機会を得ているが、潜在能力はまだまだこんな物じゃない。
ハンドボールでは珍しい北海道の出身で、性格はいたって大らか。どちらかと言うと、褒められて力を発揮するタイプだろう。試合でも1本決まれば、どんどん豪快なシュートを決めてくる。
DFやチャンスを作る動きに戦術理解等、課題もあるが、左でこれだけの迫力のある選手は貴重。日本代表ではレギュラーに抜擢された喜びを感じると共に、予選で人一倍悔しい思いも味わった。この悔しさを忘れずに、今シーズンは文句を言わせないくらいの結果を残してほしい。今年も言わせてもらいます。「前田が変われば、日本が変わる!」
あだ名は「前キャン」。顔立ちはラクダ、もしくは今田耕司に似ている。人当たりも良く、人気もある好青年。後は貪欲な気持ちだけだ。
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2007年11月15日
右サイド 27歳 181cm/78kg 左利き 浦和学院高―国士舘大
特性:トリックスター
ブログ「Switch」
参考記事:スポーツイベント ハンドボール12月号、17ページ
忍者トヨケンは日本を代表する右サイド。想像もつかないプレーの連続で、見ているファンをとりこにする。どこからともなく現れて、ボールを奪う姿はまさに忍者。気配を消すのがとても上手い。ボールを奪うことに関しては、おそらく日本一だろう。
ひとたびボールを手にすれば、豊富なシュートバリエーションでGKをあざむく。時にはセンターライン付近からステップシュートを決めてしまうことも。裏をかくプレーが大好きだから、見ている方も気が抜けない。
入社当初は「プレーが軽い」とも言われていたが、最近はリスクマネジメントができるようになってきた。大舞台でもトリッキーなプレーができるのは、度胸のある証拠。欲を言えば、もっと正攻法で勝負してもいいような……。
好調時のプレーは海外でも通用するはず。日本代表で海外遠征をすると、まず注目されるのが豊田選手。走れて、テクニックがあって、なおかつファンを沸かせるプレーができるのだから、海外の有力クラブが目をつけて当然か。ここまで器用な左利きは世界でも稀だと言える。
そんな大きな声は出さないが、意外と話好き。技術的な説明もできるし、時には環境問題について思いを巡らせることも。クールに見えるが、GKを盛り立てる言葉が言える男でもある。
御両親はハンドボール10万人会の会員ナンバー1番。両親の温かいサポートがあって今がある。
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2007年11月13日
GK 25歳 177cm/76kg 右利き 伊奈高―日本体育大
特性:スローイング◎
サイズが重要視されるポジションにあって、異彩を放つGK。170cm台でも日本リーグで通用するのは、長い腕と脅威的な運動能力があるから。特に速攻への球出しには絶対的な自信を持っている。正確なフィードは、まるでアメフトのQB(クウォーター・バック)のよう。
長い腕とスローイングに注目が集まるが、実は足捌きも器用。ウォーミングアップのフットサルでは巧みな足技を披露する。リフティングも上手。他のスポーツもできるらしく、サイズを補って余りある運動能力は、まさに近代的GKと言える。中学時代からGK一筋とのことだが、個人的にはサイドをやらせても面白いような気がする。つなぎのパスも出せて、アクロバティックな身のこなしもできて……、そんな期待を抱かせる球技センスを持っている。
日本体育大学時代は#21宮崎大輔選手と同級生。大崎電気でも再びチームメイトとなった。4年目の今季は出場機会を増やし、開幕からの連勝に貢献している。チームがこれまで以上に走る方針を打ち出しているのも、浦和選手にとっては追い風になっている。自慢のスローイングで、これからも速攻を演出してくれるだろう。
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