2008年03月12日

プレーオフ展望  大同特殊鋼VS大崎電気

 昨年12月の全日本総合の決勝と同じカード。準決勝にはもったいない顔合わせだが、ここを抜ければ一気に優勝の可能性も高まる。

 大同特殊鋼  13勝1分2敗  勝ち点27  2位

 日本リーグ3連覇を狙う。今季は外国人選手コート上に1人しか置けないルールもあって、前半は不安定な戦いが続いたが、12月あたりからチームとしての方向性が明確になってきた。韓国代表のエースであるペク・ウォンチョル得点力に注目が集まるが、ベースになるのは富田トップに置いた5:1DF威圧感堅守速攻シンプルに得点を重ねていく。

【勝ちパターン】全日本総合大活躍した武田が相手DFを引きつける。
・ペク・ウォンチョルイ・ジェウ2人の韓国人選手を明確に使い分ける。
・GK2人の活躍。高木ノーマークを止めて、荻田7mスローを阻止する。
・日本リーグ得点王・末松速攻を決めて、ガッツポーズ【こうなると苦しい展開】エースペクに頼りすぎて、単発の得点が増える。
・ポジションチェンジが頻繁になるあまり、攻撃が徹底されない。
・身体接触で負けて、後半に疲労がたまってくる。

 身体接触は強くありませんが、その分は圧倒的な速さでカバー。守れて走れるから、シンプルな得点が最も多いチームです。ハイスコアゲームに強く、勝負の節目を心得ています。
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#1荻田7mスロー阻止プレーオフの風物詩。

 
 大崎電気  13勝3敗  勝ち点26 3位

 開幕ダッシュに成功するも、終盤に失速し、まさかの3位日本代表選手を揃えながら、今ひとつ結果が伴わないシーズンが続いている。日本のエース・宮﨑大輔は当然やってくれるものとして、個々の能力をどれだけチーム力に換えられるかが勝負。

【勝ちパターン】攻撃の前に、DF戻り意識を徹底させる。
・岩永、前田、太田ら、セカンドメンバープラスアルファが出せる展開に持ち込む。特に岩永には、インパクトプレーヤーとして期待したい。
・GK浦和パスから速攻。そしてベテランGK濱口の大当たり(「濱口祭り」の開催なるか?)。
・ポスト永島東俊介が絡んだ、質の高い攻撃が出る。

【こうなると苦しい展開】DFよりもクイックスタートに意識が行ってしまう。
・劣勢になったがために、メンバー交代ができなくなってしまう。
・難しい攻撃に頼るあまり、精度が落ちてしまう。

 従来の強さに加え、今季は走ってリズムを作ることで、開幕から勝ち星を摘み重ねてきました。10月の国体で圧勝した時のような強さを取り戻せるかがポイントです。
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#14天才・岩永インパクトプレーヤーになれる男。



 例年は「速さの大同」「強さの大崎」ですが、今年は大崎走るので、ハイスコアが予想されます。しっかり守ってシンプルな得点多く積み上げられた方が勝つでしょう。



プレーオフの詳細日程は日本ハンドボールリーグまで。

 テレビ中継の予定はJ SPORTSで確認を。

 プレーオフの結果についてはスポーツイベントハンドボール5月号(4月20日頃発売予定)に詳しい記事が掲載されます。


posted by handjpn |08:19 | プレーオフ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年03月10日

プレーオフ展望  湧永製薬VSトヨタ車体 

今週末駒沢体育館で行われるANAカップ日本ハンドボールリーグプレーオフの展望です。観戦の参考になれば幸いです。

 3月15日準決勝第1試合 湧永製薬VSトヨタ車体

 湧永製薬 13勝2分1敗 勝ち点28 1位
 
 7年ぶりレギュラーシーズンを1位で通過98年の22回大会以来の優勝を目指す。ルーキー森山透(現・広島修道高監督)の決勝Vゴールから10年はありながら、これまで後一歩届かなかった日本リーグ制覇へ向けて、山口、坪根、下川、古家ら仕事人たちの働きに期待。

【勝ちパターン】東長濱がセンターに入り、大胆なプレー流れを呼び込む。
・福田、山中ロングシュートで追加点を挙げる。
・下川、新両サイドの速攻以外はゆっくり落ち着いて攻める。
・三者三様、坪根、松村、志水GKトリオスーパーセーブ【こうなると苦しい展開】トヨタ車体ランニングゲームにつき合わされる。
・36歳のベテラン山口出ずっぱりになる。
・ベテランと若手との戦術理解にズレが生じる。

 基本的には、日本一のポスト・山口を絡めて、質の高い得点を重ねていくチーム。走りっこだけは避けたいところリーグ最強のGK陣と、高さで勝負できる6:0DFを生かして、ロースコアに持ち込むのが理想です。



レギュラーシーズン最終戦で大爆発した#6山中基選手

 トヨタ車体 8勝1分7敗 勝ち点17 4位

 レギュラーシーズンの最終戦で勝ち2年連続プレーオフ出場を果たす。日本代表監督でもある酒巻清治監督の下、強さ速さの両立を目指してきた。最終戦のトヨタ紡織では強さ速さ、両方で見せ場を作っていたので、プレーオフ初勝利も期待できそう。

【勝ちパターン】クイックスタート走り勝ち接点の強さで相手を圧倒する。
・日本代表に選ばれてもおかしくない両サイド崎前と鶴谷高確率でシュートを決める。
・北出藤田高智GK谷井など日替わりのヒーローが出てくる。
・キャプテン香川積極性を見せて、エースの門山雄叫びを上げる。

【こうなると苦しい展開】アップテンポが裏目に出て、短時間に大量失点。
・気持ちばかりが先に行き、チャージングオーバーステップが続出。
・身体接触で勝っているのに、不利な判定をされてしまう。

 走り勝つチームですから、60分間の中でも好不調の波が激しくなってしまいます。当たり前のことですが、トヨタ車体の場合は特に連続失点の時間帯をどれだけ短くできるかが大事になります。



 積極的を狙うようになった#17香川将之選手


 構図としては「走りたくない湧永製薬「走りたいトヨタ車体なので、とてもわかりやすい対戦です。今季の日本リーグでは湧永の2勝0敗ですが、昨季日本リーグ全日本総合トヨタ車体が勝っています上位3強との対決で、トヨタ車体一番相性のいいカードだけに、1位対4位と言えども、何があるかはわかりません。


 プレーオフの詳細日程は日本ハンドボールリーグまで。

 テレビ中継の予定はJ SPORTSで確認を。

 プレーオフの結果についてはスポーツイベントハンドボール5月号(4月20日頃発売予定)に詳しい記事が掲載されます。


posted by handjpn |09:32 | プレーオフ | コメント(1) | トラックバック(0)
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