2007年08月18日
ハンドボール男子日本代表選手紹介その13 山口修選手
#18 山口修(ヤマグチ オサム)選手 35歳 西宮南高―大阪体育大―湧永製薬 190cm、105kg、右利き、ポスト・DF 呼び名「ヤマグチ」 ハンドボール番長、漢(オトコ)山口が日本代表に復帰した。誰もが認める日本一のポストプレーヤー。ライン際の理にかなった動きで、チャンスを作り出す。 片手キャッチでボールをつかめば、高確率のシュートに持ち込む。最低でも7mスローを誘えるし、時には相手を退場に追い込むオマケもついてくる。ライン際の攻防で本当に頼りになる。世界でも数少ない「試合を組み立てられるポスト」だ。 日本リーグ通算で500得点をマークしているが、ポストプレーヤーとしては驚異的な数字でもある。ポストが起点になる湧永製薬のシステムがあったからとはいえ、その攻撃力は半端ではない。 4年前のアテネ五輪予選で「あの時、山口がいてくれたら!」と思ったファンも多かったはず。ポストでもう2~3点取っていれば、韓国に勝って、オリンピックにも行けただろう。山口選手も4年前は代表から外れて、悔しい思いをした。その悔しさを晴らすべく、漢山口、35歳の「ラストチャンス」にすべてを賭ける。 もう全盛期のように軽やかに走れないが、それでも走る時は走る。無駄には走らないが、本当に速攻が欲しいという場面では全力で走る。このあたりの状況判断もさすがベテラン。 ポストとしてだけでなく、ディフェンダーとしても一流である。ディフェンスで相手の嫌がることを徹底して覚えたことが、ポストとしての成長につながった。 激しいディフェンスをやりそうに見えて、実はクレバーな動きが得意。GKとの連携で、巧みに相手のシュートを封じる。コート上で吼えるその裏で、冷静に相手との駆け引きを考えている。 ここ数年は番長キャラばかりが先行しているが、普段は話のオモロイ、典型的な関西人。関西弁丸出しの、わかりやすくて深みのある話は、聞いているだけで勉強になる。 決して怖い人ではありません。みなさん、勇気を出して、山口選手と会話してみましょう。絶対に彼の漢気(おとこぎ)に惚れるはずです! 【観戦のポイント】ライン際の動き。1試合を通して山口選手だけを見ていれば、「チャンスの作り方」が見えてくる。
posted by 久保弘毅 |20:57 |
日本代表 |
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