2008年09月22日

鹿島の騒動について

柏‐鹿島戦で、またまたサポーターの愚行が起きた。
鹿島については、ゼロックス杯、浦和戦に次いで今年だけですでに3回目である。

しかも、今回は試合前後だけでなく、試合中の相手選手に対してである。
サポーター同士のいざこざであれば、まだ双方の言い分はあるかもしれないが、試合中に相手選手を攻撃する事は言い訳は通用しないと思う。

鹿島は今年に入って、すでに2回問題となる行動があったにも関わらず、チームは何の手段もとらなかった為に再発したと言われても仕方ないと思う。この辺も含めると鹿島には厳罰を与えるのが、普通じゃないかと考える。
勝ち点剥奪や無観客試合としても致し方ないと思う。

ただ、問題はこれは柏のホームゲームで、柏の選手が被害を受けたケースであり、この場合はどういう形で、罰するのだろうか?という点です。
ホーム側の運営責任として、柏にのみ罰を与えるのだろうか?これは理不尽な感がします。
鹿島だけに罰を与えるのも若干の疑問を残します。試合前後のいざこざもあった訳ですから。
そういう場合は結局罰金になるのかな?と思うが、今回はホームとアウェイと同額くらいなんじゃないかな?なんて勝手に予想しています。

もし、そうなったとしたら、何の解決にもならないと思います。
これから終盤に入り、ますます興奮しやすい環境になるのに、今回の事をうやむやにしたら、今年中にまた事件を起こすんじゃないかと思います。
といっても、無観客試合とか勝ち点没収をしたところで解決する訳でもないですが。

基本的にアウェイでトラブルを起こすサポーターが多いのは、ホームだとチームに迷惑がかかるから、という意図があるともいえるんじゃないかと思う。
それくらいの悪知恵は持っていても不思議ではないです。
ホーム側はむしろアウェイ席の取り締まりを強化すべきだと思う。それが出来ていないから運営責任を問われる訳なんですがね。


鹿島ではまもなく飲酒運転をした選手の謹慎が解けるんじゃないかと思います。そのうち船山選手は今回の小笠原選手の怪我もあり、出番がくるんじゃないかと思いますが、このチームが叩かれる要素を増やす結果になるんじゃないかと思います。

いろんな問題に対して鹿島のチームの対応が甘いというのは一理あると思います。

少なくとも問題を起こし続けている鹿島サポーターはかなり悪質な集団で同じ鹿島のサポーターからも敬遠されているとの事です。
今回の件を契機として、鹿島というチームが毅然たる態度をとるべき時期だとは思います。
まあ、今回は該当者を出入禁止にするくらいしか方法はないんでしょうが、今年だけで3回目という事を見逃してはいけないと思います。

posted by hanakerose |19:26 | サッカー | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年09月18日

日本のサイド攻撃(総括)

過去3回に渡って、日本のサイド攻撃について記載してきたが、結局のところ日本に適したサイド攻撃ってどんな形なんだろう?という事をまとめてみたい。

ご指摘頂いている通り、システムには様々な形があるので、大きく3パターン挙げてみます。それぞれ一長一短ありますし、臨機応変に対応すべきだと思うので、どれがベストかは見解が分かれると思います。


1.ポルトガル型4‐5‐1
これはサイド攻撃中心かつ、クロスよりもサイドを切り裂く事を意識した形というイメージです。
左右にサイドアタッカーを、中央にゲームメーカーを配置たオーソドックスな形で、二列目の選手が点をとるパターンです。
サイドバックは片方がサイドアタッカーとポジションチェンジをする事もあるくらいどんどん攻めるタイプで、片方は守備的で攻撃参加はあまりしないタイプ、ボランチは片方はゲームメーカーのサポート役だが、時折ゴール前に顔を出す感じで、片方は守備的でスペースを埋める役割といった感じの配置である。
バーレーン戦との比較では中村俊が中央に入る事、そしてボランチの役割をしっかり分ける事でほぼ完成する。
攻撃の形は基本的にはサイドからがメインとなり、ゲームメーカーと攻撃的なボランチが左右にボールを散らしたり、アクセントをつける役割となる。
この場合、良くも悪くも左右のアタッカー次第という部分がある。
右のアタッカーを誰にするかが今の日本代表では悩ましいところです。


2.スペイン型4‐5‐1
これはサイドでボールを落ち着かせて、ゴール中央に縦のパスを入れ、中央の選手が決めるというイメージです。
サイドバックは特別上がる訳ではなく、バランス重視としてチャンスの時だけ上がる感じとし、ボランチは上下の関係を保ち、前の選手はゴール前への飛び込み、後ろの選手は守備最優先という役割となる。
バーレーン戦との比較ではボランチを上下の関係にする事でほぼ完成する。
この場合、最前線の選手にかかる負担は大きく、しっかりとつなげる選手を配置しないとうまく機能しない。
そこに誰を配置すればベストかは何とも言えないが、タイプ的には鹿島のマルキーニョスのような動きが出来るタイプがベストだろう。


3.トルシエ型3‐6‐1
これはサイドの選手を攻撃的MF+守備的MFという組み合わせとし、組み合わせ次第で攻撃的なボランチのパターンが変化する。
攻撃的なサイドにゲームメーカーを配置した場合、ボランチの1枚を縦に走り込む事を得意にしたタイプを配置し、ゴールを狙う感じにすると有効だし、攻撃的なサイドにサイドアタッカーを配置した場合は、ボランチはゲームメーカーに近いタイプを配置し、サイドアタッカーを生かす事を意識させる。
バーレーン戦のメンバーに当てはめた場合は、センターバックと二列目の選手を交換すれば成立する。
この場合、前線の選手の組み合わせはあまり関係なく、1トップでも2トップでもどちらでもよく、3人ともゴールに積極的に顔を出す事を意識していればよい。

また守備についても、守備的なサイドが下がれば4バックにもなるので、現行のシステムから内田の負担を軽くしたシステムという感じとなる。


最終予選が始まっているこの時期に大幅な修正は見込めないし、非常に危険が伴うので、現実的には今のシステムの最大の懸念である右サイドの負担軽減を計る意味もあり、守備面を意識した上での上記3パターンである事を前提としたベストではなく、今よりはいい形じゃないかな?っいう感じとして、読んで頂けると幸いです。
下に行くにつれ守備面を強く意識した形になっていますが、ベースになる攻撃はわかりやすくなった分、今よりは少しはいいんじゃないかな?なんて考えてます。

様々なご意見を頂き、やはりベストの布陣、ベストのメンバーというのは人それぞれだし、私自身も考えさせられる場面が多かったので、勉強になりました。
ありがとうございました。

posted by hanakerose |20:01 | サッカー | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年09月17日

日本のサイド攻撃3

前回日本のサイド攻撃について形が備わってない話をしましたが、もう一つのサイドのスペシャリストについて考察したい。

日本でいうサイドのスペシャリストはドリブルが得意で一対一で勝てる選手という位置付けで、ドリブルのテクニックを重視しているが、私自身はこれが問題だと思ってます。

サイドのスペシャリストに期待しているのはドリブルのテクニックでなく、ドリブルのスピードです。
一対一になった瞬間スピードを落としたり、止まったりしたらサイドアタッカーとしては失格で、理想はトップスピードのまま少ないタッチで抜き去る事です。
ボールを持ってトップスピードで突っ込んでくる選手というのは、ゴールに近い位置であればある程怖いものです。
毎回トップスピードは無理があるとしても、やはりスピードは意識すべきだと思う。

今を見ていると、ボールを預けて、あとはよろしくという感じに見えるが、サイドアタッカーは自分で何かするポジションではなく、生かされるポジションだと思います。

今の岡田監督はこの形を望んでいないので、サイドに中村俊や松井を置いていますが、4-5-1の主流はサイドアタッカーを配置し、彼らが得点源になっています。

サイドアタッカーを置かないサイド攻撃を考えた時に前回の2つを挙げたのだが、やっぱり無理がある。

当然ながら、どのような形であれチームとしての連動が必要になるし、場面場面での臨機応変さが必要になるとは思うが、なかなか今の形だとイメージの共有が難しいかな?とは思う。
現在首位にいる名古屋は個々の能力云々よりもチームとしての連動性とイメージの共有ができているからこそ首位にいると思う。

サッカーを見ている我々が見て、よくわからないややこしい戦術よりも誰もがわかるような戦術をベースにシンプルな攻撃や、イメージの共有が出来るようにすべきじゃないかと思います。

posted by hanakerose |18:27 | サッカー | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年09月16日

日本のサイド攻撃2

前回から話題としているサイド攻撃だが、ふと考えた時に一つの疑問を感じた。

そもそもここ数年の日本代表でのサイド攻撃ってどんな形だったんだろう?

一番サイドを重視してたのはフランスW杯の時でこの時は相馬、名良橋とサイドバックの選手の守備の負担を減らして、攻撃の中心にしてたイメージがある。ただ、これは点をとるためにはほとんど機能しなかったと考えてよいと思う。

トルシエ時代のサイドといえば、左サイドは中村俊、小野、本山という攻撃的なMF、右サイドは明神、酒井と言った守備的なMFという組み合わせがメインで、サイドの専門家は皆無だった気がする。
中村俊、小野の場合はゲームメーカー的な役割で、サイドを駆け上がるという感じはあまりなかった。サイドを駆け上がるのは、中村俊、小野を追い越して上がる形が多かった気がする。

右サイドは基本的には上がらず、時にはディフェンスラインに入るくらいの守備的な位置づけで、ここぞという場面で上がる感じでした。

ジーコ時代は3バック、4バックを併用していたが、左は三都主、右は加地という形で、サイドの専門家を配置し、若干左サイドに攻撃の主体は置いていたかもしれないが、決してサイドを強く意識したシステムではなかった。

という事はサイドの専門家を配置して、効果的に機能したケースは日本代表ではここ近年ではほとんどないのではないか?
また、昔の強かった磐田もサイドのスペシャリストはアクセント的な役割でしかなかった。

という事は日本のスタイルに生粋のサイドの職人というタイプは馴染めないんじゃないかと思った。
サイドライン付近をいくら切り込んでも、そこから点をとる形はほとんどないんじゃないかと思っている。


今のシステムでは本来サイドは左右の攻撃的なMFである松井と中村俊が生かすべきポジションであるが、松井はゴールから遠い位置でしか使えていないし、中村俊はほとんど使っていない。
という事はサイドを崩すという事に固執すればするほど、チームとしては無理が生じてくる。

そのため、前回書いたように起点とはする形がいいのではないかと考えている。
ただそれだけでは物足りなく、サイドを崩したいのであれば、中村俊なり、松井なりがペナルティエリアのすぐ横辺りに走り込む必要があると考えている。
そのスペースに走り込む場合、FWは内側からサイドに流れる動きになるので適任ではなく、サイドから内側に向かう動きを普通にできる両サイドのMFが適任となる。
これがサイドを起点にした攻撃のバリエーションとなると思っている。

この時、サイドバックは一緒に走り込むのではなく、後ろからパスの出し手の一つとなって欲しい。
そういう事もあり、私自身は前に書いたようにサイドバックの配置としてはボランチに近い選手を配置したいと考えます。

まあ、単なる机上の空論ですが、そもそも日本のやろうとしてるサイド攻撃ってどんな形だろう?と考えるとなかなか見えてこないのが気になってます。

posted by hanakerose |21:26 | サッカー | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年09月16日

日本のサイド攻撃

前回サイドバックの使い方について記載した際に、ご意見を頂いた中に、『サイドバックを酷使しすぎ』というものがあり、その際に日本のサイド攻撃について記載すべきだと思い、今回のテーマとしました。

これに対してまず気になるのはサイド攻撃の意味なんですが、『サイドをえぐってクロスをあげる事』ではなく、『サイドを起点とした攻撃』だと思ってます。

クロスをあげる事であれば、クロスをあげる役割はサイドバックではなく、両サイドのMFであり、中村俊が中央に流れて、空いたスペースを内田に使わすという形を中心に考えるのでは無理がある。
であれば、中村俊を中央に、内田を攻撃的な右サイドに使い、サイドバックは守備的な選手を配置すべきである。
ただ、この形は中央に空中戦に強いFWが必須となるので、今の配置ではサイドからクロスというのは攻撃の中心に置くべき形ではない。サイドバックは攻撃のメインでなく、あくまでもオプションとすべきものだと思う。

では、『サイドを起点とした攻撃』というのは、どういったものなのかという事なのだが、一番いい例なのはスペインの形だと思う。おそらく岡田監督もこれを目指しているんじゃないかと思う。

それは『サイドでボールをキープして、走り込む選手にスルーパスを出す』という形である。スペインのポイントゲッターは昔からFWの中でも、少し下がった位置にいる人であり、最前線のFWを囮にして、彼らが走り込む位置にスルーパスを合わせるのがスペインの一つの得点パターンである。
パスを出す側もサイドに位置してるが、別にそんなにサイドをえぐる訳でもなく、大体ペナルティエリアから少し離れた位置くらいである。
この形は日本に適した形で、パスの出し手に適した人材もいるし、受け手もいる。
唯一足りないのは最前線の選手である。得点パターンに直接絡む訳ではないが、得点パターンの形にするまでには不可欠な存在だからである。
日本は玉田を使っているが、ボールをキープして、後ろの上がりを待つような役割は名古屋で求められている訳でなく、決してそれが得意な選手ではない。
前線でボールが落ち着かないと、攻撃の組み立てがうまく出来ないので、こういう攻撃はできない。
ただ、最終予選レベルであれば何とかそれに近い形はできると思うし、引いている相手には有効なので、是非とも一つの攻撃パターンとして確立して欲しい。

そのために必要なのはFWの縦の関係である。大久保、田中達のどちらかがその役割を担うのだろうが、そんなにボールに触らなくてもいいので、ゴール前で張るのではなく、飛び込む事を意識して欲しい。
相手にとっても、それが一番嫌な事だろうから…

posted by hanakerose |08:17 | サッカー | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年09月12日

サイドバックの使い方

前回でボランチとサイドバックのバランスを考えた時にダラダラと書き過ぎて、一番の日本の問題点とも言えるサイドバックの人材難について何も書けなかったので、今回はそれを書きたい。

サイドバックはそもそも求められる要素が多いため、全てを満たす選手がいる可能性は世界を見渡しても、数少ない。
そのため攻撃型、守備型、バランス型と大きく3つに分けて戦術に応じて適した選手を配置する場合が多い。

その中で戦術に応じて左右にどのタイプを置くかという事になるが、更にここから利き足の問題と、左右の組み合わせの問題、そして攻撃的な選手がサイドをどう使うかという問題が発生するため、普通のポジションと比較しても困難になります。

ただ、攻撃型であればオフェンシブハーフ、守備型であればセンターバック、バランス型であればボランチで代替する場合も多く、ある意味、非常に中途半端なポジションという事もあります。

といいつつも、サイドバックに最低限求められる要素を考えると、ロングパス(クロス)の精度と一対一を体で止められるだけのフィジカルだと思う。
ポジショニング、バランス感覚というサイドバックの命と言える部分が能力差がでる部分だとは思うが、他の選手の指示で何とかなる部分もあるので、最低限という部分からは敢えて外しました。

その点で言うと、今の代表のサイドバック専門の選手はすべてどちらかに難があるという事になる。しかも、他の日本人のサイドバックを見渡しても両方を満たしてる選手はいないのではないか思う。
おそらくこれがサイドバックの人材不足と思われる理由じゃないかと思う。
逆に上に書いた2つの要素だけに限定すれば、ボランチの選手の方が適任がいるような気がするので、私はサイドバックに配置すべきはボランチの選手じゃないかと思っている。

右であれば、長谷部、中村憲、小笠原、阿部あたりが、左であれば中田浩あたりが適任じゃないだろうか?

サイドバックは前線にロングパスを出すのに、最も効果的な位置にいます。上にあげたメンバーであれば、攻撃の起点にもなり得ます。

今のチームのバランスを考えると、サイドバックがどんどん上がるのは適切とは言えず、本当のチャンスの時だけだと思う。
むしろ中盤で右サイドであれば、中村俊の後ろで、ゲームメイクを助ける動き、左であれば遠藤、松井を少し前にあげて、後ろのスペースを埋める動きを中心にやった方がチームのバランスとしてはいいのではないか?
サイドバックといいながら、サイドでボランチの働きをするイメージである。

『サイドバックはサイドを駆け上がるのが仕事』というのが常識という感じだが、逆に攻撃的な選手を生かすという役割を担うようにさせるのが、サイドバックの人材難を補う方法だと思う。

また、サイドをスピードで切り崩したいなら、前線の選手がそれを担えばいいと思う。バーレーン戦で言えば田中達と玉田の二人のうち、どちらかがサイドに流れる形にすればいい事だと思う。

といいつつも、バーレーン戦の場合は田中達も玉田も更に言えば松井も左サイドを得意とするタイプで完全にかぶりすぎていた。
私自身の考えでは松井に左サイドは任せて、他の選手はサポートに回るか右サイドを狙うようにすべきだと思う。中村俊も中央に流れる訳だし、であれば右サイドを前線の選手が狙う形が妥当じゃないかな?と思う。

専門家ではないので、検討外れな部分はあると思うが、日本の強みである中盤の人材を生かす意味でも面白いのではないかと思った。

posted by hanakerose |21:09 | サッカー | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年09月11日

解雇が妥当か?

一連の薬物事件で、3力士が解雇という結果となった。
反省して謝罪している者、反省のかけらもない者それぞれだが、解雇という処分が妥当かどうかは意見の分かれるところです。


私自身は解雇には反対です。
というのは、『膿を出し切り、一からスタート』というのは、私自身は彼らをどうあるべき方向に導いていくか、といった自浄作用がどれだけ機能するかという部分が重要だと考えています。
相撲は人間性の教育も親方の重要な役割だとしているのであれば、なおさらそれを放棄して解雇にするという考えにはならないと思っています。

といっても、当然罰は与えるべきで、それも非常に古典的なものが私はいいのではないかと思います。
私の個人的な意見ですが、こんな感じがいいんじゃないかと思う。
・坊主にして、髷が結えるまでは土俵に上がるのは禁止(稽古は可とする)
・力士としての登録抹消
・親方の付き人となり、自由な時間を排除する。
・髷が結えた時点で、それまでの言動を考慮して、復帰させるか否かの判断をする。
・OKならしこ名を変えて、序ノ口から復帰する。
・NGならまた坊主でやり直し。
・OKになるでは辞める事も禁止

ある意味、解雇より厳しいと思うし、元来特殊な世界なんだから、こういう古いやり方がいいんじゃないかと思った。


解雇について感情的にいろいろ考えても、他の世界と比較して議論しても仕方ないので、結局のところは相撲界のルールで対処すべきだと思うが、力士に親子関係を求めるのであれば、どんな状況であれ最後まで責任をとる仕組みの方が妥当じゃないかな?と思いました。

おそらく正解はないと思うので、何が正しいかは正直わかりませんが…

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posted by hanakerose |21:12 | 相撲 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年09月10日

日本の守備(2)

前回はラインの高さについてでしたが、今回は視点を変えてサイドバックとボランチの位置づけについてふと考えてみました。

世界的に見た感じだと、自分なりに2つのパターンが見られる。

一つはブラジルの例です。
ブラジルは、両サイドバックがガンガン上がって、攻撃的な役割を主としている。場合によっては、昔鹿島に所属していたレオナルドなどの中盤の選手がサイドバックを努めたりとあくまでも攻撃重視の役割を任されている一方で2枚のボランチは滅多に上がる事はなく、サイドバックの穴を埋めるような形で守備的な役割を主としている印象です。

もう一つはヨーロッパ各国の例です。
ヨーロッパにはセントラルMFという位置づけで、少なくとも中央のMFのどちらかは攻撃の組み立てからゴールまでを求められる場合が多い。
逆にサイドバックは、攻守にバランスの取れた選手+守備的な選手という組み合わせが多い。サイドバックにセンターバックできるという選手を配置するのが、ヨーロッパ型の特徴だと思う。
ポルトガルの右サイドバックはガンガン上がるタイプだが、逆サイドがそんなにあがる事はあまりなく、ボランチも必ず1枚は残っている。
と考えると、ボランチとサイドバックのうどちらかが攻撃、どちらかが守備という役割分担されている場合が多いという印象です。
サイドバックが上がった穴は残りのDF3人で埋め、ボランチの穴はもう一人のボランチが埋めるという形になるのではないかと思う。

ブラジル型もヨーロッパ型どちらも攻撃2枚、守備2枚という部分では一致します。日本の場合は、オリンピック代表がブラジル型、フル代表はヨーロッパ型という感じでないかと思う。

バーレーン戦を振り返ると、サイドバックは、内田が攻撃的で阿部が守備的、ボランチは遠藤が攻撃的、長谷部が守備的という形だったので、バランス的には悪くなかった気がする。
ただ、ボランチについては、適宜役割分担をしながらこなしていた感があったため、長谷部⇒今野という交代は役割的にはより妥当な交代だったにも関わらず結果が出なかったのかな?とは思う。(今野自身の問題という事もあるかもしれないが…)

ボランチの役割分担については、ある程度ベースがあって、臨機応変に対応するというのは、確かに攻撃面などはいいのだが、守備的な部分になると不安は残る。また、両方がバランスよく資質を備えていなければならないので、攻撃担当と守備担当を入れ替えた時にしっかり守れるか、という部分も考慮しなければならない。

バーレーン戦では守備面でボランチの関係はかなり改善されたとは思うが、長谷部は本来は攻撃的なボランチのはずで、特にドリブルで上がっていくタイプなので、遠藤があがっている時に、パスコースがない場合に、チャンスでもないのにずるずる前にドリブルであがってしまい、両方のボランチが前に行ってしまう可能性があると考えてます。

日本はボランチに比較的攻撃的な選手が多く、選手層も厚いので、ボランチをうまく使いたいと考えるのは結構だが、ボランチが2枚上がって攻めるというのは聞いた事がない。
攻撃は意外性は大事かもしれないが、数をかければいいわけでもないです。数をかけた場合には、シュートまで攻め切れればならないと思いますが、そこまでの力は、今の日本にはない。

そういった意味で私自身は守備的な役割を専門でするボランチは必要だと思う。やはりバランスをとる事は非常に重要だと思うので、まずはしっかりバランスをとった上で、攻撃的な選手が自由自在にポジションを攻撃した方が、逆に活性化するんじゃないかと思う。

サイドバックについてですが、内田が戻れない時の最終ラインは3バックに近い感じで守る形で考えているのかな?と思った。要は状況に応じて3バックであったり、4バックであったりするのが、左サイドに阿部を配置した理由であり、その辺がうまく機能していたのかが少し疑問に感じたた。(3人のラインになっている場面はよく見たが、阿部の位置はサイドバックの位置のままだった気がする。)
内田は攻撃的な選手という位置づけであり、相手ゴール前まで行く場面に何度かあるため、当然走る距離が長くなり、後半バテて狙われるという傾向が前からあるので、あえて4バックとして守る事にこだわらず、状況によっては内田の戻る位置を少し高めにするなどの工夫が必要かな?と思っている。

実際ボランチとサイドバックの関係がどこまで上手くできていたかはわからないですが、こういった部分が上手く見えてこない点や、それを理解した形での攻撃には見えなかったので、実際には全体としてその辺の細かい意志疎通が監督と選手、もしくは選手間で完全にはうまくできていないんだと思う。その辺が今後の修正点でもあるのかな?と思う。

岡田監督は監督なりに、しっかりした考えを持っていてそれを実現させようとしているんだと思うが、如何せんうまく実現できていないような気がしている。私が今まで書いてきた事は見当違いかもしれないが、バーレーン戦の選手起用を見ていると、上記のような考えなのかな?と思った。
サイドバックとボランチのメンバーだけ見ていると、私自身はかなり妥当なのかな?とは思っている。ただ、守り方やメンバーの役割についてが徹底されていない部分や、攻撃陣を含めた全体のバランスの悪さがちょっと気になっています。そのため無駄な走りが増えてしまっているのかな?と思った。

何かダラダラまとまりなく書いてしまいましたが、ボランチとサイドバックは守備のバランスをとる役であり、ポジションなど関係なく、効率的にバランスよく守れるような仕組みを作っていってこそ、攻撃の活性化につながるのかな?と思っている。
そういった細かい部分が本能的に統一して動けるかどうかが世界との差なのかな?と思っています。その辺のバランス感覚というのはある意味世界共通の言語のような気がしています。

posted by hanakerose |17:53 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年09月08日

日本の守備

バーレーン戦の2失点から思ったわけではなく、日本の守備力が弱くなったというのは前々から思ってたんですが、気になる点が自分なりにようやく整理できた気がしました。

というのは、最終ラインの高さなんですが、昔に比べると低くなったような気がします。
トルシエ時代にフランスに惨敗するまでは非常に高く(シドニーオリンピックのブラジル戦などは半端なかった。)、その反省からラインコントロールをしながらも、それなりに高い位置だったような気がします。
その時のラインコントロールは宮本が行っていたのもあり、ジーコの時代を通しても、それなりの高さをキープしていた気がする(坪井という快速ディフェンダーもいたんで)。

ただ、現在は中澤が中心になっている。中でしっかり守ってという考えもあり、比較的ラインが低くなっている感じがする。もう一人のトゥーリオも同じ感じどころか浦和の試合を見ればわかるように、ラインを下げる傾向が更に強い。
この2人が組んでいる以上はディフェンスラインが高くなる事は考えづらい。
意図的にとったオフサイドの数も減っているのではないかと推測される。

ディフェンスラインが低い事は悪い事とは言い切れない。裏を狙われる危険は減るし、比較的そういうのが苦手な面々が揃っている以上は仕方ない部分もある。

ただ、ディフェンスとして成立させるには、全体が下がらないと難しい。要はボランチと最終ラインの両方が低い位置をキープして、スペースを消さないといけない。
そのため、ディフェンスラインが低いと前線からプレスをかけると間延びしてしまうし、中盤の選手の運動量も増える事になる。

この辺が今の戦術と合っていない気がするし、終盤に失速する理由になっているのではないかと思う。
終盤になるとディフェンスラインは更に低くなり、最終ラインとボランチの間が広くなって、相手にボールをつなげられたり、疲れの見えるサイドバックを狙われたりするんじゃないかと思う。

前線からプレスをかける場合、全体をコンパクトにする事で、効果的に働く。当然、全体が密集するためパスコースも減らせるし、走る量も減る。
トルシエ時代のサッカーはこれがベースだったし、稲本のように3列目から飛び出すような事が出来たんだと思う。

間延びするとポジションチェンジや後ろから飛び出す動きもスムーズに行かないし、攻撃も単調になる。
ディフェンスラインを低くするなら、3ボランチにして、ボランチのところでボールをとり、そこから2トップを走らせるような早い攻めという感じで、相手を一度前に出して、早い攻めをするような戦い方がじゃないと、なかなか点がとれないんじゃないかな?と思っている。

私自身は全体をコンパクトにして、出来るだけ高い位置でボールを奪うという戦い方の方がいいとは思う。
そうするとGKの負担が増えるし、一発の危険性は増す。
当然リスクはあるが、攻撃にリズムはつく。素早い攻守の切替に適した部分はある。
個人的にはオシムさんのサッカーをする上で、全体のコンパクト化は不可欠な必要な事だったような気がする。
日本の技術で世界と戦うためには、全体をコンパクトにして、フリーランニングと、素早い攻撃を武器にしていくしかないだろうと思っています。

岡田さんは、加茂さんの失敗したゾーンプレスを目の当たりにしているのもあり、今更全体をコンパクトにする事は考えないだろうが、今のままではドイツW杯のオーストラリア戦と同じ場面が来たら、同じ結果になる気がします。

私自身の感想としては岡田さんはオシムさん以上に走る事を要求している感じがするし、最終予選で連戦となった時に選手がスタミナ切れを起こさないか心配です。

まあ、何はともあれこのまま行くんだろうと思うので、何とか無事に破綻せずに最終予選を通過して欲しい。

posted by hanakerose |19:04 | サッカー | コメント(4) | トラックバック(1)
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2008年09月07日

最高の滑り出し?

バーレーンとのアウェイ戦を3‐2という結果で勝利し、勝ち点3をものにできた。
結果としては、最高の滑り出しだと思う。

内容としては先行きが明るくなるようなものではなかったのかもしれないが、最終予選は結果の積み重ねであるので、まずは結果を出した事を評価すべきだと思う。

今回の勝因を考えると、『日本のこれがよかった』というよりもバーレーン側の戦術的な部分によるものが大きかったような気がします。バーレーン側は三次予選を通してつけた自信を元に、日本相手に勝ち点3を取りに来たと思った。
三次予選のバーレーンは、ロングボールを放り込んで、つながればラッキーというような形に終始していたが、今回はつないで点をとる事を目指していたような気がしました。
それが逆に日本の前線からのプレスがが効果的に働いたのではないかと思う。
そのおかげで点をとる事ができたし、優位に働いたのではないかと思う。
1点目をあの時間にとれたから、という部分もあるだろうが、バーレーンは引き分けでなく、勝ちに来ていたのは間違いないと思う。
三次予選でつけた自信が逆効果になってしまったのが、日本にとっては幸運だった。

バーレーンが三次予選と同じように『引き分けでもいい』という気持ちで、ロングボールをひたすら放り込むサッカーをしていたら、結果は変わったんじゃないかと思う。次のホームの試合では、またロングボールを放り込んで、がっちり守る戦いをするかもしれないので、勝たなくてはいけないというホームのプレッシャーの中で点を取れるかが、次の日本の課題となる。

もう一つの勝因は日本選手がシュートを今まで以上に意識していた事だと思う。
今までは打てる場面でも打たなかった事がこれもバーレーンを楽にしていたが、打つようになる事でゴール前を厳しく行かなくてはいけない状況を作ったんじゃないかと思う。
これは結果としてそこまで顕著に出ている訳ではないが、相手守備陣に与えるプレッシャーはあったのではないかと思う。


勝因はこのくらいとして、サッカーの質は相変わらず高くはなかった。これについてはあまり議論する気はないが、失点シーンについては反省すべき点が多々ある。

1点目の問題点は、まずクロスをフリーであげさせてしまった事。
あの場面では左サイドバックの阿部は最終ラインにフラットに並んでいたが、その必要があったのだろうか?それよりも最終ラインの手前のスペースを狙われていた気がする。
最終ラインに入らなければならないほどは押し込まれていなかったと思うし、バーレーンの選手が左サイドのあのスペースを狙っていたとは思えない。
もう少し前に位置どりしててもよかったと思う。

また、あの時に今野も下がりすぎていた。もう少し前でコースを消す動きをすべきだったし、そもそも最終ライン手前ががら空きにしてしまっていたのが最大の疑問。(クロスを上げた選手を最終的に追い掛けていたのがFWの田中達也だった)

それでもまだこれだけでは点にはつながらなかったが、今野はクロスをスルーしてしまうという致命的ミスをした(反応できなかったというわけではないと思いたい。)。体を投げ出せば確実に防げた点であり、交代で入った以上は他の誰よりも動いて当たり前なのに、動かないという選択をした事は明らかにおかしい。
冷静に考えればパスが通れば、守備に難がある内田と1対1になる事はわかるはずです。3点差だからといって、手を抜いてはいけない場面だと思う。

個人を責めるのはこれくらいにして、そもそも3点勝ってる場面で、なぜあんなに前ががっていたんだろうと思う。私自身はあの場面の前に動けてなかったんだし、3ボランチにしてもよかったんじゃないかと思った。
結果論かもしれないが、あの場面は点をとる事よりもかわす事を優先する時間帯であったし、ベンチワークも含めて、ドイツW杯のオーストラリア戦の教訓を全く生かせてない気がした。

勝ってる場面で、残り10分に投入されるFWに求められるのは、前線でボールを追い掛ける事であり、点をとる事は二の次である。
また守備的な選手の場合は、他の選手の代わりに人一倍動いて、守備陣を楽にする事である。

今回の交代選手は明らかに自分の役割を全うしていなかった。


2点目の失点は単純な連携ミス。バックパスをする場面ではないような気がしたし、いつものプレーではなく、2点勝っているにも関わらず浮き足立っていた。

そして、2点取られた後は更に浮き足立ってしまい、いつ取られてもおかしくない状態だった。
全体的にも三次予選と比較しても危ない場面が多かった。
点をとられるまで無失点だったのは運がよかった部分はあったので、これが実力通りだったと割り切ってもいいかもしれないが、守り切れない部分というのは昔と比較して明らかに退化してるんじゃないかと思った。


珍しく3点もとれたんだし、0点に押さえる事で、もう一度やる相手に『日本には勝てない』という意識を植え付ける事ができたのだが、そのチャンスを逸してしまった。
まあ、戦前の予想では3点差で勝つという楽観的な人は皆無だと思うし、たまたま3点取れたから言ってるだけなんで、おまけみたいなものであり、結果論だとは思うが…

まあ、それはともかく勝ち点3という結果は得た。

他の試合を見ると、カタールがウズベキスタンに3点差で勝ち、オーストラリアは親善試合とはいえオランダに勝ち、カタール、オーストラリアが驚異に見えるが、ウズベキスタンは中東の暑さにやられた感があるので、あれが実力ではないだろう。

次はそのウズベキスタンだが、相手も攻めてくる分楽な相手とも言えるが、今日の守備だとちょっと不安だ。
勝つも負けるもあっさりしてる部分がある気がするんで、先取点が肝心だし、2点を先に取れればあっさりいける可能性もある。
ただ、もうそのように進んだとしても、今回の問題点を先送りにしてる気もするんで、どこかで痛い目に会うんじゃないかという不安が残る。
当然、ウズベキスタン戦で先制された場合には、相手を調子付かせてしまう恐れがある。
そうなると手がつけられなくなってしまい、今の日本では手に負えないような気がする。

最終予選に楽な試合はないと思うので、これから1ヶ月の間しっかりと準備して、いい結果がでるように頑張って欲しい。

今回の勝利で幾分楽になったが、次はホームですので、勝たなければならない試合だし、勝たなければ今回の勝利の意義が薄くなってしまうので…

posted by hanakerose |20:19 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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