温故知新ベイスターズ~2017

戸柱、嶺井、高城の成長と信頼を失った黒羽根について

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 今週末のヤクルト戦の3連戦は、ヤクルトが怪我人だらけで打線の迫力に欠ける、という点にも恵まれましたが、勝ち越し出来、オリックス戦とヤクルト戦の初戦で綻びかけていた投手と野手の信頼関係をこの2戦で取り戻せ、首位の広島相手に良い形に持ち込めたと思います。

 とは言っても、広島は打線が強力なうえ、右のエースの野村が明日の先発、そして明後日には前回の対戦で全く打てなかった岡田の先発が予想されるので、明日の初戦を取れないと2連敗、というのが大いにあります。本当に明日が大事になります。 そしてウチは明日濱口、明後日久保の裏ローテですから、猶更明後日の試合は厳しいと思います。 ただ、日曜日に今永が完封してくれたおかげで、中継ぎは皆休養十分になったので、危なくなったら先発が5回持たなくてもどんどん中継ぎを投入出来ます。 ですから、この2戦は先発投手は5回まで、に拘ることなくどんどん中継ぎを継ぎ込んで欲しい、と思っています。今季初の最初からの予定された2連戦ですからね、ここは首位の広島相手でもあるし、総力戦になるでしょう。

 そして今回のタイトルのベイスターズの捕手について。 本当に今が過去数年に無い捕手の充実期だと思います。というか、他球団でも正捕手を出来るレベルの捕手が3人もいる、というのは僕がファンになってからも記憶に無いので、今が球団初の捕手充実期かもしれません。 よく2人力のある捕手がいる、というのは他球団でもあることですが、今のベイスターズのように3人とも良い、というのは殆ど見ません。 強いて言えば、近鉄いてまえ打線全盛期の1990年前後の捕手山下、光山、古久保の3人がいた時期ですかね。 その中の2人の光山、山下が今ベイスターズの一軍、二軍のバッテリーコーチをやっているという所にも不思議な縁を感じます。 そして今は高城も打てるようになってきたので、6番に戸柱を置いても嶺井を置いても高城を置いてもしっくり来ると思います。 そのぐらい、二遊間の選手が打てない、ということが言えるのですが、高城でも僕は今の倉本よりは期待出来ますからね。  そして、相手投手の左右によって右なら左打ちの戸柱、左なら右打ちの嶺井を使い分けたこの前のラミレス采配は、かつてのロッテが強い時期に相手投手の左右によって右打ちの里崎、左打ちの橋本将を使い分けていたバレンタイン監督の采配を思い出しました。 ちゃんと戸柱が左投手だと右投手より1割以上打率が下がるほど左投手が苦手、そして逆に嶺井と高城は左投手だと右投手より1割以上打率が上がるほど左投手が得意、ということで、この起用は理に適っていますし、この左右別の起用は暫く続けるのではないでしょうか。

 これが出来るのは、嶺井と高城が成長したからです。特に嶺井は課題であったキャッチングが上手くなり、スローイングも安定して盗塁大分刺せるようになりました。 元々バッティングは2015年後半には6番を打って中軸4人(梶谷、筒香、ロペス、バルディリス)に次ぐ 26打点を記録していたので、打つことはこの時の捕手の中では一番でした。 そういう実績を残していて、昨年はファームでチームトップクラスに練習していた選手ですので、今ぐらいの成績を残しても不思議ではないぐらいの打撃能力はあります。  高城は、昨年後半から左投手の外の球を右に打つのが上手くなりました。特に8月のスターナイトの時に岩瀬の外のシュートをライトフェンス直撃の決勝タイムリーを打ったのが一番ファンには印象にありますかね。だから今年開幕してからずっとヒットが出ないのが不思議に僕は思っていました。昨年オフの肘の手術の影響があって実戦不足だったかもしれません。 ただ5月に菅野から1本ヒットを打ってからは19打数7安打、.369と信じられないぐらい打って、特に左投手からは.444と打ちまくっています。 なので、ファンからすると高城=全く打てない、とうイメージを強く持っているでしょうけど、僕は濱口が先発で相手が左腕先発の時は、高城6番でも全然問題無い、と思っています。  これだけ嶺井が守れて高城が打てるようになってきた、ということで今後は3人を上手く使い分けるのではないでしょうか。僕はそんな気がしています。 そこで、各捕手の特徴を僕の独断で述べてみたいと思います。

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戸柱、嶺井、高城の成長と信頼を失った黒羽根について

aaakkkさん、返信ありがとうございます。

今の勝ちパターンの中継ぎ、抑え投手の不振は戸柱のリードにも少なからず原因があるので、その辺の反省点を如何に次の巨人戦で生かすか、僕はそこに注目しています。

広島戦振り返ると、仰る通りの戸柱の不可解な配球がいくつもありましたから、そこの改善もAクラスに留まる為、あと今後苦手な巨人戦と阪神戦の対戦成績を良くする為には必要ですから、今後のこの2チームとの対戦では僕は見ていきたいと思います。

戸柱、嶺井、高城の成長と信頼を失った黒羽根について

BAYさん、コメントとお褒めの言葉ありがとうございます。

>投手のコントロールは捕手がかなり影響するのだなと思いました。
それまで横浜の投手は揃いも揃ってコントロールが悪いのかと思っていましたが、黒羽根の外一辺倒のリード、ポロポロこぼす守備力が原因だったのだなと思います。

例えば国吉のように、本質的なメカニズムが悪くてコントロールが悪い投手だと、捕手が誰でも関係無くコントロールが悪いのですが、低めのボールを振らせるのが生命線のようなベテラン投手なら、捕手のキャッチングはかなり影響します。
あとはつる岡のように、微妙なコースをミットを垂らしてボールにしてしまう捕手は根本的に一軍レベルではないと思います。

外一辺倒のリードだと、投手が余程外に投げれば打たれない、という自信を持っていないときちんとコントロール出来ないですね。
自信が無い投手は、キャッチャーが外に続けて要求すると、そのうち打たれるのでは、と不安になり、よりコーナーへ、という意識になり、それが外れてバッターも手を出さずにボールになり、ますますカウントが不利になって打たれたり四球を出したりします。
なのでバッターが外目付になっている時ならインコース甘くなってもそうは打たれないのに、そういう時はキャッチャーも弱気になってしまう、それが投手の成長を阻んでいた、とも言えますね。

あとは首脳陣が首脳陣が例えば3-1で長打のそんなに無いバッターならヒットを打たれてもOK、四球出すぐらいなら打たれても良い、ということを認めてそういうヒットに関して責めない方が良いです。
ラミレス監督はそういった結果論で物事を言わない人、むしろ過程を大事にする人ですから、その姿勢が無駄な四球を減らしていると思います。

投手のコントロールが全体的に良くなったか、は今の三上とか山﨑のコントロールを見ると、僕はそうは思えないのですが、打たれても良いからストライク勝負しろ、ということが徹底出来ているから、無駄な四球が減っていると思います。

戸柱、嶺井、高城の成長と信頼を失った黒羽根について

>今日のエルドレッドのように、打てないコースがはっきりしている打者には上手くリード出来ますが、新井とか福留のように、ストレート一本待ちだと打てる打者に対してのストレートエイ、だと痛いのを打たれます。

如何にも戸柱らしいバッテリー主導の配球で、
相手を見ない配球とも言えましたね。

投げたい球を投げるケースが多いです。(机の上の配球)

新井とかパットンのストレートにあっているのを知っているのか、知らないのか、実に単調な配球をしてしまって打たれています。

前回は、センター方向に弾き返していましたが、今回、パットンのストレートを引っ張られています。
パットンのストレートを引っ張って打つのは、私の記憶では初めてです。

完全に待たれましたね。

一回、打たれているですから、その時の感触、覚えていて欲しいです。
(通用し難いと、私が記事で当時書くぐらいですので、難しい事と思うのですが・・・)

松山とか、落ちる球、得意ですが、何のひねりもなく、使って打たれますし、戸柱の配球には相手不在なケースがあります。

状況を見ない配球と言われる所以です。

まぁ、意図はわからなくもないですが、
バッテリーの投げたいボールと、相手との相対関係が崩れている場合がありますかね。

エルへの配球なんて、
>恐らく試合前ミーティングに一番忠実なリードは戸柱だと思います。

まさに、それで、肝が冷えました。
幾ら、エルの苦手とは言え、全球、ストレートですから。

そこまでの威力、パットンのストレートないですし、当たると素直な球だけに飛ぶので、ワンアクション欲しい所です。

この辺、
まぁ、私が、ぶつくさ言うと、近いうちに修正してくるので、
味付け、変わると思いますが、この辺も含め、成長ですかね。

相手との力量を含め、何のボールを選ぶかは、
様々、経験しないと蓄積されていきませんので、今後に期待したいです。

戸柱、嶺井、高城の成長と信頼を失った黒羽根について

興味深く読ませてもらいました。
捕手の比較はなかなかないので面白かったです。
戸柱が入団してから投手のコントロールは捕手がかなり影響するのだなと思いました。
それまで横浜の投手は揃いも揃ってコントロールが悪いのかと思っていましたが、黒羽根の外一辺倒のリード、ポロポロこぼす守備力が原因だったのだなと思います。
戸柱は何個かは大きなミスをしていましたが、ボールを後逸しないとか、しっかりキャッチングするとかという点では、黒羽根と大きな違いを感じました。変化球投げても取ってくれるという信頼がない状態で悪いコントロールがより悪くなってた気がします。
昨年以降、投手のコントロールが全体的に良くなっている気がします。インコースを上手く使い、投球の幅を広げたため、無駄な四球は大分減った気がします。
嶺井、高城も成長は感じますが、戸柱を見ていると大ベテランの捕手という感じのイメージ持つため、何とも言えない安心感はあります。

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横浜大洋ホエールズ時代からのファンです。

きっかけは遠藤投手が巨人戦で江川投手に投げ勝った試合辺りからで、知っている監督は関根監督からです。
当時から弱いチームでしたが、近藤貞雄監督のスーパーカートリオなど、大洋は面白い野球をするチームでした。

優勝の時は甲子園まで応援に行ったり、浜スタで日本シリーズの優勝の感激に浸ったりしました。

TBS時代はほとんど暗黒期でしたが、DeNAに親会社が変わってから5年でやっとチームが強くなったと実感しました。

あとは1998年以来の優勝へ向かってチーム一丸となって努力していくこと、そしてファンが優勝するチームにふさわしい応援をするようになってもらうことだ大事かな、と思います。
チームは強くなってきましたが、ファンはまだ諦めが早く、ちょっとでも負けが込むと批判や個人攻撃に走ってしまう、そういう所は直す必要があるのでは、と思います。
1997年の劣勢の展開で雨天中断中にファンがグラウンドに物を投げ入れ、それを選手達が拾っていった光景は今でも僕は覚えていて、あれで僕はいくら劣勢になっても諦めない、むしろそういう時こそ応援すべきでは、という気持ちになったのを覚えていて、ブログでもそうするように努めています。

2位以上になり、浜スタでCSが開催されるようになったら、阪神や広島が相手だろうと三塁側もベイスターズファンが殆ど、になって、応援の力で相手チームを圧倒したいですね。
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