温故知新ベイスターズ~2017

勝ちはしたけど、広島の投手のレベルの高さは凄いと思いました

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昨日は劇的なロペスの3ランでサヨナラ勝ちし、CSへのクリンチナンバーが0.5になりました。 この0.5という数字は、引き分け1つでもCSに行ける、ということですので、ウチも相手のヤクルトも残り5試合で、ウチが引き分け1つでもヤクルトが全勝しても追いつかない数字、ということで、これはほぼ確定、と言っても良いでしょう。 4位と5ゲーム差、というのは、優勝した1998年のマジック1の時も、2位の中日と同じように5ゲーム差ぐらいだったような記憶があります。 ただこの年は10.8の甲子園での優勝決定の試合以降、中日戦がダブルヘッダーを含めて残り4試合ぐらい、そして最終戦が広島戦だった覚えがあり、甲子園で優勝を決めないと直接対決が4つあり、これ全部負けたら大変だ、という気持ちも少しありました。 だから今年の広島のように、優勝間違い無し、といった気持ちではなかったなあ、という思い出がありますね。

そして昨日の試合は、勝ちはしましたが改めて広島の投手の状態の良さ、レベルの高さを思い知らされました。 先発の九里は、恐らくCSでは中継ぎで使われるであろう、という投手ですが、それでもコントロールが良いうえにストレートの伸び、変化球のキレがあり、見ていて全く打てる気がしませんでした。 特に追い込んでからのフォーク、チェンジアップの精度、これには僕は驚きました。 普通はどんなコントロールが良い投手でも、落ちる球系は6~7割ぐらいしか狙ったコース、高さには来ないものです。 コントロールが球界NO,1とも言われた全盛期の三浦でも、フォークは結構狙った所の手前でバウンドしてボールになったり、でそんなに狙った所に投げれてませんでした。 大魔神の佐々木でも、そんなにフォークが狙った通りベース版上の真ん中低めのワンバウンドすれすれに落ちたことは、そんなにありません。 ところが昨日の九里は、決め球にする真ん中低めのフォーク、チェンジアップが面白いようにベース板上の真ん中低め、ワンバウンドすれすれの所に悉く決まっていました。

よく僕は追い込まれて簡単にワンバウンドの落ちる球を振る打者はダメだ、と酷評しますが、昨日の九里レベルのコントロールだと、あの球を振るのは仕方が無い、とまで思ってしまいました。 それほど、あのワンバウンドギリギリの高さはバッターが見極めるのが難しい高さであるし、コースが真ん中付近に来るからあのコースなら、バッターは手が出てしまいます。 なので6回途中までのノーヒットは、仕方ないと思っていました。それほど九里のコントロールが良かったのですから。

ただ、そこから桑原がヒットと打ち、エリアンが長打で繋ぎ、ロペスが2ランを打って逆転した時は、ウチの攻撃凄いなあ、というのを感じたと同時に、ピッチャー心理って難しいなあ、と思いました。 あれだけ完璧に投げていた投手がヒット1本でああも簡単に崩れるなんて、なかなか想像出来ないですから。

しかし、その後に出てきた一岡、今村という中継ぎ投手は両方とも改めてレベルの高い良い投手だなあ、と感じました。 一岡にしても今村にしても、少々甘いストレートでもファールにするだけの球威があり、追い込んだらほぼ確実にフォークが低めに決まる、本当にウチにいたらクローザーで使えるのでは、と思えるぐらいの投手です。 特に三上が疲れからかコントロール、球威共に落ちていて、山﨑康は浜スタに対する苦手意識があるせいか、甲子園の時より全然腕が振れていなくて、ストレートを簡単に痛打されていましたから、余計に彼らが良く見えたのかもしれませんが。 それでもファンから見ると、甘いストレートでも打者がファールになって、打者が首かしげたりしまった、という顔をしているうちにフォークが低めに決まって空振り三振に取る所を見ると、これなら打たれない、と安心しますね。

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勝ちはしたけど、広島の投手のレベルの高さは凄いと思いました

カレー王子さん、コメントありがとうございます。
そして、祝コメありがとうございます。
やっとですね。僕は親会社TBSの暗黒時代を知っていますので、あの時を思うとよくこのチームをDeNAと球団スタッフが立て直したなあ、と思います。

>今村や一岡で、恐ろしい横浜打線を止められるだろうかというのは不安ですね。

今村や一岡は、確かシーズン序盤では打っていた印象があるのですが、その時とは2人ともボールの力、コントロールが見違えるように良くなったので、そうは簡単に打たれないと思いますよ。
この2人にジャクソン、中崎がいるのですから、広島の勝ちパターンの投手はリーグ一だと思います。
今のソフトバンク、日本ハムの後ろの投手の不安定具合を見ると、今は広島の勝ちパターンの投手が恐らく12球団一ではないでしょうか。
その証拠に救援投手の防御率が8,9月と続けて2点台の前半。これは12球団見ても広島だけです。

>数年前まで、広島と横浜はずっと下位に低迷していて、悔しい思いをお互いしてましたから。

これは逆指名ドラフトの悪影響でしたね。広島は資金面の問題で逆指名が取れなくて苦戦しましたが、横浜は逆に逆指名に不透明な金を使い過ぎて、それが経営悪化に繋がり、その後に赤字縮小の為に行ったコストカットで石井琢朗などの功労者は切るわ、スコアラー、打撃投手を減らすわ、施設は老朽化したものそのままだわ、でTBS末期は本当に酷い経営でした。
当時のTBS横浜ベイスターズは、コストカットの努力はするけど、球場に客を集め、収入を上げる努力は何もしてこなかったような球団でしたから、今の中日のようにジリ貧になるのは明らかです。
それがDeNAに身売りされてから、やっと経営努力して普通の球団になったから、5年かけてやっと普通の球団並みの強さになった、という感じですかね。
チーム強化、という所では、まだまだ広島やソフトバンク、日本ハムなどの強い球団から学ぶことは多いと思います。

広島とDeNAは、ドラフト中心で育成を基本としているチーム作りをしている、という所や、球場にお客さんを呼ぶ努力をリーグで一番しているチーム同士、という所では共通点があるし、ドラフトでもいろいろ広島とDeNAで因縁関係があるので、広島とDeNAとの優勝争い、を来年か再来年に見たいと僕も思います。
関東から見ると、広島はかなり遠いので、ズムスタのCSはビジター席以外にも青のユニが集まる、ということは難しいでしょうけれど、浜スタビアガーデンとかで恐らく中継をやっているでしょうから、ファイナルまで進んだら、そこで応援したいです。
出来れば浜スタ解放して、浜スタでCSファイナル中継して欲しいのですがねえ。
商売上手なDeNAならやってくれそうに思います。

DeNAが強くなったのはドラフトで良い投手が獲れ、先発投手が強くなったからです。
TBS最後の年は、山本省吾、大家、三浦、清水直行、ハミルトン、高崎と先発で若手は高崎だけで、あとは日本人皆30代中盤から後半の夢も希望も無い先発投手陣でしたが、それが今年は山口、井納、石田、今永、久保、モスコーソorぺトリック、と若手が入り、若手(今永、石田)、中堅(山口、井納)、ベテラン(久保)とバランスの良い将来楽しみな先発投手陣になりました。
残念ながら打者の層は、レギュラーと控えの差が激しく、その点ではまだまだ広島には敵わないと思いますが、今までファームに少な過ぎた若手内野手を育成中で、順調に育ってくれれば今の広島のように内野手の層が厚くなるのでは、と期待しています。

筒香が数年後に、ポスティングかFAでメジャーに行くことが考えられるので、それまでに1回は優勝したいのですがね。そう考えると3年以内には優勝しておかないと、と思います。

筒香が広島戦に強いのは、広島の先発投手が、打たせて取るタイプの投手が多いからだと思います。
筒香は、変化球を打つのは天下一品というぐらい上手いです。
だから、ジョンソンや野村や黒田、という打たせて取るタイプの投手には好相性で、特に野村や黒田を得意にしています。
逆に阪神の先発の藤浪、メッセンジャー、岩貞のような力で押して行くタイプの投手は苦手にしています。
筒香を抑えるには、その辺がヒントですかね。実際、ジャクソンとか中崎とかのパワーピッチャーからは殆ど打っていないと思います。

CS出場決定、おめでとうございます。

初めまして、カープファンです。
今日ついにCSが決まりましたね。
おめでとうございます。

今日も昨日もCSにかける横浜の選手の気合いに押されっぱなしでした。
お世辞じゃなく横浜は強いです。
カープファンとして、カープの選手を褒めていただけるのは嬉しいのですが、
今村や一岡で、恐ろしい横浜打線を止められるだろうかというのは不安ですね。

勝つことだけ考えれば、正直CSには横浜より巨人に勝ち上がってきて欲しい感じはしますが、
カープファンの自分からしても、巨人よりも横浜と戦いたいです。
数年前まで、広島と横浜はずっと下位に低迷していて、
悔しい思いをお互いしてましたから。
巨人阪神中日を追い越して、広島と横浜で優勝を争いたいとずっと思ってました。
CSは優勝争いとは違いますが、セリーグで最後まで残ったのが広島と横浜という状態を見てみたいです。

横浜はDeNAになってからどんどん強くなってますね。
投打ともに若い選手も出てきてますし、筒香選手に対してはもう恐怖しかありません。
(何で広島戦ではあんなに打つんですかね…。)
来年辺りはもうとんでもないことになってそうです。

マツダスタジアムで待ってます。
勝ち上がってきて下さい。
でも、もちろん負けませんよ(笑)





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横浜大洋ホエールズ時代からのファンです。

きっかけは遠藤投手が巨人戦で江川投手に投げ勝った試合辺りからで、知っている監督は関根監督からです。
当時から弱いチームでしたが、近藤貞雄監督のスーパーカートリオなど、大洋は面白い野球をするチームでした。

優勝の時は甲子園まで応援に行ったり、浜スタで日本シリーズの優勝の感激に浸ったりしました。

TBS時代はほとんど暗黒期でしたが、DeNAに親会社が変わってから5年でやっとチームが強くなったと実感しました。

あとは1998年以来の優勝へ向かってチーム一丸となって努力していくこと、そしてファンが優勝するチームにふさわしい応援をするようになってもらうことだ大事かな、と思います。
チームは強くなってきましたが、ファンはまだ諦めが早く、ちょっとでも負けが込むと批判や個人攻撃に走ってしまう、そういう所は直す必要があるのでは、と思います。
1997年の劣勢の展開で雨天中断中にファンがグラウンドに物を投げ入れ、それを選手達が拾っていった光景は今でも僕は覚えていて、あれで僕はいくら劣勢になっても諦めない、むしろそういう時こそ応援すべきでは、という気持ちになったのを覚えていて、ブログでもそうするように努めています。

2位以上になり、浜スタでCSが開催されるようになったら、阪神や広島が相手だろうと三塁側もベイスターズファンが殆ど、になって、応援の力で相手チームを圧倒したいですね。
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(10月19日現在)

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