Moon Ball in the Sun

ジョコビッチ敗れる~チャレンジ制度の意義

このエントリーをはてなブックマークに追加

ビデオ判定は審判の威厳を損なう、試合進行を妨げるなどの意見もありますが、そういう意味では、テニスはもともと線審の分業が進んでおり、(主審はともかく)ラインジャッジを絶対的存在と捉えない雰囲気があるし、ビデオで確認すべきポイントも明確で確定までの時間も短いので、費用を除けば導入メリットが大きい競技だと思います。柔道の場合、仕掛けた技と返した技の有効性などビデオを見返しても微妙ですよね。サッカーにあっては今もなお百家争鳴です。ゴールラインを超えた、超えないの見極めは審判の仕事のごく一部で、むしろファウルやイエローカード等を巡るジャッジがゲームの流れを左右するわけで、プロ・アマの制度ギャップも踏まえ、すべてを人間が判断することに強い拘りがある競技と理解してます。

少し話が逸れましたが、テニスのチャレンジ制度は審判側の負担を減らすメリットもあると思います。もしもチャレンジ制度が存在しない、あるいは導入直後で選手が使い慣れていない、そういった中で昨日のジョコビッチ戦が執り行われていれば、大問題になった可能性があります。制度が完全に根付いていて本当によかった。

まあ自分がテニスするときはセルフジャッジばかりですが、心の中で「チャレンジ!」と叫びたくなることは多々ありますけどね。それはお金を払って観る人がいるプロ特権ということで、アマチュアは誠意をもって潔く。



2ページ中2ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

ジョコビッチ敗れる~チャレンジ制度の意義

オラオ様、コメントありがとうございました。


コメントをいただいて思いましが、ジョコビッチの権利消滅も、そこまで王者を追い込んだクエリーを褒めないといけないですね。仮に「あと1回」とわかっていたとしても「権利温存」という選択肢がとれたかわかりません。


制度そのものについては、ご指摘のとおりテニスの「1点」の重みもポイントですね。ホークアイはあくまで補助で、試合全体を裁いているのは人間という構図は明確です。だからこそ、人間か機械かの論争に折り合いがつけられたのでしょうね。


かつての時代のテニスは、ラインジャッジを巡って選手が激しく審判に詰め寄るというシーンもあり、テニス選手としてのジェントルマンシップと競技者としてのフェアネス主張のコンフリトが頻繁に生じました。昔、マッケンローがベースラインで寝そべって両手を10センチほど離して駄々をこねてたのが懐かしいです。紳士淑女たるべきテニス競技にとって、チャレンジ制度導入は爽やかさを促す方向に作用した印象です。


野球の話が出ましたが、アメリカ大リーグにはクエスティック・システムというストライク・ボール判定マシンがあるものの、試合で使われることはなく、審判のパフォーマンス評価や育成に活用されているとのこと。技術的に可能かどうかと、スポーツのあり方の関係は本当に興味深いです。

ジョコビッチ敗れる~チャレンジ制度の意義

おもしろい観点でのジョコビッチ敗退の考察は興味深かったです。確かにビデオ判定においてはテニスがもっとも成熟というか適応してるのかもしれませんね。
ただテニスで問題視されないのは今回もそうですが、そもそもクエリーがジョコビッチをそこに至るまでに追い詰めていなければ意味ないわけで、そういう過程があるから問題視されないor問題視が小さいとうのはあると思う。サッカーや野球、柔道、相撲などはミスジャッジがそのまま勝敗に直結する割合が多いので問題視されやすいのだと思う。実際あんまり勝敗に直結しない野球のストライク、ボール判定はそこまで問題にならないことが多いしね

こんな記事も読みたい

【2016ウィンブルドン3R】荒れ模様の大会、錦織選手は難しい3回戦を突破!【"テニス"感覚観戦】

気がつけば、自己最高成績まで来ていた(2016ウィンブルドン1R~3R)【two-set-down】

New Nishikori Style ミスをしない錦織 ウインブルドンR32【change-the-flow】

ブロガープロフィール

profile-iconhalfwayvolley

  • 昨日のページビュー:119
  • 累計のページビュー:1414686

(12月17日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. マレーの1位奪取、錦織の今後とテニススタッツへの雑感
  2. 2年ぶり錦織の生観戦~全米ベスト16出揃う
  3. 全豪決勝~テニスの神の配合がもたらしたもの
  4. 「アメリカ男子テニス界を嘆く声」の考察
  5. 勝ちに不思議な「価値」あり~錦織vsベルダスコ戦。
  6. 全米OP生観戦第2弾~そして運命のQFへ
  7. 少し怖い、けど楽しみな錦織のマドリードOP復帰
  8. 全米OP生観戦~執念のマレー戦
  9. ワシントン観戦記〜錦織とサーシャ
  10. ジョコビッチ敗れる~チャレンジ制度の意義

月別アーカイブ

2017
11
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
11
09
08
07
06
05
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年12月17日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss