2008年02月17日
昨夜宮崎から戻ってきました。
今日は、夕方からアルペンスキーW杯の実況です。
02月17日 (日) 18:00 - 22:15 男子アルペンスキー FIS W杯 07/08 スラローム ザグレブ/クロアチア
(JSPORTS PLUS)
昨季から日本人の陰が薄いのが気になるアルペンスキーですが、
きのうはモーグルのワールドカップ猪苗代大会で上村愛子が05年2月以来3シーズンぶり優勝!
今日は、佐々木,皆川,湯浅,生田の4名には頑張って盛り上げてもらいましょう!
宮崎の日差しが強かったせいで、まるでスキーに行ったかのように顔が真っ黒に日焼けしてしまいました。
鼻の頭は皮が剥けてるし・・・
スタジオトークの時は、この「顔」は必見ですな。
posted by gyomaru |15:10 |
アルペンスキー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2007年02月28日
2/25、世界選手権明け最初の回転レースが
ドイツのガルミッシュで行われました。
結果は、世界選手権「金」のマリオ・マットが好調を持続し優勝。
年明けはずっと表彰台に上っていましたが、
ようやくW杯で表彰台の中央に立てました。
1本目1番スタートは、シュラドミングから3レース連続。
特に今日は、その利が生きました。
1本目の滑りは、他に比較する選手がいないこともあり、
まずまずうまく滑ってるな、という印象でしたが、
1本目最後の選手まで終わって改めて見てみると、
ターンの切り替えが非常にうまくいっていました。
2本目は、1本目のようにコースが荒れなかったこともあり、
そのままアドバンテージを生かして逃げ切りました。
ただこのレースで、より光っていたのは、
22歳のフェリックス・ノイロイター(GER)
だったのではないでしょうか。
両親も一流選手だったサラブレッドのノイロイターは、
ここガルミッシュがまさに地元。
その地でプレッシャーに負けることなく2本ともしっかりそろえて、
しかも2本目ゴールした時点では、
老獪さを見せ2本目ベストタイムだったベンジャミン・ライヒを
0.9秒引き離してトップに立つなど、
初優勝してもおかしくない内容でした。
数年前からいい滑りを見せていたノイロイターは、
2本とも好タイムをたたき出せずに、昨季までは第2シードを抜け出せませんでした。
ところが、今季一度3位表彰台を経験するなど、ようやく安定感が出てきました。
そして今日の2位。
もともと滑りには定評があっただけに、
この人がまもなくトップシード(WCSL7位)に入ってくると(今回を終えてWCSL8位)、
一気に彼の時代が訪れる可能性もあります。
今季はビグマルク(SWE),マーク・ベルトー(SUI)らが台頭してきていますが、
まだ荒々しい滑りが目立ちます。
ノイロイターは、彼らとは違うタイプですので、今後確実に上位に定着してくるのではないでしょうか。
さて、日本勢は、
佐々木明が21番スタート(ついに第2シードに落ちてしまった)でそのまま1本目失敗。
ゴール直後の落胆の表情が目に焼きつきます。
湯浅直樹は38番スタート。
1本目29位でぎりぎりながら今季初の2本目に残りましたが、
2本目途中で内倒し、上って滑りなおすもトータル6.89秒遅れの29位。
佐々木に関しては、
現時点でW杯のポイントランキングは31位にまで後退。
25位までが最終戦に出場できますが、
現時点で単純計算で16ポイント足りません。
他の選手もポイントを獲得することを考えれば、
次のクラニスカゴラ(SLO)で、
10位以内(26ポイント以上)に入らないと、
その後の最終戦出場は厳しいでしょう。
まさに次のクラニスカゴラが運命を握るレースになります。
ぜひ3/4(日) 17:45 - 22:00はJSPORTSでみなさん応援してください。
posted by gyomaru |14:31 |
アルペンスキー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2007年01月31日
オーストリアのシュラドミングのナイタースラローム。
例年以上の幻想的な映像が放送前からスタジオには届いていた。
雪が今季は少ない分、ゴールエリアだけでなく、コースの両端まで観客がびっしり。
ワールドカップ最多、4万人の観衆だったそうである。
2本目。ラスト3人の壮絶な争いは見ごたえがあった。
優勝したのはオーストリアのベンジャミン・ライヒ。
1本目は2位の滑り、2本目は2位のタイム。中間の片斜面に立てられた大きく横に振った箇所のさばきは見事だった。
そして何より、その前に滑った、キッツビューエルで一気にオーストリア国内にその名をとどろかせた、SWEのイェンス・ビグマルクの2本目ベストタイムの滑りは、異次元のものを見せてくれた。
ライヒが技術と経験で、前述の箇所を滑ったとすれば、ビグマルクは感性で滑ったとでも言おうか、
荒々しさは目立つものの、目前に迫るポールをひょいひょいと腰から下でうまくかわしていった。
2本目それまでトップに立っていたマークベルトーを1.55秒も突き放したその滑りは、
1本目のタイム差がライヒと0.42秒とはいえ、十分にライヒにプレッシャーを与えたことだろう。
そんな中でのライヒの好走だ。
長年トップに君臨してきただけあるすばらしいメンタル面も見せ付けてくれた。
1本目トップのマリオ・マットも決して悪くはなかった。
確かに2本目は6位のタイムでトータル3位に後退したが、
ライヒほどの老獪さ、ビグマルクほどの爆発力は持ち合わせていなかったというだけだろうか。
さて、日本勢、佐々木明と湯浅直樹の二人は1本目でともにコースアウト。
佐々木選手は生中継の電話インタヴューでも語ってくれたが、
「今日は自分でも期待してました。気持ちも乗っていて、体も朝から動いていた。レースでも途中までよく動けていた」
「最近いいイメージできていなかったレース前日の夜だけど、きのうは久しぶりに細かくプランを立てられていい感じだった」
結果こそ伴わなかったが、キッツビューエルで「調子悪いかも」と感じた不安は一掃出来たようだ。
同時に「結果出ていないし、やばいな今シーズン」と思っているのは認めたうえで、
「こういった悩みとか苦しみとかがんばらないとという気持ちは、レースをしている今しか感じられない。現役やめたら感じられない。これはすごく楽しいことでもある」
とプラスに捉えているという事も話してくれた。
明らかに数年前とは違う話しを佐々木選手がしてくれたことに頼もしささえ感じた実況の私である。
さてJSPORTSのアルペンSL中継も世界選手権後は3レースしかありません。
今季はあまりに日本勢が目立たないシーズンになってしまっているので、そろそろガツンと結果を出してもらいたい!
posted by gyomaru |10:17 |
アルペンスキー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2007年01月16日
アルペンスキーFISワールドカップ
2007年に入り最初のスラロームレースは1/14スイスのウェンゲンで行われる予定でしたが、
気温が高く午前午後で2本スラロームは出来ないということで延期(開催場所・日時は現時点では未定)になってしまいました。
この日の朝、一般紙の朝刊にすでに、SLのレースは中止になり、
代わりに2日前開催予定だったスーパーコンバインドのレースが行われる旨が書いてあったことを見るとどうやら数日前から延期は決まっていたようです。
ですから放送も急遽、スラロームからコンバインドの生中継に変更。
私も午前中から、コンバインド出場選手のデータ整理に追われました。
レースは先週のアーデルボーデンのスラロームと同様、思わぬ展開に。
結論から言うと、1本目30位だったオーストリアのマリオ・マットが2本目のスラロームで好タイムをたたき出し、そのまま優勝。
「好タイム」とは書きましたが、むしろそのあとの選手たちの滑る状況がかなり悪かった、
場所によっては土が見えてきている箇所さえあったのが、レースの結果を左右しました。
この日の解説は岡部哲也さんと皆川賢太郎選手。
皆川選手が「こういうレースは解説者泣かせですよね」と言うのがちょっと面白かった(皆川選手自身解説は2度目、というか基本まだ解説者ではありませんから)ですが、
とにかく滑り云々という状況ではなくなっていたのが大変残念でした。
そんな中でも岡部さんが最後の「岡部の眼」のコーナーであえて取り上げたスイスのシルバン・ツルブリッゲンの滑りなどは、
あのバーン状況にもかかわらず良さを十分に見せていましたし、
皆川選手が、アメリカのテッド・リゲティの時に解説をした、荒れた状況に対応しようとしている滑り、戦略を見せているという言葉は非常に心に残りました。
400年ぶりとも言われるヨーロッパの暖冬。
実力どおりの結果が出ないレースがもしかしたらこの後続いていくかもしれません。
皆川選手は、こういうレースは厳しいね、と話しました。
ある意味、出場してポイントを実力とは関係なく落とすよりも、公傷扱いでポイントが来年下がらないでいることのほうがラッキーかもしれません。
キッツビューエルのレースも情報によると、かなり開催が怪しいとのことですから、今季のクラシックレースは例年ほどハイレベル、高技術の争いにはならないかもしれません。
アルペンファンにとっては残念なことですが、こうなったら、こういうときに飛び出してくる選手を見つける楽しみにでも視線を変えて見るしかないかもしれませんね。
posted by gyomaru |10:42 |
アルペンスキー |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2007年01月08日
アルペンスキーW杯スラローム、年明け初戦はスイスのアーデルボーデン。
きのうは夕方6時過ぎから、生中継でした。
暖冬に苦しめられる今冬のヨーロッパ。
この日の気温は午前中でなんと!4度。雪温2度。
見た目にも春スキーという趣で、これからのクラシックレースは大丈夫かしら?と思ってしまいます。
レースもそんなわけで荒れました。
結果から行くと、60番Bibナンバーをつけていた地元スイスのマルク・ベルトーが初優勝。
しかも1本目トップのマルクス・ラルソン(SWE)と2秒76差の27位から大きくジャンプアップしての優勝でした。
普段ならまずありえない展開。
2本目のタイムを見ると、もちろんベストタイムで52秒28。
2本目のタイム2位のマンフレッド・メルグ(ITA)が53秒81ですから、いかに速かったかがわかります。
確かに2本目のスタート順が早かったこともありますが、
それを差し引いても雪面をうまく捉え、前半はワンターンごとにスキーの反発力を利用してスキーが走っていました。
さらに最後の急斜面もこの日の中ではもっともうまく滑っていたのではないでしょうか。
日本勢では佐々木明選手が14位のリザルト。
しかしここ2レースの内容を見る限りでは今後には期待が持てそうです。
緩やかに上り調子という感じでしょうか。
この日のスタジオは、岡部哲也さん、浦木健太さん、初登場!吉岡大輔さんの3人。
これだけ解説がいると、スタジオ回しは大変!というか、全くダメダメの解説への振りになってしまいました・・・
さぁ、次週は佐々木明がかつて2位に入ったスイス・ウェンゲン!
また何かを起こしてくれるでしょうか!?
私自身も第5戦に向けて、反省しつつ気持ちを切り替えていきたいと思います。
posted by gyomaru |08:52 |
アルペンスキー |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2006年12月06日
男子スラローム第2戦がアメリカ・コロラド州のビーバー・クリークで行なわれました。
今季もJSPORTSでスラロームに関しては全戦生中継でお伝えしますが、毎年北米シリーズだけは生中継はつらいっス!(午前1時半スタートで終了午前6時半!)
昨季の流れから言えば、日本勢の歴史的初優勝も現実的になってきているスラローム。
佐々木明の常にトップ10入りは狙えるパフォーマンスに加え、
皆川健太郎もスタート順を上げ戦略を立てられるようになってきました。
そして湯浅直樹の一発の切れ味。
ところが、第1戦のレヴィ(フィンランド)より悪い結果!
というか日本人が全員2本目に進めないという近年では非常事態。
ただ佐々木、皆川の二人は、ゴール寸前でのコースアウト。特に皆川の滑りはその箇所を除けば、かなり切れ切れで、
内容としては、第1戦に続き悪いものではなかったように思います。
唯一の懸念は湯浅の滑りにアグレッシブさが見られなかったこと。
持ち味が消えていたように思えました。
で、レースの結果はというと、なんと!大荒れ。
開幕戦の表彰台の3人がいきなり1本目で姿を消す展開だったのです。
ベンジャミン・ライヒ(AUT)、マルクス・ラルソン(SWE)、ジョルジオ・ロッカ(ITA)。
さらに2本目では、去年ブレイクのテッド・リゲティ(USA)、ステファンヌ・ティソ(FRA)らがゴールできず、まさに本命不在の大会でした。
そんな中、表彰台に上がった3人は全員が20台前半の選手。
スウェーデンの新鋭、アンドレ・ミュラー(23)はワールドカップ初優勝。
04/05シーズンのここビーバークリークで56番スタートから5位に入り、そのシーズンスラローム総合9位にいきなり入った選手です。
開幕戦ではDNF2(2本目でと途中棄権)でしたが、
中間までスキーを下に向け、雪面をしっかり捉えたいい滑りを見せていた内容通り、この2戦目ですぐに結果、しかも初優勝でした。
2位にはカナダの、マイケル・ヤニック(24)。
やはり04/05シーズン大きく飛躍し、第2シード入り。昨季は志賀高原で自己最高の4位に入り、第1シード目前まで来ていた選手です。
そして3位にはついに初表彰台。ドイツのフェリックス・ノイロイター(22)。ロジ・ミッターマイヤーとクリスチャン・ノイロイターの間に生まれたサラブレッド。
デビュー当時の03/04から時折10位以内に入ってはいたが、去年から完走率もアップ。
2年前のビーバークリークでの自己最高6位を上回る結果を残しました。
4位以下で目を引いたのは、5位に入ったイェンス・ビグマルク(SWE・21)。
開幕戦でもいきなり6位に入りWカップ初ポイント。手の動きに特徴がありますが、安定した下半身での滑りで、フロックではないことを証明しました。
いつもの優勝争いをする選手が、全て途中棄権だったこともありますが、
上位に入った彼らは皆、たまたまで出てきたのではなく、安定感を持った滑りを見せてくれています。
スラロームを実況して、5年目になりますが、確かに一発屋もいました。
しかし今年はこういった若い力がシーズンをかなり沸かせてくれそうな、そんな印象を持った第2戦でした。
日本チームもうかうかしていられません!
posted by gyomaru |11:52 |
アルペンスキー |
コメント(0) |
トラックバック(0)