2006年12月06日
アルペンスキーFISワールドカップSL第2戦
男子スラローム第2戦がアメリカ・コロラド州のビーバー・クリークで行なわれました。 今季もJSPORTSでスラロームに関しては全戦生中継でお伝えしますが、毎年北米シリーズだけは生中継はつらいっス!(午前1時半スタートで終了午前6時半!) 昨季の流れから言えば、日本勢の歴史的初優勝も現実的になってきているスラローム。 佐々木明の常にトップ10入りは狙えるパフォーマンスに加え、 皆川健太郎もスタート順を上げ戦略を立てられるようになってきました。 そして湯浅直樹の一発の切れ味。 ところが、第1戦のレヴィ(フィンランド)より悪い結果! というか日本人が全員2本目に進めないという近年では非常事態。 ただ佐々木、皆川の二人は、ゴール寸前でのコースアウト。特に皆川の滑りはその箇所を除けば、かなり切れ切れで、 内容としては、第1戦に続き悪いものではなかったように思います。 唯一の懸念は湯浅の滑りにアグレッシブさが見られなかったこと。 持ち味が消えていたように思えました。 で、レースの結果はというと、なんと!大荒れ。 開幕戦の表彰台の3人がいきなり1本目で姿を消す展開だったのです。 ベンジャミン・ライヒ(AUT)、マルクス・ラルソン(SWE)、ジョルジオ・ロッカ(ITA)。 さらに2本目では、去年ブレイクのテッド・リゲティ(USA)、ステファンヌ・ティソ(FRA)らがゴールできず、まさに本命不在の大会でした。 そんな中、表彰台に上がった3人は全員が20台前半の選手。 スウェーデンの新鋭、アンドレ・ミュラー(23)はワールドカップ初優勝。 04/05シーズンのここビーバークリークで56番スタートから5位に入り、そのシーズンスラローム総合9位にいきなり入った選手です。 開幕戦ではDNF2(2本目でと途中棄権)でしたが、 中間までスキーを下に向け、雪面をしっかり捉えたいい滑りを見せていた内容通り、この2戦目ですぐに結果、しかも初優勝でした。 2位にはカナダの、マイケル・ヤニック(24)。 やはり04/05シーズン大きく飛躍し、第2シード入り。昨季は志賀高原で自己最高の4位に入り、第1シード目前まで来ていた選手です。 そして3位にはついに初表彰台。ドイツのフェリックス・ノイロイター(22)。ロジ・ミッターマイヤーとクリスチャン・ノイロイターの間に生まれたサラブレッド。 デビュー当時の03/04から時折10位以内に入ってはいたが、去年から完走率もアップ。 2年前のビーバークリークでの自己最高6位を上回る結果を残しました。 4位以下で目を引いたのは、5位に入ったイェンス・ビグマルク(SWE・21)。 開幕戦でもいきなり6位に入りWカップ初ポイント。手の動きに特徴がありますが、安定した下半身での滑りで、フロックではないことを証明しました。 いつもの優勝争いをする選手が、全て途中棄権だったこともありますが、 上位に入った彼らは皆、たまたまで出てきたのではなく、安定感を持った滑りを見せてくれています。 スラロームを実況して、5年目になりますが、確かに一発屋もいました。 しかし今年はこういった若い力がシーズンをかなり沸かせてくれそうな、そんな印象を持った第2戦でした。 日本チームもうかうかしていられません!
posted by gyomaru |11:52 |
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